日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


アニメ「グイン・サーガ」も、ついに最終回です。

リンダとレムスは、ようやくパロへと帰還しました。パロの市民たちは、大歓声で彼らを迎え入れたのでした。しかし、そんな中レムスは、パロの市民が自分よりもリンダやナリスに大きな歓声を送っていることを敏感に感じ取っていたのでした。

そしてリンダとレムスをパロへと導いたグインは、今度は自分の目的を果たすために、彼らの前からそっと姿を消すのでした。そんなグインを待っていたのは、イシュトヴァーンでした。イシュトヴァーンは、自分が王になるための右腕として、グインを必要としていたのです。しかし、そんなイシュトヴァーンの申し出をグインは断りました。グインには、自分の存在を知るという自分自身の目的があったからです。

グインが自らの野望に手を貸してくれないと知った時、イシュトヴァーンはグインに剣を向けました。しかし、今のイシュトヴァーンとグインでは実力に大きな差がありすぎました。剣を抜いて襲いかかったイシュトヴァーンを、グインは素手であっさり退けたのでした。
こうしてグインとイシュトバーンは袂を分かつことになりました。自分に力を貸してくれなかったグインを、イシュトヴァーンは宿敵として憎むのでした。

その頃、パロではレムスの新王としての戴冠式が行われていました。王冠を授かり、新たな国王となったレムスですが、リンダはそんなレムスの裏にカル=モルの影を見るのでした。
そして物語はまだ続いてゆきますが、それはまた別の物語ということのようですね。かくしてグインたちは、それぞれの運命に導かれて各自の道を進むことになるのでした。

どんな形でアニメは物語を締めくくるのかと思いましたが、原作ではもう少し先の話になるグインとイシュトヴァーンの対立をここに持ってくるとは思いませんでした。単純にグインとリンダたちが別れて終わりかと思いましたが、それよりはイシュトヴァーンとの対立があったことで、これまでの物語がこれからの壮大なプロローグのように感じられてよかったです。(^^)

第2期があるのかわかりませんが、できればアニメでもこの続きを描いて欲しいですね。一応、原作小説にも手を出していますが、事細かな描写ややり取りが少々まどっこしいところもあるので、アニメでさくさく物語が進展するのを見てみたい気がしました。
アニメのグイン・サーガも、残り話数が少なくなりました。続編があるのかわかりませんが、とりあえずここまでの物語にどう区切りをつけてくれるのか楽しみです。

滅びたモンゴールの都トーラスでは、戦後処理が行われていました。そんな中、アルゴスの黒太子スカールは、自分の軍勢を率いてノスフェラスを目指すことにしました。ヴラド大公の部屋を調べていて、ノスフェラスに何かが眠っているらしいという情報を得て、その真相を探りに行くのです。
旅立ち前にスカールは、そのことをヴァラキアの提督カメロンにだけ打ち明けました。しかし、このことはナリスには秘密にして欲しい、そう言い残してスカールは、ノスフェラスへと旅立っていったのでした。

そんなカメロンから、ナリスはスカールの行動を聞き出そうとしました。カメロンが話さなくても、ナリスはスカールがノスフェラスへ向かったことを承知していたようです。それでも、カメロンの口から秘密を聞き出そうとするナリスと、そんなナリスをかわすカメロンの腹の探り合いがドロドロしていてよかったです。(^^;

一方、クムの人質となったアムネリスは、クムの大公タリクの前へと引き出されていました。亡国の公女ではありますが、タリクの前でアムネリスは堂々とした態度で渡り合いました。そして、タリクの息子の誰かとアムネリスを婚姻させて、クムが実質的にモンゴールを支配しようというタリクの野心を巧みに引き出したのでした。
アムネリスがここまでしたたかなやり取りができたのも、ナリスのおかげでした。ナリスならどう考え、どう行動するか、それが結果的にアムネリスを救うことになるとは皮肉ですね。

今回のメインは、グインとシドの激突でした。モンゴールから去ったシドは、リンダとレムスの前に現れました。言葉巧みに2人を誘い出したシドは、カナンの遺跡へと2人を誘い込んだのでした。
そこでシドは、リンダの心を支配しようとしますが、そこにグインが駆けつけたのでした。そんなグインにシドは、グインこそが世界を滅ぼした張本人だと告げました。しかし、グインはそんなシドの言葉には騙されませんでした。

こうして怪しげな力を使うシドと、グインが再び激突することになりました。シドの正体は、なんと人間ではなく、化け物だったのでした。驚異的な力を持ったシドに、グインは苦戦しますが、ノスフェラスで手に入れたアウラの力(?)の手助けもあって、なんとかシドを打ち倒したのでした。

このシドとグインの戦いはアニメ・オリジナルの展開なのですが、もう距離感がメチャクチャですね。(^^;
モンゴールにいたはずのシドやグインは、あっという間にアルゴスからパロを目指しているリンダとレムスの前に現れました。おまけにシドは、カナン帝国の遺跡にリンダとレムスを連れ込みましたが、これは一体地理的にはどこにあるのか、とても気になりました。(^^;
ヴラド大公の急死により、モンゴールはあっけなく最期の日を迎えたのでした。

リンダたちの元から旅立ったグインは、トーラスへとやって来ていました。そこでついにグインは、刺客を送り込んでいた張本人、シドと出会ったのでした。しかし、シドの不思議な力の前に、あっという間にグインは囚われの身となってしまったのでした。

その頃、沿岸州の軍勢はケス河を遡ってトーラスを目指していました。それを自ら迎え撃とうとしたヴラド大公でしたが、突然の発作を起こして、そのまま息を引き取ってしまったのでした。原作とは違い、ヴラド大公の死の裏には、シドの目論見があったようにも見えましたね。

ナリス&スカール軍と対峙していたアムネリスの元へも、ヴラド大公が急死したことが告げられました。
それを受けて、アムネリスは憎っくきナリスとの戦いを前にトーラスへと引き返すことになったのでした。しかし、彼らの前に立ちはだかったのは、ゴーラ三国の同盟国であるはずのクムでした。前方をクム、後方をナリス&スカールから追撃されて、アムネリスの軍勢は窮地に立たされました。
そして、アムネリスはクムへと投降することを余儀なくされたのでした。

アムネリスが投降しても、ナリス&スカール軍、沿海州軍、クム軍は止まりません。彼らは一気にトーラスへと攻め上ったのでした。モンゴールの唯一の後継者であるアムネリスが捕らわれたことを知り、トーラスを守っていたモンゴール軍も無条件降伏することになったのでした。
物語の冒頭では、パロを滅ぼしたモンゴールでしたが、各国の連携した攻撃を受けて、ここにあっさりと滅びてしまったのでした。

原作では、トーラスに攻め込んだスカール軍やクム軍による虐殺が描かれましたが、さすがにアニメではそれは描かれませんでしたね。オリジナルのグインとシドのエピソードが追加されていたせいか、本当にあっさりとモンゴールが滅びてしまったように見えました。

それにしてもわからないのは、シドの思惑です。これだけの力があるのなら、わざわざグインをトーラスまで呼び寄せなくても、彼自身がグインのところに出向いた方が話が早かったのではないでしょうか!?
おまけに、結局グインを殺そうとするなら、なぜ三日間も茨の中にグインを閉じこめておいて生かしておいたのでしょうか!?
それぞれのキャラが、それぞれの星の導きにより動き始めるお話でした。

ナリスの側近となったイシュトヴァーンは、ナリスに気に入られ、お互いにそれぞれの野望を話し合う中にまでなっていました。王になりたいと望むイシュトヴァーンに対し、ナリスはこの世界の最大の秘密を知って神となりたいと告げるのでした。

そんなナリスの野望の中には、リンダさえも含まれていました。それを知ったイシュトヴァーンは、リンダの心が果たして自分にあるのか疑いを持ちました。そして、自らの野望の道を着々と進むナリスを見て焦りを感じたイシュトヴァーンは、ナリスの前から立ち去ったのでした。

カウロス軍に行く手を阻まれたレムスたちアルゴス軍は、パロへの道を閉ざされていました。ナリスからの献策を握りつぶしてしまったレムスでしたが、グインに相談するとその策を入れた方がいいと言われました。王として大切なのは、自らが手柄を立てることではなく、部下にたてさせた手柄を自分の利益にすることだとグインはレムスを諭したのでした。

そんな時、再びキタイの暗殺者がグインに迫ります。暗殺者はレムスを人質に取って、グインに剣を捨てさせました。しかし、スニの活躍でグインは窮地を脱して、暗殺者を返り討ちにしたのでした。
これまでに登場した暗殺者たちもそうでしたが、あっさりスニに不意を突かれる暗殺者が弱すぎですね。(^^;

しかし、その暗殺者のおかげで、モンゴールにはグインのことを何か知っているらしい、シドという人物がいることをグインは知ったのでした。これまでリンダやレムスと行動を共にしてきたグインでしたが、自らが何者であるのかを知るため、リンダとレムスの前から去って、シドのいるモンゴールへと向かうことを決めたのでした。

