日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


ある意味、今期一番の問題作だったこの作品も、今回でとうとう最終回です。

アバンはいきなり合戦の場面からで驚きました。藤壺の宮との禁断の恋に苦悩し、今都から須磨へと流れてゆく身となった光源氏の心境を、合戦の落ち武者という形でうまく表現していたと思います。

朱雀帝に謹慎を申し出た光源氏でしたが、謹慎場所として選んだのは須磨の地でした。わずかな供だけを連れて、須磨へと流れてゆくことで自らの罪の深さを償おうとしているのでした。そんな光源氏に、また舞を教えて欲しいと温かい言葉をかけられるのでした。

そして、光源氏が須磨へと向かう日が迫りました。そんな夜、人目を忍んでやって来たのは若紫でした。
彼女は光源氏と離れて暮らさねばならない辛さを打ち明けたのでした。そして、光源氏は自分が若紫にとってどれほど大切な存在であるのかを思い知るのでした。そして、そんな若紫を自分の新たな妻とすることを誓うのでした。

須磨への出立の前日、光源氏の乗った牛車が野武士たちに襲われました。彼らはここで光源氏を討って、右大臣家と取り入るつもりのようです。そんな野武士と戦う光源氏の姿は、まるで弁慶と戦う牛若丸のようでした。
その場に頭の中将が駆けつけ、彼らは野武士たちを追い払ったのでした。

そして出立までの残りわずかの時間を、光源氏は若紫と共に過ごしました。次はいつ再び会うことができるかわからぬ2人は、そのまま眠ることもせず、朝まで2人で抱き合って時を過ごしたのでした。
そして、光源氏は須磨へと旅立って行きました。その胸には、たとえ禁断の恋であろうと藤壺への愛は変わらぬという思いと共に・・・。

源氏物語という長大な作品を、わずか11話でどうまとめるのかと思ったら、光源氏の須磨への旅立ちを一つの区切りとしてまとめてきましたね。若紫と光源氏のこれからを匂わせつつ、このアニメのメインはあくまで光源氏と藤壺の禁断の恋だったと。

毎回の裸祭りに、一部では批判の声もあったようですが、それはこの作品の本質を見ていないと思います。この作品で描かれたのは、ファンへのサービスとしての裸ではなく、恋愛の必然、情念の表現としての意味のある裸だったと思います。エロアニメに堕することなく、愛の業の深さをきちんと描いて表現したスタッフの姿勢には敬意を表したいです。

ただ第1話の時にも書きましたが、残念でならなかったのがOP主題歌でした。これが、せっかく豪快で緻密に作り上げられた世界観をぶち壊していたと思います。ED主題歌がよかっただけに、よけいにOPの酷さが気になりました。
朱雀帝が寵愛している朧月夜との関係を、右大臣に知られてしまった光源氏は窮地に追い込まれるのでした。

朧月夜が帝の元に入内して、光源氏との関係は切れるかと思われましたが、朧月夜は光源氏のことが忘れられず、再び2人は関係を結ぶこととなってしまいました。しかし、それを右大臣に知られて、さらに弘徽殿女御が光源氏に謀反の心ありと帝をたきつけたことから、事態は都中の噂になるほどの大事になってしまうのでした。

弘徽殿女御から朧月夜と光源氏の一件を聞かされても、朱雀帝は笑ってそれを取り合おうとしませんでした。むしろ、光源氏に向いている朧月夜の心を、どう自分へと向けるかに関心があるようです。
先の帝、桐壺帝もいい人でしたが、朱雀帝も心が広い本当にいい人ですね。帝の女を臣下が寝取ったということになれば、普通なら首が飛んでもおかしくなさそうですから。

帝はこの一件を取り合いませんでしたが、その噂は都中に広まってしまいました。これまで光源氏の美しさや権勢を称えてきた都人たちでしたが、今度は手のひらを返したように光源氏のことを悪く言い始めました。本当に、人の噂というものは移ろいやすいものですね。

