日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


ついに「輪るピングドラム」も最終回です。

最終回なんですが、このところいろいろと忙しくて流して見ていたせいか、すっかりお話に置き去りにされてしまった感じでした。(;_;) 作中で流れる発車ベルを聞くと、目の前から作品という列車が遠ざかってしまう感じでした。
冠葉に陽毬が救われて、運命を乗り換えて呪いを受けるはずだった苹果は晶馬に救われました。しかし2人を救ったことで、冠葉と晶馬が消えてしまったのは切なかったです。そうなるのは難しいと知りつつ、高倉家の兄妹3人が揃って幸せになれるラストを期待していたせいかもしれません。

抽象的な作品だったせいか、見終わった後もたくさんの?が残りました。結局、桃果とか眞悧って何者だったんだろうとか。ペンギン帽子って何だったんだろうとか。今も頭の中でたくさんの?が輪っています。

この作品、ウテナの時みたいに映画になったりするんでしょうか!?
いよいよクライマックスです!

冒頭は16年前の事件から。眞利が主導して、組織のメンバーは世界を破壊しようとしていました。それを阻止したのは、日記を持っていた桃果でした。桃果は日記に書かれた呪文を読み上げて、眞利の企みを消そうとします。しかし、眞利の呪いによって、呪文は半分しか読まれませんでした。そのため眞利だけでなく、桃果も命を落としてしまったのでした。

命がつきてしまったかと心配した陽毬でしたが、まだ命はつながっていました。しかし陽毬に残された時間は、決して多くありません。同じ頃、冠葉を逃がそうとした真砂子も重傷を負っていました。真砂子の命はいったんはつきましたが、幽霊の眞利の力によって息を吹き返しました。それを見た冠葉は、陽毬を救うために組織の計画を実行することを決めるのでした。

病室で陽毬に付き添っていた晶馬の前に、冠葉が現れました。冠葉はなんと晶馬に、銃を突きつけました。それで晶馬の命が奪われたのかと心配しましたが、晶馬は単に気絶しただけでした。しかし晶馬が目を覚ました時、病室から陽毬の姿は消えていました。

陽毬を奪う一方で、冠葉は苹果にも接触してきました。苹果が日記の半分を持っていると知って、苹果を水族館におびき寄せたのでした。そこには組織が作り上げた怪しげな人形が置いてありました。爆発した人形の炎によって、苹果の持っていた日記の半分は燃え尽きてしまいました。苹果は身を挺して日記を守ろうとしましたが、火を消し止めることはできませんでした。そして、冠葉の手にあった残り半分の日記も燃やされてしまいました。
もうこれで、誰も眞利の野望を止めることはできなくなってしまったのでしょうか!?

そんな時、ペンギン帽子から陽毬の声がしました。その声に導かれて、晶馬は冠葉の元へと向かったのでした。
日記が燃えてしまった今、晶馬は世界を救うことができるのでしょうか!?
次回でいよいよ最終回です。ピングドラムの謎も、次回ではついに明かされるのでしょうか!?
高倉家はバラバラになってしまいました。そんな中、冠葉は陽毬を救うためにプロジェクトを強行しようとするのでした。

陽毬を訪ねて、ダブルHの2人がこっそり高倉家にやって来ました。しかし、もうそこに陽毬の姿はありません。2人は陽毬からマフラーをもらった感謝の気持ちを伝えたかったようです。2人の格好があまりに怪しげなので、不審者かと思って苹果が怒ります。しかし事情を知った苹果は、2人から新作のCDを預かるのでした。このCDは、ちゃんと陽毬の手に届くのでしょうか!?

家を出た陽毬は、組織の一員として働く冠葉のところにいました。その少し前に、冠葉は眞利先生から陽毬に与えている薬がもう効かないことを知らされます。怒った冠葉は、眞利先生を絞め殺そうとしますが、それは果たせませんでした。これは、もう眞利は死んでいる人間だからということでしょうか!?

そんな冠葉に残された希望は、プロジェクトを完遂させることでした。どんなプロジェクトを冠葉たちが進めているのかわかりませんが、これを実行することで陽毬を助けることができるようです。そんな時、プロジェクトの進行に問題が発生しました。それを解消するために、冠葉は危険を冒してパソコンのデータを破壊しに向かうのでした。そんな冠葉を陽毬は止めようとします。自分の命はいらないからとさえ陽毬は訴えますが、それでも冠葉は止まりません。冠葉にとって陽毬の存在は、この世の誰より大切だったからです。

冠葉を止められなかった陽毬は、冠葉から受け取った全てのものを返そうと決意します。そう願った陽毬は倒れてしまいましたが、もうこれで陽毬の命はつきてしまったのでしょうか!?

その頃、冠葉はパソコンを破壊に来ていました。冠葉の実の妹の真砂子はそれを止めようとしますが、冠葉はそれを聞き入れませんでした。2人は周囲を警官隊に包囲されて、絶体絶命の危機に陥るのでした。
冠葉と真砂子の父は、組織の人間として活動していました。しかし幼い冠葉は、自分が父の元に残ることで真砂子とマリオを夏目家へと帰したのでした。冠葉は幼い時から、自らいろいろなものの犠牲になってきたんですね。

警官隊の銃撃が始まりました。2人の頭上から降り注ぐ、ガラスの破片。冠葉は身を挺して、真砂子を破片から守りました。そうして冠葉は傷つきましたが、組織の人間は戦うことをやめようとしません。そこで真砂子は、自らが囮となって冠葉を逃がすのでした。

