日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


二階堂が復活するお話でした!(^^)

零は悪天候のために、宗谷名人と仙台で一緒にホテルに泊まることになりました。・・・って書くと、なんかあらぬ誤解を受けそうな。(^^;

そして零は、会長からの電話で宗谷名人の病のことを知りました。宗谷名人は、時々耳が聞こえなくなることがあるようです。昔は病院に通ったりもしていたようですが、原因もはっきりせず治療法もなく、そのうちに宗谷名人は病院に行かなくなってしまいました。彼の生活は、それでも全く困らなかったのです。

時に対局前のインタビューでトンチンカンな応答をしてしまうこともありましたが、それも天才ゆえの言動だと周囲には思われていました。将棋の世界であまりにずば抜けていたために、宗谷名人が何か病気を抱えているとは誰も思わなかったのでした。そのことを知っているのは、タイトル戦などで対戦した一部の棋士たちだけのようです。

翌日は、前日の嵐が嘘のように快晴になりました。宗谷名人は、零より一足早くホテルから出発していました。しかも、零の分の宿泊費まで先払いしてくれていました。見た目は少年のような印象の宗谷名人ですが、このあたりはさすがに大人だなあと思いました。

東京に帰ってからも、零は宗谷名人との対局が忘れられません。あの対局は、零にとってそれまでのどの対局とも違う、特別なものだったのでした。そして、そんな思いを対戦者に抱かせたのは、零だけではありませんでした。島田さんも、宗谷名人との対局を特別なものだと思っていたのでした。

零が将棋に集中しているので、川本家にはなかなか足を運んでくれません。その間に、川本家ではおいしい煮豚や煮卵が作られていたのでした。おいしい半熟卵の作り方を、あかりやひなたが研究していたのには笑ってしまいました。ちほちゃんからも、ひなたに写真が送られてきていましたし、川本家は今日も平穏だったのでした。(^^)

そして、病気で入院していた二階堂が、将棋会館に帰ってきました。零との対局を実現できなかったことで落ち込んでいるかと思いきや、病床にありながらも将棋の研究を怠ることはありませんでした。二階堂をどうやって元気づけようか思い悩んでいた零は、そんな二階堂の姿に思わず笑い出してしまうのでした。

二階堂も復帰して次回が楽しみと思ったら、なんとオリンピック放送のため次は3月3日まで放映がありません。(;_;)
ようやく二階堂の元気な姿が見られたと思ったのに・・・。(涙)
零と宗谷名人の対局。そして、零が宗谷名人の事情を知るお話でした。

ついに零は、宗谷名人との記念対局を迎えました。序盤は零がやや優勢かと思われましたが、途中で零は敗着に結びつく一手を指してしまいました。宗谷名人との対局は、それまで零が対局したどの棋士とも違うものでした。これまでの対局では、零は常に相手の読みが感じられました。しかし、宗谷名人との対局ではそれが感じられないのです。

敗着手を指しながらも、零の心は不思議に穏やかでした。そればかりか、押される展開ながらも、自分が最善手を指し続ければ勝負をひっくり返すことができるのではないかとさえ考えていたのです。

結果的に零は、宗谷名人に敗れました。しかし、対局後の感想戦は不思議なものとなりました。零が敗着手を指したところから、感想戦は始まりました。その間、零と宗谷名人との間には会話がありませんでした。言葉を交わさなくても、盤面のやり取りだけで、2人の心はつながっているかのようでした。

対局を終えた零は、新幹線で東京へと向かいます。同じ車両に、宗谷名人も乗り合わせていました。ところが、新幹線は千台で悪天候のために運行中止となってしまいました。車内にアナウンスが流れる中、列車から降りようとした零は、宗谷名人がぐっすりと眠り込んでいるのを見つけました。

宗谷名人に声をかけた零は、その時はじめて宗谷名人は耳が聞こえなくなることがあることに気づいたのでした。そんな宗谷名人と、零は不思議な縁で行動を共にすることになりました。万事マイペースな宗谷名人の分も、零はがんばって行動します。しかし、いつも静かに的確な行動の道筋を示してくれるのは、宗谷名人でした。

こうして2人は、駅の近くにあるビジネスホテルに宿泊することになったのでした。

今回は、とにかく静かなお話だったのが印象的でした。対局中の零と宗谷名人の姿からも静けさが感じられましたし、その後で宗谷名人と零が行動を共にすることになってからも、宗谷名人の周囲から静けさが漂っている感じでした。
特にはっとさせられたのは、眼鏡を外した宗谷名人でした。島田さんの同期とは思えない若々しさで^^;、零と同い年でも通用しそうですね。
零と宗谷名人の記念対局が、盛岡で開催されるお話でした。

