日々の記録

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久しぶりに「楽しいムーミン一家」を視聴しました。今回は、ムーミンが小さな龍を拾うお話でした。

天の底が抜けたような大雨が降った翌日、ムーミンは水たまりにザリガニを取りに出かけました。ようやくザリガニを捕まえたと思ったら、瓶の中に入っていたのは、ザリガニではなく小さな龍だったのでした。
図鑑で調べて、捕まえたのが龍だと知ってムーミンは驚きます。どうやらムーミンの世界でも、龍はもう絶滅してしまっていると思われていたようです。

その龍をムーミンはスナフキンに見せようとします。しかし、スナフキンはウグイが5匹釣れたら旅に出ることを決めていて、ムーミンは悲しむのでした。おまけに、スナフキンに龍を見せると、龍はムーミンよりもスナフキンに懐いてしまいました。
スナフキンの肩で龍が眠っているのを見て、ムーミンが「僕には肩がないから龍を乗せられない」と残念がる場面には笑ってしまいました。

やがてスナフキンはムーミンの家から帰って行きましたが、なんと龍もその後を追いかけて行ってしまいました。ムーミンは、龍は行ってしまうし、スナフキンももうすぐ旅に出てしまうのでがっかりです。

スナフキンは5匹のウグイを捕まえて、旅に出ようとしていました。しかし、龍に懐かれてしまって、ちょっと困ってしまいました。そこへボートに乗った男が現れました。スナフキンは、その男に釣ったウグイと龍を渡して、龍はできる限り遠くで離して欲しいとお願いするのでした。

そして再びムーミンがスナフキンのところにやって来ました。スナフキンとの別れを寂しがるムーミンでしたが、なんとスナフキンはウグイが釣れなかったからもうしばらくムーミン谷にいることにしたと言ってくれました。そのおかげで、ようやくムーミンに笑顔が戻りました。

今回のお話では、ムーミンはどれだけスナフキンが好きなんだぁと、そっちが気になってしまいました。(^^; 一応、恋人のフローレンもいるのに、なんだかフローレンよりスナフキンラブに見えますね。(笑)
たのしいムーミン一家前々から読みたいと思っていたムーミンの原作本を、ようやく読むことができました。

基本的なストーリーの流れは、アニメの「楽しいムーミン一家」の第1話から第8話までに近いですが、ミーが登場しなくて、じゃこうねずみが早くから登場しているのに驚きました。
その他では、スノークの出番が多いのと、スナフキンがお話の途中で一人旅に出てしまうのが意外でした。

お話も興味深いですが、もっと気になったのはヤンソンさん自身が描かれた挿し絵です。アニメのムーミンは、旧作も新作も可愛らしい雰囲気ですが、原作の挿し絵はどこかおどろおどろしい怖さを感じさせる絵が何枚もありました。それが、単なる楽しいだけではない物語の雰囲気を、より魅力的にしているように思いました。

ちょっと戸惑ったのは、子供向けに翻訳されたせいか、ひらがなが多すぎて読みづらかったことです。文庫本という制約もあるのかもしれませんが、難しい漢字でもルビを振れば子供でも読めますので、全体的にもう少し漢字を使って欲しかったなあと思いました。
嵐の夜、ムーミンはブラッド船長が活躍する海賊の物語を読んでいました。

その翌日、ムーミン谷の海岸で一隻の海賊船が沈没します。駆けつけた署長さんによって、海賊の手下たちは捕まりましたが、船長だけはどこかに逃亡してしまいました。船長は、スノークが空飛ぶ船の建造用に立てた小屋の中に逃げ込んでいたのです。

その小屋でバッド船長と遭遇したフローレンは人質になってしまいました。署長さんはバッド船長と人質を解放するように交渉しますが、相手を怒らせるばかりでちっとも上手くゆきません。
そんな時、スナフキンが知恵を出しました。のどが渇いた海賊のところに、ムーミンが睡眠薬入りのジュースを届けたのです。バッド船長はそのもくろみに気がついたかと思わせられましたが、実はスナフキンの知恵の方が一枚上手でした。スナフキンの知恵とムーミンの勇気で、フローレンは無事に救出されたのでした。

ムーミンには珍しい悪役が登場するお話でした。でも、バッド船長は人質にしたフローレンにいろいろと気を使ったりして、本当は悪い人ではないのかもしれませんね。こういう温かな雰囲気が、この作品の持ち味だと思います。
ムーミンの家にフローレンが血相を変えてやってきました。お兄さんのスノークが、羽を使って空を飛ぼうとしているというのです。

スノークはずっと空飛ぶ船を造りたいと言っていました。今回の実験は、そのための足がかりとなるのです。しかし、翼はとても小さくて本当にスノークが空を飛べるのかフローレンが心配になるのもわかります。
しかし、そんな心配をよそにスノークは空に飛び立ちます。見事にスノークは空を飛ぶことに成功します。