その合間に、苹果とゆりが会っていました。ゆりは奪った日記の半分を、苹果に返したようです。そんな気持ちになったのは、翼に襲われた時に多蕗が身を挺して自分を守ってくれたからでした。2人は多蕗が傷ついたことで、本当に必要なものに気がついたようです。
高倉家の秘密が明らかになり、家族がバラバラになってしまうお話でした。

電車の中で、週刊誌の記者が苹果に接触してきました。その記者は、冠葉が組織の人間から金をもらっている証拠をつかんでスクープしようとしていたのです。しかし、苹果はあの家族をそっとしておいて欲しいと記者に怒るのでした。

冠葉は夜中に出かけています。両親と会い、組織から陽毬の治療のための金を受け取るためです。そんな冠葉のあとを、陽毬はこっそりつけてしまいました。そこで陽毬が見たのは、荒れ果てたお店の様子でした。そこで両親と会っている、それは冠葉の妄想にすぎず、実際は両親は亡くなっていたのでした。

そして晶馬の元へも、週刊誌の記者がやって来ました。その男から冠葉がいまだに組織の人間と付き合っていることを知った晶馬は激しく怒るのでした。そして、冠葉の秘密も明らかになりました。なんと冠葉もまた、高倉家の両親の本当の子供ではなかったのでした。冠葉は、同じ組織の人間が亡くなった時、高倉家に引き取られたのでした。

様々な真実が明らかになってゆく中、とうとう高倉家はバラバラになってしまいました。それを悟った陽毬は、高倉家を後にします。そして陽毬は、冠葉が進めているプロジェクトを命に賭けても阻止しようと誓うのでした。
あんなに仲がよかった高倉家の兄弟が、本当は偽りの家族だったと知ってショックでした。彼らの関係は、もう元にはもどらないのでしょうか!?

そして眞利に関する事実も1つ明らかになりました。なんと眞利は、高倉家の両親が関わっていた組織のリーダーだったのでした。しかも、そのリーダーは既に死んでいるらしいです。それでは、今ここにいる眞利はいったい何者なのでしょうか!?
晶馬と陽毬の過去が明かされるお話でした。

真砂子の指摘で、陽毬たちは忘れていた過去を思い出しました。晶馬の両親が、まだアパート暮らしをしていた頃、そこで晶馬と陽毬は出会いました。その時、陽毬は独りぼっちでした。子猫を見つけた2人は、その子猫を飼い主が見つかるまで育ててあげようとしました。しかし、アパートの管理人によって、あっさり子猫は命を奪われてしまったのでした。

そして陽毬もまた同じように命を奪われようとしていました。陽毬はアパートでお母さんが帰ってくるのを待っていたのです。しかし、とうとうお母さんは帰ってこず、陽毬は子供ブロイラーへ送られることになってしまいました。
それを知った晶馬は、夢中で陽毬の後を追って子供ブロイラーへとやって来ました。こうして晶馬は陽毬を助け出し、その日から陽毬は高倉家の一員となったのでした。

しかし今、晶馬は陽毬を高倉家の一員にしてしまったことを悔やんでいます。自分が陽毬を連れてきてしまったばかりに、陽毬にも高倉家の罪を背負わせることになってしまったのですから・・・。

晶馬たちの両親の目的は、そんな世界を破壊することでした。それが後に地下鉄で事件を起こすことにつながったんですね。でも、それで本当に世界は平和になったのでしょうか!? 子供ブロイラーはなくなったのでしょうか!?

今回のエピソードはわからない部分も多かったですが、子猫のエピソードなどは人ごととは思えませんでした。
家にも猫がいますが、その子は捨て猫だったのを拾ってきた子です。私が拾わなければ、その子は死んでいたかもしれません。選ばれなければ生きられない。とっても重いセリフでした。
陽毬に真実を思い出させるために、真砂子が高倉家を訪れるお話でした。

前回、多蕗に脅されても両親の居場所は知らないと答えた冠葉でしたが、なんと時折両親と会って連絡を取り合っていました。両親の行方は、陽毬の命を盾に脅されても守り抜かなければならないものなのでしょうか!?
そして、その両親はいまだに何らかの計画を実行しようとしているようです。そんな両親から、冠葉は大金を受け取っていました。高倉家の謎の収入の出所は、両親がらみだったのでした。

冠葉を脅した多蕗は、ゆりの前から去ってしまいました。桃果を知る者同士として結ばれた2人でしたが、2人が一緒にいることでも桃果を失った寂しさからは逃げられませんでした。日記に書かれているという魔法の呪文。それを唱えれば、本当に何かが変わるのでしょうか!?

高倉家では、苹果を交えて陽毬の退院祝いが行われていました。兄妹にとって、このパーティーは久しぶりに心から楽しめるものになったようです。パーティーの後で、晶馬と一緒に食器の片付けをする苹果は、まるで仲のいい夫婦みたいな感じでしたね。そんな2人を陽毬は複雑な心境で眺めるのでした。

そして診察の日、陽毬は眞悧先生に自分の病気について問いただします。服薬量も増えているのに、退院させるのはおかしいと陽毬は問い詰めます。しかし、それには直接眞悧先生は答えず、陽毬がどうしたいのかと逆に問いかけてくるのでした。
さらに眞悧先生の元には、真砂子もやって来ます。眞悧先生に誘導された真砂子は、せっかく手に入れた日記の半分を焼いてしまいそうになりますが、マリオの姿を見て直前で思いとどまるのでした。わからないことが多いですが、どうやら眞悧先生にとって日記は都合が悪いもののようですね。

そして陽毬が留守番しているところへ、真砂子がやって来ました。陽毬はてっきり冠葉が真砂子にちょっかいを出したのだと思い込みます。しかし、真砂子の狙いは陽毬だったのです。
高倉家の一員だと思っていた陽毬ですが、かって陽毬も子供ブロイラーにいるところを晶馬に救われていたのでした。ずっと仲のよい兄妹だと思っていたのに、晶馬たちと陽毬の間には血のつながりはなかったのでしょうか!?

