日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


「マクロスΔ」も、今回で最終回です。

ラグナでの決戦が始まろうとしています。ミラージュの配慮で、ハヤテとフレイアは2人だけの時間を持つことができました。しかし、ハヤテもフレイアも自分の気持ちを相手に伝えることなく出撃することになりました。

ウィンダミアの国王ハインツは、もう一度星の歌を使って絶対的な力を誇示した後は、新統合軍との和平交渉を進める予定でした。しかし、ロイドの思いはそこにはありませんでした。なんとロイドは、星の歌い手の力を使って、全銀河の人間を1つの意識体にまとめあげようと考えていたのでした。

美雲とマキナ抜きということで、ワルキューレも3人だけだと寂しい感じです。マクロス艦隊がラグナへと突入したところへ、ロイドに操られた美雲の星の歌が全員を襲いました。その強力な歌は、ハヤテたちだけでなく、ウィンダミアの空中騎士団さえも支配下に置いてしまいました。

自我が消えそうになる中、ハヤテはついに自分の思いをフレイアへと伝えました。しかし、老化の兆しが出ているフレイアは、自分の気持ちをハヤテに伝える勇気がでません。そんなフレイアの背中を押してくれたのは、ミラージュでした!

なんとミラージュは、フレイアが好きだと告白したハヤテに、好きだという自分の気持ちを伝えたのでした。決して報われないと知りながら、それでもちゃんと自分の思いを伝えたミラージュは、本当に成長しましたね。

そんなミラージュに応えて、ようやくフレイアも自分もハヤテが好きだと伝えました。そんなフレイアの強い思いは、消えそうになっているハヤテたちの自我を食い止めました。そして、その歌はハヤテたちに力を与えました。そんなフレイアに、カナメにレイナ、そしてなんと重傷を負っていたはずのマキナまで合流して力を合わせます。

そしてフレイアたちは、ロイドの操り人形になっている美雲に問いかけました。その問いかけが、美雲をロイドの呪縛から解き放ち、美雲が本当に歌いたいワルキューレの歌へと引き戻しました。さらにロイドの裏切りに、ハインツは一時的に空中騎士団にΔ小隊に協力するように指示しました。

あくまでも自分が望んだ人類の進化を果たそうとするロイドは、最後の最後まで抵抗しました。しかし、よき友でもある空中騎士団のエースであるキースの手で、ついにその命を絶たれたのでした。そして爆発するプロトカルチャーの遺跡の中で、キースもまた命を散らせたのでした。

それと共にウィンダミア軍は撤退して、ついにハヤテたちはラグナを取り戻したのでした。その空には、お互いの気持ちが通じ合ったハヤテとフレイアが飛んでいます。地球とウィンダミアの関係がこれからどうなるのか。Δ小隊の背後にいるレディーMとは何者だったのか。いろいろと謎は残りましたが、ハヤテとフレイア、ミラージュの恋物語がきちんと決着してくれたのは良かったです。

とはいえ、部分的にはいいところもあったものの、全編を通してみるとアラも多くて、マクロスシリーズとしては残念な出来映えでした。(^^;
いよいよ「あまんちゅ!」も最終回です!

ついに双葉の初めての海洋実習の日がやって来ました。火鳥先生の車で、ダイビング部の全員は海へと向かいました。

海洋実習は、てっきり光のお祖母さんの海の家があるところでやるのかと思ったら、初心者のための場所まで出かけて行ったのには驚きました。この後のバディチェックの描写もそうですが、ダイビングの楽しさを伝える一方で、安易に挑戦すれば命を落とすことだってありうる。だから事前の準備からしっかりやる。そこを、きっちり描いているのが良かったです。

そして、ついに双葉は海へと入りました。初めての海に怖さも感じていた双葉でしたが、それよりもワクワクする気持ちの方が大きくなりました。途中でフィンを落としてしまう失敗はありましたが、運良く先に潜っていた人が拾って持ってきてくれました。この場面、運も双葉に味方しているみたいで、見ていてテンションが上がりました。(^^;

