日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


今期一番の良作、「坂道のアポロン」もいよいよ最終回です。

薫の前から姿を消してしまった千太郎の消息は、その後もつかめませんでした。大切な友人を失って、薫はなんだか全てが投げやりに見えます。そして、千太郎のことを忘れようとするためでしょうか、勉強に打ち込んでいたのでした。
そんな薫に、律子は声をかけます。しかし、千太郎がいなくなったことで、2人の関係も何となくギクシャクしてしまったのでした。

そして千太郎がいないまま、とうとう薫たちの卒業式がやって来ました。薫は東京の大学への進学が決まっていました。律子は地元の大学に進むようです。千太郎のことでギクシャクしてしまった2人ですが、最後のお別れの時には少しだけ互いの思いが通じ合ったのでした。

そして8年の歳月が流れました。大学を卒業した薫は、新人の医者になり、研修医としてがんばっています。
そんな薫は、テレビを見ていて星児が夢を果たしてアイドルになったことを知ったのでした。さらに、病院で偶然妊娠した百合香と出会った薫は、千太郎の居所をようやく突き止めたのでした。

そして薫は、千太郎の元へと向かいました。千太郎は離島で神父見習いになっていました。そこで、身寄りのない子供たちを集めて育てているのだそうです。島の教会へやって来た薫は、そこにドラムセットが置かれているのを見つけました。それは、ここに千太郎がいるという間違いのない証拠です。

そして薫は、失われた時を取り戻すかのようにオルガンの演奏を始めました。それを聞きつけた千太郎が、薫の前に顔を出しました。2人は長い時を経てようやく再会できたのです。しかし、2人の間には言葉はいりません。そのまま2人で演奏を続けることで、2人はお互いの心が今でも通じ合っていることを確認したのでした。
そして、百合香からハガキをもらった律子も島へやって来ていました。こうして、ようやく3人の仲間は再び昔のように顔を合わせたのでした。

今回の冒頭が暗い感じだったので、どんなラストになるのか心配でしたが、最後には3人の再会というとてもすがすがしい終わり方をしてくれて大満足でした。音楽シーンのクオリティも高かったですし、それぞれのキャラも魅力的でした。こんな作品に巡り会えて、本当に幸せです!
文化祭を前に、事件が起きました。

父親と顔を合わせるのが嫌で、千太郎は家から逃げだそうとしました。しかし薫は、そんな千太郎の行動を見抜いて、早朝から千太郎の家の前で待ち伏せしていたのでした。それでも逃げようとする千太郎を、薫は必死に食い止めたのでした。こうして薫に説得された千太郎は、父親との対面を果たすことになりました。たしょうギクシャクした関係ではありましたが、父親は千太郎に贈り物を買ってきて、ようやく千太郎は少しだけ落ち着いたようです。

そんな中、文化祭が近づきました。薫と千太郎にリベンジするために、星児は衣装にも気合いを入れてがんばっています。それに刺激された薫は、自分たちにも華やかさが必要だと考えたのでした。しかし、薫、千太郎、律子のお父さんというメンバーでは、どうがんばっても地味です。
そこで、みんなが思いついたのは律子をメンバーに加えることでした。律子が歌うことで、地味なジャズ演奏も少しは華やかになったようです。

そして、翌日が文化祭になりました。千太郎は、忘れ物をした薫のために、それを薫まで届けようとバイクで後を追いかけました。ところが、その時対向車線をはみ出した車が迫ってきました。
文化祭当日、薫は千太郎がこないことで気をもんでいます。そんな時、律子が千太郎が事故に遭ったという情報を伝えたのでした。

薫は急いで病院に駆けつけました。ところが、事故に遭って意識不明の重体になったのは、なんと千太郎ではなく、一緒にバイクに乗っていた妹の幸子だったのでした。一安心した薫でしたが、病室に千太郎の姿はありません。
千太郎は、例によって屋上でたった1人で苦しみをこらえていたのでした。そんな千太郎を、薫は見つけ出しました。自分で全てを抱え込み苦しむ千太郎に、薫は泣いてもいいのだと諭したのでした。

ところが、幸子の意識が戻った時、そこに千太郎の姿はありませんでした。大切にしていたロザリオを病室に置いて、千太郎は立ち去っていたのでした。千太郎はどこへ消えてしまったのでしょうか!? そして、千太郎は再び薫たちの前に姿をみせてくれるのでしょうか!?

