日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


ついこの間はじまったばかりだと思った「有頂天家族」も、とうとう最終回です。

偽右衛門選び、金曜倶楽部が集まって、仙酔楼には何か起きる気配が充満しています。隣にお客が来たと知って、最初はおとなしくしていた狸たちでしたが、矢一郎と早雲の対決が激化するにつれて騒然としてきました。矢一郎は、自分が金曜倶楽部に捕まっていたことに加えて、父を狸鍋にしたのは早雲の陰謀だと暴きます。しかし、そんな証拠は全くないと早雲は開き直ります。

そればかりか早雲は、総一郎があの晩泥酔していたことを指摘して、一緒にお酒を飲んでいた矢二郎のことを責め始めたのでした。これには矢一郎もさすがに黙っておれず、とうとう虎に変身して早雲をたたきつぶそうとします。そんな中、隣の部屋では矢三郎が母親を救おうと苦心していたのでした。

その時、突然淀川先生が動きました。檻の中の狸が、以前自分が助けたことがあった狸だったことを思い出したのです。この子を食べるわけにはいかないと、淀川先生は金曜倶楽部から除名されることも覚悟して狸を守ろうとするのでした。そこへ隣の部屋から、ふすまを突き破って虎がなだれ込んできました。かくして仙酔楼、大混乱に陥るのでした。

それに加えて、控え室で待たされていた赤玉先生が、ついに待ちくたびれました。激怒した先生は、風神雷神の扇を使ってあたりに巨大な風を吹き起こしました。こうして仙酔楼に集まった面々は、みんな吹き飛ばされることになったのでした。仙酔楼を吹き飛ばしただけでは飽き足りぬ赤玉先生は、あちこちに突風を吹かせて街を練り歩きます。

そんな赤玉先生を弁天がなだめて、ようやく赤玉先生の怒りはおさまったのでした。かくして、偽右衛門は選ばれることなく、金曜倶楽部で狸鍋が行われることもなく、その日は大騒動のうちに幕を閉じたのでした。
そして矢四郎は、母に無事を知らせます。矢三郎、矢一郎と電話がまわり、最後に矢二郎のところに電話がまわってきました。何も言わない矢二郎に、母はケガをしてないかと尋ねました。母は誰よりも、矢二郎のことを心配してくれていたのでした。

そして年が明け、新年を迎えました。あれ以来、弁天は赤玉先生のところに落ち着いたようです。金閣と銀閣は、相変わらず矢三郎にちょっかいを出してきます。海星は相変わらず矢三郎の前に姿を見せてくれません。そして、あの騒動以来、早雲はどこかへ消えてしまいました。
でも、今では下鴨家の家族はいつもみんな一緒です。総一郎が願ったように、何よりもこれが一番なのかもしれませんね。

ということで、物語は完結しました。現在の作品としては珍しく、絵柄はシンプルで1枚の絵として見せるよりも動きを重視したデザインだったと思います。でも不思議なことに、緻密に描かれた背景と組み合わさると不思議な魅力のある絵柄でした。
物語は最初わかりにくかったですが、途中から謎が解き明かされると面白くなってきました。キャラとしては、父を狸鍋にしてしまった後悔から、神社の井戸の底でカエルに姿を変えて引きこもっている矢二郎がよかったです。
出番は少ないのですが、感情の1つ1つに説得力がありました。逆に最後までよくわからなかったのが弁天です。裏切ったり手助けしてくれたり、何だかこの世界の峰不二子みたいな感じでした。(^^;
いよいよ下鴨兄弟の反撃開始です!