その頃、ナリスに率いられたパロ軍は、先行するスカールの軍勢と合流していました。ナリス軍が合流したことで、モンゴールと互角の兵力を得たスカールは、徹底的にモンゴールと戦うことを決めたのでした。
そして、またモンゴール軍もアムネリスの指示でナリス&スカール軍と戦うことを決めました。しかし、魔導士の占いによれば、モンゴールの都トーラスに何やら不穏な気配があるようです。しかしナリスを前に、アムネリスには軍を引くという選択肢はありませんでした。
次回は2つの軍勢が激突することになりそうです。
ナリスが生きており、クリスタルが奪還されたことを知ったアムネリスは、ナリスへの思いを断ち切って、再びパロへと向かうのでした。

冒頭は、グインを狙う暗殺者とグインとの戦いから。相手がけっこう大口を叩いていたので、さぞグインとの迫力がある戦いが見られるかと思ったら、あっさりグインが勝っちゃいましたね。(^^;
原作にはないアニメ・オリジナルで追加されたせっかくのグインの出番なのですから、もう少し戦闘シーンに迫力が欲しかったです。

モンゴールの都トーラスへと帰還したアムネリスは、ヴラド大公から新たな婚礼を迫られていました。そんな時、ユノからの急使が到着しました。パロの都クリスタルが、アルド・ナリスの指揮する聖騎士によって奪還されたというのです。

ナリスが生きていることを知って、アムネリスは複雑な心境です。ナリスが自分を騙したことへの腹立たしさは当然ありますが、それ以上にナリスが生きていたことを喜ぶ気持ちが強かったのです。ここまで完全に、アムネリスはナリスに恋してしまっていたようです。

しかし、このまま状況を放置しておくわけにはいきません。自ら髪を切り、ナリスへの思いを断ち切ったアムネリスは、復讐の女神と化してナリスを殺すことを誓ったのでした。
そうしてトーラスから5万のモンゴール軍が、パロへと向かって出発しました。

その頃、イシュトヴァーンはようやくパロへと入っていました。クリスタルを目指していたイシュトヴァーンは、森の中で突如現れた軍勢を目にしました。それはウィレン山脈を越えてやって来た黒太子スカールに率いられた軍勢だったのでした。

モンゴールの密使から手に入れた密書と、スカールの動向を手土産にイシュトヴァーンはクリスタルへとやって来ました。そんなイシュトヴァーンの動向は、ナリスの張り巡らせた監視の目にとまりました。イシュトヴァーンに興味を持ったナリスは、イシュトヴァーンを自分のところに連れてこさせました。
そして、イシュトヴァーンとナリスは初めて対面することになったのでした。イシュトヴァーンは、ナリスと出会ったことを足がかりにして、出世しようとします。そんなイシュトヴァーンを、ナリスは自分の側近として迎えることにするのでした。

ユノに援軍を要請したタイランの軍勢は、クリスタルを狙って襲いかかってきます。しかし、ナリスはいつの間にか、タイランの軍勢の中に自分の配下の魔導士を潜ませていたのです。それによって、内部から指揮系統を破壊されたタイラン軍は、あっさりと壊滅させられてしまったのでした。

そして、パロとモンゴールの国境地帯では、ついにアムネリスに率いられたモンゴール軍とスカールに率いられた軍勢が対峙しました。アムネリスはあくまでパロへと向かおうとしますが、そんなアムネリスは以前にグインに嘲笑われたように、スカールに嘲笑われることになるのでした。

クリスタル陥落以来、破竹の勢いを誇ってきたモンゴールでしたが、ここへきて形勢が怪しくなってきました。ヴラド大公も病に冒されているようですし、モンゴールの今後が心配ですね。
パロ各地で反乱軍が蜂起する中、クリスタルに駐留しているモンゴール軍が各地へと派遣されてゆきました。それを狙って、ついにクリスタル市民の蜂起が始まるのでした。

市民たちの蜂起は、まず学生街から起こりました。しかし、彼らには市民全てを蜂起に巻き込んでゆくような指導力がありません。そんな中、市民たちを導いたのは、リギアでした。彼女の扇動をきっかけに、クリスタル市民はクリスタル奪還に向けて動き始めたのでした。

しかし、重武装のモンゴール兵に、あり合わせの武器の市民軍では戦闘力に圧倒的な差がありすぎます。それを補うために、リギアは油を入れて火をつけた樽を転がして、モンゴール軍を混乱させます。さらに、同じ樽の中に市民を潜ませて、モンゴール兵を奇襲させたのでした。

その作戦は、一定の成果を上げましたが、武装にまさるモンゴール軍は体勢を整えて逆襲に出ます。そんな時、颯爽と現れたのは聖騎士部隊でした。そして、それを率いているのは、アムネリスとの婚礼で死んだと伝えられていたナリスだったのでした。
ナリスの死に、クリスタル市民は一気に勢いを取り戻しました。彼らは勢いのままに、城門を打ち破り水晶宮へと向かうのでした。

その頃、ナリスに入れ知恵されたカースロンは、司令官のタイランを討つために動き出していました。
しかしカースロンが裏切ったことは、既にタイランに知られていました。逃げ出したタイランを追ったカースロンでしたが、逆に兵士たちに取り囲まれて命を落としてしまったのでした。

クリスタル奪還のために手駒として利用されたカースロン。そんなカースロンのために、それまで彼の情人として仕えてきたリギアは、涙を流すのでした。しかし、ナリスにとってみれば、ここでカースロンが死んでくれたことは、むしろ歓迎すべき事でした。カースロンが亡くなったために、ナリスは彼を聖騎士とする必要もなくなったのですから・・・。

その頃、カウロス軍に行く手を阻まれたレムスたちは、パロに向かいたくても向かえない膠着状態に陥っていました。新王として即位したレムスですが、王としての経験が絶対的に不足していました。
レムスがいくら焦って臣下を煽っても、事態は全く動きを見せないのでした。
そんな中、クリスタルからの使者がレムスの元へとやって来ました。使者はレムスに、沿岸州諸国がモンゴールを撃つために動き出したこと、そしてナリスの手によってクリスタルが解放されたことを伝えたのでした。

本来であれば、新王としての威厳を見せつけるためにも、クリスタル解放は自らの手で成し遂げたかったレムスでしたが、その役割はナリスに奪われてしまったのでした。おまけに、さらに屈辱的なことに、ナリスからは膠着したカウロス軍との状況を打破する作戦さえ伝えられました。
しかし、自尊心を傷つけられたレムスは、ナリスの献策を焼き捨ててしまうのでした。

そして、グインとリンダの前に再びキタイの暗殺者が姿を現しました。原作ではクリスタル解放のあたりは、ナリス・サーガといった感じでしたが、アニメではグインの戦いの場面を挿入して、なんとかグインを主役に据え続けるつもりのようですね。(^^;
リンダの元から離れたイシュトヴァーンは、沿岸州諸国の六国会議が行われているヴァラキアの街へとやって来ていました。そこでイシュトヴァーンは、ふとした幸運からモンゴールの密書を手に入れるのでした。

アグラーヤのボルゴ王の提議により、沿岸州諸国の会議が開催されていました。議題は、今回のモンゴールのパロ侵攻に異議を唱えて、沿岸州がモンゴールへ宣戦布告しようというのです。
アニメでは、あっという間に終わった会議ですが、原作ではそれぞれの国の思惑が絡んで会議は泥沼状態になっていました。

中でも会議の動向に大きな影響を与えそうなのが、ボルゴ王が最後に真意を確認していたライゴールの評議長アンダヌスの思惑でした。沿岸州の中では、ライゴールは通商を通じてモンゴールと関わりがあったのです。しかし、意外にもあっさりとアンダヌスは、今回の出兵を受け入れました。その背後には、どんな思惑があるのでしょうか!?

そんな時、娼婦のミリアのところに身を寄せていたイシュトヴァーンは、ヴァラキアの兵士たちに追われていたモンゴールの密偵を助けました。重傷を負った密偵から、イシュトヴァーンは密書をモンゴールへと届けるように頼まれました。

最初は密偵の言うとおりに、モンゴールに密書を届け、その功績を元にモンゴール宮廷でのし上がろうと考えたイシュトヴァーンでしたが、土壇場になってイシュトヴァーンはとんでもないことを思い出しました。先のノスフェラスの戦いで、イシュトヴァーンはモンゴール軍へと潜り込み、それが原因でマルス伯爵が戦死していたのです。

このままモンゴールへ向かえば、宮廷には彼の顔を覚えている者がいるやもしれません。そこで、イシュトヴァーンは方針を変えて、その文書をパロへと届けて、その功績を元にパロ宮廷でのし上がろうと考えたのでした。
しかし、ヴァラキアの追っ手は、すぐそばまで迫っていました。ミリアの手助けで、馬を手に入れて脱出に成功したイシュトヴァーンでしたが、彼を逃がした罪でミリアは兵士に斬り殺されてしまったのでした。(;_;)

その頃、パロでは各地で反乱軍が蜂起していました。それを鎮めるために、クリスタルから軍勢が派遣されることになりましたが、カースロンはタイランの命令に逆らって、自分はクリスタルの警備隊長だからと出兵を拒否しました。
そんなカースロンの態度をいぶかしく思ったタイランは、彼の背後に何者かがいて、彼はその者に操られて裏切りを企んでいるのではないかと見抜きました。

そんなカースロンの前に、女装大好き(笑)なナリスが現れました。(^^;
モンゴール宮廷でのし上がることに限界を感じたカースロンは、まんまとナリスに利用されることになってしまいました。ナリスはカースロンと会って、ユノへ援軍の要請が送られることを確認しました。
クリスタルの守りを手薄にするために、ナリスはその使者の暗殺を企むのでした。

そして、アルゴスにいたレムスたちも、ようやくパロ奪還に向けて動き始めました。当初の予定では、先発したスカールの軍勢と合流する予定でしたが、スカールの軍勢はダネイン湿原から離れて、ウィレン山脈越えという前代未聞の作戦を実行中で連絡が取れなくなっていました。
そこでレムスは、アルゴス王から借りた3万5千の軍勢を引き連れて、パロへと向かうことにしたのでした。

そんなレムスとグインの前に、モンゴールに雇われたキタイの暗殺者が襲いかかってきました。
難なくそれを退けたグインでしたが、暗殺者はこれからも執拗にグインたちを狙ってきそうですね。
こうして各地で、それぞれの思惑が動き始めました。パロとモンゴールを巡るこの陰謀は、いったいどこへ向かおうとしているのでしょうか!?