1つ何かが明らかになると、また驚きの事実が明かされて。この驚きの連鎖は、どこまで続くんでしょうね。
工事中のビルに陽毬たちを連れ出した多蕗は、陽毬を人質にして父親を連れてこいと冠葉に迫るのでした。

ゆりの前では平静を装っていた多蕗でしたが、心の奥底では桃果を失った苦しみを抱えていました。そして、ついに多蕗は陽毬の命を餌に、冠葉から父親の潜伏場所を聞き出そうとするのでした。

そんな多蕗の過去が明かされました。多蕗の母親は、才能を愛する人でした。音楽家の父と結婚して多蕗が生まれましたが、父に才能がないことを知るとあっさり離婚したのでした。そして別の音楽家と一緒になって、多蕗には弟が生まれました。

弟が生まれる前は、母は多蕗のピアノの才能を愛してくれました。しかし、多蕗の弟は多蕗以上の音楽の才能を持っていたのです。追い詰められた多蕗は、演奏できなくなるという方法で母の心をつなぎ止めようとしました。しかし、ピアノを弾けなくなった多蕗を母が顧みることはありませんでした。

絶望した多蕗は、子供ブロイラーにいました。そこでは、いらなくなった子供が何もない透明な存在になるところでした。自分の存在を消してしまいたいと願っていた多蕗の前に、桃果が現れました。桃果はピアノの才能ではなく、多蕗の心そのものを愛してくれたのでした。桃果の存在によって、多蕗はもう一度生きることができたのでした。

しかし、その大切な桃果は、高倉家の両親が起こした事件で亡くなってしまいました。その復讐のために、多蕗は陽毬を使って冠葉を脅して、逃亡している父親の居場所を聞き出そうとするのでした。しかし、本当に知らないのか、それとも知っていても黙っているだけなのか、冠葉は父親の居場所をしゃべりません。

その間にも、陽毬の乗った箱のワイヤーは次々と切られていきます。そして、とうとう最後のワイヤーが切られて、冠葉は自らの左手を傷だらけにしながら陽毬を救おうとします。苦しむ冠葉を見て、陽毬は自らの命を投げだそうとしました。しかし、それを救ったのは多蕗だったのでした。桃果を失った苦しみはあるけれど、多蕗は完全に悪人にはなりきれなかったようですね。

こうして多蕗は、冠葉たちの前から立ち去りました。ゆりを今回の計画の道具に使ったことで、多蕗とゆりの関係も今回で終わったっぽいですね。
そんな中、ようやく駆けつけてきた晶馬は、傷ついた冠葉と気絶した陽毬を抱えて涙ぐみます。彼らの両親がしてしまったことで、どうして彼らはこんなにも苦しまなければならないのでしょうか!?

そんな晶馬に、苹果は絶対の信頼を置いていることを伝えるのでした。
今回のお話では、直接的な活躍はありませんでしたが、苹果ちゃんの存在感が大きかったです。実の姉を殺されて、苹果だって高倉家の人間を恨んだっておかしくありません。しかし、苹果は晶馬たちを恨まずに許します。
世界が平和になるために必要なこと。それは苹果のように許せる心を持てる人間になることかもしれませんね。
ゆりと多蕗が、陽毬の命を狙ってくるお話でした。

陽毬の病状も安定して、表面的には穏やかな日々が流れています。そんな中、冠葉と晶馬は陽毬を喜ばせるために病室でたこ焼きを作ってくれるのでした。(^^; これ、本当にやったら匂いですぐにばれそう。(笑)
元気になった陽毬は、何やら男の人のために編み物をしています。冠葉はそれを眞悧先生のものだと思ったようですが、本当は冠葉と晶馬を喜ばせたくて陽毬はがんばっていたのでした。

しかし、毛糸の色が冠葉の好みではないと知った陽毬は、こっそり病室を抜け出してしまいました。今は元気ですが、陽毬は夜までに薬を投与しないとたいへんなことになってしまうようです。陽毬が毛糸を買いに行ったらしいと当たりをつけた2人は、陽毬を探してあちこちの手芸屋を回るのでした。

そんな陽毬は、苹果と一緒に買い物に来ていました。そんな時、苹果にゆりから電話がかかってきました。苹果が陽毬と一緒だと知ったゆりは、3人で一緒に食事がしたいと陽毬たちを誘うのでした。

そして夕方、ゆりは陽毬たちを待っているのかと思いきや、そこに現れたのは真砂子でした。どうやらお互いに日記の半分をかけて戦うことにしたようです。ゆりと真砂子、日記を全て手にするのはどちらなのでしょうか!?