海星の助けで、矢四郎はようやく夷川の手から逃れることができました。金閣たちが矢二郎のことは無視していたのを思い出した矢四郎は、矢二郎に助けを求めるのでした。しかし矢二郎は、家族が窮地に陥っていることを知らせても動こうとはしません。そこで矢四郎は、矢二郎にお酒を飲ませるのでした。

お酒を飲んだ矢二郎は、元気百倍です。叡山電車に化けて、京都の街を爆走します。そして、あっという間に矢三郎を助け出したのでした。檻から出してもらった矢三郎は、今度は金閣たちを檻に閉じ込めます。その間にも、矢二郎電車は爆走を続けます。

次に目標とするのは、矢一郎が狸鍋にされようとしている金曜倶楽部です。順調に爆走を続けているようでしたが、何だか様子が変です。いつの間にか金閣が矢四郎の携帯を奪って、仲間に連絡をつけていたのでした。そのおかげで電車は迷路のようなところを走り、鴨川へと落ちようとしています。

しかし、今夜の矢二郎はひと味もふた味も違いました。落下中にお釜にお酒を投入されると、奥座敷のように電車が空を飛び始めました。途中で金閣と銀閣を鴨川に処分して、矢三郎たちは金曜倶楽部が集まっているところに迫ります。その手にあるのは、金閣から取り返した風神雷神の扇でした。その力でちょっと会場に近づくつもりが、勢い余って会場を大破してしまいました。

それでも、なんとか矢一郎を助け出すことには成功しました。これで狸鍋は終わりかと思いきや、なんと寿老人がもう1匹の狸=矢三郎の母のことを覚えていました。今度は下鴨母を狸鍋にしようというのです。人間の姿に化けていた矢三郎は、なんとかそれを食い止めようとします。しかし、寿老人や弁天がみせる表情がなんだか不気味です。矢三郎は、母を助け出すことができるのでしょうか!?

一方、矢一郎たちは偽右衛門の選挙が行われているところに向かいます。一足先に会場に向かった矢四郎は、扇の力を使って会場に混乱を引き起こしました。それだけでなく、酔っぱらった赤玉先生も現れて会場は大混乱です。そこへようやく矢一郎が到着しました。矢一郎は、遅れた理由として早雲の罪を暴露します。しかし早雲は、証拠がないとしらばっくれるのでした。

金曜倶楽部が狸鍋を食べようとしてるの仙酔楼、そして新しい偽右衛門が選ばれようとしているのも仙酔楼です。バラバラに進行していたお話が1つにまとまって、次回どんなはじけ方をしてくれるのか楽しみです!
矢三郎たちは、夷川の陰謀を打ち砕くことができるのでしょうか!?

家族が次々と捕まり、ついに矢三郎の元へも夷川早雲の手が伸びました。そんな矢三郎を助けてくれたのは、弁天でした。でも弁天は、矢三郎たちに手を貸してはくれませんでした。それでも、どこで金曜倶楽部が開かれるのかという情報と、誰が狸鍋の狸を用意するかは教えてくれました。今年は、淀川先生が狸を用意することになっていたのでした。

そんな矢三郎の前に、淀川先生が現れました。変装して先生の後をつけた矢三郎でしたが、なんとその淀川先生は金閣の変身した姿でした。毒を盛られて眠ってしまった矢三郎は、まんまと金閣たちに捕らわれてしまったのでした。しかし、いまだに戦う気持ちは衰えていません。とはいえ、反撃の手立ても見つからない矢三郎でした。

その頃、矢一郎は母と一緒に捕まっていました。狸鍋にするのはあくまでも矢一郎だけとして、母をかばった早雲はまだ母に未練があるのでしょうか。しかし、母には全く早雲のことは眼中にありません。それがますます早雲の気持ちを頑なにさせているように見えました。

そして淀川先生がやって来て、矢一郎は狸鍋にされるべく金曜倶楽部へと連れられて行きました。無念の涙を流す矢一郎を、矢三郎たちは助けることができるのでしょうか!?