今回は、沿岸州諸国の六国会議の内容が思いっきり端折られていたこと、そしてアルゴスでグインがレムスやリンダと別れず行動を共にすることになったことに驚かされました。(^^;
会議が端折られたのはともかく、グインがレムスやリンダと別れないというのは、原作からの大きな変更ですね。そうしないと、この先グインの出番が当分なくなってしまうからの配慮だと思いますが、原作とは違う流れになったことで、この先の展開が楽しみになりました。(^^)

このところ舞台があちこち飛ぶので、原作を読んでないと位置関係を把握するのがたいへんそうだなあと思ったら、公式HPにちゃんと世界地図が用意されていました。
これで少しは、各勢力の位置関係がわかりやすくなりますね。
アグラーヤへと到着したリンダとレムス。彼らはアルゴスへと向かい、いよいよパロ奪還へと向けて動き始めました。

アグラーヤの軍船に助けられたリンダたちは、アグラーヤの客人となっていました。王族として敬われるリンダとレムスに対して、グインやイシュトヴァーンは身分の低さから冷たい扱いをされています。
そんな中、レムスはアグラーヤ王ボルゴに頼んで、アルゴスまで護衛してくれる兵士を借りることにしました。そんなレムスにボルゴは、自分の娘アルミナと婚約して欲しいと言い出しました。それを快諾したレムスですが、話を進めるのはあくまでパロを奪還して自分が王位に就いてからと慎重です。
この場面では、最近黒キャラと化してきたレムスとボルゴの腹の探り合いが面白かったです。

その頃、パロではリディアの手を借りて、ナリスの陰謀がカースロンへと伸びていました。例によって女装して^^;カースロンの前に現れたナリスは、カースロンにモンゴールを裏切ることを勧めました。カースロンのモンゴールでの立場がよくないこと、そして黒騎士であるカースロンが白騎士たちと折り合いが悪いことをナリスは知っていたのです。
既にパロの主な重臣は、パロ奪還を目指して動き始めています。そんな中で、カースロンはいつの間にか、ナリスの申し出を断れないところまで追い込まれていたのでした。

アルゴスから進軍したスカールの軍勢は、ある重大な決断をしようとしていました。湿原を越えるパロへのルートをとらず、パロとの国境に立ち塞がるウィレン山脈を越えてパロへ侵攻しようというのです。あまりに大胆な計画にベック公は躊躇しますが、スカールはあくまで譲りません。
こうして後に吟遊詩人たちに語り伝えられる、黒太子スカールのウィレン山脈越えが始まろうとしていたのでした。

アグラーヤから出発したリンダたちは、無事にアルゴスへと到着していました。そこでエマ女王やスタック王と再会したリンダとレムスでしたが、レムスはすぐさまパロの正統な後継者としての名乗りをあげました。そして、いよいよレムスも本格的にパロ奪還を目指して動き出すことになりました。

そんな中、護衛に阻まれてリンダとイシュトヴァーンは気安く顔を合わせることもできなくなっていました。それでもリンダは、護衛たちをまいてようやくイシュトヴァーンと再会したのでした。
そんなリンダに、イシュトヴァーンは日没の直前にだけ見ることができる蜃気楼を見せました。そこに現れた壮大な建築物に、イシュトヴァーンは将来自分が手に入れるであろう王宮を夢見るのでした。

そして、イシュトヴァーンはある決意をリンダに告げました。これまでリンダの力を借りて、聖騎士へと取り立てられようとしてきたイシュトヴァーンですが、王になるにはこのままではダメだと気がついたのでした。自らの王国を作るため、イシュトヴァーンはリンダと別れて独自の道を進むことを決めたのでした。3年経ったら、きっと迎えに来ると約束してイシュトヴァーンはリンダと誓いのキスを交わすのでした。

グインたちを護衛したアグラーヤの兵士たちの前に、謎の女性が現れました。彼女はグインを探し求めているようです。彼女はグインの所在を知ると、あっさり兵士たちを皆殺しにしてしまいました。
一体彼女は何者なのでしょうか!?
この展開は原作にはなかったので、アニメ・オリジナルの展開ですね。このところグインの見せ場がなくなっていますので、せめてものスタッフの配慮なのでしょうか!?(^^;
パロとモンゴール、それぞれの場所で陰謀がついに動き始めました。

金蠍宮のミアイル公子から深く慕われるようになったマリウス。そして、マリウスもミアイルのことを愛おしく思うようになっていたのでした。しかし、ナリスの張り巡らした陰謀の網は、そんなマリウスのささやかな幸せを簡単にぶち壊してしまったのでした。

マリウスがミアイルの側をわずかに離れた隙に、ミアイルは魔導士ロルカの手によって暗殺されてしまったのでした。そればかりか、マリウスがミアイル暗殺の犯人であると疑われて、ユナス伯爵がマリウスに斬りかかってきました。身を守るため、マリウスはミアイルが殺められた短剣で、ユナスの命を奪うことになってしまったのでした。

兵たちに取り囲まれたマリウスでしたが、ロルカの手で無事に城外へと脱出することができました。しかし、全ての陰謀の裏にナリスの指示があったことを知ったマリウスは、パロの王子アル・ディーンとしての名と地位を捨て、ただの吟遊詩人マリウスと生きて行くことを誓うのでした。

その頃、パロではアムネリスとナリスの婚礼が行われようとしていました。しかし、アムネリスの姿を目にしても、王宮前の広場に集まったパロ市民たちからは歓呼の声があがりません。
そんな中、アムネリスに続いてナリスが人々の前に姿を現しました。モンゴールに無理矢理結婚させられようとしているナリスを、人々は救い出そうとするかのような不穏な動きを見せましたが、それはナリスによってとどめられました。ナリスは、たとえどんな拷問を受けても、ナリスを動かすことができるのはナリス自身の意思だと人々に高らかに宣言したのでした。

そして、ついにアムネリスとナリスの婚姻の誓いが結ばれようとしています。それを阻止したのは、ヴァレリウスの手で送り込まれたアストリアスでした。アストリアスの毒の剣で傷つけられて、ナリスはアムネリスとの婚礼を終えることなく命を落としたのでした。

ナリスの死に号泣するアムネリスでしたが、さらに悲しい知らせが彼女を待っていました。弟のミアイルが暗殺されたことが彼女に伝えられたのです。
ナリスの死に喪に服していたアムネリスでしたが、この報を聞いて再び赤い街道をモンゴールへと帰還することになったのでした。

死んだはずのナリスでしたが、そう簡単には死にません。婚礼の儀式の時にアストリアスに襲われたのは、ナリス本人ではなく、その影武者だったのです。例によって女装したナリスは、密かに牢獄へと潜入して、捕らわれていたアストリアスを助け出しました。ナリスは、アストリアスをどうしようというのでしょうか!?

全ての陰謀の背後にあったのは、先の先まで読み通したナリスの知略でした。当初は、ナリス本人がアストリアスの毒の剣で傷つけられて、一時的に仮死状態になるはずでしたが、その陰謀を利用してヴァレリウスが死に至る毒の剣とすり替えたことに感づいていたようです。
こうしてアムネリスとの婚約を破棄したナリスは、パロ奪還に向けて動き始めました。

今回は、なんといってもアストリアスの痛さが印象的でした。(^^;
自分ではアムネリスを救うナイト気分だったのに、ナリスを殺したアストリアスに待っていたのは、アムネリスの冷たい言葉でした。いつの間にか、アムネリスを自分のものだと思い込んじゃったアストリアスの悲劇でした。(笑)

原作でも辛かったですが、ミアイルの死は悲しすぎました。彼自身には、全く野心も悪意もないのに、モンゴールの公子だったというそれだけの理由でナリスに暗殺されなければならなかったのですから。ミアイル暗殺を指示したナリスの黒さ、これゆえにどうしてもナリスは好きになれないキャラですね。
ついにアムネリスとナリスの結婚の時がやって来ました。それぞれの思惑を込めて、事態は動き始めるのでした。

モンゴールの金蠍宮にいるマリウスは、公子のミアイルにすっかり気に入られていました。そして、マリウスも自分を慕ってくれるミアイルに、愛情を感じるのでした。それはマリウスとミアイルの立場に、通じるものがあったからかもしれません。モンゴールの公子として、全てを諦めたように生きるミアイルの姿。それはパロでアル・ディーンとしてナリスの側にいたマリウスが感じていた気持ちでもあったのです。

そんな時、マリウスの元へ魔導士のロルカが姿を現しました。ロルカは、ナリスからの指示をマリウスに伝えました。リンダたちがアグラーヤに保護されたことで、マリウスがノスフェラスへ行く必要はなくなりました。しかし、新たな使命として、ナリスはミアイルの暗殺をマリウスに指示してきたのです。

まだ14歳のミアイルを手にかけることに、マリウスは激しい抵抗を感じました。それでも一度はマリウスに刃を向けようとしますが、無邪気に自分のことを信じてくれているミアイルをマリウスは殺すことなどできなかったのでした。
そこでマリウスは、ミアイルに自分と同じように吟遊詩人となって、街から街へと巡り歩く生活をしようと誘うのでした。

その頃、パロのクリスタルでは、アムネリスとナリスの婚礼の準備が進められていました。婚礼を翌日に控えて、2人はサリアの塔へとこもりました。しかし、その途中でナリスはアムネリスを眠らせると、何やら魔導士たちに用意をさせていました。ナリスは一体、何を目論んでいるのでしょうか!?