空を飛ぶところまでは大成功でしたが、上空で風に煽られてスノークは杉の木に激突してしまいました。幸いケガはたいしたことがありませんでしたが、それを見ていたスティンキーが何やらよからぬことを企んでいるようです。

本格的に空飛ぶ船を造ることにしたスノークは、ムーミンたちの助けを借りて森の中に空飛ぶ船を建造する建物を造りました。みんなの協力で、森の中には立派な建物が完成しました。
その手伝いのお礼としてムーミンはスノークが実験に使った羽をもらいました。しかし、ムーミンの羽をスティンキーが盗んでしまいました。

羽根を盗んだスティンキーは、ムーミンに追われて空へと逃げ出しました。最初は順調に空を飛んでいましたが、横風に煽られてスティンキーは海へと墜落してしまいました。他人のものを盗んだから、罰が当たったんでしょうね。

工場ができたことで、スノークの空飛ぶ船を造る夢が実現に一歩前進しました。いつかスノークの作った船が空を飛ぶところが見られるのでしょうか。
おばさんにいじめられて姿が見えなくなってしまったニンニのお話が続いています。

前回の終わりでようやく顔以外は見えるようになったニンニでしたが、なかなか顔を見ることはできません。
そんなある日、ムーミンたちは森でみんなでかくれんぼをすることにしました。ところが、かくれんぼの最中にまたスティンキーが現れて、ニンニを岩穴の中に閉じこめてしまったのです。

話ができるようになったとはいえ、ニンニはまだか細い声しか出すことができません。ムーミンたちの呼び声に、ニンニは必死で自分でも思っても見なかった大声を出すのでした。
スティンキーのいたずらは許せないですが、そのおかげでニンニは前よりもしっかりと大きな声で話ができるようになりました。

ムーミンたちは、みんなでスティンキーをニンニと同じように岩穴に閉じこめて、仕返しをするのでした。

それから、まだしばらくの間ニンニの顔は見ることができませんでした。しかし、みんなで海に行ったある日、ムーミンママにいたずらをしようとしたムーミンパパをとめた時、ようやくニンニの顔を見ることができたのでした。そして、ニンニの笑い声を聞くことができたのです。

ニンニは、またおばさんの家へと帰ってゆきました。でも、今のニンニは昔のニンニではありません。前よりもちょっとだけ心が強くなったのです。もうニンニの姿が見えなくなることはないでしょうね。

姿が見えなくなったニンニというキャラが、とても魅力的なお話でした。ニンニを助けようと一生懸命なムーミンたちが素敵でした。

私たちが現実に生きてゆく中で、姿が見えなくなってしまう人はいませんが、精神的なショックで言葉を失ってしまったり、心を閉ざしてしまう人たちはたくさんいます。ニンニは、そんな人たちの象徴だったのでしょうか。ムーミン谷が本当にあれば、きっとそんな人たちも元気になれるのになあ。
トゥーティッキがムーミンの家に姿が見えなくなってしまったニンニを連れてやってきました。ニンニは、おばさんにいじめられ続けたために姿が見えなくなり話すこともできなくなってしまったのです。

今回は、ムーミンたちの優しさがとてもよく描かれていました。特にムーミンママの包み込むような優しさはいいなあと思いました。
最初はムーミンたちにすら怯えていたニンニでしたが、徐々に心を開いて少しづつ姿が見えるようになってきました。

しかし、キノコ採りに行った帰り道でスティンキーにひどいことを言われたニンニは、再び姿が見えなくなってしまうのでした。
そんなニンニを救ったのは、やはりムーミンママでした。ムーミンママに褒められたことで、ニンニの姿はまた少しだけ見えるようになったのです。

さらにムーミンママは、ニンニのためにかわいい服まで縫ってくれました。それを着たニンニは、顔以外の姿が見え、話ができるようになったのです。
ミーも言っていましたが、ニンニは一体どんな顔をしているのでしょうね。ニンニの笑顔が見られる日が楽しみです。

ニンニ、最初は話をすることもできなかったので、首に付けた銀の鈴で自分の意思を伝えるのが可愛かったです。姿が見えなくなったニンニというキャラは、心を閉ざしてしまった子供を象徴しているのでしょうか。ほのぼのとした中にも、どこか考えさせられるところがあるお話でした。
今まで謎だったトフスランとビフスランのトランクの中に入っている物が明らかにされるお話でした。それは飛行鬼がずっと探していたルビーの王様だったのです。

フローレンは、ミーから海岸に前に無人島に出かけた時に見つけた木の女王が流れ着いていることを知らされます。またその人形にムーミンが心を奪われてはたいへんと、スニフを伴い人形を遥か沖合に捨ててくるのでした。