そして初心者用に海中まで用意されているロープを伝わって、双葉は海へと潜りました。最初は暗くて何も見えませんでしたが、その後はまるで霧の中を抜けたように美しい世界が広がっていたのでした。海の光景に見とれていた双葉に、火鳥先生はこれまでに習った基本を復習させます。苦手だったマスククリアも、今ではちゃんとできるようになりました。

基本の確認が終わった後は、ついに光と一緒に海の中をお散歩です。そして、あっという間にダイビングの時間は終わりました。海から上がる前に、双葉はパチパチという音を聞きました。それが何だかわからないまま、双葉たちは休憩所へと入りました。

姉ちゃん先輩や弟君先輩は、ダイビングの疲れでだれています。でも、双葉は元気いっぱいで早速ログブックを書いています。書いても書いても書ききれないくらい、双葉は初めてのダイビングで多くの経験をしたのでした。そして、そんな双葉にうれしい知らせが待っていました。

無事に海洋実習を終えたことで、火鳥先生からオープンウォーターダイバーの資格をもらうことができたのです!
そんな双葉を、部員たちだけでなく休憩所にいた人たちみんなが祝福してくれました。そして双葉は、海から上がる前に聞こえたパチパチいう音は、海が自分に拍手してくれたのではないかと思うのでした。

でも、それは火鳥先生にきっぱり否定されました。(^^; 例によって双葉は、心に思っていたことを声に出していました。
残念ながら海からの拍手ではありませんでしたが、物語の最初の時と比べると本当に双葉が成長したなあと感慨深い思いでした。

その後、双葉は光と一緒に埠頭へと出かけました。そこで光は、最初に双葉を見かけた時から双葉と一緒にダイビングしたいと思っていたと言い出しました。光はいつも、自分が楽しいと思うことを他の人にも知って欲しくて、時にはそれが相手に迷惑だと思われることもあったようです。

でも双葉に関しては、それは違いました。双葉は光が教えてくれるいろいろなこと、その全てを好きになっていたのです。
とここで、光はそれなら今の双葉は自分のことも好きになったんだと言い出しました。だって光は、双葉のことが大好きなのですから。こうして2人は、今まで以上にラブラブになったのでした!(^^;

というわけで、双葉の初めてのダイビングが実現したところで、物語はひとまず終了しました。でも、内容的にはまだまだ続きがありそうなので、第2期が放映されるといいなあと思いました。(^^)
どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ)中山七里さんの岬洋介シリーズ第4作、「どこかでベートーヴェン」を読み終えました。

今回は今までと趣向を変えて、岬洋介がまだ高校生の頃のお話でした。物語の語り手となるのは、洋介の級友の鷹村亮です。岐阜県にある加茂北高校の音楽科に、岬洋介が転校してきました。しかし洋介の転校をきっかけに、音楽科の抱えている暗部が次第に表面化してきます。そして洋介が、他の生徒にはできない卓越したピアノ演奏をしたことで、洋介はクラスの中で浮いた存在になりました。

圧倒的な実力を持つ存在への憧れと妬み。凡人がどんなに努力しても絶対に手が届かない、天才と凡人の間にある大きな溝。洋介が転校してくるまでは、それほどの実力を持った生徒がいなかったために、目を背けて入られた現実に、生徒たちは否応なく直視させられることになりました。

そして文化祭での発表会のために、音楽科の生徒たちが夏休みに登校した時に事件は起きました。豪雨によって土砂崩れが起こり、学校が周囲から孤立してしまいました。直前に土砂崩れの危険に気がついた洋介は、学校からの脱出に成功して助けを求めます。そのおかげで、学校に取り残された生徒たちは無事に救助されたのでした。

しかし、この時もう1つの事件が起きていました。岩倉という音楽科の生徒が、何者かに殺害されていたのです。そして、才能を妬んだ岩倉から洋介が暴力を振るわれていたことから、洋介は容疑者として疑われることになってしまいました。周囲が急速に洋介への態度を変える中、亮は洋介に協力して事件の真相を明らかにしようとすることになります。