一方、リーナス伯の元ではヴァレリウスがアストリアスを操っています。毒の塗られた剣で、ナリスを傷つけるようにヴァレリウスは指示していましたが、その狙いは何なのでしょうか!?
すっかり道具として利用されているアストリアスが、本当に哀れでした。

そして、ナリスの本当の恐ろしさに気がついているのは、ヴァレリウスだけのようですね。リンダたちが見つかったことは、ナリスが箝口令をしいてまだ都には知られていません。このままナリスがアムネリスと結婚すれば、ナリスは労せずしてモンゴール大公の座を得ることにもなります。
しかも、その上で帰還したレムスを暗殺してしまえば、パロの王位も継承することができるのです。
ナリスほどの切れ者が、これを考えてないとは思えませんね。

そして、いよいよ結婚式の当日がやって来ました。様々な思惑が交錯する中、婚礼は無事に終了することができるのでしょうか!?

原作でもそうでしたが、このあたりではグインの出番はほとんどなく、ナリス・サーガとでもいった感じでしたが、やはりアニメでもそうなってきましたね。(^^;
謎の島へと漂着したグインたちは、怪しげな洞窟を調べることにしたのでした。

そこにあったのは、パロのヤヌスの塔にあるような古代機械と、不思議な光の玉でした。どうやらその光の玉は、自らの意志を持っているようです。その玉と交信して島に危機が近づいていることを知ったリンダたちは、大急ぎで洞窟から逃げ出したのでした。

しかし、彼らの行く手には、またしても海賊たちが現れました。実力行使で突破口を開くしかないかと思えたその時、森の中を徘徊していた無気味な怪物が海賊たちに襲いかかりました。その隙を突いて、グインたちは船まで逃げのびることができたのでした。

やがて洞窟のあった山は崩れて、そこから不思議な光の球体が空へと昇ってゆきました。レムスはその球体は、船のようなものではないかと予想していましたが、あれは一体何だったのでしょうか!?
さらにレムスは、あの光の玉や古代の技術を使えば、世界を征服できるとさえ考えているようです。

その頃、モンゴールの都トーラスでは、ヴラド大公がアムネリスが本気でナリスに恋してしまったことを知って、何か手を打つようです。原作には登場していなかった、シドという怪しげな小姓が登場していましたが、彼は一体何をしようとしているのでしょうか!?

そして、モンゴールの公子ミアイルは、ヴラド大公からケイロニアの皇女シルヴィアとの婚礼が決まったと告げられてショックを受けました。悲しむミアイルを慰めるために、トーラスの煙とパイプ亭にやって来ていた吟遊詩人のマリウスが、ミアイルの元へと召し上げられたのでした。

その頃、パロではアストリアスがアムネリスを救出しようと焦っていました。ヴァレリウスに助けられたアストリアスですが、どうしてパロの人間が自分に力を貸してくれるのか、ようやく怪しみ始めたようです。しかし、そんな疑いはアストリアスにかけられた暗示で、あっさりと封じ込まれてしまいました。

再び海を漂流することになったグインたちの前に、アグラーヤの軍船が現れました。あてもなく海上をさすらっていたグインたちですが、ようやくこれでアルゴスへの道が見えてきましたね。

今回は、以前スタフォロス砦でグインを助けてくれた、トーラスのオロの実家・煙とパイプ亭が登場したのに感慨深いものがありました。
嵐の中へグインが消えてから、既に10日が経過していました。

それでも、リンダはグインが生きていることを疑いません。そんな時、彼らの乗った船は、とある島へとたどり着いたのでした。船の食料や水が底をつきかけている中、イシュトヴァーンに連れられたリンダとレムスは、深夜に密かに島へと上陸したのでした。

原作でもこの流れは唐突だと思いましたが、リンダはいつの間にかイシュトヴァーンに惹かれていたのでした。グインがいなくなった今、イシュトヴァーンはリンダに騎士の誓いをして、これからはずっと自分がリンダを守り抜くと約束して、2人は熱いキスを交わすのでした。

その頃、アルゴスでは黒太子スカールが、ベック公の危機を知って援軍に繰り出そうとしていました。
アルゴスで兵力を借りたベック公でしたが、パロへと向かう途中でカウロス軍に行く手を阻まれていたのでした。それを助けるために、スカールは軍を率いてベック公のところに向かおうとします。

しかし、パロのナリスから使わされた使者が、アルゴス国王のところへ何やら策を持ってやって来ました。そのためにアルゴス正規軍は、ベック公の救援に迎えないというのです。それに腹を立てたスカールは、正規軍ではなく、草原の民・グル族を従えてベック公の救援に赴いたのでした。
そんなスカールの協力のおかげで、ベック公はようやくカウロス軍を撃退することに成功したのでした。

パロでは、相変わらずナリスがアムネリスに甘い言葉を囁いています。ナリスは腹心の部下であるルナン公にも、その本心を明らかにしようとはせず、あくまでアムネリスを愛してしまったと語ります。
でも、この冷血な黒公子が本当に心からアムネリスを愛しているとは誰も信じないですよね。(^^;

原作でもそうでしたが、リンダと結ばれたイシュトヴァーンがリンダを光の公女と呼んだのと同じくして、パロではナリスがアムネリスのことを光の公女と呼んでいたのが印象的ですね。

島へと上陸したリンダたちでしたが、彼らが逃げたことを知った海賊たちは、金づるである彼らを追って島までやって来ました。イシュトヴァーンが戦って、何とか血路を切り開こうとしますが、海賊たちは既に彼らの先回りをしていたのでした。

絶体絶命の危機に陥ったリンダたちを救ったのは、一足先にこの島へと漂着していたグインでした。
グインは例によって、高いところからリンダたちを助けるヒーローのように現れました。着地した時の衝撃で、グインの足下の岩が割れていましたが^^;、どれだけ凄いパワーをグインは持っているのでしょうか!?(笑)

グインの参戦で、海賊たちはたちまち追い払われてしまったのでした。イシュトヴァーンと結ばれながらも、グインと再会するとすぐにグインに抱きつくリンダ。何だかイシュトヴァーンの立場がないようで、ちょっと可哀想でした。(^^;

この島の洞窟には、何やら恐ろしい怪物が住んでいるようです。そんな洞窟の様子を、黒化したレムスは先に覗いてきたようです。一体、この島にはどんな秘密が隠されているのでしょうか!?
グインたちが乗り込んだ船は、なんと海賊船だったのでした。

わけありのグインたちが調達できたのは、いかがわしい海賊船でした。海賊たちは、彼らを眠らせておいて金品を奪い、リンダやレムスを売り飛ばそうとしますが、その企みはイシュトヴァーンの知恵で切り抜けられました。
しかし、船長を人質に取ったにも関わらず、海賊たちはグインたちに襲いかかってきたのです。

グインとイシュトヴァーンは、海賊たちと戦いますが、数が多すぎて埒が明きません。おまけに、グインの正体を海賊たちに知られてしまい、船が嵐に遭遇したのはグインのせいだと言い出される始末です。
そこでグインは、自ら海に身を投げ出すことで、リンダたちを無事に目的地へと送り届けるように海賊たちに約束させました。

グインが海に身を投げようとした時、突然輝く光を放った船が現れました。その船には、グインが思い出した言葉、ランドックと書かれていました。光の船は、信じられない速度で海賊船の前から立ち去ったのでした。しかし、その時に巨大な波を受けて、グインは波の中へと消えたのでした。

グインが消えたことで、再び海賊たちはイシュトヴァーンたちに襲いかかろうとします。しかし、船長が剣を振りかざした時、雷が剣とマストに直撃したのでした。
気を失ったイシュトヴァーンたちでしたが、さいわいケガをすることもなく助かりました。しかし、目を覚ました海賊たちは、あくまでリンダたちを捕らえようと襲いかかってきます。

それを救ったのは、最近黒化が著しいレムスでした。(^^;
彼は油を海賊たちに振りかけると、仲間もろとも海賊たちを焼き払うと脅したのでした。そんなレムスの脅しと、無事に目的地まで送り届ければ礼金を出すという提案に、ようやく海賊たちは手を引いたのでした。