今回は、薫と千太郎の絆の深さに感動させられました。薫が千太郎のおかげで救われたように、千太郎も薫に救われてくれるといいのですが・・・。
薫と律子のギクシャクがようやく解消と思いきや、今度は千太郎に事件が起こります。

突然律子から手編みの手袋をプレゼントされた薫は戸惑います。自分に自信が持てない薫は、本当に律子が自分のことを好きなのか何度も確認するのでした。しかし、千太郎の姿を前にすると、千太郎の大きさが薫にはまぶしすぎます。
結局、薫はどうしても自信を持つことができないのでした。

そんな中、千太郎が留年寸前だということが判明。なんとか追試を突破させるために、薫がつきっきりで千太郎に勉強を教えるのでした。その甲斐あって、千太郎は留年を免れたのでした。
その頃、薫は熱を出して寝込んでいました。どうやら、千太郎の家でお風呂に入った時に、よく乾かさずに帰宅したのが原因のようです。

千太郎は、律子を伴って薫のお見舞いに行こうと誘います。しかし、薫の家まで来ると、千太郎は律子1人でお見舞いに行ってこいと言い出すのでした。結局、律子は1人で薫を見舞うことになりました。そんな律子に、薫は自分に自信がないことを打ち明けます。それを聞いた律子は、そそくさと帰宅しようとします。
自分のふがいなさに腹が立った薫は、律子の後を追いかけて、改めて好きだと告白したのでした。これまでギクシャクしていた2人ですが、ようやくお互いの気持ちが伝わったようですね。

やがて夏が来ました。お互いの気持ちは確かめ合ったのに、薫と律子はその後の進展がありません。薫は悶々としているようです。そんな時、星児からの挑戦状が届きました。前回の文化祭では、ジャズにいいところを持って行かれてしまいましたが、今度はロックで人気を独り占めするつもりのようです。そんな星児に負けないために、薫たちも文化祭に出場することを決めたのでした。

ところが、そんな時急に千太郎の父親が長い出先での仕事から帰ってくることになりました。千太郎と父親の間には、過去の確執があります。薫の前では平静を装っていた千太郎でしたが、父親の帰宅を前に家から出て行く覚悟のようです。千太郎はこの先、どうなってしまうのでしょうか!?
傷つき迷ったけれど、ちゃんと道を選びましたね。

クラスでクリスマス会が開かれることになりました。薫は最初は参加するつもりはありませんでしたが、律子が教会のクリスマスに参加すると知って、千太郎と律子を2人だけにしてあげるために、無理矢理クラスのイベントに参加したのでした。

ところが、クリスマス会が終わっての帰り道、薫は律子と出会ったのでした。もう今は律子の気持ちは薫にあります。しかし、薫はそれに気づいてあげられなかったのでした。そんな薫がもどかしくて、律子は怒って薫の前から立ち去ったのでした。でも、やはり気持ちは薫にあります。そんな時、千太郎が妙に殊勝な顔をしてお店にいました。何かと思えば、律子の気持ちに気づかなかったことを謝りに来ていたのでした。そんな風に千太郎に気を遣われて、ようやく律子は自分の本当の気持ちに気がつくことができたのでした。

その頃、淳一には東京の友人から出版社を作らないかという誘いがありました。どうなるかわからないその話を、淳一は受けることにしたのでした。百合香はそれを知っても、自分から連れて行って欲しいとは言い出せませんでした。そして彼女の両親は、百合香が淳一と付き合うことに強硬に反対していたのでした。

淳一が東京に行く。そして、もう帰ってこないかもしれない。それは薫や千太郎の知るところとなりました。
しかし、千太郎は妙に冷めた態度を取ります。そんな千太郎がもどかしくて、薫は千太郎を殴ってしまうのでした。そして、淳一の東京行きが近づいたある日、淳一が地下の練習場に顔を出しました。そんな淳一に、千太郎は音楽で勝負を挑んだのでした。それはまるで、演奏と演奏でのケンカでした。しかし、そんな演奏をしたことで、千太郎も何かを吹っ切ることができたようです。

そして、淳一が東京に行く日がやって来ました。見送りには来るなと言ってありましたが、百合香は駅のホームに現れました。そして別れの前にと、次々と淳一の気持ちを確かめます。そして、その上で自分を連れて行かないと決めた淳一の気持ちを尊重して、百合香は淳一に会う前の自分に戻ることを決めたのでした。