その頃、陽毬たちの前には多蕗が現れていました。彼は陽毬たちをとあるビルへと連れ出しました。ゆりとの会話では、桃果が死んでしまったことは過去のこと。高倉家の家族には桃果を殺した罪はないと言っていた多蕗でしたが、実際に陽毬の姿を目にすると復讐せずにはいられなくなったようです。

果たして陽毬は、このまま命を落としてしまうのでしょうか!?
夏芽家の事情が明らかになるお話でした。

ゆりから日記の半分を奪い取った真砂子でしたが、それは巧妙に作られた偽物でした。しかし真砂子は、マリオのために、どうしても残りの半分を手に入れようと誓うのでした。今回は、そんな真砂子の家庭事情が明かされました。

真砂子の家は、亡くなった祖父・左兵衛が興した巨大企業・夏芽ホールディングスを経営しています。左兵衛は天才的な経営者でした。しかし、家庭では徹底した独裁者でもあったのでした。真砂子の父は、そんな左兵衛に夏芽家の人間失格の烙印を押されてしまい、家から出て行ってしまいました。幼い真砂子は、そんな父をいつか呼び戻したいと思っていたのでした。

しかし、祖父の権力は絶対的です。その呪縛から逃れるために、真砂子は何度も祖父を殺す夢をみるようになりました。今回はこの繰り返しのギャグが強烈でしたね。(^^;
ところが、そんな絶対的な支配者であった祖父が、ふぐを食べてあっけなく亡くなってしまいました。これで父が家に帰ってくるかと思いきや、相変わらず家には帰ってきてくれません。

そればかりか、亡くなったとはいえ祖父の影は、いまだに真砂子を呪縛していたのでした。そんな真砂子と、幼い頃から冠葉は友達だったのでした。そして真砂子が信用するのは、長年家に仕えている連雀という女性執事だけです。ピングドラムを手に入れるため、真砂子は連雀に陽毬の監視を任せたのでした。
連雀と変身した陽毬とのやり取りも、ちょっと今までとパターンが違って面白かったです。そうそう。連雀は普段は堅物な感じですが、眼鏡を取るととんでもない美人さんなんですね。

そうそう。真砂子の祖父の左兵衛ですが、なんとなくミスター味っ子の味皇を連想してしまいました。(^^;
ゆりと桃果の過去が明かされるお話でした。

苹果はゆりに緊縛されて、絶体絶命です。そんな時、たまたま同じ旅館の隣の部屋には、福引きで旅行が当たった友人に連れられて、晶馬もやって来ていたのでした。晶馬は、苹果に酷いことを言い過ぎたと後悔していました。
そんな時、晶馬は苹果からのボイスメールが来ていることに気がつきました。自暴自棄になった苹果の言葉を聞いて驚く晶馬。

運良く隣の部屋にいた晶馬は、ギリギリで苹果の危機に間に合ったのでした。でも、部屋に飛び込むなり、空き瓶につまずいて気絶してしまうかっこ悪さ。そんな晶馬を見ながら、ゆりは昔のことを思い出すのでした。

ゆりのお父さんは、彫刻などを作る芸術家でした。お父さんは、美しいものしか愛せない男でした。それは自分の妻や子供でも同じことでした。そのため、お父さんは妻とは別れてしまったようです。
ゆりは一緒に暮らしていますが、そんなゆりをお父さんは美しくないと言います。お父さんに愛されるために、ゆりはお父さんに言われるままに体を差し出すのでした。

学校でもゆりは独りぼっちです。そんなゆりに声をかけてきたのが、桃果でした。桃果は、ゆりと仲良くなりたいと言います。しかしお父さんに言わせると、それは桃果がいい子でいたいという自己満足でしかないというのです。ゆりはお父さんの言うとおりに、桃果から距離を置こうとします。しかし桃果は、どうしてもゆりと友達になりたくて、自分の秘密を打ち明けるのでした。

それが、あの日記帳でした。この日記に書かれたことは、全て現実になると桃果は言います。ゆりはそれを信じませんでしたが、桃果はそれを信じさせるためにゆりのお父さんが作ったタワーを消してみせたのでした。
タワーが消えるのと一緒に、お父さんも消えていました。桃果は約束を果たしましたが、力を使った代償として全身に大やけどを負ったのでした。それを知ったゆりは、ようやく桃果に心を開いたのでした。

今回からOPが変更されました。でも、前のものから大きくイメージが変わらなくてよかったです。
今回は重いお話でした。ゆりのお父さんは、ゆりに何をしていたのでしょうか!? 虐待!?、それとも性的な何か!?
そんな呪縛から、桃果は自分を犠牲にしてゆりを救い出しました。やはりあの日記帳がピングドラムなのでしょうか!? そして、もし誰かがそれを使えば、やはり代償を支払うことになるのでしょうか!?

本編の裏側では、陽毬の作ったマフラーが幼なじみのアイドルに届けられていました。眞悧の計らいでしたが、陽毬には親切にする一方で、冠葉には大金を要求しています。眞悧の目的は何なのでしょうか!?
時籠ゆりの秘密が明らかになるお話でした。

このところ16年前の事件がメインとなって影が薄かった、ゆりが久しぶりに登場です。相変わらず宝塚のような舞台で活躍しています。ところが、ゆりは相手役の男装した女性と肉体関係にあったのでした!
しかし、その女性ではゆりを満足させることはできませんでした。ゆりは、過去にどうしても忘れられない人がいたのでした。

陽毬の命は、その後も渡瀬眞悧に握られています。陽毬を生かし続けるために、冠葉は大金を運び続けています。しかし、眞悧の要求は日ごとにエスカレートしていくのでした。それでも冠葉は、陽毬を救うために大金を運び続けるのでした。そんな冠葉の前に、夏芽真砂子が現れました。真砂子は冠葉と取引していた男たちを倒しました。そして冠葉を脅迫しますが、冠葉の心は動きません。どうやら真砂子は本気で冠葉を慕っているようです。

晶馬の前に、苹果がいつもと変わらない様子で顔を出しました。しかし晶馬は、そんな苹果を避けようとします。
自分たちの両親が引き起こした事件で、苹果の姉が死んだこと。それは晶馬のせいではないのに、晶馬は苹果を見ると罪悪感に苦しめられてしまうのでした。両親がいなくなってから、高倉家の子供たちはそれぞれに辛い思いをしながら生きてきたようですね。

晶馬に拒絶された苹果は泣き崩れました。そんな苹果の前に現れたのは、ゆりでした。ゆりは苹果を連れて旅館に泊まり込むことにしました。しかし、ゆりの狙いは苹果の体だったのでした。薬で苹果を眠らせたゆりは、苹果を自分の欲望を満たすために利用しようとします。苹果、大ピンチです!!!