その頃、アストリアスはようやくパロの都クリスタルに到着していました。しかし、手形がないため彼は中に入ることができません。そんな彼を助けてくれたのは、ヴァレリウスという魔導師でした。ヴァレリウスは魔術で兵士たちを幻惑すると、まんまとアストリアスと共にクリスタルへ入ったのでした。

アニメでは少し説明不足でしたが、アストリアスはマリウスたちに捕らわれた後、マリウスという言葉を告げた者の言いなりになるように暗示をかけられて解放されました。そのせいで、アストリアスは簡単にヴァレリウスの言いなりになってしまったのでした。

宮廷のナリスの元へは、ナリスがクリスタルに向かう時に犠牲となってくれたリギアが顔を出していました。女騎士リギアは、その後黒騎士隊長カースロンの配下の愛人となり、クリスタルまでやって来ることができたのでした。
そんなリギアをナリスは喜んで迎えますが、全ての手の内をさらすわけではないのは^^;黒いナリス様らしいですね。

そこへおめかししたアムネリスがやって来ました。アムネリスは、ナリスの部屋からリギアが出てきたことでライバル心をむき出しにしています。そんなアムネリスも、ナリスの甘い言葉にあっさりと陥落してしまいました。今回は、もうちょっとデレたアムネリスを見られるかと期待していたのですが、意外とアムネリスの登場シーンが少なくて残念でした。

パロでの陰謀が進行する中、グインはリンダやレムスから離れて海中へと姿を消してしまいました。
グインの運命やいかに!? とか言いながら、しっかり予告ではグインが登場してましたが。(^^;
リンダたちがアルゴスへと向かう中、パロではナリスの陰謀が着々と進行していました。

ケス河を下っていたグインたちは、ようやくロスの街までやって来ました。久しぶりに街を目にして、イシュトヴァーンは俄然元気になりました。早速、イシュトヴァーンは宿とアルゴスに渡る船の手配をするために、一足先にロスへと向かいました。
そんな中、グインはリンダたちと離れた方がいいのではないかと言い出しました。ノスフェラスの荒野ならともかく、多くの人たちが集まる街中では豹頭のグインはイヤでも人目につくからです。そんなグインを必死で止めるリンダでしたが、前回黒化したレムスは^^;あっさりとグインと別れた方がいいのではと言い出しました。・・・原作でもそうでしたが、レムスいきなりキャラが変わりすぎ!(笑)

その頃、マリウスに捕らわれたヘタレとリアス^^;、もといアストリアスは魔導の力によって尋問を受けていました。そして、マリウスたちはパロの双子が生きていること、2人は豹頭の男・グインに守られていることを知ることになるのでした。そして、その情報はすぐさまナリスの元へと知らされたのでした。

ナリスは、その頃アムネリスを口説いていました。あくまでもナリスの前で頑なな態度を取るアムネリスに、ナリスは古代機械の秘密を教えると言って、ヤヌスの塔へと呼び出しました。そこでナリスは、リンダたちをルードの森へと送り込んだ機械をアムネリスに見せました。
そしてナリスは、突然アムネリスを機械の中に閉じこめたのです。そして、アムネリスに彼女自身がいかに冷たく振る舞おうと、ただのか弱い女性に過ぎないことを思い知らせたのでした。
これまでそんな風に強引に男性から接しられたことのないアムネリスは、これであっさりとナリスに落ちてしまいました。(^^; 次回からは恋する乙女アムネリスが満喫できそうですね。(笑)

ようやくロスの街に入ったグインたちでしたが、ゆっくりとしている暇はありませんでした。アルゴスがモンゴールに開戦したことで、ロスの港はモンゴール兵によって封鎖されようとしていたのでした。
そんな中、イシュトヴァーンはアルゴスへ向かうという、ガルムの首という船に乗り込む手はずを整えました。先行して船に向かったイシュトヴァーンとリンダ、レムスでしたが、なかなかグインがやって来ません。とうとうグインを待ちきれずに、船は出航し始めてしまいました。

その時、モンゴール兵に追われていたグインが、巨大な旗(?)の上から颯爽と登場したのでした。
ドッグヘッドの戦いの時もそうでしたが、アニメのグインは高いところからヒーローのように登場するのが好きですよね。(^^;
なんとか船に乗り込むことができたグインですが、この先どんな冒険が彼らを待っているのでしょうか!?

今回は、全体的にお話を端折りすぎな気がしました。ロスでのグインたちの動きも慌ただしすぎましたし、アムネリスがどうしてナリスが本気で自分を愛してくれていると思ったのかもわかりにくかったです。

ちょっと補足しておくと、船に向かうイシュトヴァーンたちがモンゴール兵から強盗に気をつけるように言われていましたが、その強盗の正体はイシュトヴァーンです。今までノスフェラスにいたグインたちは、当然ながらお金なんて持っていません。そこでイシュトヴァーンが、ロスの街で強盗して宿代や船賃を稼いだんですね。メインキャラが強盗じゃまずいということで、NHK規制が働いたのかもしれませんね。(^^;
パロ、ノスフェラス、そしてアルゴスと、それぞれの場所でそれぞれが思惑を持って動き始めました。

黒騎士隊長カースロンに捕らわれたナリスは、古代機械の使い方を白状させるべく拷問にかけられていました。このままナリスを捕らえたことを司令官であるタイランに知らせても、手柄をタイランに横取りされるだけだったからです。
しかし、そんなカースロンの目論見は、タイランに見抜かれていました。カースロンがナリスを捕らえたことを知ると、タイラン自ら部下を率いてナリスを引き取りに来たのでした。

そんなタイロンの役目は、モンゴールの公女アムネリスとパロの王位継承者であるナリスを政略結婚させることでした。モンゴールに征服されたとはいえ、パロ国内には相変わらず反モンゴール感情が強いです。そこでナリスをアムネリスと結ばせることで、少しでもパロ市民の不満を和らげようという策略が実行されようとしていたのでした。

ナリスは、自分がどんな風に利用されようとしているか、とっくに見抜いていました。最初はアムネリスと引き合わされる仮面舞踏会でアムネリスを人質に取ろうかと画策していたナリスでしたが、アムネリスの様子を見て作戦を変更することにしたようです。

そんな結婚が納得いかないのは、アムネリス様ラブのアストリアスです。ただちょっとアムネリスから声をかけられたり、髪の毛を手に入れただけなのに、いつの間にかアムネリスも自分のことを好いてくれるに違いないと思い込んでいます。(^^; 現代なら間違いなくストーカーになるタイプですね。(笑)

アムネリスを恋い慕うあまり、とうとうアストリアスは軍令に背いて、アムネリスの後を追ってパロを目指してしまいました。その途中の宿場で、アストリアスは吟遊詩人のマリウスと名乗る男から声をかけられました。マリウスがパロの様子に詳しいと知ったアストリアスは、マリウスを部屋に招いてさらに詳しい話を聞き出そうとします。
しかし、そんなマリウスこそ、ナリスの異母兄弟であるディーンだったのでした。マリウスに薬で眠らされたアストリアスには、この先どんな運命が待っているのでしょうか!?

その頃、アルゴスではパロへと向かったベック公の後を追って、騎馬の民を従えた黒太子スカールが出陣しようとしていました。そんな彼に同行するのは、グル族の長の娘で、スカールの恋人リー・ファでした。原作でもスカールとリー・ファはお気に入りのキャラなのですが、アニメでもこの2人の関係っていいですね。(^^)

そして、グインたちはケス河を下り、ロスの港を目指すための旅を続けていました。ロスの港経由で、エマ女王がいるアルゴスを目指そうというのです。
旅は順調に進んでいましたが、レムスの様子が変です。彼は先のノスフェラスの戦いで死んだ、カル=モルの影響を受けているようです。夜中にレムスは、不思議な夢を見ました。天を貫くような巨大な光の柱が現れて、そこから数多くの円盤が飛び立ってゆくのです。その中の1つはカナン山脈へと墜落し、そしてまた1つはパロの方向へと墜落しました。
レムスが見たこの夢は、一体何を暗示しているのでしょうか!?