そんな中、どこから聞き及んだのか、弘徽殿女御は光源氏と藤壺の宮の関係に気がつきました。そして、現在の東宮が光源氏の子供であることを気づかれてしまいました。弘徽殿女御は帝にそのことを報告しようとします。そんな弘徽殿女御の前に現れた朧月夜は、そこまで弘徽殿女御が光源氏を憎む本当の理由は、恋敵であった桐壺の女御への嫉妬からだと見抜いていたのでした。

それを聞かされた帝は、光源氏と2人だけの時を持ちました。この時の2人のやり取りですが、何となく帝が光源氏にラブラブに見えたのは気のせいでしょうか!?(^^;
そこで帝は、光源氏の大切なものを尋ねられました。それに対して、光源氏は東宮と自分に尽くしてくれる者たちだけが大切だと答えました。その答えを聞いて、帝は大切なものの中に光源氏自身が含まれていないことに衝撃を受けるのでした。

そして、全てを帝に預けて、光源氏の処分が下されました。それは流罪ではなく、あくまで光源氏本人の申し出による謹慎という形になりました。たしか原作では、光源氏が流罪になる展開だったと思いましたので、この展開には驚かされました。

いよいよ次回で最終回ですが、この物語をどのような形でまとめてくれるのか、次回が楽しみです。
源氏物語千年紀 Genji 【初回限定生産版】 第四巻 [DVD]葵の上が逝き、六条の御息所が去り、光源氏の身辺はじょじょに寂しくなってきました。そんな折、光源氏の父である桐壺院が重体に陥ったという知らせが届くのでした。

すぐさま光源氏は、桐壺院の元へと駆けつけました。しかし時既に遅く、桐壺院は崩御された後だったのでした。桐壺院は、とうとう亡くなるその時まで夕霧は自分と藤壺の宮との間の子だと信じてなくなりました。そんな桐壺院の気持ちが、ますます藤壺の宮を苦しめることになるのでした。

桐壺院が崩御したことにより、朝廷では右大臣家の勢力が幅をきかせるようになりました。頭の中将は、そんな状況が口惜しいようですが、帝の皇后が右大臣家の出身ということで為す術もないようです。
このあたりの政治的な力関係の変化が、光源氏の運命に大きな影響を与えることになりそうです。

そんな中、光源氏は後見している東宮の元へと訪れました。なんとそこには、藤壺の宮も王命婦と一緒に顔を出していました。光源氏がやって来たことを知り、藤壺の宮は内裏からすぐに下がりましたが、一瞬とはいえ光源氏と再会してしまったことで再び心を揺り動かされることになるのでした。

その夜、藤壺の宮は光源氏と愛し合っている夢を見てしまいました。藤壺の宮も、本心では光源氏に惹かれていたのです。しかし、彼女の分別は、自分の欲望のままに行動することを潔しとしませんでした。そして、自らの罪を悔いた藤壺の宮は、最後にひとめ光源氏と顔を合わせると、髪を切って尼僧として出家してしまったのでした。

今回のお話で印象的だったのは、桐壺院が亡くなる場面でした。生きていることは、何者かから命を預かっているということ。そして死ぬということは、それを何者かにお返しするということ。そんな院の考え方には、何となく共感できるものがありました。
葵の上を失い、光源氏は号泣しました。そして六条の御息所は、自らの業の深さを恐れて、斎宮と共に伊勢へと下る決意をするのでした。

これまで数多くの女性と関わってきた光源氏ですが、ようやく心が通じ合ったと思った葵の上との別れは堪えたようです。いつもは御所の帰りに女性のところに赴くのに、今回ばかりは四十九日が終わっても珍しく慎んでいます。(^^;

光源氏と葵の上は、本当によい夫婦だったようです。これまで数々の女性に手を出してきた光源氏ですが、すれ違いの末にようやくわかり合えた葵の上との間は格別なものであったようです。そして、女性との噂に事欠かない光源氏を我がものとすることができたことで、葵の上もこの上ない満足感を味わうことができたのでした。