矢三郎たちに手を貸さないように、海星は自宅で見張りをつけられていました。しかし、倉庫からもれてくる明かりを目にした海星は、そこに矢四郎が閉じ込められていることを知りました。海星の手引きで、なんとか矢四郎は倉庫から抜け出すことに成功したのでした。しかし、たちまち追っ手に取り囲まれてしまいました。海星は、矢四郎だけを何とか逃がしたのでした。
下鴨総一郎の弟・早雲の悪巧みが明らかになるお話でした。

間もなく、新たな偽右衛門が選ばれる日がやって来ます。その日は、矢三郎たちの父・総一郎が亡くなった日であり、金曜倶楽部で狸鍋がふるまわれた日でもありました。偽右衛門が選ばれる前に、矢三郎は兄の矢一郎と話をしました。どうやら矢一郎は、父の背中を追いかけて偽右衛門に立候補したようです。

そんな中、矢四郎は今日も金閣・銀閣のところでアルバイトです。ところが、例によって2人は何かよからぬことを企んでいます。倉庫の中に、矢四郎を閉じ込めてしまったのです。さらに矢四郎だけでなく、矢一郎にも夷川の手が伸びました。さらに、雷神風神の力を借りて、下鴨母も夷川の手に落ちたのでした。

雷がなったことで、矢三郎は母のことを心配しています。そんな矢三郎の前に、海星が現れました。矢三郎にわびた後で海星は、自分が見聞きした恐るべき真実を打ち明けたのでした。それは矢三郎の父・総一郎の死に関わるものでした。

矢二郎と別れた後で、総一郎は早雲のところへ向かいました。早雲の方から、これまでのことをわびて仲良くしたいと持ちかけたようです。その席で早雲は昔のことを語り始めました。なんと昔2人は、同じ狸を好きになったのでした。それが今の矢三郎たちのお母さんです。そのことを、早雲はずっと根に持っていたようです。

そして早雲は、ついに本性を現しました。総一郎の化ける力を封じるために、弁天を呼び寄せた早雲は、そのまま総一郎を弁天に引き渡して、金曜倶楽部の鍋にさせたのでした。総一郎は、早雲にだまされたことより、ついに早雲とわかり合えなかったことが悲しそうでした。

そして全ての首謀者・夷川早雲は、いま矢三郎の前にいます。早雲は、他の家族と同様、矢三郎も拉致しようとしていたのでした。この危機に矢三郎はどう立ち向かうのでしょうか!?
ついに海星が視聴者の前に姿を現すお話でした。

偽右衛門を巡る下鴨家と夷川家の争いも、いよいよ本格的なものとなろうとしています。今では別の家系となった夷川ですが、昔は下鴨家と同じ家系だったのだそうです。それが早雲の代で、下鴨家を捨てて、夷川家へと移ったらしいです。そんな夷川との関係を修復するためか、矢三郎の父・総一郎は海星と矢三郎を許嫁とすることを決めました。しかし、その取り決めも総一郎が亡くなったことで、早雲から一方的に取り消されてしまったのでした。

狸たちの頭領である偽右衛門を決める日が近づいています。候補となっているのは2人、矢三郎たちの兄・矢一郎と夷川の早雲です。いつもはその会議を鞍馬天狗が見届けてくれていたのですが、今年は都合が悪いと断られてしまいました。そこで鞍馬天狗は、赤玉先生を代理に立てたのでした。

しかし、赤玉先生は狸たちが来てくださいと言って、簡単にはいそうですかと腰を上げてくれるような人ではありません。赤玉先生を動かすために、またしても矢三郎が駆り出されることになったのでした。矢三郎は言葉巧みに赤玉先生を誘導して、なんとか会議に出席してもらうことを了承してもらいました。
そうそう。赤玉先生といえば、総一郎も昔はよく赤玉先生のところに出入りしていました。しかし、弁天が来たのをきっかけに、滅多に足を向けなくなってしまいました。その理由は、弁天がいるとなぜか総一郎は化けていることができなくなってしまうからでした。どんな力が、総一郎ほどの狸から化ける力を奪ったんでしょうね。