シリーズの他の作品でもそうですが、この作品でも推理よりも音楽描写に力が入っていました。今回のテーマは、ベートーヴェンのピアノソナタでした。作中に登場したのは、「月光」と「悲愴」でしたが、どちらも何度も聴いている曲なので、演奏シーンでは自然に頭の中に曲が再現されました。この圧倒的な音楽描写が、このシリーズの魅力ですね。(^^)

事件の真相は途中でほぼ予想がついてしまいましたが、物語本編の面白さもあって、それは気になりませんでした。
特に青春時代の自分自身に対する根拠のない自信と潔癖さは、現時点で学生である読者よりも、すでに社会人となった読者の方が、若き日の自分の痛さを思い出して恥ずかしさに悶絶しそうになると思います。(^^;

誰しも若い頃には、いろいろな夢を持つと思います。そして普通に生きる人たちを、見下してしまうこともあります。
しかし社会に出て様々な経験をしてはじめて、ようやく普通に生きることのたいへんさに気がつきます。誰だってそれなりに努力はしているのです。でも、突出した特別な存在になれるのは選ばれたごく一部だけです。

今回この本を読んだことで、若気の至りを思い出したり^^;、普通に生きるのだってけっこうたいへんだということを思い出しました。
いよいよアニメ「orange」も最終回です。1時間スペシャルだと知らずに視聴したので、本編が思いの外長くて驚きました。(^^;

菜穂と翔の関係は、相変わらずギクシャクしたままです。そんな中、バレンタインデーがやってきました。翔の未来を変えるために、菜穂は絶対に翔にチョコを渡そうと決意するのでした。しかし、手紙の情報をもとに行動しているのに、なかなかうまく翔にチョコを渡すことができません。

ラストチャンスは、放課後でした。ところが、翔は菜穂の知らない間に帰っていました。今までの菜穂なら、ここで諦めていたかもしれません。でも、ここで諦めたら翔を救うことはできないと、菜穂は最後のがんばりをみせました。

ところが、そんな菜穂の前にまたしても上田先輩が立ちはだかります。菜穂がせっかく作ったチョコは、上田先輩と激突した時につぶされてしまいました。しかし、それでも菜穂は諦めません。そして初めてきちんと上田先輩と向き合い、自分の翔に対する決意を伝えたのでした。

そして菜穂は、なんとか翔に追いつくことができました。それでも翔は、最初はよそよそしい態度です。そんな翔に、菜穂は自分の思いをぶつけました。それを聞いた翔は、ようやく菜穂に心を開いてくれました。大晦日の日に、翔は菜穂を傷つけてしまったことをずっと気にしていたのです。自分と深く関わると、また菜穂を傷つけてしまうことになるのではという恐れが、翔を菜穂から遠ざける原因になっていたのでした。

心と心をさらけ出したおかげで、ようやく菜穂と翔は以前よりも親しい関係になることができたのでした。そして翔は、菜穂のつぶれてしまったチョコをもらいました。箱はつぶれてしまいましたが、それは今の翔が一番欲しいものでした。

こうして翔の心境は大きく変化しましたが、翔が自殺した日まで油断はできません。菜穂たちは、万全の態勢で翔を見守ります。しかし、お母さんの遺品を整理していた翔は、自殺の引き金となった携帯を見つけてしまいました。翔が事故を起こした交差点で、菜穂たちは待ち構えていましたが、そこに翔はやってきません。

翔のお祖母さんから、翔が家を出たことを知った菜穂たちは、必死に翔を探します。そして、ついに翔を見つけたその時、翔のそばにトラックが停車していました。やはり事故は避けられなかったのかと思いきや、ギリギリのところで翔は生きることを選択していました。こうして菜穂たちの世界は、手紙が送られてきた未来とは別の流れで動き始めました。

翔が生きていることを確認した後で、みんなは未来から送られてきた手紙を翔に見せました。そこには、10年後の菜穂たちから翔に宛てたメッセージも入っていました。分岐してしまった世界では、やはり翔は死んだままですが、そこでは菜穂が須和と幸せな生活を送っていて、どこか別に世界で翔が生きていることを信じています。