しかし、列車が発車しようとした時、淳一は自分の本当の気持ちに気がつきました。もう彼は、百合香なしではいられなかったのです。結局、淳一は百合香を一緒に列車に乗せてしまいました。これからの2人の人生は厳しいものになるかもしれませんが、それでも幸せな人生を歩めそうな気がしました。

そして薫のピアノには、律子からのプレゼントの手編みの手袋が置かれていました。それに戸惑う薫でしたが、ちゃんと律子の気持ちに応えてあげられるのでしょうか。
すれ違い、掛け違いのお話でした。

文化祭以来、薫と千太郎は人気者です。休み時間になると、多くの生徒に囲まれてしまいます。そんな中、律子の気持ちもいつしか揺れていたのでした。以前、薫にキスされた時は全く薫に気持ちがありませんでした。しかし今では、少しは薫のことが気になっていたのでした。

それから、東京から帰ってきた淳一の事情がわかりました。淳一は、学生運動に入れ込みすぎて、親から勘当されていたのでした。行き場をなくした淳一は、すっかりやさぐれてしまっています。そんな淳一の前に現れたのは、百合香でした。百合香を突き放そうとする淳一でしたが、そんな淳一の態度には百合香はだまされませんでした。そんな百合香に、淳一は心を開いたのでした。

東京に進学した淳一は、ふとしたきっかけで学生運動に関わることになりました。そんな淳一が心を惹かれたのは、サックスがうまい男でした。しかし、学生運動が激化する中で、その男は両手を負傷して2度とサックスを吹けなくなってしまったのでした。男はこれで学生運動に専念できるとさばさばしたものでしたが、淳一はそう簡単には割り切れなかったのでした。

そして、いつしか淳一と百合香の関係は深まっていきました。ところが、それを偶然千太郎が目にしてしまったのです。千太郎にとって憧れだった百合香は、同じく憧れだった淳一に奪われたのでした。そんな千太郎に、薫はもっと自分の側をみろとアドバイスしました。薫は律子の心が自分に向き始めていることを知らずに、千太郎の背中を押してしまったのでした。

最初は薫に言われたことがさっぱりわからなかった千太郎でしたが、教会に行った帰りにふとしたきっかけで律子の気持ちに気がついてしまうのでした。薫と千太郎、律子はどうなっていくのでしょうか!?
そして、淳一との危険な恋に目覚めてしまった百合香はどうなるのでしょうか!?

今回は、淳一のやさぐれさ加減に驚きました。そして、そんな傷ついた淳一にますますはまり込んでいく百合香。
なんだか泥沼の恋愛関係ですね。百合香の両親の様子などを見ていると、この先2人には悲劇的な結末しか待っていないような気がして心配です。
潮干狩り以来、薫と千太郎は断絶状態です。そんな状態のまま、文化祭がやって来るのでした。

千太郎が自分の元から去ってしまう恐怖から、薫は自ら千太郎の手を振り払ってしまいました。それ以来、何度か話しかけようとした千太郎を無視して、薫と千太郎は断絶状態になってしまうのでした。
そんな中、無口で付き合いづらいと思われていた薫は、律子が声をかけてくれたことでクラスの女子に受け入れられました。それが縁となって、薫は律子と共に文化祭の実行委員を引き受けることになったのでした。

そして、千太郎は律子のレコード店にやって来ていた百合香と出会いました。百合香の心が淳一にあると知りつつ、千太郎は百合香にキスを迫ります。しかし、そこにはなんだか落ちぶれた感じの淳一がいたのでした。大好きな人に別の男性とのキスの現場を目撃されそうになった百合香は、その場から逃げ出してしまいました。そんな千太郎たちを冷やかした淳一を、千太郎は殴り飛ばすのでした。

薫も千太郎も、もやもやしたものを抱え続けていました。そして、とうとう文化祭の日がやって来ました。千太郎の演奏を聴いていられなくなった薫は、会場から立ち去ろうとします。しかし、その時トラブルが発生しました。
突然エレキギターから音が出なくなってしまったのです。文化祭の実行委員たちは、なんとか復旧させようと努力しますが、なかなか音が出ない原因はわかりません。

そんな中、実行委員の1人として会場を調べていた薫は、千太郎がバンドの仲間と話しているのを聞いてしまいました。そして薫は、千太郎が星児の境遇に同情してバンドに参加したこと。でも、もうバンドに参加するつもりはないことを知ったのでした。それを聞いた薫は、かって届かなかった友人からの手紙が届けられたような思いがしました。