零と宗谷の名人の記念対局は、棋匠戦と同時期でした。でも、将棋連盟が力を入れているのは、タイトル戦である棋匠戦ではなく^^;、零と宗谷名人の記念対局の方でした。ポスターの作りも、零たちの方はデザイナーさんに依頼したキラキラしたものです。一方、柳原さんと島田さんの方は、ポスターの作りも雑で適当な感じ。(^^;

それも、柳原さんと島田さんの1回目の対局があまりに地味〜で病弱〜な感じだったからでした。そういう対局は、世間の注目も浴びづらく、スポンサーもついてくれないようです。プロ棋士の世界も、ビジュアルとかイメージって大切なんですねえ。(^^;

そして宗谷名人との対局を前に、零は緊張しつつ集中しています。例によって、屋上で1人昼食を食べていると、そこに林田先生が現れました。林田先生に、零はようやくひなたの問題が解決したことを伝えることができました。ひなたの時と同じく、自分は力になれなかったと悔やむ零でしたが、そんな零がひなたになんと言われたかも、ちゃんと林田先生は見抜いていました。

この時、林田先生が零に言った「世界は結果だけで回っているわけじゃない」という言葉がとてもよかったです。そこに至るまでの道のりでの経験。それを見守っている人の存在。結果に至るまでの全ての瞬間が、自分自身や周囲に影響を与え続けているんだなあと思いました。

零と宗谷名人の対局は、盛岡のホテルで行われます。零にとっては、初めての大舞台です。それと対照的に、宗谷名人にとっては、大舞台が日常です。対局前のレセプションを待つ間に、零は自分がいかに二階堂から教えられたことが多いかに気づきました。それで零は落ち込みますが、それに気づけるようになったことも成長ですよね。

そしてレセプションが始まりました。緊張しまくっている零と違い、宗谷名人はそつなくマスコミへの受け答えをしています。そんな中、宗谷名人が天然かと思える質問への答えを返したと思ったら、接客していた女性にぶつかってスーツが赤ワインまみれになってしまいました。それでも、宗谷名人は全く動ぜず対局への意気込みを語ります。

そんな宗谷名人の尋常でなさに、周囲は将棋の鬼とささやき合うのでした。こんな名人を相手に、零はどんな対局をすることになるのでしょうか。

今回は、なんだか久しぶりに将棋のお話でした。宗谷名人は普段から浮き世離れした、不思議な雰囲気を持っています。
それは性格的なものかと思っていたのですが、今回のワインを浴びてしまう場面を見て、この人はもしかして耳が聞こえなくなる時があるんじゃないかと思えました。
ひなたが長い闇を抜けて、ようやくその名前のように明るく温かな場所へと戻ってくるお話でした。(/_;)

立花先生が中心となって、ついに学校側もいじめ問題の解決に向けて動き始めました。そのため、いじめに関わっていた生徒は別室に呼び出され、その間に教室に残った生徒たちへの聞き取りが行われました。そして表面上は、高城さんたちは謝罪の言葉を口にしました。しかし、その言葉には全く心がこもっていませんでした。

そして高城さんは、今日も立花先生との面談を続けています。高城さんの今回の行動の裏には、将来の保証など何もないのに、がんばることを要求する両親などへのいらだちがあったようです。でも、彼女に悩みや失望があっても、それをいじめという形ではき出すことが許されるはずがありません。その根本的なところが、高城さんにはわかっていないのでした。

立花先生は、高城さんの謝罪後にひなたとの面談もしていました。そこでひなたは、自分の思いを正直に先生に伝えました。自分が苦しみ、ちほちゃんが心を病んで転校しなければならなかったことが、あんな言葉だけで許されるのか。そして、自分は許さなければいけないのかと。

学校で子供たちの間に問題があった時、悪いことをした人は謝るように言われます。そして謝られた方は、当然のように許すことを求められます。もしここで許さなければ、今度は許さない方が悪いように言われてしまいます。でも、いくら謝られても、許せないことってないですか? 辛い思いをした記憶は、簡単に消えるものではないと思います。

ひなたの心を救ってくれたのは、転校して行ったちほちゃんからの手紙でした。手紙の中で、ちほちゃんは転校先での様子を伝えてきました。山羊や犬と仲良しになったこと。センターにいるおばさんと仲良くなって、一緒に梅シロップを作ったこと。そして、先生の許可が出て、ひなたを今でも友達だと思っていることを。

さらに、ちほちゃんは夏休みに遊びに来て欲しいと言ってくれました。その手紙を読んだひなたは、ようやく深い闇から抜け出せたのでした。本当に辛くて悲しくて、深い深い闇でしたが、ひなたは最後までくじけずに自分の信念を曲げませんでした。そんなひなたに、心から拍手を送りたいです!