しかし、葵の上は夕霧という忘れ形見を残して、この世から去ってしまいました。光源氏は、そんな夕霧をこれからもきちんと後見してゆくことを、義父である左大臣に誓うのでした。
この時の光源氏の台詞、櫻井孝宏さんの好演もあって、とても説得力があって泣かせる名場面に仕上がっていたと思います。

久しぶりに二条の屋敷に帰った光源氏に、驚くべき出来事が待っていました。幼い子供だった若紫が、いつの間にか美しい少女へと変貌していたのです。さすがにすぐには手を出しませんでしたが^^;、ある意味若紫はこの世で最も危険な場所で養われることになったんですね。(笑)

そんな若紫の生い立ちを、惟光が調べてきました。なんと若紫は、藤壺の宮と血の繋がりがあったのでした。母を亡くした後には、祖母である尼君に育てられてきました。本来ならそこで父である兵部卿が後見するところなのですが、正妻に反対されて若紫は行き場をなくしていたのでした。
そこを運良く、光源氏に後見してもらえることになったのでした。

そして葵の上の一周忌が終わった頃、光源氏は嵯峨野にいる六条の御息所が、いよいよ伊勢へと下るという話を耳にしました。六条の御息所が伊勢へ旅立つ前に、ひとめ挨拶をしようと豪雨の中光源氏は嵯峨野へと馬を走らせるのでした。

しかし、男女の中がただ挨拶だけで終わるわけもなく^^;、結局別れを惜しんで光源氏と六条の御息所は最後の交わりをかわすこととなるのでした。こうして、六条の御息所は伊勢へと旅立って行きました。
光源氏の父・桐壺帝は、東宮に位を譲って退位しました。院となった帝は、藤壺の宮を連れて御所から去っていったのでした。そんな折、頭の中将が光源氏に思いがけない知らせを持ってきました。なんと光源氏の正妻である葵の上が懐妊したというのです。

藤壺の時も百発百中でしたが^^;、葵の上も同様に光源氏は妊娠させてしまいましたね。前回の光源氏を甘えさせる葵の上のツンデレぶりも可愛かったですが、妊娠を知って表情も穏やかになりデレまくる葵の上が今回も可愛かったです!

やがて春が訪れ、光源氏は新しい帝である朱雀帝から葵祭りの祭礼の勅使に任命されました。都でも名高い光源氏の姿を一目見ようと、都大路には貴族たちや人々が集まってたいへんな賑わいです。
その中に、六条の御息所の姿もありました。このところ疎遠になっている光源氏の姿を一目でも見たい、そんな思いでやって来た六条の御息所でしたが、見物する場所を巡って左大臣家の葵の上の従者たちと騒動が起きてしまいました。

その騒動のせいで、六条の御息所は車を壊されて、一目光源氏を見たいというささやかな願いすら叶えることができませんでした。六条の御息所は、いずれ斎宮に付き添って伊勢へと下らなくてはならず、今度の機会を光源氏への思いを絶ち切るきっかけとしようとしていたのです。
しかし、その思いは遂げられず、夕顔の時と同様、六条の御息所の生き霊が葵の上に襲いかかることとなったのでした。

生き霊の呪いを受け、葵の上は病に倒れます。それでも、葵の上は無事に光源氏との子を産み落としたのでした。それをきっかけに、光源氏と葵の上は今まで以上に深い絆で結ばれることとなり、幸せが訪れるはずでした。
しかし、六条の生き霊はまだ葵の上から離れてはいなかったのです。その呪いで、とうとう今度は葵の上の命を奪ってしまったのでした。(;_;)

今回は、六条の御息所の情の深さが恐ろしかったです。彼女の周囲にいる女房たちの無神経さも、彼女が生き霊となってしまった原因なのかもしれないですね。
源氏物語千年紀 Genji 【初回限定生産版】 第三巻 [DVD]宮中で宴が催された夜、光源氏はそこで朧月夜という情熱的な女性と出会ったのでした。

若宮が生まれたことを心の底から喜ぶ帝。帝は、いずれその若宮を東宮にして、光源氏をその後継人とすることを考えていたのでした。光源氏と藤壺の宮の間に何があったかも知らず、帝は本当にいい人ですね。そこまで自分のことを考えていてくれた帝に、光源氏はただただ恐縮するのでした。