ゆりがそんなに苹果に執着してしまうのは、ゆりもまた桃果の友人だったからです。それもゆりにとって、桃果は特別な友人だったようです。苹果は桃果のことを理想のお姉さんとして崇拝していましたが、桃果には苹果が知らない裏の顔があったのではないでしょうか!?
嵐の日に苹果から奪い取られた日記の半分。それはゆりの手にありました。ゆりは日記の中に何を見つけたのでしょうか!?

またまた物語が意外な方向へ動き始めました。これまで、ゆりは苹果の恋敵という位置づけでしたが、今回でそれが書き換えられてしまいました。表面的に見えているものだけが真実ではない。この作品を見ていると、何度もそう思わせられます。
キャラクタースリーブコレクション 輪るピングドラム 「陽毬&ペンギン3号」ペンギン帽子の力も尽きて、陽毬は再び死にました。そんな陽毬を救ったのは、病院の医師として現れた眞悧だったのでした。

あくまで陽毬が死んだことを認めない冠葉。その前に現れたのは、渡瀬眞悧でした。彼は怪しげなアンプルを持ってきて、これを使えば陽毬の命は救われると教えます。しかし、そのためには代償が必要でした。どんな方法でお金を得ているのかわかりませんが、冠葉は陽毬を救うためにどんな代償でも払う決意をするのでした。

病室の外では、晶馬が苹果に過去のいきさつを語っています。ある日、晶馬たちの両親が帰宅しませんでした。代わりにやって来たのは、警察でした。両親が地下鉄事件を起こしたことがばれて、家宅捜索が開始されたのです。
晶馬たちは一時的にホテル住まいをすることになりました。その時点では彼らには何も知らされていませんでしたが、叔父さんからの電話でテレビをつけると、両親が指名手配されたことが大々的に報道されていたのでした。

今回、陽毬が死んでしまったこと。それを晶馬は自分たちに対する罰だと言います。しかし、事件の被害者の家族である苹果はそれを否定するのでした。
その時、アンプルの効果が現れて、陽毬は息を吹き返しました。死んだはずの陽毬を蘇らせた眞悧。彼はペンギン帽子で変身した陽毬と同じく、ピンク色の目をしています。眞悧は何者なのでしょうか!?

さらに眞悧は、真砂子に連絡を取ります。奪われた日記の半分が見つかったというのです。それはいったい誰に奪われたのでしょうか。そして眞悧はなぜその情報を真砂子に教えたのでしょうか。
高倉家の秘密が明らかになる一方で、さらなる謎は深まるばかりです。

今回も見ていていろいろと考えさせられる重い展開でした。運命を信じない冠葉と、運命を信じる苹果の対比が物語に深みを与えていますね。犯罪者の家族は、家族ということだけで自分自身は何もしていなくても罰を受けなければならないのでしょうか!? あれだけ事件が大々的に報道されて、冠葉たちがその後安穏と生きてきたとは思えません。彼らはもう十分に、いえ必要もないのに苦しんでいるのではないでしょうか!?
高倉家と苹果には、思わぬつながりがありました。そして16年前の過去が明かされます。

なんと冠葉たちの両親は、ある犯罪組織の主導的幹部だったのでした。苹果の姉・桃果が死んだ地下鉄での事件、それは冠葉たちの両親が引き起こしたものだったのです。晶馬がそれを苹果に語った時、変身していた陽毬が倒れました。陽毬はすぐに救急車で病院に運ばれたのでした。

その頃、冠葉のところには謎の男から電話が入っていました。さらに冠葉は、陽毬が倒れたことを知って病院に駆けつけます。しかし、ペンギン帽子の力があるにも関わらず、陽毬は目を覚ましません。冠葉は自分の命を陽毬に与えようとしますが、今回はそれもうまくいかないようです。陽毬はこのまま本当に死んでしまうのでしょうか!?

そして、その時救急処置室に1人の男が現れました。彼は陽毬たちが図書館で出会った渡瀬眞悧でした。なぜ彼が、突然ここに現れたのでしょうか!? そして物語は、この先どんな方向に動いてゆくことになるのでしょうか!?