そして、島田さんから夏みかんをたくさんもらった零が、川本家を訪れました。そこでは、日向でひなたが眠り込んでいました。その姿を見た零は、いつもと違う雰囲気を感じました。彼女の周囲が、明るいことに零は気づいたのです。

ひなたが目を覚まして(代わりに零が眠り込んでましたが^^;)、その答えがわかりました。これまで、いじめのターゲットにされることを恐れて、ひなたと距離をとってきた女の子たちが、ひなたに謝って一緒にクッキーを作ろうと誘ってくれたのです。いじめに加わらなかったけれど、見て見ぬふりをした生徒たちも、ようやく自分たちのしたことに気づいたようです。

こうしてひなたは、長い長い闇から抜け出しました。そんなひなたに、零は何もできなかったと謝ります。すると、ひなたは、これまでいっぱい話を聞いてくれたこと、京都に修学旅行に行った自分を見つけ出してくれた零が、何もしてくれなかったはずがないと叱りました。その言葉を聞いて、再び零の心は救われたのでした。

というわけで、ようやく暗く陰惨ないじめ問題もおさまりました。ひなただけでなく、ちほちゃんが救われたこともきちんと描いてくれたのが、本当によかったです。
ついに、ひなたのいじめ問題が動きました!

修学旅行の後、さらにクラスの雰囲気は悪くなっていました。これまでは、ひなただけがターゲットにされていましたが、今度は担任の先生がターゲットにされたのです。これまで数々のクラスを受け持ってきた先生は、この時すでに精神的に追い詰められていたのです。毎年繰り返される生徒たちの問題に、先生は疲れてしまっていたのでした。

そして、ついに担任の先生は学校に来られなくなってしまいました。その代わりに、ひなたたちのクラスは学年主任の国分先生が担当することになりました。この国分先生が、なかなか気骨のある先生でした。担任がいなくなって動揺する生徒たちに、それは問題を知りながらも、あえてそれを見ないようにしてきた生徒たちの自業自得だと告げたのです。

たしかに、ひなただけでなく、もっと大勢の生徒がいじめ問題に向き合っていれば、この問題はここまで大きくならなかったでしょうね。悪事がなされた時、それを実行した者は裁かれるべきですが、それ以外に悪事を黙認して止めることに協力しなかった者にも全く責任がないとは言えないですから。

そして、ひなたと高城の家族が学校に呼ばれることになりました。あかりに余計な負担をかけてしまうことを、ひなたは心配します。そんなひなたに、あかりはおいしいものをたくさん振る舞いました。いくら家計がたいへんでも、こういう時こそおいしい物を食べて元気を出すことが大切ですよね。(^^)

しかし、その一方であかりも苦しんでいました。亡くなったお母さんへの、ひなたとモモを守るという約束。その重さにあかりは押しつぶされそうになっていました。

そしてついに、保護者との面談の日が来ました。そこで運悪く、ひなたとあかりは高城のお母さんと対面することになったのでした。高城のお母さんは、今回の件はすべてひなたに非があると決めつけました。しかし、あかりも黙ってそれを聞き入れることはできません。そんなあかりに、高城のお母さんはいじめの証拠があるのかと問いかけました。

このセリフを聞いた時、頭の中が真っ白くなるくらいの怒りを感じました。この世界では、証拠がなかったら何をやってもいいんですか? 証拠がなければ、これまでひなたやちほちゃんが辛い思いをしてきた過去もなかったことになるのでしょうか?