ところが光源氏君、藤壺の一件で少しは反省したかと思いきや、いつの間にか祖母を亡くした若紫を引き取って後見人となっていたのでした。年上からロリまで、本当に無節操な人です。(^^;

そんな中、宮中で宴が催されました。そこで光源氏は頭の中将と共に、素晴らしい舞を披露したのでした。そんな光源氏の様子を妖しい目つきで眺めている女性の姿がありました。
お酒に酔った光源氏の側にわざと扇を落として、その女性は光源氏を挑発します。これが今回の主役、右大臣の六の姫・朧月夜だったのでした。

逃げる姫君を追って、光源氏はとある部屋へと誘い込まれました。なんとそこには、既に着物を脱いで準備万端な朧月夜が待ち構えていたのでした。(^^; 妖艶な外見同様、朧月夜はなかなか恋にも強かな女性だったのでした。

しかし、あまりに強かすぎる女性は光源氏の好みではなかったようで、光源氏はそのままその場から立ち去ろうとします。そんな光源氏に朧月夜が取りすがり、ついに2人は関係を結ぶこととなったのでした。そして朝を迎えますが、朧月夜は自分の身分を明かさずに立ち去りました。また自分と会いたかったら、光源氏が探してやって来いということらしいです。

そんな朧月夜は、既に次の東宮に入内が決まっていました。そのお姉さんが、東宮のお母さんということで、なかなか複雑な血縁関係です。しかし、六の姫は東宮のことは受け入れたものの、自分の心は自分のものという考えの持ち主でした。彼女は、燃えるような恋がしたかったのです。

光源氏には、自分を探し出せと言い残した六の姫でしたが、燃え上がる恋心は光源氏がやって来るまで抑えがきくものではありませんでした。なんと、再び六の姫は自ら光源氏の所へとやって来てしまったのでした。・・・六の姫の行動は、よく言えば情熱的。悪くいえば淫乱なような・・・。(^^;
自らの欲望の赴くまま、藤壺の宮と事に及んでしまった光源氏。なんと、そのたった一度の逢瀬で、藤壺の宮は光源氏の子を孕んでしまったのでした。

実家に帰っていた藤壺の宮の屋敷に赴き、豪雨の中光源氏はついに藤壺の宮と肌を重ねてしまいました。どう考えても、いきなり押しかけてきてやっちゃった^^;光源氏が悪いのですが、藤壺の宮はそれは自分の罪だと自らを責めるのでした。

そして、藤壺の宮はもう二度と光源氏とは会わないと言い渡しました。しかし、その直後に藤壺の宮は光源氏の子を懐妊してしまったことを知るのでした。藤壺の宮のご懐妊を聞いて、朝廷にはお祝いに貴族たちが集まります。しかし、そんな中光源氏だけは出仕することができません。妃である藤壺の懐妊を素直に喜ぶ、父・桐壺帝にあわせる顔がなかったからです。

そして光源氏は、産まれてくる子供や藤壺の宮のために自分が何ができるのかと悩み続けます。
そんな時、藤壺から密かに使者がやって来ました。それは藤壺の宮からの伝言を携えた、王命婦でした。命婦は藤壺が光源氏と会いたがっていることを知らせに来たのでした。

藤壺の宮が光源氏の無事を願った社で、2人は再会することとなりました。思い悩んでいる胸の内を告げる光源氏に、藤壺の宮はこの子供は帝の子として出産すると断言したのでした。それが全てを丸く収める方法だと、藤壺の宮は知っていたのでした。健気で儚げに見えながらも、母となる女性の強さを見せつけられた気がしました。

藤壺の宮から決意を聞かされた光源氏は、頭の中将の屋敷を訪ねます。そこで光源氏は、ツンデレな^^;葵の上と一緒に雪見酒をすることになったのでした。いつもは光源氏に対して冷たい葵の上ですが、今回の光源氏の弱々しさには心を動かされるものがあったようです。ツンケンしていても、いざという時には光源氏を支えてくれる葵の上が、とても魅力的でした。