いつまでたっても演奏が再開されないので、観客は会場から出て行こうとしていました。それをとめるため、薫は自らのピアノ演奏で観客を足止めしようとするのでした。そして、そんな薫のピアノに合わせて、千太郎もドラムを叩きます。ずっと断絶していた心と心が、こうして再びつながりました。
気がつけば、会場は薫と千太郎の素晴らしい演奏を聴こうと集まった人たちでいっぱいになっていたのでした。
こうして、ようやく薫と千太郎は元通りの関係にもどることができたのでした。

今回は、薫と千太郎の絶縁から、文化祭での仲直りまでの流れがとてもよかったです。しばらく一緒に練習していなかったはずなのに、薫と千太郎の息がぴったりあっていたのもよかったです!(^^)
薫たちは2年生になりました。薫と律子は同じクラスでしたが、千太郎だけが別のクラスになってしまうのでした。

薫たちと別のクラスになってしまい、千太郎は不機嫌です。新学期早々、さっそくケンカをしてしまいました。薫は律子への思いを断ち切るように、千太郎の傷の手当てを律子に頼むのでした。でも、千太郎は相変わらず百合香に惹かれているのでした。そんな時、絵のモデルになったお礼に、百合香が千太郎をデートに誘ってくれました。

いきなりのデートで慌てる千太郎ですが、淳一のことを話題にしたおかげで、それなりに盛り上がったのでした。
しかし千太郎は、この結果になんだか納得がいかないのでした。そんな時、千太郎は百合香から美術部の同級生を紹介されました。松岡星児というマシュマロヘアーの少年は、ロックバンドを作ろうとしていたのでした。そして、そのバンドのドラムとして千太郎に参加して欲しいと誘うのでした。

そういう方向性の音楽に興味がなかった千太郎でしたが、星児の家が貧乏で、成り上がるために歌手として成功したいと思っていることを知りました。そこで千太郎は、星児のバンドに加わることになったのでした。
そうとは知らない薫は、千太郎たちと潮干狩りに行った時に、突然これを聞かされました。それを聞いた薫に、過去のトラウマが襲ってきます。親しい友人と信じていたのに、手紙も送ってくれず、連絡もしてくれない記憶。それは薫の気持ちを激しく傷つけました。

千太郎たちと出会って、その気持ちを忘れていた薫でしたが、星児の存在がふたたびトラウマを思い出させたのです。星児に焼き餅をやいた薫は、千太郎の手を振り払ってしまいました。そして、また薫は1人でいようと思い悩むのでした。
初雪の日に、薫は律子にキスしてしまいました。それ以来、2人の間はどうもギクシャクしています。

キスした時に律子に涙を流されたことで、薫は律子との間に壁を感じていました。律子のレコード店にジャズの練習にやって来ても、なんとなくギクシャクしてしまいます。そんな時、薫は千太郎の妹と遊んでいたことがきっかけで、律子の今の気持ちを知ることができたのでした。今の律子は、千太郎への気持ちだけでいっぱいいっぱいでした。そこに薫が入り込む余地はなかったのでした。

それを知った薫は、律子と距離を取り始めます。教室でもよそよそしい態度ですし、ジャズの練習にもやって来なくなってしまいました。そんな時、薫の父が帰国しました。父は以前働いてくれていた家政婦さんから手紙をもらい、薫のお母さんがどこにいるのか知っていました。そして、薫にお母さんに会いに行くことを勧めてくれたのでした。

幼い頃に家を出て行ったお母さんと会うことに、薫は抵抗を感じます。しかし、千太郎に押し切られて、いつの間にか東京までお母さんに会いに行くことになってしまいました。律子に失恋しての、寂しい一人旅かと思いきや、なんとその度には千太郎が同行してくれたのでした。こうして二人は、そろって東京へと向かったのでした。

いざ母親の勤め先へ着いてみたものの、薫はなかなか行動に移れません。そんな薫を見かねて、千太郎は自分から動くのでした。そのおかげで、とうとう薫はお母さんと再会することができたのでした。再会したお母さんとは、なぜか恋の話になってしまいました。最近失恋したことを見抜かれた薫は、それをお母さんに笑い飛ばされました。そんなお母さんを見ているうちに、薫も笑い出してしまいました。そのおかげで、ようやく薫は律子への気持ちにきりをつけることができたようです。