高倉家の真実、それに続く陽毬の死と、緊張感があって見応えのあるお話でした。
ただ1つ気になったのは、陽毬たちの両親が起こした事件は、明らかに地下鉄サリン事件をモデルにしていますよね。その時亡くなられた方の親族や負傷した人、その家族にとっては、これは軽い気持ちで見られるものではないと思います。そういった重さを承知の上で、この作品が作られていると信じたいです。
いろいろな謎が明かされ、また新たな謎が生まれました。

真砂子から日記を取り戻すため、冠葉は真砂子の屋敷へと向かいました。真砂子は冠葉を愛していますが、その愛はどこかゆがんでいる感じです。冠葉は真砂子に、苹果から奪った日記の半分を返すように迫ります。しかし、真砂子はそれに応じようとはしません。真砂子にもマリオという弟がいて、その弟のために日記が必要なのだと明かしたのでした。

一方、苹果と晶馬はちょっとぎくしゃくしています。桃果として生きようとする苹果に、晶馬は苹果はあくまで苹果だと諭します。しかし、その言葉は苹果には届きませんでした。
ゆりと多蕗先生の関係を壊すために、苹果はタマホマレガエルから惚れ薬を作り出しました。そして見事、それを多蕗に飲ませたのでした。しかし、多蕗と一夜を共にしようとした時、苹果の目から涙があふれました。

どうやら苹果は晶馬のことが好きなようです。しかし、これまで自分のそんな気持ちにずっと蓋をしてきたのでした。ゆりにそれを指摘された苹果は、自分のマンションへと帰りました。そこに待っていたのは、苹果と仲直りするためにやって来た晶馬と陽毬でした。

しかし晶馬の姿を見ても、苹果は素直になれません。桃果が死んだ日に生まれてきた苹果は、自分を桃果の生まれ変わりだと信じていたのです。そんな桃果が死んだのは、16年前のことでした。それは電車の中で起きた事件のようなのですが、なぜか晶馬にも関係がある事件だったようです。
いったい、16年前に何があったのでしょうか!?
前々回、事故に遭った晶馬は、軽傷で済みました。

かなり派手に車にはね飛ばされていましたが、晶馬は奇跡的に軽傷でした。しかし晶馬にケガをさせてしまったことで、苹果は責任を感じるのでした。その病室に、何やら怪しげな看護婦がやって来ました。彼女は晶馬の食事に薬を混ぜて眠らせると、晶馬を拉致したのでした。

その看護婦の正体は、真砂子でした。どうやら日記の半分を奪い取ったのも彼女のようです。真砂子は冠葉に連絡を取ると、日記の残り半分を持ってこいと言われるのでした。偽の日記を持って出かけた冠葉でしたが、それは真砂子に見抜かれていました。

そして、じょじょに冠葉と真砂子の関係が明らかになってきます。真砂子は、冠葉が嫌がる弁当をプレゼントしたり、ケーキをプレゼントしたり、手作りのセーターをプレゼントしたりしていたのでした。しかし、真砂子を拒絶したことを冠葉は完全に忘れていたようです。

それでも何とか冠葉は、晶馬を助け出すことができました。これから冠葉たちは、真砂子と争うことになっていくのでしょうか!? 真砂子のところには、冠葉たちと同じようにエスメラルダと呼ばれているペンギンがいます。そればかりか、陽毬と同じようにペンギン帽子をかぶった少年もいたのでした。
謎はどんどん深まるばかりですね。
陽毬の過去が明かされるお話でした。

前回、晶馬が事故に遭い、どうなった!?と思わせつつ、今回は全く別の物語が進行しました。スポットが当たったのは、今まで影が薄かった陽毬でした。

水族館に出かけた陽毬は、そこでペンギンを追いかけるうちに不思議なエレベーターに乗りました。ペンギンに導かれるままエレベーターは、地下61階まで到着しました。そこにはなぜか図書館があったのでした。そこで本を探すうちに、陽毬は図書館の分室へと入り込みました。

分室には、ピンクの髪をした渡瀬眞悧という青年がいました。この青年の姿や言動は、何となく少女革命ウテナの鳳暁生を思わせるものがありました。そうそう。そういえば、今回陽毬が迷い込んだ図書館も、何となくウテナの黒バラ編の根室記念館を思わせるところがありましたね。

小学生の頃、陽毬は仲良しの女の子たちとアイドルになることを目指していました。伊空ヒバリと歌田光莉。それと陽毬が組んで、トリプルHというグループを結成してアイドルを目指していたのでした。ところが、オーディション用にビデオ撮影をすることになったのですが、陽毬は他の2人と約束したリボンを用意することができませんでした。

母親に駄々をこねた陽毬は、ちょっとした事故でお母さんに大けがをさせてしまいました。そんな陽毬を、ヒバリと光莉は許して受け入れてくれただけでなく、お母さんの傷が治るようにと学校の池の鯉を捕まえようとしてくれたのでした。しかし、ある日陽毬は学校から去ることになり、2人だけがアイドルとしてデビューしたのでした。

なぜ陽毬が学校から去らなければならなかったのかは謎でしたが、陽毬の過去にもいろいろと秘密がありそうですね。そうそう。いつも地下鉄に登場していたCMキャラの女の子2人組。あれはデビューした陽毬の友人2人組だったんですね。画面の中に何気なく登場していたものが、実は深い意味を持っている。いいな~、こういう展開。
苹果の努力もむなしく、多蕗先生はゆりと結婚することになってしまいました。それでも多蕗のことを諦めきれない苹果は、思い切った作戦に出るのでした。

ゆりと多蕗の婚約が発表されて、さすがの苹果もこれで諦めるかと思いきや、あくまで苹果は運命日記に書かれたとおりに状況を進めようとします。そんな中、苹果は母親以外の女性と一緒にいる父を目撃しました。その女性には子供までいて、お父さんになって欲しいと言っています。ゆりには出し抜かれ、父は家族を裏切ろうとしているなんて、苹果もなかなか不憫ですね。

それを見た苹果は、無理矢理にでも多蕗の子供を作ろうとするのでした。ゆりの留守を狙って、多蕗の新居に訪れた苹果は、薬で多蕗を眠らせて思いを果たそうとします。しかし、そこに台風で予定変更になったゆりが帰宅してしまいました。結局、またしても苹果は目的を果たせなかったのでした。

あまりに強引なやり方に、晶馬は苹果を非難します。しかし、そこまで言われても、家族を守るために苹果はどうしてもプロジェクトMをやめようとしません。そんな中、運命日記を落とした苹果は、何者かに運命日記の半分を奪われてしまいました。そればかりか、日記を追って車道に飛び出した苹果を守るために、晶馬が身代わりになってしまったのでした!