これに対して、あかりは何も言い返すことができませんでした。このままではひなたを守れない、あかりがそう思った時、あかりを支えたのは、ひなたでした! いつの間にかひなたは、あかりに守られる存在から、あかりを守り応援してくれる存在になっていたのでした。

そして、新しく担任になった国分先生は、問題の本質をきちんとつかんでいました。高城のお母さんが、ひなたが嘘つきだと決めつけた時、そう主張するならその証拠をみせてくださいと言ってくれた時は胸がすく思いでした!
さらに先生は、いじめ問題では証拠が出ないことが当たり前だとも教えます。いじめた側は本当のことを言うはずがなく、周囲で見ていた者も後の報復を恐れて真実を語りません。だから証拠がないのが当たり前だったのです。

どんなにいじめられても、決して屈しないひなた。そして、中学なんて人生の通過点にすぎないと言い切り、前向きに生きることを諦めない強さ! それがついに、陰湿な黒い霧を吹き飛ばしたような気がしました。(^^)

ということで、ようやくいじめ問題に少し晴れ間が見えました。
ここで描かれているのは中学のいじめ問題でしたが、それは形を変えて社会の至る所にあります。自分と考えが違う者、周囲と違う者には、精神的なダメージを与えても許されると思っているバカが、残念ながらこの世界には少なからずいます。
今回のお話は、そんな苦しさの中でがんばっている人たちへの最高の応援だったと思います。
零が新人王になったこと他いろいろなお話でした。

将棋連盟の会長に呼ばれた零は、思わぬ話を聞かされました。なんと零が新人王になったことを記念して、宗谷名人との記念対局を実施するというのです。これまでの新人王には、そんな特典はありませんでした。なぜかと思ったら、このところ調子を取り戻した島田八段が、棋匠戦の挑戦者になりそうだったからです。

棋匠のタイトルホルダーである柳原としては、華のある櫻井が挑戦者になってくれることを望んでいました。それは自分と島田の対局だと、おっさん対局になってしまい、ビジュアル的に華やかさがなくなり地味な印象になるからでした。(^^;

そんな櫻井も、けっこう変わった棋士でした。ビジュアル系の見た目で人気がある棋士ですが、なぜか登山も趣味でした。
櫻井はしばしば、棋士仲間を登山に誘い、そこで彼の信奉者を増やしていたのでした。最近も三角とよくつるんでいる一砂が登山に誘われて、すっかり櫻井に心酔していたのでした。(^^;

そういう変な人たちはさておき、零は今後の活躍に期待していると会長から言われたことで、大きな喜びを味わうのでした。そして、棋士たち以外にも学校の将科部のメンバーが、零の新人王獲得を祝ってくれました。それは零にとって、初めて知った喜びでした。

ところが、寂しい話も待っていました。零以外の将科部のメンバーは、全員3年生だったため、卒業に備えて部活から引退することになったのです。また零は1人になってしまうのかと思いきや、林田先生ががんばって将科部の宣伝をしてくれました。

そうして集まったメンバーは、なぜか生徒ではなく校長や教頭でした。零以外は生徒じゃなくていいのか!^^;、と突っ込みを入れたくなりましたが、校長はかねがね強権発動することに憧れていて、力業で問題ないことにしてくれるようです。
というわけで、高校の部活なのになぜか平均年齢が20歳以上という将棋部が生まれたのでした。(^^;

そして棋匠への挑戦権をかけた対局では、やはり島田八段が勝利しました。これで再び、島田さんはタイトルに挑戦することになりました。前回の宗谷名人には完敗でしたが、今度はタイトルを獲得することができるのでしょうか。

というところで、今年の放送は終了です。年明けは、ひなたのいじめ問題から始まるようです。この問題も、早くきっちりと決着するといいですね。
前半は零と新人王を争った山崎順慶五段について、後半は零とひなたがラブラブです!

決勝戦での対戦相手、山崎順慶五段には将棋以外にも打ち込んでいることがありました。お祖父さんの影響で、レース鳩を育てていたのです。山崎五段の友人たちは、そんな彼のことをお酒の席でからかってくるようです。

さらに知らないからとはいえ、いつになったら名人になるの!?とか気軽に言ってきます。最初はそんな彼らに、真面目に対応していた山崎五段でしたが、友人たちがそんなことを言うのは社交辞令的なものでしかないと気づいてからは、友人たちの言葉をスルーしていたのでした。

決勝戦に挑む前に、山崎五段にはショックな出来事がありました。手間暇かけて育ててきたレース鳩が、なぜか鳩舎に戻ってこなかったのです。そして山崎五段は、将棋についても行き詰まりを感じていました。海底深くにあるような輝くような一手を探す努力に疲れていたのです。

そんな山崎五段にとって、零や二階堂の存在は脅威でした。彼らは徒労に終わるかもしれないことを承知で、何度も海底深く潜って輝く一手を求めることを絶対にやめないからです。そして山崎五段は、千日手になってしまった二階堂との対局で、体力的に辛いはずの二階堂が笑っているのを見て、大いに心を揺さぶられていたのでした。