最後は、みんなで10年後の未来のためにタイムカプセルを埋めました。この世界の未来では、きっと翔も一緒にそれを読むことになるんでしょうね。(^^)

というわけで、「orange」の最終回でした。手紙を送ってくれた世界は変えられないけれど、送られてきた世界の未来は変わって、みんなで笑顔になれるラストだったのが良かったです。

最終回スペシャルということで、本編の後には主要キャストのみなさんからの言葉を聞くことができました。そして、なんとアニメはこれで終わりなのではなく、11月に新作エピソードもまじえた映画が公開されるそうです!(^^)
映画「魔法つかいプリキュア! 」挿入歌シングル「キラメク誓い」まゆみの初恋物語でした。

みらいたちが学校に登校しようとしていると、物陰に隠れているまゆみを見つけました。雨の日に転んだのを助けてくれた男の子に、まゆみは一目惚れしてしまったのでした。しかし、彼のことは気になるものの、告白することもできず、物陰から見ていることしかできません。

そんなまゆみの恋を、みらいたちも応援することにしました。さらに強力な援軍が現れました。魔法使いを探し求めている、かなちゃんでした。かなの超前向きパワーに押されて、まゆみは彼に手紙を渡すことに決めたのでした。

今ではみらいたちの良い友達のまゆみですが、実は転校生で最初は友達もいなくて心細い思いをしていました。そんなまゆみが困っている時に、声をかけて助けてくれたが、みらいだったのでした。自分のことを後回しにしてでも、他人を助けてしまうのは、その頃のみらいも同じでした。

そしてかなの調査によって、彼の通っている学校が判明しました。そして、いよいよ手紙を渡すことになりました。
でも、いざとなると、まゆみはなかなか勇気が出ません。そんなまゆみを、はーちゃんが魔法でバックアップして、彼とまゆみが2人きりになれるようにしてくれました。

そして、ついにまゆみは彼に手紙を差し出しました。その時、無情にも彼に声をかける女の子がいました。ありがちなパターンではありますが、すでに彼には決まった彼女がいたのでした。こうしてまゆみの初恋は、あっけなく敗れました。
自分の行動を無意味だったと涙するまゆみを、力強く励ましてくれたのは、かなちゃんでした。

無駄な経験なんてないと、かなはまゆみ以上に号泣しながら訴えました。そんなかなの言葉に、まゆみは救われたのでした。2人が顔を洗いに行っている間に、みらいたちはイチゴメロンパンを買ってきてあげようとしました。そこへシャーキンスが現れて、ドンヨクバールを生み出しました。

今回はメインの物語に時間が割かれていたので、変身シーンや戦闘シーンは超短縮バージョンでした。まゆみの行動をバカにしたシャーキンスの言葉に、マジカルの怒りが爆発しました。そして、それはプリキュアの力になりました。こうしてドンヨクバールは、あっさりと浄化されたのでした。

まゆみとかなは、今回の出来事を通じて、今まで以上に仲良くなることができました。お互いに名前で呼びあう関係になるあたりに、百合な雰囲気もただよっていましたけど。(^^;

そしてプリキュアの力を認めて、今回も新たな妖精がレインボーキャリッジに追加されました。
これで終わりかと思いきや、敵側にあらたな幹部が現れました。オルーバという青年の姿をした幹部は、実はシャーキンスやベニーギョよりも先に目覚めていました。でも今までは、プリキュアの力を見定めるために、あえて姿を現さなかったようです。

というわけで、まゆみの初恋話でした。初めての恋にドキドキなまなみも良かったですが、それ以上にまなみの恋を積極的に後押しするかなちゃんが印象的でした。そうそう。魔法の水晶の中にいるキャシーが、恋占いに協力していて、校長からの呼びかけに応えない場面がちょっと意外で笑えました。(^^;
絵ときデザイン史〈歴史が苦手な人、食わず嫌いの人も、これなら覚えられる!  画期的なデザイン史の本! 〉デザインのことをもっと知りたいな〜と思っていた時に、この本を見つけました。