いきなりの晶馬の負傷で、物語に動きが出てきましたね。日記を奪い取ったのは、やはり真砂子の差し金でしょうか!?
プロジェクトM、進行中!

相変わらず苹果は、多蕗のアパートの床下で仮想同居生活を続けています。そんな時、多蕗が苹果にお芝居を見に行かないかと誘ってくれました。喜んで出かけた苹果でしたが、そのお芝居はなんとゆりが出演しているものだったのでした。

なんとかゆりを出し抜きたい苹果ですが、ことごとくゆりは苹果の一歩先を行きます。そんな中、パーティを主催したゆりは、そこで多蕗との婚約を発表したのでした。衝撃を受ける苹果でしたが、それでも多蕗のことを諦めるわけにはいきません。

そこで苹果は、怪しげなカエルから惚れ薬を作ろうとするのでした。苹果&晶馬のやり取りを楽しみつつ、その裏側では冠葉が怪しげな男と取引をしています。そして、真砂子も実現しようとしているプロジェクトM。その正体はいったい何なのでしょうか!?
冠葉の周囲では、元彼女が記憶を奪われています。一方、苹果に付き合う晶馬は、苹果の家庭事情を知ることになるのでした。

冠葉が元彼女のお見舞いに出かけると、彼女から冠葉の記憶は完全に消えていました。そして、病室には不審なペンギンマークの残骸が・・・。不審に思う冠葉でしたが、さらに他の冠葉の元彼女も冠葉の目の前で記憶を奪われたのでした。夏芽真砂子は、何のために冠葉の元彼女たちから記憶を奪ったのでしょうか!?
そして、真砂子の側には高倉家とは違う、黒いペンギンがいました。真砂子が実行しようとしている、プロジェクトMとは何なのでしょうか!?

一方、晶馬は苹果に付き合わされて、苹果と多蕗先生の初夜のお手伝いをすることになりました。そんな中、苹果は熱を出して倒れてしまいました。そこへ帰ってきた苹果の母から、晶馬は苹果には多蕗先生と同級生だった姉がいたことを知るのでした。
しかし、お姉さんは既にこの世にありません。何が原因かはわかりませんが、亡くなってしまったようです。そして幼い苹果は、両親が姉のことを巡って争っているのを目撃してしまいました。

家庭に平和と秩序を取り戻すため、苹果は姉になろうとしたのでした。そのために苹果が実行したのが、姉が残した運命日記に従って、その通りの運命を実現することでした。
苹果は、単なるストーカーではなかったんですね。苹果の心の中では、いまだに幼い頃の苹果が泣き続けているのでしょうね。そんな苹果に、心の平安が訪れる日が来るといいなあと思います。
冠葉たちの過去が少し明らかになりました。そして、またしても苹果はゆりに出し抜かれるのでした。

冠葉たちの両親が健在だった頃、台風が来ている時に陽毬は容態が悪くなってしまいました。救急車は全て出払っていて、陽毬を助けてはくれません。そこでお父さんが、陽毬をかついで病院まで連れて行ったのでした。そんなお父さんに、冠葉もついていってしまいました。
その時、強風でガラス戸が飛んできました。お父さんは、身を挺して冠葉を守ってくれたのでした。この時の経験が、冠葉の心に深く刻み込まれているようです。

運命日記に従って、今日も苹果は多蕗先生のところに向かいます。しかし、またしてもゆりに先を越されてしまったのでした。打ちひしがれた苹果は、雨の中街をさまよい歩きます。そんな苹果を見つけたのは、陽毬たちでした。

一方、冠葉のところへは叔父さんがやって来ていました。叔父さんは、冠葉たちが暮らしている家を売りに出したいと言い出しました。家がなくなれば、3人はバラバラに暮らさなくてはなりません。家族の暮らしを守るために、冠葉は謎の男と接触してお金を手に入れたのでした。あの男は、何者なのでしょうか!? そして、冠葉はどうしてそんな男と関わりがあるのでしょうか!?

高倉家にやって来た苹果に、晶馬は運命日記を貸してくれと頼みます。その理由を問われて、正直にペンギン帽子のことを話した晶馬でしたが、苹果は全く信じてくれないのでした。
そればかりか、ペンギン帽子で人格が変わった陽毬から帽子を奪い取って、外へ投げ捨ててしまったのでした。
帽子の力がなくなり、再び陽毬は命を失いました。帽子を取り返すために、晶馬は必死で帽子が引っかかったトラックの後を追います。

晶馬が力尽きようとした時、冠葉と出会いました。冠葉は晶馬に代わって、ペンギン帽子の後を追いかけます。
何度も振り切られそうになりましたが、冠葉は無事にペンギン帽子を持ち帰ったのでした。

今回は、物語の謎がさらに深くなると共に、後半のペンギン帽子の追いかけシーンに迫力があって、見応えがありました。物語がどこに向かっているのかさっぱりわかりませんが、毎回目が離せない作品ですね。
苹果は日記に書かれたとおりに、多蕗先生をデートに誘います。しかし、そこには時籠ゆりの姿も・・・。