そしてそんな夢を見たことで、レムスはリンダとは別の闇の道を歩く決意を固めたようです。これまでレムスはショタ好みのキャラでしたが^^;、ここへきて急に黒キャラになりましたね。(笑)

今回最大の見せ場は、ナリスを見てデレるアムネリスでした。これまで右府将軍として軍を率いてきたアムネリスは、社交の場のようなチャラチャラした雰囲気は大嫌いでした。しかし、ナリスの顔をみたとたん、アムネリスの表情が変わりました。ナリスのあまりの美しさに、あっという間にアムネリスは魅了されてしまったのでした。
この後、アムネリスがどんなデレぶりを見せてくれるのか、楽しみですね。(^^;
アニメのグイン・サーガも、いよいよ陰謀篇へと突入です。新展開にあわせて、OPに登場するキャラが一部変更されていましたね。

冒頭は、なぜかいきなり吟遊詩人のマリウスが登場。長々と歌声を披露してくれた上に、まだ会っていないはずのグインの名前までつぶやいてます。(^^; というか、原作を読んでない人には、彼がマリウスだということすらわからない登場の仕方だったんですけど。(笑)

モンゴールでは、ヴラド大公から呼び戻されたアムネリスが、いきなりパロのクリスタルの都へと赴いて政略結婚しろと迫られました。これにはアムネリス様ラブのアストリアスはびっくり!(笑)
でも、アムネリスは大公家に生まれた人間の役目として、どんな相手とも結婚する気満々です。さらに追い打ちをかけるように、アストリアスにはケス河へ戻れという指示が・・・。アストリアスの想いとは裏腹に、アムネリスはアストリアスのことを何とも思ってないようですね。(^^;

その頃、クリスタル公アルド・ナリスは、女装してクリスタルの都へと向かっていました。ところが、その途中でモンゴールの兵士に呼び止められて危機が迫ります。それを切り抜けるために、ルナン公の娘であるリギアが、自ら兵士に身を預けました。そのおかげで、ナリスたちは無事にクリスタルへとたどり着くことができたのでした。

一方、ノスフェラスにいるグインたちは、新たなる旅立ちを始めようとしていました。しかし、セムやラゴンを連れて旅をするわけにはいきません。彼らはノスフェラスに残るように言うグインでしたが、ラゴンの勇者ドードーはそれを聞き入れません。ドードーを納得させるため、グインは再びドードーと戦うことになってしまったのでした。

グインとドードーの対決は、タイガーマスクのプロレスのようにも見えましたが^^;、怪力のドードーにグインは苦戦します。しかし、それを上回る怪力を発揮したグインは、見事ドードーとの勝負に勝ち抜いたのでした。
勝負には勝ったグインですが、いずれまたこのノスフェラスへと戻って来ることを約束しました。

密かにクリスタルへと入ったナリスたちは、神殿長であるギースの屋敷へと潜伏していました。しかし、ギースはモンゴールからナリスたちを匿っているのではないかと疑われて、ナリスたちは居場所を変えようとします。
そんなナリスに、ギースの娘のサラが泣きつきます。ナリスの魅力に翻弄されたサラは、自分こそがナリスを守るのだと思い詰めてしまったようです。しかし、そんなサラを振り切ってナリスは屋敷を後にしようとするのでした。

そんなナリスたちを取り囲んだのは、モンゴールのカースロンが率いる黒騎士隊でした。なんとサラが、自分の手元にナリスを置いておけぬのならと、ナリスをモンゴールに売り渡していたのです。
周囲を取り囲まれたナリスは、逃げ切れぬと知ってカースロンの手に落ちることを承諾するのでした。

さらに、アルゴスではリンダたちの叔母にあたるエマ女王が、ベック公の前でリンダとレムスの運命を占っていました。双子が生きていると占いに出た時、アルゴスの黒太子スカールがエマのところへとやって来ました。スカールは、ベック公にナリスがクリスタルに潜伏しているという情報をもたらしたのでした。それを聞いたベック公は、自らもパロへと兵を進めようと動き出すのでした。

今回は、これまでと比べると一気に登場人物が増えましたね。舞台もノスフェラスだけでなく、モンゴールの都トーラス、パロのクリスタル、アルゴスと一気に世界が広がりました。一応、公式HPのキャラ紹介には、いろいろと解説が掲載されていますが、マリウスを歌わせる余裕があるなら^^;、もう少し作中で各キャラの事情を描いた方がよかったのではないかと思いました。
ノスフェラスを舞台とした戦いにも、ついに決着の時が来ました。

マルス伯、死すという報告を受けたアムネリスは、セム族討伐の決意を固めます。そんなアムネリスの思いに応えるかのように、アストリアスはついにセム族の本拠地を発見したのでした。そして、モンゴール軍は全軍をあげて、セム族を殲滅するために動き始めました。

その頃、グインの策でマルスを倒したイシュトヴァーンは、セム族と一緒にいたリンダとレムスと合流していました。しかし、傭兵としての彼のカンが危機が近づいていることを悟らせました。モンゴールの大軍がセム族へと迫っていることを知ったイシュトヴァーンは、リンダたちの前から逃げ出してしまいました。

ついにセム族を追い詰めたアムネリスは、セム族を包囲して殲滅させる構えです。その激しい攻撃に、次々とセム族たちは倒され、リンダやレムスもアストリアスに追い詰められてしまいました。おまけに、リンダを守ろうとしたスニは、アストリアスの剣を受けて谷底へと消えてしまいました。

勝ち誇ったアストリアスが身近に迫り、リンダとレムスは大ピンチです。そんな危機を救ったのは、逃げ出したはずのイシュトヴァーンでした。普段はリンダと言い合いばかりしているイシュトヴァーンですが、やはりリンダを見捨てることはできなかったようです。

イシュトヴァーンに救われたリンダたちに、さらに援軍が現れました。ラゴンを率いたグインが、ついにセム族の前へ現れたのです。ラゴンたちと一緒に風穴を抜けてきたはずなのに、なぜかドックヘッドの頂上にヒーローのように立っているグインにちょっと笑ってしまいましたが^^;、ピンチに駆けつけたヒーローとしては格好良かったです。

ラゴンの援護を得て、ようやくセム族は体勢を立て直しました。ラゴンの圧倒的な戦闘力に、アムネリスの旗本隊まで危機が迫り、アムネリスはケス河まで退却することを余儀なくされたのでした。
また、激闘の中でアムネリスたちをノスフェラスへと導いた魔導士のカル=モルも命を落としてしまいました。

長く苦しい戦いはようやく終わり、グインやセム族、ラゴンはとうとうモンゴールからノスフェラスを守り抜いたのでした。そんなグインに、セムやラゴンは彼らの王となって欲しいと懇願するのでした。

今回は、辺境篇の最後ということもあって、作画にも力が入っていてよかったです。内容的には、原作をかなり端折った感じになりましたが、モンゴールのセム虐殺など描くには問題がありすぎる場面も多いですから、これは仕方ないですね。

今回のツボは、アストリアスでした。ひたすらアムネリス・ラブなへたれ具合が、かなりいい感じでした。特に風に飛ばされたアムネリスの金髪を受け止めて、頬を赤らめる場面には大笑いさせてもらいました。(^^;
ラゴンの捕虜となったグインは、ラゴンを説得して共にセムと戦ってもらおうとします。

グインの姿を見たラゴンは、グインを悪霊だと決めつけて岩屋に閉じこめてしまいました。そんなグインに声をかけてきたのは、ラゴンの娘ラナでした。グインはラゴンの代表者である勇者ドードーと賢者カーに会わせて欲しいとラナに頼みました。そんなグインの願いが聞き届けられて、グインはドードーとカーの前に引き出されたのでした。

しかし、塩の谷にいたグインをドードーは塩泥棒だと決めつけました。そこでグインは、ラゴン最強の勇者であるドードーに戦って勝ってみせると宣言したのでした。
かくしてグインとドードーの戦いが始まりました。体格で劣るグインは、ドードー相手に苦戦を強いられます。その時、グインの体の中に入り込んでいた光り輝く棒が姿を現しました。それを目にしたラゴンたちは、グインこそが間違いなく彼らの神であるアクラの使者だと認めたのでした。

その頃、モンゴール軍もセム族との戦いを前にしていました。今度の戦いでは、マルス伯が先鋒を務めることになりました。マルスに信用されたイシュトヴァーンは、マルスと共にセム族と戦うふりをしました。しかし、全てはモンゴール軍を罠にかけるために、グインが考えた作戦だったのです。

セム族を追いかける青騎士たちは、途中で落とし穴によって後方の戦力と分断されてしまいました。
そんな時、イシュトヴァーンがセム族の本拠地を見つけたとマルスに告げに来ました。イシュトヴァーンに導かれて、青騎士たちはセムの谷へと入り込みました。
しかし、それは恐るべき罠の中に飛び込むことだったのです。巨石を落として青騎士たちの退路を断ったセム族は、青騎士たちの中に油をまきました。そして、村もとろも青騎士たちを焼き払ったのです。

イシュトヴァーンに騙されたと知ったマルス伯は、怒りのこもった剣をイシュトヴァーンに投げつけました。しかし、それはわずかにイシュトヴァーンの右耳を傷つけただけでした。こうしてグインの策略にはまり、モンゴール軍の勇将マルス伯は命を落とすことになったのでした。

何とかラゴンを味方に引き入れることに成功したグインですが、約束の期日までラゴンをセムのところまで導くことができるのでしょうか!?