入院中の二階堂のもとに、密かにあじさいの花を届けたり、強面な見かけと異なり山崎五段はかなりいい人なのでした。
そんな山崎五段のところに、いなくなったはずの鳩が帰ってきました。すっかりやせてしまった鳩を、再び山崎五段は世話しています。次に山崎五段が零たちと対局する時には、もっと気持ちのいい勝負ができそうですね。

後半は、零が川本家の人々を連れて、甘味屋で新人王になったお祝いをしています。といっても、代金は零払いなんですが。(^^;
なんでも頼んでいいという零に、川本姉妹はここぞとばかりに気合いの入ったオーダーをします。甘い物だけでも凄い量なのに、その上しょっぱい物、温かいものまで頼んだので、あかりやひなたのお腹ははちきれそうです。

そして修学旅行先で、零がひなたを見つけた時のことが描かれました。ギリギリの状態だったひなたは、そこで零に会えたことで本当に救われたのでした。ストレスで食欲が落ちているだろうひなたのために、零はプリンなど食べやすそうなものを持参していました。それを食べて、零の持ってきてくれた胃薬を飲んだことで、ひなたは元気になれたのでした。

そして何より、ひなたは失ってしまった笑顔を取り戻しました。過去にいじめられたトラウマから、ひなたが零を救い出してくれたように、今度は零がひなたを救ったのです!

というわけで、ひなたに笑顔がもどったのが何よりうれしかったです。いじめ問題の本当の解決までには、まだ時間がかかるでしょうが、零がひなたを支えて、ひなたが笑顔でいられれば大丈夫と思えました。(^^)
零の新人王決勝戦と、ひなたが修学旅行に行くお話でした。

大阪での決勝戦を前に、零は川本家でカツ丼をごちそうになっていました。いつも以上に気合いの入ったあかりの料理に、零は感動するのでした。そんな中、ひなたは体調が悪そうです。いじめのストレスから、胃が痛くなってしまったのでした。さらに悪いことに、そんな状況のままひなたは修学旅行に行くことになっていたのです。

ひなたの心配をして、あかりは無理に行かなくてもいいと言ってくれました。しかし、ここでひなたは強さをみせました。今そうするのは楽だけれど、ここで踏ん張らないと将来絶対に後悔すると確信していたのです。そんなひなたのためにも、零は新人王になってみせると約束するのでした。

そして零は対局のために大阪の将棋会館に、ひなたは京都への修学旅行へと旅立ちました。大阪で零を待っていたのは、ずっと新人王の座を守り抜いていて、永世新人王と呼ばれる山崎順慶でした。・・・って、山崎順慶がどう見ても26歳以下には見えないんですけど。(^^;

そして対局が始まりました。山崎順慶の戦い方は、自らの王を堅く守って、相手の失策を待つスタイルのようです。その戦い方に、零は怒りを感じました。二階堂との棋譜を読んだ零には、千日手となった第1局は山崎の読みの浅さのせいだと感じていたのです。零との対局でも、山崎はそのスタイルを崩そうとはしません。

そんな山崎にかっとなり、不用意な手を指しかけた零でしたが、二階堂の言葉が零を思いとどまらせました。もっと自分を大切にして、自分のスタイルで戦え。以前に二階堂が言ってくれた言葉が、零に落ち着きを取り戻させたのです。そして零は、山崎を下して新人王となりました!

対局を終えた零は、他の棋士たちが胃薬の話をしているのを聞いて、ひなたのことを思い出しました。前もってひなたの予定を知っていた零は、ひなたの元へと駆けつけました。しかし、それは広い観光地の中で、ほとんど奇跡とも思えるような出会いをするようなものでした。

観光地へとたどり着いたものの、そこにひなたの姿はありません。しかし、ひなたと同じ中学の制服を見た零は、昔の自分のことを思い出しました。周りから隔絶されている者は、みんなと一緒にいることが一番の苦痛なのだと。そして零は、ひなたが落ち込んだ時、必ず川に行くことも知っていました。

そして零は、ついにひなたを見つけました!
それまで1人で孤独に耐えていたひなたは、零の顔を見るなり激しく泣き出しました。ギリギリの状態でがんばっていたひなたのところに、零はきちんとたどり着くことができました。(/_;)