一仕事終えた矢三郎は、銭湯へとやって来ました。すると、女湯にいたのは海星でした。矢三郎は海星の顔を知らないようですが、ここで視聴者はようやく海星の顔を目にすることができました。・・・といっても狸の姿ではなく、人間の女の子の姿としてですが・・・。(^^;

そこで海星は、金閣と銀閣が何か企んでいるらしいことを矢三郎に伝えました。しかし、矢三郎から2人の兄のことを悪く言われるのは嫌なようです。こんな海星の心理、自分で身内の悪口を言うのはいいけれど、他人から言われるのは我慢できないというのは何となくわかります。

いろいろと騒動が起きそうな偽右衛門選び、いったいどうなるんでしょうね。
なぜ矢二郎が井戸に引きこもったのか。その真相が語られる切ないお話でした。

夷川の金閣たちから、父の死の真相を聞かされた矢一郎と矢三郎は、カエルになって引きこもっている矢二郎の元へと向かいました。矢一郎が父とのことを問いただすと、矢二郎は金閣たちの言うことに間違いはないと答えたのでした。

その当時、矢二郎は京都でも有名ななまけ狸として知られていました。そんな矢二郎は、かなわぬ恋をしていたのでした。その相手は、なんと矢三郎の婚約者・海星でした。その辛さに耐えかねた矢二郎は、京都を出て別の街で暮らしたいと父に相談していたのでした。しかし、そんな矢二郎に総一郎は、4人兄弟が一緒に暮らすのが理想だと語ったのでした。

その後、酔った2人は一緒に街に繰り出しました。世を騒がせるお化け電車の正体は、矢二郎でした。彼は総一郎に言われるまま、電車に化けて京都中を走り回りました。そして、酔っぱらった矢二郎は、そのまま街中で眠り込んでしまったのでした。同じように酔っていた父は、そこで捕まって金曜倶楽部の狸鍋になったのでした。

翌朝、父がいないことを知った母がうろたえています。しかし、どうして自分が酔っぱらった父を放り出したから父が狸鍋になってしまったと言うことができましょう。悩み悩んで気力を失った矢二郎は、流れ流れてカエルの姿になって井戸に引きこもったのでした。

真相を知って、矢三郎たちはショックを隠せません。それでも、銭湯に赤玉先生を置き忘れたことには気がつきました。先生はお怒りでしたが、矢三郎の様子がおかしいことには気がつきました。矢三郎が理由を話すと、赤玉先生は意外なことを語り始めたのでした。

それは総一郎が亡くなった日の夜のこと。赤玉先生が1人でお酒を飲んでいると、狸の姿で総一郎が現れました。どうしたのかと思えば、なんともう総一郎は死んでいて、その魂が先生にお別れを言うために現れたのでした。総一郎は矢三郎たちのことをくれぐれも頼むと言い残して、先生の前から立ち去りました。
赤玉先生が特に矢三郎に目をかけていたのは、総一郎との約束があったからなんですね。

そして矢三郎は、家族の元へと戻りました。そこでは母が矢三郎の帰りを待っていました。ふてくされた様子の矢一郎を尻目に、矢三郎は母に尋ねました。父の死に矢二郎が関わっていたことを知っていたのか、と。
すると、母は知っていたのでした。母である自分が知らなければ、あまりにも矢二郎が可哀想すぎると。そして、矢一郎の目からも涙が流れました。それはきっと、長男なのに自分が今まで矢二郎の苦しみを知らなかったこと。どれだけ苦しい思いを抱えて生きていたのかを知らなかった悔し涙なのではないかと思いました。

今回のお話、とってもよかったです。矢二郎の思い、矢一郎の思い、もっと記号的に描けばわかりやすくはなるけれど、今回のような一口では言い表せない複雑な感情は感じられなかったと思います。そういう一筋縄ではいかないところが、大好きです!(^^)
銭湯に出かけた矢三郎たちが、思わぬ真実を知るお話でした。