この本では、デザインの歴史が簡潔に解説されています。
1つのデザインについて2ページを割り当て、1ページ目にデザインの雰囲気を伝えるイラストを掲載、2ページ目に簡単な文章でその特徴などを解説しています。

内容は本当に簡潔ですが、私のようにざっと大きなデザインの流れを知りたい、どんなデザインがあるのかをざっと知りたい、という目的で読むには最適でした。

本の中で紹介されているデザインには、知っているものも多くありましたが、こんなデザインもあるんだ!という発見もあって面白かったです。

普段、仕事に即役立ちそうな実践的な本ばかり目を通しているので、すぐには役に立たないかもしれないけれど、自分の引き出しやストックを増やすために、たまにはこういう本に目を通すのも楽しいなあと思いました。(^^)
三文オペラ手塚治虫さんの「七色インコ」のおかげで、タイトルを覚えていたブレヒトの「三文オペラ」を読み終えました。

大勢のギャングを率いているメッキは、乞食同友会の社長であるピーチャムの娘ポリーを誘惑して結婚式を挙げてしまいました。乞食同友会というのは、多くの乞食たちを管理する団体です。特定の地区に乞食が集中しないように、それぞれに担当区域を割り振ったり、より哀れみを誘うための衣装を貸し出し、その見返りとして稼ぎの何割かを徴収しています。

ケチなピーチャムは、娘を金持ちに嫁がせようと考えていました。それが娘が勝手にメッキに熱を上げてしまったので、腹を立てています。しかもメッキは、本気でポリーのことを愛しているわけではなく、複数の女性と関係を持っていたのでした。

ギャングとしても荒稼ぎしているメッキですが、なぜか警察には逮捕されません。それは警視総監であるブラウンが、メッキの昔からの友人だからでした。メッキが罪を犯しても、ブラウンがそれを握りつぶしていたのでした。その見返りに、メッキは稼ぎの一部をブラウンに渡していたのでした。

メッキと警視総監が友人であることを知っても、ピーチャムの怒りはおさまりません。そこでメッキの娼婦の1人を買収して協力者にして、ついにメッキを逮捕させたのでした。しかしメッキは、別の愛人の力を借りて牢獄から逃げ出してしまうのでした。

すぐに遠くに逃亡すればいいのに、またしてもメッキは別の愛人のところに転がり込みます。それを知ったピーチャムは、女王の戴冠式を乞食を動員して妨害するとブラウンを脅して、再びメッキを逮捕させるのでした。そしてついに、メッキの処刑が行われようとしています。

さすがのメッキも、今度ばかりは腹をくくります。いよいよ処刑が始まるという時、騒動を知った女王からメッキに恩赦を与えるようにという命令が届きます。そればかりか、城や年金まで与えて、その後の生活まで保障してくれるのでした。現実には起きそうもないことが起きる、三文オペラゆえの結末でした。

実際に舞台で演じられることを想定して翻訳されているので、セリフのテンポが良くてとても読みやすかったです。
物語の合間に入る、いろいろな歌も楽しいですね。ただ本では、どんなメロディーで歌われるかまではわからないので、実際の歌を聴いてみたくなりました。

物語の内容としては、数少ない富者が多くの利益を独占して多くの貧者が生まれている、という現代にも通じるものでした。貧者の中にも、ピーチャムのようにさらに貧者が利用される構造が出来上がってしまうのが、さらに悲惨ですね。
いろいろな真相が次々と明らかに!