というわけで、零の新人王獲得もめでたいですが、それ以上にかっていじめの対象となった零だからこそ、今いじめのターゲットとなっているひなたの気持ちに気づいてあげられたのが良かったです。
そして、対局中に倒れてどうなったのか心配だった二階堂が、入院中ながらも零の対局を見守っていてくれたのにも安心しました。(^^)
二階堂の病気が悪化するお話でした。(;_;)

ひなたの担任について、零は林田先生に相談していました。零の話を聞いた先生は、零以上に激高してひなたの中学に乗り込みそうな勢いです。それを何とか止めた零でしたが、先生はとても大事なことを思い出させました。すでにプロ棋士とはいえ、零はまだ高校生なのです。大人に頼った方がいい状況が、確かにありますね。

将棋会館に対局に赴いた零は、その帰りに島田八段と会長が二階堂のことを話しているのを聞いてしまいました。関西に対局に出かけていた二階堂は、そこで病状が悪化してそのまま入院してしまったのです。そして零は、これまであえて気づかないようにしてきた、二階堂の抱える病気と向き合うことになりました。

二階堂は、幼い頃から難病と闘ってきました。家が大金持ちということもあり、周囲からは過保護だと思われることもしばしばだったようです。二階堂が島田八段の師匠に入門してきた時、島田さんは二階堂のことを知っていました。子供たちの将棋大会に招かれた島田さんは、そこで二階堂の姿を見かけていたのです。

周囲と同じように、島田さんも最初は二階堂に反感を持ちました。しかし、準決勝で敗れた二階堂の対局の棋譜を見た時、島田さんは驚きました。それは、お金持ちのボンボンが気まぐれでやっているお遊びではない棋譜だったからです。

やがて島田さんは、病弱な二階堂の家を訪れて対局するようになりました。そんな二階堂に、憐れみを感じた島田さんは、ある日手を緩めた将棋を指してしまいました。それに対して、二階堂は激しく怒りました。ずっと病弱で、周囲からいつも守られていた二階堂にとって、将棋だけが唯一相手と対等に戦える場所だったからです。

そして零は、二階堂が準決勝で敗れた時の棋譜をみせられました。なんとその対局は、千日手で勝負がつかず、2局目に流れ込む激戦でした。二階堂は最後まで全力で戦いましたが、対局の途中でついに力尽きてしまいました。(;_;)
その棋譜をみた零には、その対局に賭けた二階堂の思いが伝わってきました。その相手と、零は関西で戦うことになります。二階堂のためにも、この勝負には絶対勝ちたいですね!

1期から匂わされていた、二階堂の抱える病気に、ついに零が向き合うことになりました。普段はお笑いキャラっぽい二階堂ですが、その裏側にこんなに重い思いを抱えていたのかと胸が痛くなりました。(;_;)
ひなたのいじめ問題は停滞。その間にも、零は対局の日々です。

零が川本家を訪れると、ひなたが寝転んでいました。どうしたのかと思えば、鼻血を出してしまったようです。最初は軽い話かと思いきや、なんと鼻血の原因はひなたの担任の言動にありました。いじめ問題が発覚した後、ひなたは職員室に呼ばれました。そこで先生は、いじめた側ではなく、いじめの対象となったひなたを責めたのです。

担任から見たら、いじめが存在する事実が許せないようです。結局この担任は、自分の心配しかしてないのでした。
そんな担任の対応に、ひなたは頭の中が真っ白になる思いでした。担任は、いじめの原因はひなたの協調性のなさにあると決めつけました。その話を聞いた零も、目の前が真っ赤になるほどの怒りを感じたのでした。

あかりからその話を聞いた零は、あかりもこの先を不安に思っていることに気づきました。学校からいじめのことで呼び出したがあった時、それに対応するのはあかりになるからです。そんなあかりに、零は自分も力になると伝えました。そんな零の言葉を聞いて、ようやくあかりも笑うことができました。

その間にも、零の対局の日々は続いています。零と二階堂は順位戦を共に勝ち抜いて、準決勝まで来ていました。そんな零のところに、二階堂から電話がかかってきます。二階堂はいつになく饒舌でしたが、それは次の対戦相手が強敵だからでした。そんな二階堂に、零は万全の体調で対局に挑むためにも、ゆっくり休んだ方がいいと伝えました。

ひなたを思いやり、川本家の力になろうとしたことで、零は精神的に少しだけたくましくなったようです。今の零には、とにかく対局で勝ち進んで、ひなたにもしものことがあった時のためにお金を用意することしかできません。しかし、誰かを守るために、誰かに頼られて戦うのは、零にとって初めての経験でした。