いつもわがままを言って矢三郎たちを困らせる赤玉先生ですが、今回は銭湯に行きたくないとごねています。長い間、お風呂に入ってないので、先生はそれはひどい匂いなのだそうです。矢四郎はそんな先生を何とか銭湯に連れて行こうとしますが、先生は香水をふりかけて匂いをごまかします。そのせいで、よけいに先生はひどい匂いがするようになってしまったのです。困った矢四郎は、矢三郎のところに泣きついてきました。仕方なく矢三郎は、赤玉先生の元へと赴いたのでした。

顔を合わせれば憎まれ口ばかり聞く赤玉先生ですが、それでも矢三郎の言うことは聞いてくれました。そして矢三郎は、先生に矢四郎、そして長男の矢一郎と共に銭湯へ行ったのでした。銭湯に着いてからも、赤玉先生は往生際の悪いところを見せましたが、それでも何とかお風呂に入れることができました。

そして矢三郎と矢四郎が湯上がりにコーヒー牛乳を飲んでいる時に、事件は起きました。いつも矢三郎たちと争っている夷川の金閣と銀閣が現れたのでした。2人は、先日から争っている狸界の頭領・偽右衛門の座を下鴨家から奪い取ろうとしていました。そのために、あれこれ知恵を巡らせましたが、そこは狸だけに今ひとつ考えが甘いところがありました。

そのうちに金閣と銀閣は、矢三郎たちの父の真相について口にしました。2人から聞き出した真実は、なんと父の死には矢三郎の兄・矢二郎が絡んでいるというのです。
父・総一郎が狸鍋にされたあの晩、総一郎は矢一郎と一緒に寄り合いに出かけました。その後、総一郎は約束があるからと矢一郎と別れたのでした。総一郎が約束していた相手こそ、矢二郎だったのでした。そしてその時に酔いつぶれたことが原因で、総一郎は狸鍋になってしまったのです。

事の真相を知った矢一郎は、矢三郎と共に矢二郎のところへ駆けつけました。父が死んだ日のことを尋ねると、矢二郎は確かに自分はあの夜、総一郎と一緒にいたと認めたのでした。
総一郎が狸鍋にされた事件、思った以上に根が深いみたいですね。
矢三郎が金曜倶楽部で出会った淀川先生も、なかなか不思議な人でした。

アバンでは、赤玉先生の犯罪が明かされました。(^^;
弁天は自分の意志で赤玉先生のところに天狗の技を習いに来たと思っていたのですが、なんと女子高生だった弁天を赤玉先生はかっさらってきたのでした。そんな弁天の技は赤玉先生を超えて、挙げ句の果てに赤玉先生は捨てられることになるのですが、自業自得というものです。もしかして、弁天が今みたいにぐれてしまったのは、赤玉先生に誘拐されたせいなのでは!?

弁天と夜の屋上散歩を楽しんでいた矢三郎ですが、ふと気がつくと側には淀川先生の姿がありました。淀川先生も弁天のことを慕っていて、こうして年甲斐もなく屋上までやって来たのでした。そんな先生に構う様子も見せず、弁天は屋根から屋根へ、ビルからビルへと軽やかに飛び移っていきます。

しかたなく矢三郎が先生をサポートして、弁天の後を追いかけるのでした。そうして3人は、紅葉の紅葉がきれいな庭園があるところまでやって来ました。そこで先生は、自分がいつ弁天に惚れたかを話し始めました。
それは、弁天が初めて金曜倶楽部に顔を出した時のことでした。新しいメンバーが女性だと知らなかった淀川先生は、狸の檻があるという部屋へと入り込みました。そこで寝ていたのが弁天だったのでした。その姿を見て以来、先生は弁天に惚れてしまったのでした。