一方、ムーミン家ではママの大切なハンドバッグがなくなって大騒ぎです。とうとう村中の人たちが総出でハンドバッグを探すことになってしまいました。
ハンドバッグは、トフスランたちが昼寝する場所として持ち出してしまったのです。みんなが大騒ぎしているのを見て、トフスランたちはバッグをママに返すことにしたのでした。

ママのバッグが見つかったお祝いのパーティの席で、トフスランたちは自分たちのルビーをみんなにお披露目しました。しかし、その光を目撃した飛行鬼がルビーを譲ってくれと現れました。
もちろん、トフスランたちには譲る気はありません。残念がる飛行鬼にママは木いちごのジュースを勧めるのでした。

飛行鬼は不思議な力を持っているのに、その力を自分のためには使うことができないのです。トフスランたちの願いに応えて、王様のルビーをもう1つ作り出した飛行鬼は、それを持って満足して帰ってゆきました。

今回は、村人たちが大勢登場しました。こんなにたくさんの人がムーミン谷には住んでいたんですね。みんなであちこちバッグを探しているところが微笑ましくて良かったです。
フローレンが海岸できれいな貝殻を拾ってきました。それをもらったムーミンは、貝殻をフローレンだと思って大切にすると言いました。
この二人、見ていて恥ずかしくなるくらい仲がいいですね。(^^;

ムーミン家では、相変わらずモランとの戦いが続いています。何とかトフスランとビフスランを助けたいムーミンたちは、モランと交渉してみることにしました。ムーミンママが何か考えがあるみたいです。

再びモランがやってきた時、ムーミンママは自分のハンドバックの中から気に入ったものをモランにあげる代わりに、トフスランとビフスランがモランのところから持ち出したものを譲って欲しいと言いました。

どれを見せられてもモランは気に入りませんでしたが、偶然ママのバッグの中にムーミンがフローレンからもらった貝殻が入っていました。
モランはその貝殻が気に入って、それを持って帰ってゆきました。

トフスランとビフスランは、これで安心して暮らせるようになりました。しかし、ムーミンは大切な貝殻をなくしてしまって大弱りです。
同じような貝殻がないか海岸に探しに行ったムーミンは、運良く同じような貝殻を見つけることが出来たのでした。めでたし、めでたし。

モランと武器を持って戦うのではなく、あくまで交渉で事件を解決するのがムーミンたちらしくていいと思いました。ムーミン谷に戦いは似合いませんからね。
ミーのお姉さんミムラが、お母さんの看病を終えてムーミン谷に戻ってきました。ミムラはその途中で、トフスラン、ビフスランという小人の夫婦と出会いました。

トフスランとビフスランは、何かに怯えているようです。ムーミンの家に泊まることになった二人でしたが、相変わらずビクビクしています。
彼らはモランという怪物に追われていたのでした。ムーミンたちは、二人をモランから守るために戦うことにしました。

モランは、冷たい空気をまとった怪物でした。好戦的な怪物かと思ったら、ムーミンパパの説得に応じてあっさりと帰って行ってしまいました。
もしかしたら、そんなに悪い怪物ではないのかもしれません。

トフスランとビフスランは、大きなトランクを大事そうに持っていました。この中には一体なにが入っているのでしょうか。モランが二人を追いかけるのは、もしかしたらこれが原因なのでしょうか。
ニョロニョロたちがいる島での冒険の続きです。

ヘムレンさんは、かなり困ったちゃんですね。(^^;
植物採集に夢中になって船をつなぎ忘れるし、ニョロニョロから奪った気圧計をムーミン谷に持ち帰ろうとするし、穴には落っこちるし。
でも、不思議と憎めない不思議な人です。ムーミンたちも、困った人だと言いながら、それをあまり責めないのがいいですね。

嵐が去った後、ムーミンたちは島の探検を始めました。島の沿岸には、いろいろな物が流れ着いていました。望遠鏡や丸いガラスの中で雪が降っている飾り、そして大きな船の舳先につけられていた木の女王様。
ムーミンは、その女王が気に入ってしまい、フローレンはそれを見て焼きもちを焼いてしまうのでした。

ヘムレンさんが落っこちた穴の中で、スナフキンは金の鉱脈を発見しました。それを全部掘り出してムーミン谷に持ち帰るみたいですが、庭の花壇に飾るだけという使い方がいいなあと思いました。

帯電したニョロニョロに感電したり、フローレンはお気に入りの紙をこがされてしまいましたが、何はともあれみんな無事にかえってこられて良かったです。
修理した難破船に乗って旅に出かけることになりました。ムーミンママは台所用品やキャンプ道具までリュックにいっぱい詰め込んでいます。しかも、行き先はまだどこにするのか決まっていません。