そして零も、準決勝の対局に挑みます。零の対局相手は、東のイライラ王子という愛称(?)で知られる蜂谷五段でした。
蜂谷五段はものすごい早指しの上、対局中に舌打ちしたり、貧乏ゆすり、肘掛けをカタカタ鳴らしたりと、マナーに問題のある相手でした。(^^;

しかし、そんな相手にいらつきながらも零は着実に指し手を進めます。そして全体的には、蜂谷五段が優勢かと思った時、零の意外な手が相手の手を止めました。それは自陣に入った龍に角をただ捨てして、蜂谷五段の速さに決定的なブレーキをかけるものでした。

結局、その一手が決め手となって、この対局に零は勝利しました。そんな零を、横で対局していた三角たちがたしなめました。蜂谷五段の扱いが下手すぎるというのです。(^^;
そして零にさらなる試練が待っていました。負けた対局の後、蜂谷五段の感想戦は異常に長いのでした。零はそれに延々と付き合わされることになったのでした。(笑)

というわけで、ひなたの担任の対応は腹立たしかったですが、その後の零と蜂谷五段のコミカルな対局(?)があったおかげで救われました。(^^;
今回のお話を見ていて、人は自分のために戦う時より、大切な誰かのために戦う時の方が強くなれるのかもしれないと思いました。
ひなたのいじめ問題に、進展が見られるお話でした。

川本家に訪れて、ひなたと2人きりになれる時間を持った零は、少しずつひなたの学校での様子を聞きました。そしてひなたは、学校での出来事を話してくれました。先日の一件以来、ひなたはクラスで完全に浮いた存在になっていました。そこで語られた、ひなたの言葉にすごく共感しました。

同じ中学生のはずなのに、知らない間に生徒の間に格差が生まれているのです。一番上の階級に属する者は何をしても許され、それ以下は階級に応じた惨めさを味あわされることになります。まっすぐなひなたは、そのおかしさに、ちゃんと気づいていました。

その間も、ひなたに対する陰湿ないじめは続きます。それに耐えながらも、ひなたは転校して行ったちほちゃんのことを考えて手紙を書いていました。ちほちゃんの心の傷は予想外に深く、今も学校を休んでいて、自分でひなたに返事を書くことすらできません。(;_;)

ひなたの心には、もちろん激しい怒りがあります。自分やちほちゃんをいじめた相手を、めちゃくちゃにしてやりたい。ちほちゃんに、きちんと謝罪させたい。でも、そうしても、ちほちゃんは救われない。そのことにも、ひなたは気づいていました。

そんな状況を変化させたのは、零のある行動でした。ひなたの憧れの存在である勇介君に、ひなたの助力をして欲しいと頼んだのです。そして勇介君は、お昼休みにひなたをキャッチボールに誘います。勇介のことが気になっているいじめグループのメンバーは、それが面白くなくてさらにひなたをいじめます。

すると翌日は、勇介君はなんとひなたをいじめている女の子たちもキャッチボールに誘いました。なんでいじめてる子たちをと思ったら、勇介君はその子たちに対しては容赦なしの全力投球で応じました。(^^; 口に出しては何も言いませんでしたが、勇介君なりにいじめグループのやり方に腹を立てていたんでしょうね。

その結果、さらにいじめはエスカレートして、翌日ひなたが登校すると黒板にひなたの悪口がでかでかと書かれていました。しかし、ひなたはそれを見ても黒板を消しませんでした。やがて担任の先生が教室にやって来ました。黒板に書かれた文字を見た先生は、ようやく自分のクラスでいじめが行われている現実に直面したのでした。

そうそう。その間も、零はひなたの将来のためにと、将棋で勝ち進んでお金を稼ぐことに夢中です。(^^;
いやまあ、お金も大切なんだけど、もうちょっとだけ冷静になろうか、と言いたくなりました。(笑)

というわけで、ようやくひなたのいじめ問題も解決に向けて動き出しそうです。どんな風に解決するのが、ひなたにとって、そして転校してしまったちほちゃんにとって、一番いい方法なのでしょうか。
そして、どんな方法なら、いじめた側に心の底からの反省をうながすことができるのでしょうか。
ひなたのために、零が行動を開始するお話でした。