そして、先生は矢三郎の父ともつながりがありました。なんと、その時檻に捕らわれていた狸こそ、矢三郎の父だったのです。おまけに先生は、矢三郎の父と話までしていました。子孫も残して好きなことをやった矢三郎の父は、もういつ死んでもいい覚悟でいたのでした。それがただ、今回のように食べられることでした。そんな父の心配は、果たして自分が食べ物としておいしいかでした。(^^;

その時の父に感化されたからでしょうか。淀川先生も、いろいろなものを食べるだけではなく、自分が食べられてもいいと考えていました。そして父と同じように、自分はまずいだろうなあと心配していたのでした。

この場面、とっても哲学的な感じがしました。人にしろ何にせよ、生き物はいつか必ず死んでいきます。だったら、ただ焼かれて灰になるのではなく、他の生き物の命を支えるような終わり方ができれば最高ではないかと思えました。

先生と別れた後、矢三郎は矢二郎兄さんのいる井戸へと向かいました。意外な人間関係がわかったり、生き方について考えたりしたせいで、矢三郎もまた悩んでいたのでした。すると、その井戸へやって来た女性がいました。
なんとそれは弁天でした。何の理由があるのかわかりませんが、弁天は井戸の中に落とすほど大量の涙を流していたのでした。

その頃、矢一郎は相続のことで夷川の一族ともめていました。次回はこのあたりが描かれるようですね。
矢三郎が、弁天に金曜倶楽部に連れて行かれるお話でした。

弁天から借りた奥座敷を壊した上に、扇までなくしてしまって、矢三郎は逃げ回っています。もし弁天に見つかれば、狸鍋にされてしまうかもしれないのですから、矢三郎も必死です。しばらくは大阪の方へ身を寄せていたらしいですが、久しぶりに矢三郎は京都へ帰ってきました。

京都で矢三郎は、母親のところに顔を出しました。母親はむかし人間に助けられたことがあるのだそうです。淀川さんというその人のことを、母親は今でも感謝しているのでした。しかし実際に淀川さんに会ったこともない矢三郎には、今ひとつそのありがたさが理解できません。

そして矢三郎は、海星のところにも顔を出しました。ところが、金閣や銀閣から情報を得た弁天が矢三郎の前に現れました。矢三郎はとっさにダルマに化けてその場をやり過ごそうとしましたが、弁天にそれを見抜かれてしまいました。こうして弁天に連れられて、矢三郎は金曜倶楽部へと連れられて行ったのでした。

弁天はそこで芸をするように矢三郎に命じました。もし芸がうけなかったら、食べてしまうというのですからたいへんです。そうこうするうちに、倶楽部のメンバーが集まってきました。メンバーは弁天を入れて7人です。1人1人に七福神になぞらえた呼び名があります。今日は2人のメンバーがお休みで、5人で鍋を囲むことになりました。とはいえ、矢三郎が食べられたのではなく、普通にすき焼きを食べていたのでした。

そこで矢三郎と同席になったのは、布袋と呼ばれている男でした。本職は大学の先生らしいですが、かなりの狸好きとして知られていました。なんでもケガをした狸を助けたことから、狸に思い入れするようになったのでした。いろいろと話を聞くうちに明らかになったのは、その男こそ矢三郎の母親を助けてくれた人だということです。

そして矢三郎は、変身の術を披露することになりました。弁天がふすまを立てて、さっと開ける間に別のものに矢三郎が変身するのです。狸の矢三郎には、これくらい朝飯前です。でも、種があると思っている参加者たちは、その凄さにただただ驚くのでした。

宴会が終盤に入ったところで、弁天は矢三郎を連れて席を立ちました。いつもの気まぐれで、外に出たくなったのだそうです。弁天は寂しい寂しいと言っていますが、何かと思えば可愛い矢三郎を食べたらいなくなってしまうのが寂しいのだそうです。(^^;
どこまでが本気でどこまでが冗談なのかわからない弁天ですが、はたして矢三郎は本当に弁天に食べられてしまうのでしょうかね!?
有頂天家族公式読本矢三郎たちの奥座敷と夷川の納涼船とでケンカが始まるお話でした。