ウィンダミアで重傷を負ったマキナは、なんとか一命を取り留めました。そしてフレイアの体には、老化の兆しが・・・。
しかしフレイアは、それを誰にも話しません。そんな中、マクロス・エリシオンにイプシロン財団のベルガーがやって来ました。ベルガーは様々な情報を、艦長たちにもらしました。ウィンダミアでの商売の結果、銀河全体に影響が及びそうなのは、商人としての彼には見過ごせない事態だったようです。

そしてレイナの持ち帰った、ハヤテのお父さんのフライトレコーダーのおかげで、次元兵器が使用された時の真相が明かされました。ハヤテの父は、特務諜報員としてウィンダミアに赴いていました。そこで次元兵器が使われることを知ったライトでしたが、遠隔操作でヴァルキリーを操られて事件の首謀者として葬られていたのでした。

一方、ウィンダミアではロイドが星の歌い手を手に入れたことを、ハインツたちに伝えていました。星の歌い手である美雲は本人の意思を無視して、プロトカルチャーの古代語を受け継いだハインツやロイドの命令に従ってしまうのでした。
そしてハインツは、自らの余命が少ないことを皆に知らせ、星の歌い手の力を使って銀河を解放すると宣言したのでした。

その頃、新統合軍の艦隊が行動を開始していました。再び次元兵器を使用して、自分たちが過去に行った過ちを含む全てを、抹殺しようとしていました。そんな彼らに、星の歌い手の力が届きました。その力で自らの意志を失った新統合軍は、次元兵器を自爆させて艦隊が全滅したのでした。

マクロス・エリシオンは、レディーMからの指令により、ラグナで決戦を行おうとしていました。ウィンダミアにある遺跡と、ラグナにある遺跡が呼応することで、銀河全てに影響を与える巨大な力を使うことができるからです。
何気にカナメさんとアラド隊長が、死亡フラグを立てていたような気もしますが^^;、ミラージュのはからいでハヤテは出撃前にフレイアとの時間を持つことができました。

そこへ、ハヤテの母からの宅配便が届きました。そこには、ハヤテの父がこれまでハヤテに送った手紙やお土産が入っていました。それを一緒に見ていたフレイアは、かってウィンダミアで自分を歌へと導くきっかけを作ってくれたのが、ハヤテのお父さんだと知ったのでした。

最後の最後になって、いろいろなことを詰め込んできた感じですが^^;、いよいよ次回で最終回。ハヤテたちは銀河の危機を救うことができるのでしょうか。そして、ウィンダミアと地球人は和解することができるのでしょうか。
囚われのままの美雲の運命も気になりますし、フレイアの体も心配です。というか、本当にあと1回で全部決着するのかなあ。(^^;
いよいよ海洋実習・・・と思いきや、双葉と光が子猫を拾うお話でした。

ついにダイビング部のみんなで、海洋実習を行う時がやって来ました。初めての海でのダイビングを前に、双葉はかなり気合いが入り緊張もしています。寝不足はダイビングの敵と、光からアドバイスを受けているところへ、部室に出入りしている猫のちゃ顧問がお散歩に出かけるのを見つけました。

ちゃ顧問を追いかけて、双葉と光は知らない道へと入り込みました。光と一緒に初めての道に来たのがうれしくて、双葉は光を散歩に誘いました。あちこち歩いていると、古い神社を見つけました。そこでダイビングの日のお天気をお祈りした後で、双葉たちはカラスに襲われそうになっている子猫を見つけました。

まだ生まれたばかりのように小さな子猫。親猫とはぐれたのかと、しばらく待ちましたが、親が現れる気配はありません。もう1つの可能性は、誰かに捨てられてしまったということです。子猫を見捨てることはできない2人は、とりあえず子猫を保護することにしました。

子猫の世話の仕方がわからない双葉たちは、ネットの情報を参考にミルクや猫トイレを用意しました。しかし、もう夕暮れだというのに、子猫をどうしたらいいのかわかりません。双葉の住んでいるところは、ペットの飼育が禁止されていました。光の家では、お母さんが猫アレルギーのため猫を飼うことはできません。

迷った末に、一晩だけなら家族に内緒でと、双葉が子猫を預かることになりました。何とか家族にも見つからず翌日を迎えると、2人は飼ってくれる人を探して奔走します。しかし、なかなか子猫を飼ってくれる人は見つかりません。その間、子猫は部室に隠していましたが、それを火鳥先生に見つかってしまいました。