そして薫と千太郎は、お母さんに見送られて九州へと帰っていきました。薫とお母さんの間に交わされた言葉は多くなかったかもしれませんが、それ以上に2人の間には通じるものがあったのではないでしょうか。
もし、薫が1人だけで悩んでいたら、お母さんとは会えなかったかもしれません。千太郎という友達がいて、薫は本当に幸せだと思います。
久しぶりに淳一が顔を出しました。淳一は、薫たちにバーで演奏する話を持ってきたのでした。

律子に好きだと告白はしたものの、薫と律子の間はギクシャクしています。そんな時、地下室で練習していた薫たちの前に淳一が顔を出しました。淳一は、クリスマスの夜にバーで米兵の前で演奏するという話を持ってきたのでした。おまけに、その日は千太郎の誕生日だったのでした。

千太郎の誕生日プレゼントを買おうと、薫は楽器店にやって来ました。そこで同じことを考えていた律子と出会うのでした。結局、2人は一緒にドラムのスティックを買いました。その帰り道、初雪が降りました。雪の中で無邪気にはしゃいでいる律子を見た薫は、思わず律子にキスしてしまうのでした。

でも、まだ律子の心は千太郎にあります。律子の目に涙がにじんだ時、タイミングが悪いことに千太郎がやって来てしまいました。律子はその場から逃げ出してしまいました。家族と楽しそうに遊ぶ千太郎に、薫は八つ当たりのようにくってかかります。親戚の家で暮らしている薫は、家の中に居場所がないのでした。

そんな薫を自宅に連れて行った千太郎は、1冊のアルバムを薫にみせました。それには、幼い頃の千太郎が写っていました。しかし、その姿はどうみても外国人の子供のようです。なんと千太郎は、母親がアメリカ人との間に産んでしまった子供だったのでした。しかし千太郎を産んだ後で、母親は実家に千太郎を残して失踪してしまいました。そんな千太郎は、家族の厄介者として育ったのでした。
千太郎の過去を知って、薫は激しく後悔するのでした。でも、2人でオルガンを弾いて仲直りできました。

そして、バーでの演奏の日がやって来ました。会場には律子だけでなく、百合香も招かれていました。そんな百合香が気になるのか、いつになく千太郎の演奏が堅いです。そんな千太郎をたきつけるように、薫は激しい演奏をするのでした。この場面、奏者と奏者が楽器で語り合っているみたいで、とってもジャズっぽくてよかったと思います。

演奏は盛り上がりますが、酔っぱらった白人兵が黒人の音楽は聴けないと文句を言い始めました。それに千太郎が怒ったことで、会場の空気は一気に気まずいものになってしまいました。そんな空気を変えたのは、淳一でした。
薫と演奏した「バット・ノット・フォー・ミー」のおかげで、会場の空気は再びなごんだのでした。そんな淳一の姿に、百合香は激しく惹かれました。そのことを、百合香の目のアップだけでわからせる演出が凄かったです。

こうして薫たちの初めての人前での演奏は終わりました。しかし、百合香は淳一のことが気になっているようです。そんな百合香を千太郎が好き。そんな千太郎を律子が好き。そんな律子を薫は好き・・・。
世の中、なかなかうまくいかないものですね。
海辺で助けた女の子に一目惚れしてしまった千太郎。そんな千太郎のために、薫はグループデートを考えるのでした。

海辺で不良にからまれていた女の子を助けた千太郎は、その時からその女の子のことが忘れられません。食事ものどを通らないのを見かねて、薫はその女の子の情報を集めてくるのでした。彼女の名前は、深掘百合香。薫たちの1つ上の先輩でした。百合香と親しくなりたい千太郎のために、薫はグループデートを企画するのでした。千太郎のためといいつつ、その一方で薫は律子が自分の方に振り向いてもらいたかったのでした。

そして、グループデートの日がやって来ました。最初は楽しいデートでしたが、その途中で薫は律子が千太郎のことを好きなのだと気がついてしまいました。千太郎が百合香に惹かれて傷ついているのをみて、薫は自分がとんでもないことをしてしまったと後悔するのでした。