赤玉先生から(というか弁天からか^^;)奥座敷を借りることができたおかげで、矢一郎は面目を失わずにすみました。矢三郎は奥座敷に赤玉先生を招待しますが、先生は気が向いたら行くというつれない返事。でも、当日にはちゃんとやって来て、矢三郎の方から声をかけてくれるのを待っていたのでした。全く赤玉先生はツンデレというか、いろいろとめんどくさい人ですね。(^^;

そんな中、奥座敷にポートワインを注入して、いよいよ納涼大会の開始です。上空から見る大文字も、なかなか風情があっていいですねと思ったら、空中に海賊船のような納涼船が・・・。誰のものかと思いきや、やはり夷川の船だったのでした。

そこへ岩屋山金光坊がやって来ました。岩屋山金光坊は、赤玉先生が昔矢三郎たちの父親に助けられた話をしてくれました。赤玉先生は、昔鞍馬の天狗たちとケンカしてしまったことがあったのだそうです。それ以来、赤玉先生は連日如意ヶ嶽を訪れては悪さをする鞍馬の天狗に悩まされていました。それを見かねた矢三郎たちの父親が、山に化けるという一世一代の化けっぷりを発揮して、鞍馬の天狗たちを追い払ったのでした。

父親のかっこいい話も聞けて矢三郎たちが満足しているところに、夷川が突っかかってきました。奥座敷に向けて花火を打ち込んできたのです。矢一郎は反対しましたが、矢三郎と母がやる気になって夷川とのケンカが始まってしまいました。
しかし、こちらは小さな奥座敷なのに、相手は巨大な船とたくさんの狸では勝負になりません。おまけに、夷川の方には弁天の姿まであります。

弁天の姿を見た矢三郎は、そこに雷神風神の扇があることを思い出しました。その力を使って、矢三郎は夷川の納涼船を追い払ったのでした。しかし、奥座敷の方も燃料のお酒が切れて墜落してしまいました。その原因は、赤玉先生が残ったワインを飲み干してしまったからですが、奥座敷はバラバラに壊れてしまったのでした。
その上、雷神風神の扇がどこかにいってしまいました。弁天に狸鍋にされる危険があった矢三郎は、そのままどこかへとんずらしたのでした。
矢三郎が、納涼船の手配を頼まれるお話でした。

京はもうすぐ五山の送り火を迎えようとしていました。その時には、狸たちは納涼船と呼ばれる空飛ぶ船を繰り出して楽しむのが習わしでした。ところが、今年は下鴨家の納涼船の手配がうまくいっていないようです。船の手配は、長男の矢一郎が行うことになっていました。しかし、矢一郎はうまく船を手配することができなかったのでした。

そこで矢三郎が、代わりに船の手配をすることになりました。矢三郎が目をつけたのは、赤玉先生が持っている奥座敷と呼ばれる空飛ぶ部屋です。お酒を手土産に赤玉先生のところを訪れますが、なんと奥座敷は弁天にあげてしまったというのです。・・・赤玉先生、いい年してどんだけ弁天のことが好きなんでしょうか。(^^;

仕方なく矢三郎は、弁天のところに奥座敷を貸して欲しいとお願いに行きました。弁天はいろいろと意地悪を言いましたが、結局は矢三郎の頼みを聞いてくれることになったのでした。しかし、弁天のところには、下鴨家と争っている夷川家からも下鴨家に奥座敷を貸さないで欲しいというお願いがされていました。実際に納涼船が飛ぶときには、何か起きそうですね。
狸の世界も、いろいろとあるようです。

前回、赤玉先生のところに弁天が顔を見せたところで終わりました。でも、それは本当の弁天ではありませんでした。その弁天は、矢三郎の変身した姿だったのでした。

そんな矢三郎は、今日は母親のお供です。矢三郎の母親は、近所では男装の王子として有名なようです。母親が男装していて、息子は女装している。・・・なかなか難しい家族ですね。(^^;