今回は、グインとドードーの戦いは見応えがありましたが、グインの策略にはまったマルス伯の最期があまりにしょぼくて残念でした。原作ではこの場面は、多くの青騎士たちが石と炎で命を落としてゆく壮絶な場面として描かれていましたが、アニメではマルス伯1人だけが焼け死んだように描かれていたのが残念でした。
毎週のテレビシリーズでそこまで描いたら、スタッフはたいへんなことになるのはわかりますが、止め絵を効果的に使うなどして、もう少し迫力ある描写をして欲しかったですね。

それから、番組の最後に原作者の栗本薫さんの訃報を取り上げてくれたのはよかったです。
アニメを最後まで見られることなく栗本さんは亡くなられましたが、その作品への思いを汲んで、これから先のアニメをよりよいものとして欲しいと思いました。
モンゴール軍との戦いの切り札として、グインが幻の民と呼ばれるラゴンを捜しに出るお話でした。

セム族の思わぬ攻撃に痛手を受けたモンゴール軍でしたが、このまま引き下がるつもりはありません。
アムネリスは、当面の戦闘の目的をグル・ヌー探索からセム族の殲滅へと切り替えて、一気にセム族を倒すつもりのようです。

そんな中、青騎士の鎧を手に入れたイシュトヴァーンは、密かにモンゴール軍の陣内へと潜入していました。そこでアルゴルのエクを始末したイシュトヴァーンは、エルと名乗って青騎士隊長マルスへと近づきました。イシュトヴァーンの姿に息子の面影を感じたマルスは、イシュトヴァーンを自分の親衛隊の一員として引き立てることにするのでした。

その頃、セム族の本拠地ではグインが1つの賭けに出ようとしていました。モンゴール軍との戦いに決着をつける切り札として、幻の民ラゴンを探し出そうというのです。セム族に4日間の猶予をもらい、リンダの予言に導かれたグインは、東のドッグヘッドを目指します。その途中、グインは激しい砂嵐に巻き込まれて、そこで不思議な夢を見たのでした。3人の女と出会うことで、グインが人となるという言葉の意味することは何なのでしょうか!?

砂嵐に飛ばされたグインが目を覚ますと、そこはドックヘッドでした。そこでグインは、砂漠狼の集団に襲われてしまうのでした。狼の数は多く、このままではグインといえど力尽きてしまいそうだった時、白く巨大な狼の王が姿を現しました。狼王は他の狼からグインを守っただけではなく、塩の結晶で埋め尽くされた不思議な谷へとグインを案内したのでした。

そこでグインは不思議な棒を手に入れました。グインをそこまで案内すると、狼王は自らの役目は終えたとばかりグインの前から姿を消してしまいました。そんなグインに背後から槍をつきつけた男がいました。彼は一体何者なのでしょうか!?

今回は、原作をかなり端折って詰め込んだ感じでしたね。(^^;
グインがリンダの予言を頼りにドッグヘッドへ向かう場面、そしてドッグヘッドでのグインの戦いはもう少しじっくり描いて欲しかった気がします。でも、原作にはないナリスがちらりと登場していたのは、今後を考えるとよかったかも。(^^)

それから、アムネリスのお姫様っぷりが描かれていたのもよかったですね。軍の司令官として指揮を執っていても、ノスフェラスでは貴重な水を惜しげもなく使ってしまう贅沢ぶり。鎧に身を包み、軍の先頭に立っていても、彼女は本質的にお姫様としての甘さがあるのがよくわかりました。
ノスフェラスの荒野に、ついにセム族とモンゴール軍が激突しました。

グインに率いられたセム族は、数で劣るため奇襲を基本とした作戦でモンゴール軍に襲いかかります。
それに対してモンゴール軍は、弩部隊による遠距離攻撃、槍部隊による中距離攻撃で防戦します。そんな戦いの最中に、セム族と共にグインが躍り込んできました。次々と兵をなぎ払うグインに、青騎士隊長マルスが向かいましたが、グインに押されて槍を奪われてしまいました。

その槍をグインは、アムネリスの元へと投げつけました。普段は氷のように冷静なアムネリスですが、グインの槍を受けて普通の女性のように悲鳴を上げてうろたえてしまったのでした。
兵士の前で醜態をさらしたアムネリスは、退却するセム族をあくまで追い詰めようとします。

しかし、それはモンゴール軍を罠へとおびき寄せるための作戦だったのです。追撃するモンゴール軍の前に、セム族に追い立てられたアメーバのようなイドが襲いかかってきました。イドには剣も槍も通じません。イドを利用した攻撃に、モンゴール軍は大きな打撃を受けてしまったのでした。

モンゴール軍の魔導士ガユスは、火がイドの弱点であるとアムネリスに教えます。しかし、それは少し遅すぎました。わずかの火ではイドを防ぎきることができず、モンゴール軍の被害は拡大してしまいました。

しかし、これで戦いが終わったわけではありません。いまだにモンゴール軍は、大きな兵力を抱えています。それに対して、グインたちはどう挑むのでしょうか!?

今回は、アムネリス萌えのアストリアスが散々でしたね。(^^;
アムネリスに見とれていて怒られるわ、グインには若造扱いされて軽くあしらわれるわ、アムネリスから隊長からの降格を仄めかされるわ、いいとこなしでしたね。

そんな中、青騎士の鎧を手に入れたイシュトヴァーンが、グインの入れ知恵で何かを企んでいるようです。一体、グインはイシュトヴァーンに何をさせようとしているのでしょうか!?

今回はノスフェラスの戦いということで、迫力のある作画を期待していたのですが、予想外に作画がしょぼくて残念でした。それから、アムネリスの指揮でマルスは後詰めを言い渡されたのに、グインと一戦交える場面があったのも気になりました。
ゴーラの赤い獅子・アストリアスに追われるグインたちは、スニが連れてきたラク族の援護により追ってから逃れることができました。しかし、本当の危機はこれからだったのです。

イシュトヴァーンに助けられたグインたちでしたが、アストリアスの部隊が彼らを執拗に追い詰めます。逃げ切れぬと悟ったグインは、単騎でアストリアスの騎士たちに立ち向かうのでした。いくらグインでも数多くの騎士を相手に戦い抜けるのかと思ったら、なんとスニがセム族の自分の部族であるラク族を援軍として連れて来てくれたのです。

セム族の助けを得て、イシュトヴァーンも戦いへと加わります。彼らは騎士たちを圧倒しますが、同行していた白騎士がアムネリスの本陣へと向かおうとします。それを止めようとしたイシュトヴァーンでしたが、彼の前にアストリアスが立ちはだかったのでした。

名の知れた剣士だけに、イシュトヴァーンはアストリアスに苦戦します。そんなイシュトヴァーンを救ったのは、駆けつけてきたグインでした。アストリアスを叩き伏せたものの、グインはアストリアスの命を奪わず、アムネリスへの伝言を伝えます。ノスフェラスに手を出すなと言い残して、グインは立ち去りました。

やむなく本陣へと合流したアストリアスでしたが、アムネリスの本陣は数多くの援軍を迎えて1万5千人もの大部隊へとふくれあがっていました。そんなモンゴールの動きを、グインは予見していたようです。スニのいるラク族と合流したグインは、ラク族の長老にセム族全ての部族を集めるようにと伝えました。

大部隊の集結に、青騎士隊長マルスも戸惑っていました。スタフォロス砦の支援とパロの双子を狙った出撃にしては、あまりにも大きな兵力が集められていたからです。そんなマルスや各隊長たいに、アムネリスは出陣の真意を語りました。
なんとパロの双子の捕獲やセム族の討伐は、より大きな目的の途中でこなす作戦の1つでしかなかったのです。

アムネリスの天幕に呼び寄せられたのは、カル=モルという異様な風体の男でした。彼はノスフェラスの荒野を横断して生き延びた、ただ1人の魔導士だったのです。若き日のカル=モルは、ノスフェラスを彷徨っている途中で、異様な瘴気で満ちている場所へとたどり着きました。その瘴気の奥深くまで踏み入ったカル=モルは、そこで不思議な石の柱を見つけました。

その柱に手を触れた途端、カル=モルの姿は骸骨のような姿になってしまったのです。カル=モルの姿を変えた謎の力。それを解明して、モンゴールの手に入れることが今回の最大の目的だったのです。
その力とパロの双子を瞬間移動させる力、その2つを手にしてモンゴールは中原だけでなく、世界の全てを手に入れることを目論んでいたのでした。

セム族を呼び集めたグインは、そんなアムネリスに対抗するにはセム族が団結して戦うしかないと呼びかけます。しかし、セム族の全兵力を集めても5千にしかなりません。そんな数少ない兵力、そしてモンゴールに劣る装備で戦いに勝利をおさめることはできるのでしょうか!?
誰もが不安に思う中、グインだけは何やら勝利への秘策があるようです。

次回はモンゴールの大部隊と、グインたちセム族が激突することになりそうです。どんな戦いが繰り広げられるのか、楽しみです。(^^)
アムネリスの追撃を受けて、グイン、リンダ、レムスが捕らわれてしまうお話でした。

アムネリスの陣営に、援軍がやって来ました。それは青騎士隊長であるマルスでした。彼はアムネリスの幼い頃さえ知っている旧知の間柄のようです。剛勇でも知られるマルスは、グインのことを聞いて、早速グインに勝負を挑もうとするのでした。

野宿していたグインたちでしたが、レムスが口を滑られてイシュトヴァーンに彼らがパロ王室の生き残りであることを知られてしまいました。リンダやレムスは、いまだにイシュトヴァーンのことをあまり信用してないようです。
そんな時、またグインが過去の記憶の一部を思い出しました。ランドックという言葉です。その言葉に、イシュトヴァーンは見覚えがありました。イシュトヴァーンが若い頃にすれ違った異国の船体に、その言葉が書かれていたというのです。一体、グインは何者なのでしょうか!?