葵の上に甘えさせてもらった光源氏は、藤壺のことで懲りているはずなのに、またしても性懲りもなく今度は葵の上に手を出してしまいました。この性欲というか本能の命じるままに、次々と女性を歯牙にかけるこの男を、誰か止めてやって欲しいです。(^^;

そして、藤壺の宮は無事に男の子を出産しました。出産の陣痛の最中、藤壺の宮が見たのは、本当は光源氏と共に都から逃げて、光源氏の子として子供を産みたかったという本心でしょうか!?
これだけ惹かれ合っている男女を、義理の母とその息子として出会わせるとは、運命とは本当に皮肉なものだと思いました。
夕顔を失ったショックで病の床に就いた光源氏。そんな彼の元に見舞いの品が次々と届けられました。その中には、いまだに恋い慕う藤壺からのものもありました。

凄腕のナンパ師・光源氏も^^;、六条の御息所の生き霊にはビビってしまったようです。それ以来、体調を崩して御所への出仕もままなりません。光源氏の様子を心配した帝は、頭の中将に様子を尋ねられました。そして、一日も早く光源氏が回復するようにと、見舞いの品を送らせたのでした。

そんな帝に追従して、他の貴族からも次々と見舞いの品が届きます。その中に、藤壺から届けられたハチミツもありました。そして藤壺からはハチミツだけではなく、なんと自筆の手紙までもが届けられたのでした。その手紙を読んで、光源氏は胸の奥に封じ込めてきた藤壺への思いがさらに燃え上がるのでした。

そして光源氏は、北山へとご祈祷に出かけました。そこで光源氏は、藤壺に面差しが似た少女・若紫と出会うのでした。ここで意外なことが明らかになりました。遠藤綾さんの語りで進行してきた物語でしたが、何とそれは紫の上の視点から物語が語られていたのでした。
都でも評判のナンパ師、光源氏に目をつけられてしまった紫ちゃんの運命やいかに!?(^^;

病が全快した光源氏は、ようやく都へと戻ってきました。都では連日、藤壺の宮が光源氏の回復を祈って毎晩小さな社に祈りを捧げていました。そんな藤壺の元へ、光源氏が顔を出しました。これまでずっと会わずにきた2人でしたが、ついに再び2人は再会してしまったのでした。

そこで顔を合わせたことで、光源氏の藤壺への思いは激しく燃え上がってしまいました。そして藤壺が実家へ宿下がりした時に、ついにその屋敷へと押しかけことに及んでしまったのでした。
都の数々の美女に手を出すだけでなく、ついに義理の母にまで手を出してしまった光源氏。性犯罪者への道をまっしぐらな彼の止められるものはいないのでしょうか!?(笑)
源氏物語千年紀 Genji 【初回限定生産版】 第二巻 [DVD]六条の御息所と光源氏は、深い恋に溺れました。しかし、あまりにその思いが深すぎて重くなり、光源氏は夕顔という別の女性へと手を出すのでした。(^^;

この作品、アバンは必ず睦言の場面と決めているのでしょうか!?(笑)
今回は光源氏と六条の御息所の熱くドロドロな恋模様が描かれました。あの六条の御息所と関係を持ったことで、その評判は宮中にも広がりました。しかし、噂が広がるのと対照的に、光源氏の思いは急速に六条の御息所から離れていったのでした。

そんな中、光源氏はとある家の軒先に咲く花に目をとめました。それは町屋の屋敷に咲く、夕顔の花でした。そこで光源氏と夕顔は、運命的ともいえる出会いを果たすのでした。夕顔は自分の本当の素性を光源氏に話さず、そして光源氏の素性を尋ねることもありません。そんな夕顔に、たちまち光源氏は深く惹かれてゆくのでした。

その頃、頭の中将の屋敷では葵の上が中将を呼び寄せていました。普段はろくに兄を寄せ付けない葵の上がなぜ急にと思いきや、光源氏が六条の御息所と深い関係になったと聞き知って、たいへんご立腹されていたのでした。(^^;