朝から苹果はお弁当作りに精を出しています。何かと思ったら、今日は日記に多蕗先生と書かれた日だったのでした。
その予定を現実のものとするため、苹果はがんばっていたのでした。ピングドラムを手に入れるため、そんな苹果に晶馬も同行することになりました。そこで苹果を待っていたのは、数々の試練だったのでした。

冒頭に登場したスカンク、何かと思ったら苹果のデートを邪魔する伏線だったんですね。(^^;
スカンクにガスを浴びせられただけでも災難なのに、なんと先生とのデートの現場にはゆりの姿もありました。初登場の時はよくわかりませんでしたが、ゆりも先生を狙っているようです。人気女優のゆりがライバルということで、苹果の目的達成はかなり難しくなってきました。

それでも苹果は、なんとか日記に書かれたとおりのことを実現しようとします。しかし、せっかく作ったお弁当はカラスに食い荒らされ、毛虫作戦は失敗。そして誤って池に落ちた時は、先生ではなく晶馬に助けられてしまいました。しかし苹果は、先生に助けられたと誤解しています。本人は満足していますが、これで苹果の運命が変わってしまうことはないのでしょうか!?

一方、その頃冠葉は、これまでに別れた女の子たちと会っていました。冠葉は、複数の女の子をもてあそんできたようです。しかし、そんな女の子の1人がエスカレーターから突き落とされました。その裏には、何者かの陰謀がからんでいるようなのですが、陰謀を画策しているのは誰なのでしょうか!?
そして、その陰謀の主も苹果と同じような日記を書いていたのですが、ピングドラムは1つだけでなく2つ以上あるのでしょうか!?
冠葉と晶馬は、ペンギン帽子に言われるままピングドラムを探します。一方、苹果は日記に書かれていることを現実にするため、カレーを作るのでした。

冠葉と晶馬は、ペンギン帽子のことを夢だと思いたいようです。しかし、ペンギン帽子がその気になれば、あっさりと陽毬は死んでしまうのです。この脅迫の前に、今日も冠葉と晶馬は学校をさぼってピングドラムを探すのでした。

今回は、少しだけ苹果の過去が明らかになりました。苹果は、幼い頃からカレー好きな女の子だったようです。それは、カレーが幸せな家族の象徴だったからです。その影響で、いまだに毎月20日はカレーの日らしいですが、苹果の前に姿を見せたのはお母さんだけ・・・。お父さんはどうしてしまったんでしょう!?

そんな苹果の今日の目的は、ストーカーしている多蕗先生に自分の手作りのカレーを食べてもらうことでした。ところが、多蕗先生のアパートに行ってみると、そこには苹果が見たことがない女性がいたのでした。その女性は、どうやら先生の彼女らしいです。苹果の目的は風前の灯火になりますが、苹果は強引に自分のカレーを置いてきて先生にカレーを食べさせるという目的を果たすのでした。

今回はこれで終わりかと思いきや、なんと苹果と陽毬がふとしたきっかけで友達になりました。これでピングドラムの調査はしやすくなるでしょうが、苹果のマンションにまで忍び込んでいた冠葉と晶馬は驚かされることになったのでした。

今回もよくわからないながら、面白かったです。画面に何度もカレーが登場するので、なんだかカレーが食べたくなってしまいました。(^^;
一度は死んだはずの陽毬は、謎のペンギン帽子の力で蘇りました。ペンギン帽子は、生存戦略のために冠葉と晶馬にピングドラムを探せというのでした。

陽毬の命を人質に取られて、冠葉と晶馬はペンギン帽子に従うしかありません。ピングドラムがなんなのかわからないまま、2人は荻野目苹果という女の子を捜し出すのでした。ペンギン帽子が言うには、苹果がピングドラムを持っているらしいのですが、ピングドラムとはいったい何なのでしょうか!?

そして、荻野目苹果にも秘密がありました。なんと彼女は冠葉と晶馬の担任である多蕗先生のストーカーをしていたのでした。彼女の持っている日記には、これから先に起こるであろう運命が全て予定として書かれているようです。日記に書かれていることを全て現実のものとするために苹果は動いているようですね。

第2話も基本的には何が何だかよくわかりませんでしたが^^;、それでも面白かったです。今回は見えそうで見えなかったり、巧みに隠されていたりと、お色気描写がうまかったですね。
幾原邦彦さんが監督ということで視聴しました。これは凄い作品ですね!

冠葉、晶馬、陽毬の3人は両親に先立たれて、3人だけで暮らしているようです。それだけでも不幸そうなのに、なんと陽毬が不治の病に冒されていて、余命は後わずかです。それでも3人は楽しそうに生きています。・・・と思ったら、水族館に出かけた途端に陽毬があっけなく亡くなってしまいました。

しかし陽毬は、水族館で手に入れた不思議なペンギンの帽子の力で蘇ったのでした。おまけに、クール宅急便で凍らせたペンギンが送られてきました。そのペンギンは、高倉家の3人しか見ることができないようです。
突然、非日常に足を踏み入れた3人がどんな活躍をするのか、これからが楽しみです。

第1話ということで、よくわからない部分も多いですが、それを補ってあまりある視聴者を引きつける力がある作品だと思いました。幾原監督は、少女革命ウテナの時も運命というキーワードにこだわっていましたが、この作品にもそれは継承されているようです。そして、この作品のもう1つのキーワードが、生存戦略。これが物語の中でどんな意味を持ってくるのか興味深いです。
ポップな雰囲気ですが、作品の根底にどこか哲学的な香りも感じさせるのがいいですね。(^^)