船の上でのんびりとスナフキンがハーモニカを演奏している場面が良かったです。
そうこうするうちに、船は見たことのない島にたどり着きました。そこには珍しい植物がいっぱいでヘムレンさんは大喜びです。しかし、ニョロニョロが使っている気圧計を叩いたら、ニョロニョロの大群に取り囲まれてしまいました。

何とかニョロニョロたちから逃げ出しましたが、島には嵐が近づいていました。ムーミンパパはいろいろな状況を考えて、島に残って嵐をやり過ごすことにしました。しかし、船をつないでおくように頼まれたヘムレンさんは、植物採取に夢中になって仕事を忘れてしまいました。
やがて嵐が来て、波が浜辺まで打ち寄せてきました。綱でつながれなかった船は、波に流されて海に漂い出てしまいました。ムーミンたちは、このニョロニョロの島から無事帰宅することができるのでしょうか。

空を飛ぶ船の設計に行き詰まったスノーク、小説の執筆が思うように行かないムーミンパパ、切手のコレクションを完成させてしまい張り合いがなくなってしまったヘムレンさん。
そんな彼らのもやもやした気持ちを救ったのは、1隻の難破船でした。ムーミンたちは、それをみんなで修理して直しました。持ち主がいるかもしれないけれど、持ち主を見つけるまではムーミンたちが使わせてもらおうというのです。

基本的には、船を見つけて修理するだけのお話なのですが、こういうのんびりしたムードがこの作品にはとても合っていると思います。
前回登場した魔法の帽子が再び登場しました。

前回のラストで少し気になったのですが、不要なものがあるからって川に捨てるのは問題あるかも。(^^;
ムーミンはあの帽子を捨ててしまったことを惜しいと思っていました。スナフキンに呼ばれて行ってみると、なんとあの帽子が川の中州にひっかかっていました。
再び帽子を手に入れたムーミンは、パパやママに内緒で帽子を地下室に隠しておくことにしました。しかし、ミーがその中に毛糸を入れたら、家中に木が生い茂ってたいへんな騒ぎになってしまいました。
結局、帽子は本来の持ち主である飛行鬼の元へともどりました。

どんな事態が起こってもマイペースなムーミンママはいい感じでした。しかし、アリジゴクをハリネズミに変えてしまったムーミンや、家中に木を茂らせてしまったミーに何のおとがめもないのはちょっと疑問に思いました。
人に迷惑をかけたら謝るという基本的なことは子供向けの作品だけにきちんと描いて欲しいと思いました。
アニメのムーミンは岸田今日子さんが声を担当されたものが有名ですが、この「楽しいムーミン一家」はそれとは全く違った世界観で作られたお話です。

最初にこれが放送された時、昔みたムーミンのイメージとかけ離れていて驚いてしまいました。ノンノンはフローレンという名前に変わっていましたし、スナフキンはギターを弾きません。お話の展開もムーミンたちがわいわい遊んでいるだけで、ゆったりしていて退屈だと思いました。

しかし、あらためてこの作品を見直してみると、ゆったりした雰囲気がとても心地よいです。昔のムーミンは、原作とは全くかけ離れたものだったとも聞いています。このほのぼのしていて、ちょっと不思議な世界、これが本当のムーミンだったんだなあと新鮮な感動がありました。

第1話は、冬眠していたムーミンたちが春になって目を覚ますところから始まりました。
ムーミンは、スナフキンとスニフと一緒に山へ出かけてゆきました。そこで彼らは、シルクハットを見つけました。
そのシルクハットは、ムーミンパパがかぶるには大きすぎるものでした。そこで、ムーミンママはそれをゴミ箱として使うことにしました。

ところが、そのシルクハットは不思議な力を持っていたのです。ムーミンパパが入れた卵の殻からは、ムーミンたちが乗ることが出来る雲が出てきました。さらに、かくれんぼをしたムーミンがその中に隠れると恐ろしいことが起こりました。
ムーミンは、見たこともない怪物のような姿になってしまったのです。誰もその姿を見てムーミンだとは信じてくれません。でも、ムーミンママだけはその怪物が息子のムーミンだとわかったのです。その時、魔法が解けてムーミンは元の姿に戻りました。
シルクハットは再び川に捨てられました。一体どこへと流れてゆくのでしょうか。

この作品、とにかく雰囲気が素晴らしいです。見ている間は、現実の時間を忘れてムーミン谷のゆったりとした時間に浸ることが出来ました。そして、雲に乗っているムーミンたちにムーミンママが言ったセリフがよかったです。「落ちないようにね」。「危ないからやめなさい」じゃなくて「落ちないようにね」、子供たちをきちんと見守りつつ信頼してないと出てこないセリフだと思いました。

レンタルでDVDを借りてきて大正解でした。この記事を読まれた方も、よろしかったらムーミン谷で素敵な時間を過ごしてみませんか。