これまでは2人の関係がうまくゆかないのは、葵の上が年上だからと言われていたのに、葵の上よりもさらに年上の六条の御息所と光源氏がいい関係になってしまったからです。普段、鼻にもかけてないように光源氏のことを扱いながらも、光源氏が別の女性と恋に落ちるとそれはそれで気に入らない。そんな葵の上のわがままさ加減がちょっと可愛かったり・・・。(笑)

光源氏の足が遠のいて、六条の御息所は寂しい日々を送っていました。口さがない女房たちは、夕顔の噂を聞いて、やはり若い女の方がいいのだろうと噂し合います。それでも必死に自分を取り繕おうとする六条の御息所が哀れでした。

六条の御息所の無念の思いは、とうとう生き霊となって光源氏の元へと現れました。そしてその生き霊の呪いで、夕顔はあっけく命を落としてしまったのでした。(;_;)
藤壺の女御への忘れられぬ思いを断ち切ろうと、光源氏は次々と新たな女性を求めては陥落させてゆくのでした。しかし、それでも光源氏の心が静まることはありません。

元服した日に、光源氏は頭の中将の妹である葵の上を妃として娶ることが決められました。しかし、葵の上は最初から光源氏に心を閉ざして、決して心を開こうとはしなかったのでした。
そんな中、光源氏は頭の中将から六条の御息所という才色兼備な佳人の噂を聞きました。彼女に興味を持った光源氏は、嵐の中六条の御息所の元を訪れて、師と仰いで教えを請うのでした。

しかし、六条の御息所に気を引かれつつも、光源氏の本命はやはり藤壺の女御なのでした。元服した今では顔を合わせることもできなくなり、遠くから琴の音を聞くことだけしかできませんが、それでも光源氏の藤壺への思いは薄れることがないようです。

最初は光源氏に無関心を装っていた六条の御息所でしたが、次第に光源氏に惹かれてゆく心を抑えきれなくなっていきました。そんなある日、光源氏から使いが来て、今晩は六条へとやって来られないと告げられて、六条の御息所はどれだけ自分が光源氏に会いたがっていたのかを知るのでした。

そんな時、急に予定を変更して光源氏が六条の御息所のところへとやって来ました。思いがけなく光源氏と会うことができて、六条の御息所の心は大きく動揺します。そして、ついに光源氏が御簾のうちに入ることを許してしまうのでした。

藤壺への思いが遂げられない光源氏には同情すべき点もありますが、基本的にはやはり女たらしなんですよね。(^^; 二股どころか三股、四股・・・もはや数え切れない程の女性を口説いてきたんでしょうね。(笑)
源氏物語千年紀 Genji 【初回限定生産版】 第一巻 [DVD]ある意味、この作品が今期一番の問題作かも。(^^;

最初は大和和紀さんの「あさきゆめみし」をアニメ化する予定が、途中からそれが出崎監督のオリジナル作品へと変更されたいわく付きの作品です。あまりにも「エースをねらえ!」な作画に、途中までは違和感を感じまくりでしたが、途中からはその映像と音楽を繋げてゆく美しい世界に引き込まれてしまいました。

物語は、光源氏と頭の中将が色事について語り合う場面から、一気に光源氏の過去へと飛びます。
帝と藤壺の更衣の間に生まれた光源氏は、美しい若者として周囲から寵愛されて育ちました。そんななる日、彼は藤壺の女御という美しい女性と出会いました。その瞬間から、彼は藤壺の女御を恋い慕うようになったのです。

しかし、帝はそんな藤壺の女御を妃として、そして光の君の母として迎え入れました。
それ以来、光源氏は決して許されず、かなうこともない恋に苦しめられることとなるのでした。

最初の心理的な抵抗は大きかったですが、先入観を廃して純粋に作品を鑑賞してみると、そのクオリティの高さは凄いと思いました。ただ、どうしても違和感をぬぐいきれないのがOP主題歌でした。
番組のプロモーション上の問題もあったのかもしれませんが、PUFFYの歌は作品の雰囲気をぶち壊しにしてしまっていると思います。