矢三郎は、母に言われて次男の矢二郎兄さんの様子を見に行くことになりました。矢二郎は蛙の姿に変わって元に戻れないのか戻らないのかよくわかりませんが、とある井戸の中で暮らしていたのでした。ちょっとした引きこもり状態なのでしょうか。でも、矢二郎のいる井戸には、いろいろな人が悩みを聞いて欲しくてやって来るようです。

その時、急に雲行きが怪しくなりました。矢三郎たちの母親は、雷が苦手です。そこで矢三郎は、急いで母親の元へ向かったのでした。ところが、途中で夷川家の金閣と銀閣兄弟が弟の矢四郎に言いがかりをつけているのを見つけました。矢四郎は勉強のために、金閣たちの工場で働いていたのです。でも、2人は何かを理由をつけては矢四郎をいじめるのでした。

巨大な招き猫に変身した金閣と銀閣に囲まれて、矢三郎たちはピンチです。それを救ったのは、長男の矢一郎でした。虎の姿に変身して現れた矢一郎は、あっという間に金閣と銀閣を川にたたき込んだのでした。

そうして矢三郎たちは、母の元へと急ぎます。しかし、ビリヤード場に母の姿はありません。3人で手分けして探すと、母は橋の下で震えていたのでした。そんな母を見守ってくれていたのは、夷川家の海星でした。こうして矢三郎たちは無事に母を救い出すことができたのでした。

第1話もそうでしたが、第2話でもシンプルな線のキャラがにゅるにゅる動くのが印象的でした。
新番組のお試し視聴です。京都を舞台に、天狗と人間、狸が共存する不思議な雰囲気のお話でした。

遙か昔に天皇がこの地を都と定めて以来、そこでは天狗と人間と狸が一緒に暮らしていたのでした。天狗は空を飛び、狸は化ける力を持っています。それから時は流れて、現代の京都でもそれは続いていたのでした。

狸の下鴨矢三郎は、今日も人間の姿に化けて、化け方を教えてくれた師匠・赤玉先生のところに行こうとしています。本来は男の子の矢三郎ですが、今日は女子高生の姿をしています。兄の矢一郎は、そんな矢三郎をたしなめますが、矢三郎は兄の言葉を聞く気は全くないのでした。

そして矢三郎は、赤玉先生のところにやって来ました。しかし先生はご機嫌斜めです。先生は昔は凄い人だったみたいですが、今では腰を痛めて空を飛ぶこともできなくなっていたのでした。そんな先生から教えを受けていたのは、矢三郎だけではありませんでした。なんと人間の女性も、先生から不思議な力を教えられていたのでした。

今では弁天と呼ばれているその女性、以前は鈴木聡美という純真な女性でした。しかし、どこでどう間違ったのか、好き放題に振る舞うようになってしまいました。今は赤玉先生の元を離れて、人間たちを集めて倶楽部を開いているらしいです。それでも、赤玉先生はそんな弁天のことが好きなのでした。

そんな弁天に、矢三郎は手紙を持って行くように赤玉先生から命じられました。矢三郎はしぶしぶ弁天のところに出向き、なんと川の対岸から矢文で先生の手紙を届けたのでした。そんな矢三郎の前に弁天が姿を現しました。彼女は、いきなり矢三郎にキスする激しさをみせたのでした。でもなんか怖い人ですね。(^^;

そして弁天は、先生が指定した場所へと現れました。しかし弁天は、先生を無視して、空へと飛び去ってしまったのでした。矢三郎は失意の先生を、自宅まで送り届けたのでした。しかし、矢三郎が先生の元から去った時、先生の部屋へと弁天が現れました。ただ先生の寝顔を見つめているだけでしたが、弁天は何を考えているのでしょう!?