翌日、千太郎は百合香からハンカチをもらってご機嫌です。しかし、それを見た律子が傷ついているのを知って、薫は千太郎にくってかかります。それから2人はちょっと気まずくなってしまいましたが、律子の勧めで薫はいつものようにレコード屋の地下にピアノを弾きに行きました。そこには千太郎がいました。なんとなくピアノを弾き始めた薫に、千太郎はドラムで答えます。音楽のおかげで、2人はあっという間に仲直りすることができたのでした。

自分の思いをこのままにしておけない薫は、とうとう律子に自分の気持ちを伝えることにしました。そのために選んだのは、ピアノを弾くことでした。「いつか王子様が」、それが薫が選んだ曲でした。それを聴かされた律子は、それは百合香に聞かせるために練習したのかと思っていました。しかし薫は、それは律子に聞かせるために練習したのだと打ち明けました。今のところ律子の気持ちは千太郎にあります。でも、この先気持ちが薫に動くこともあるのでしょうか!?

今回もとっても面白かったです。千太郎は百合香が好きで、薫は律子が好きなのに、律子は千太郎が好きでと、互いに気持ちがすれ違ってしまっているのが切ないですね。そして、今回も楽器の演奏シーンが素晴らしかったです。薫が弾くピアノに、千太郎がドラムで答える。たったそれだけの描写なのに、心が震えました。
薫と千太郎、そして律子は、どんどん仲良くなっていきます。

千太郎のドラムに圧倒された薫は、千太郎を見返すためにジャズピアノの練習を始めたのでした。そんな時、薫はクラスメイトの山岡に呼び止められました。山岡は、転校生の薫を集団でいたぶろうとしていたのでした。それを知った律子は、千太郎に知らせます。千太郎が駆けつけて来たおかげで、薫は危うく難を逃れたのでした。

そして3人は、いつものように律子のレコード屋へと向かいます。そこには律子の隣に住む大学生・桂木淳一がやって来ていました。淳一が来ていることを知った千太郎は、律子の父も加えてセッションを始めました。そして薫も、いつの間にかセッションに参加していたのでした。

前回もそうでしたが、この作品は音楽を演奏する場面の作画に力が入っていて安心して見ていられますね。作品によっては止め絵でごまかしてしまうところでしょうが、きちんと動きがあることで薫たちの演奏の楽しさが本当によく伝わってくると思います。

こうして薫と千太郎の結びつきはますます深くなりました。その一方で、薫は律子にアタック。勉強を口実に、律子とデートの約束を取り付けました。・・・と思ったら、律子にはデートという意識がなく、なんと千太郎も一緒に遊びに行くことになってしまったのでした。

ボートで海にこぎ出して遊んだ薫たちは、海辺へと帰ってきました。そんな時、薫たちはたちの悪そうな学生にからまれている女の子を見つけたのでした。暴れ者として知られている千太郎が声をかけたことで、その場は無事に切り抜けました。しかし千太郎は、どうやらその女の子に一目惚れしてしまったようです。

薫がジャズにどんどん惹かれていく一方、千太郎との仲もどんどん深まっていますね。律子も加えて遊びに行く場面は、青春しているなあと思いました。ちょっと意外だったのは、律子や千太郎がクリスチャンだったことです。
暴れ者の千太郎と、クリスチャンの千太郎が同じ1人の人間の中に同居しているところに人間の深さを感じました。
新番組、お試し視聴です。監督が渡辺信一郎さん、音楽が菅野よう子さん、そしてジャズときたら、何となく「COWBOY BEBOP」を思い出しますね。

西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀から九州へ転校することになりました。薫の家庭は、母親はおらず、父親も海外に出かけてばかりでちょっと複雑なようです。新しい街で薫は、親戚のところにやっかいになることになったのでした。繊細な薫は、人の視線が苦手のようです。それがあまり長く続くと、吐き気を感じてしまいます。

そんな薫が偶然知り合ったのは、札付きの不良としてクラスでも恐れられている千太郎だったのでした。薫と千太郎、水と油のように全く正反対の人間に見えますが、意外と2人のフィーリングは悪くありません。今のところ薫は、千太郎を避けていますが、本心では嫌ってないんじゃないかな。

こんな2人をさらに結びつけたのは、千太郎の幼なじみでクラス委員の律子でした。レコード屋をやっている律子の家に呼ばれた薫は、そこでジャズドラムを叩いている千太郎を目撃するのでした。薫は今までクラシックの演奏しかしてきませんでしたが、千太郎のドラムに何か感じるものがあったようです。

こんな3人の偶然の出会いから、どんな物語が始まっていくのか楽しみです!