2人が必死なことは理解してくれた火鳥先生ですが、甘い気持ちで子猫を飼うことには批判的でした。生き物を飼うということは、その命を10年以上にわたって預かることになるからです。それを聞いた2人は、さらに気合いを入れて子猫を助けようとがんばります。

最終的に子猫を救ってくれたのは、校長先生でした。なんと光が勝手にちゃ顧問と呼んでいる猫の飼い主は、校長先生でした。双葉たちが拾った子猫が雌だと知った校長先生は、ちゃ顧問(本当は「ありあ」という名前だそうですが^^;)のお相手として子猫を飼うことにしてくれたのでした。

こうして無事に子猫の行く先が決まりました。そして、ついに海洋実習の当日がやって来ました。次回で最終回なのが残念ですが、初めての海でのダイビングで双葉と光がどんな経験をすることになるのか楽しみです。(^^)

今回は、子猫を拾うお話ということで、家の子を拾った時のことを思い出して涙なしには見られませんでした。(;_;)
最初は助けたつもりの子猫でしたが、一緒に暮らすうちにたくさんの癒やしや優しい気持ちをくれて、何度も私の弱い心を救ってくれました。

捨て猫を拾うと、何となくミルクをあげる作品が多い中、この作品ではちゃんと子猫のことを調べて、子猫用のミルクを与えてあげていたのも好印象でした。(^^)
スティグマータ自転車ロードレースの世界を舞台にした、「サクリファイス」から続くシリーズの4作目です。同じく自転車レースを扱った、「キアズマ」という作品も著者にはありますが、これは主人公がチカではないので別シリーズと考えた方がよさそうですね。

主人公の白石誓ことチカは、この作品でもフランスのチームに所属して、世界各地を転戦しています。前作となる「エデン」では敵チームの新鋭として登場したニコラが、今はチカと同じチームで戦っています。ロードレースの世界は、様々な事情でかっての仲間が敵チームになったり、敵チームだった相手が味方になったり、選手たちの所属が頻繁に変わる世界のようです。

そして今年も、ツール・ド・フランスの時期がやって来ました。そこへ衝撃的なニュースがもたらされました。かってロードレースの世界に絶対的な王者として君臨しながらも、ドーピング検査に引っかかり、過去の栄光を全て剥奪されて自転車界から去ったはずのメネンコが、新たに作られたチームのエースとして復活するというのです。

さらに、かって日本ではチカのライバルであった伊庭が、今シーズンから海外を拠点として活動を開始したのです。その伊庭が所属するのが、あのメネンコのチームでした。久しぶりの再会を喜ぶチカでしたが、伊庭はメネンコからある依頼を受けていました。

チカと同じチームに所属するアントニオ・アルギという選手が、メネンコを憎んで命を狙っているというのです。メネンコからの依頼は、アルギが何かしようとしていないか見張って欲しいというのです。その見返りとしてメネンコは、もしチカが来シーズン以降、新たなチームと契約を結ぶことが難しかったら、それをバックアップしてくれるというのです。

メネンコの申し出を快くは思わなかったものの、レース中にトラブルが起きることを好まないチカは、メネンコの申し出を受けることにしたのでした。そしてチカは、ツールへと参加することになりました。何週間にもわたる過酷な戦いが、再び始まりました。

レースが進む中、チカはアルギと親しくなる機会を得ました。アルギの妹ヒルダは、日本に留学して日本語にも堪能でした。そしてチカは、かってメネンコとアルギの妹の間にあった陰惨な事件のことを知るのでした。そのことで、アルギは今もメネンコを恨んでいたのでした。

そんな中、チカはメネンコの目的について疑問を持ちました。それが物語の鍵となる部分で、ネタバレになるので詳しくは書きませんが、その謎が後半の物語を引っ張っていました。でも、その結末はちょっと不満だったかも。途中で伏線のように挿入されていた、ニコラが目撃した幽霊の話は、結局何だったんだろうという疑問も残りましたし・・・。(^^;