アムネリスの放った偵察隊によって、グインたちの居場所は知られてしまいました。イシュトヴァーンとスニが食料の調達に出かけている時に、マルスがグインに勝負を申し込んできたのです。2人は激しい戦いを繰り広げますが、リンダとレムスを人質に取られて、グインたちはアムネリスの前に引き立てられてしまいました。

ここにリンダとアムネリス、2人の皇女が顔を合わせることになりました。アムネリスの激しい美しさは、燃えさかる太陽のようです。それに対して、リンダは静かな月のような美しさですね。
イシュトヴァーンは、生まれた時に光の皇女が彼を国の支配者にしてくれるという予言をされたそうですが、彼を王へと導いてくれるのはリンダなのでしょうか、それともアムネリスなのでしょうか!?

グインたちは、馬にひかれて連行されることになりました。あくまで毅然とした振る舞いを見せるリンダに対し、レムスは簡単に泣きがはいってしまいます。しかし、それをグインは咎めませんでした。自分の弱さを素直に認められること。それは支配者としては、よい資質なのかもしれませんね。

そんなグインたちを、深夜にイシュトヴァーンが助けにやって来ました。彼はサンドワームを囮に使って陣営を混乱させると、その隙に乗じてグインたちを助け出したのでした。そんなグインたちの追跡を申し出たのは、ゴーラの赤い獅子と呼ばれる剣士・アストリアスでした。
グインたちは、アストリアスの追跡を振り切って、無事に逃れることができるのでしょうか!?
ようやく黒伯爵の砦から抜け出したものの、一難去ってまた一難。グインたちには危機が続きます。

砦からケス河へと身を投じたグインたちでしたが、イシュトヴァーンの助けもあって、なんとか全員無事に生き延びることができました。とりあえず行く宛のない彼らは、イシュトヴァーンの提案でケス河を下ってモンゴール領から脱出をはかります。
しかし、別名・死の河とも呼ばれるケス河は、魔物の巣窟でした。筏で川を下る間にも、何度も彼らは魔物の襲撃を受けたのでした。

そんな彼らの様子を遠くから窺っている者がありました。モンゴール大公の娘・アムネリスでした。彼女はパロの生き残り、リンダとレムスを狙っているようです。
そうそう。生き残りといえば、モンゴールが来襲した時に瞬殺されたかと思ったナリスは、何とか生き延びていたようですね。(^^; リンダやレムスが、再びナリスと再会する日が来るのでしょうか!?

アムネリスの命を受け、配下の白騎士がグインたちのところへ向かいました。夜にケス河を下ることは危険と判断したグインたちでしたが、対岸に白騎士たちが現れて道をふさいでしまいました。
白騎士たちは、弓を射かけてグインたちに投降するよう迫ります。そんな時、再びケス河の魔物がグインたちに襲いかかってきたのです。

そのおかげで、グインたちは白騎士たちから逃れることができましたが、筏は大破してしまいました。
そんな時、同行していたスニが、彼女の村にリンダたちを案内したいと言い出しました。イシュトヴァーンは乗り気ではないようですが、グインは後に引けない以上前に進むしかないと決断を下すのでした。

そんな時、リンダが無気味な予言を行いました。それはイシュトヴァーンの運命に関わるものでしたが、この先イシュトヴァーンにどんな運命が待っているのでしょうか!?
黒伯爵の砦に捕らわれてしまったグインとリンダ&レムス。その砦の闘技場で、グインは灰色猿と戦わされました。その戦いに勝ち抜いたグインの前に、今度は紅の傭兵・イシュトヴァーンが連れ出されてきたのでした。

グインとイシュトヴァーンが戦うことになるのかと思いきや、突然ヴァーノンが席を立ってしまいました。そこでグインたちの戦いは、翌日まで持ち越されることになってしまいました。
牢獄へと引き立てられたグインたちでしたが、途中でリンダだけが別の牢へと連れられて行ってしまいました。そこでリンダは、セム族の少女・スニと出会うのでした。

グインたちの牢の隣には、イシュトヴァーンが入れられていました。彼は密かに、牢から抜け出す算段をしていたようです。イシュトヴァーンは生まれた時に手のひらに珠を握っていたことから、国を手に入れると予言されたのでした。今は一介の傭兵にすぎませんが、イシュトヴァーンはいずれ国の主になることを目指して生きていたのでした。

そんな中、スニとは別の猿人カロイ族が砦を襲撃してきました。その混乱を利用して、トーラスのオロは再びグインを助けてくれたのでした。しかし、リンダの元を目指している途中で、突然現れた剣豪・ネムにオロは斬られてしまったのでした。それに怒ったグインは、ネムへと斬りかかります。そしてネムを倒しましたが、オロは命を落としてしまいました。
・・・ネムは登場の仕方は格好良かったですが、意外とあっさりグインにやられちゃいましたね。(^^;

その頃、リンダとスニは黒伯爵ヴァーノンの元へと引き出されていました。ヴァーノンは、生きている者の生き血をすすっていたようです。ヴァーノンが、リンダとスニに襲いかかった時、ようやくグインがその場に駆けつけました。

そしてグインは、ヴァーノンと激しい戦いを繰り広げることになりました。ヴァーノンは人間ではなく、なんと悪霊だったのです。そんなヴァーノンを、グインは火を使って焼き払いました。ヴァーノンとの戦いには勝利したものの、カロイ族の襲撃で火に包まれた砦には逃げ場がありませんでした。
グインたちは、生き残る唯一の可能性を信じて、ケス河へと身を投じたのでした。

ようやく砦から抜け出したグインたちに、どんな運命が待っているのでしょうか!?
ルードの森で豹頭の戦士グインと出会ったリンダとレムス。襲ってきた騎士たちをグインがなぎ倒したものの、彼らは再びモンゴール兵に取り囲まれてしまいました。

グインは1人だけならこの窮地を突破できるだけの力がありそうですが、今はリンダとレムスが一緒にいます。彼らの安全を考えて、グインは剣を捨てて黒騎士たちの捕虜となることを受け入れたのでした。
そんな彼らが連れて行かれたのは、スタフォロス砦と呼ばれる場所でした。

魔導の力があるリンダには、そこが禍々しい場所として感じられたようです。そこで彼らを待っていたのは、砦の主・黒伯爵だったのでした。黒伯爵は、リンダとレムスが一夜にしてルードの森へと移動した秘密を聞き出そうとします。しかし、リンダはそれに毅然として拒否するのでした。

そんなリンダやレムスを、黒伯爵は痛めつけようとしますが、拘束された身であってもグインは2人を守る覚悟のようです。人とも獣とも思えぬグインの姿に、黒伯爵は興味をそそられたようです。
黒伯爵ヴァーノンは、座興としてグインを闘技場へと引き出しました。そこでなんと、凶暴な灰色猿と素手で戦えというのです。

グインは何とか灰色猿と渡り合いますが、パワーの差はどうすることもできません。おまけに卑怯なことに、ヴァーノンは砂時計の砂が落ちてもグインに武器を渡そうとはしなかったのです。グインは絶体絶命のピンチを迎えますが、そんな彼に思わぬ援助がありました。
グインを捕らえた兵士オロが、彼の戦いぶりに魅せられて剣を投げ渡したのです。そのおかげで、グインは灰色猿に勝利することができました。

しかし、ヴァーノンはそれでは面白くありません。そこで牢獄に入れられていた傭兵、イシュトヴァーンをグインの次の相手として選んだのでした。イシュトヴァーンは、傭兵でありながら黒伯爵の悪口を言って、牢に入れられていたのでした。
闘技場に引き出されたイシュトヴァーンは、そこでパロの王女・リンダの姿を初めて目にしました。そして、その美しい姿に何か心打たれるものがあったようです。

イシュトヴァーンという魅力的な登場人物を新たに加え、次回はどんな方向に物語が進んでゆくのか楽しみです。(^^)
栗本薫さん原作の小説が、ついにアニメ化されました!

学生時代に小説を読もうと手を出したことがあるのですが、財力と気力が続かずにわずか1巻で挫折してしまいました。(^^; その後も何度か挑戦しようとしたのですが、あまりの長さにビビって手が出せませんでした。
今回、こうしてアニメ化してくれたおかげで、ようやく作品に踏み込んでゆくことができそうです。

第1話は、パロ皇国の王位継承者の双子の姉弟・リンダとレムスと、謎の豹頭仮面の男・グインとの出会いが描かれました。モンゴールの襲撃を受けて、パロの王都は陥落してしまいました。
リンダとレムスにも危機が迫りますが、空間転移装置を使って2人は脱出に成功しました。しかし、転送先の座標が狂ってしまい、2人は数多くの魔物が住むルードの森へと飛ばされてしまったのでした。

そこで2人は、モンゴールの黒騎士たちから狙われました。そんな2人を助けてくれたのは、豹の仮面を被った謎の人物、グインだったのでした。グインは記憶を失っており、なぜ自分がドールの森にいたのか、なぜ豹の仮面を被されているのかさえわかりません。

そんな彼らに、森に住む魔物たちが襲いかかってきます。グインの判断で川に飛び込んだリンダとレムスでしたが、一難去ってまた一難。彼らは再び騎兵たちに取り囲まれてしまいました。
グインやリンダ、レムスは、果たしてどんな運命を辿ることになるのでしょうか!?

冒頭を見た時はちょっと絵柄が古くさい気がしましたが、リンダたちがグインと出会った頃には気にならなくなっていました。素手で騎士たちを叩きのめすグインの動きに迫力がありました。