零は林田先生のところに、いじめ対策について相談に行きました。先生は零がいじめられているのかと焦りますが、お世話になっている女の子のことだと知って協力してくれました。とはいえ、この問題にはこれが絶対の正解というものがありません。いじめられた本人、その親や家族、いじめた人とその家族、先生などなど、さまざまな立場の人たちの思惑がからんで、簡単に解決することができないのです。

そこで林田先生は、一番大切なことを教えてくれました。それはいじめられた、ひなたの気持ちです。ひなた自身が問題をこれ以上大きくして欲しくないと思っても、周囲が暴走して大事になり、結果的にその後で周囲から孤立してしまうこともありえるからです。・・・今の零は、完全に暴走してる感じですよね。(^^;

そして先生は、零がひなたに好意を持っていることに気づきました。しかし、零自身にはそれが恋だという自覚が全くないのでした。零のひなたに対する思いを確認しながら、思わず青春の悶々を思い出してぞわぞわしてしまう林田先生に笑ってしまいました。

ひなたを守ると決めた時から、零は動き始めていました。もしも、ひなたが転校することになっても困らないように、将棋で勝ち続けて必要な資金を手に入れようと決意していたのでした。(^^; そんな零をみて、彼が暴走する前に何とかしようと林田先生はますます焦るのでした。(笑)

そして対局で負けた後、零は珍しく悔しさをあらわにしました。そんな零を見て、二階堂はうれしそうです。(^^;
この場面で、零と二階堂の脳内メーカー的な表現があったのにも大笑いしました。2人の思いは、完全にすれ違っていますが^^;、零が将棋に本腰を入れたことで二階堂はうれしそうですね。

後半は、あかりのひなたに対する思いが描かれました。あかりに呼び出されて、スーパーで買った食材の荷物持ちをさせられた零は、あかりの思いを知りました。3姉妹のお母さんが亡くなった時から、あかりはひなたやモモのお母さん代わりとして頑張ってきました。今回のいじめ事件は、そんなあかりの心も傷つけていました。

ひなたのいじめを知った時、あかりは"ひなたが無事なこと"を優先して考えている自分を知りました。お祖父さんがひなたの勇気を認めて、間違ったことはしていないと断言してあげたように、どうして自分もまずはひなたの行動を認めてあげられなかったのか後悔していたのです。

零はそんなあかりの行動も、間違っていなかったと伝えました。あかりの思いは、あかりがお母さんとして頑張ってきたからこそです。誰よりも我が子が大切。その思いは、まったく間違っていません!
今回の事件で、あかりはあかりの役目を果たし、お祖父さんはお祖父さんの役目を果たした。それだけの違いですよね。

というわけで、ひなたのいじめ問題はまだ解決していませんが、ひなたに家族と零がついている限り、絶対に大丈夫と思えるお話でした。(^^)
ひなたがいじめのターゲットとなった理由が描かれました。(;_;)

今回のお話は、視聴前から辛いお話になるだろうなあと思っていましたが、本当に辛かった。(;_;)
でも、そこで描かれたひなたの行動や零や川本家の人々の温かさに、涙なしでは見られないお話でした。

ひなたは現在中学3年生ですが、最初にいじめのターゲットになったのはひなたの幼なじみの友人・ちほちゃんでした。
クラスの班分けで決められたグループの中で、ちほちゃんがいじめのターゲットになってしまったのです。ちほちゃんは、おっとりとした優しい女の子でした。そこに徐々に悪意が襲いかかります。

ちほちゃんだけがのけ者にされたり、掃除を1人に押しつけられたり、宿題を押しつけられたり、いじめはどんどんエスカレートしていきます。それを見かねて、ひなたは自分が正しいと信じた行動に出ます。その一方で、いじめの事実を先生にも伝えます。しかし、先生はそれをいじめだとは認めてくれません。

周囲は、これ以上ちほに関わると、次はひなたがターゲットになると逃げ腰です。そしてついに、ちほちゃんは学校を休むようになり、さらには別の学校へと転校することになったのです。ちほちゃんを守れなかったことを、ひなたは悲しみます。ところが、いじめの当事者はそれをあざ笑います。

それに耐えかねたひなたは、ついにそのグループの首謀者につかみかかりました。それがきっかけとなり、今度はひなたがいじめの標的にされたのです。自分が泣いていると、モモにも悲しい思いをさせてしまうと、ひなたは家から飛び出します。その後を、零が追いかけます。

ようやくひなたに追いついた零は、ひなたの中に救いを見いだしていました。かって自分がいじめられていた時、誰も助けてくれる人はいませんでした。しかし今、記憶の中の傷ついた零に手をさしのべるかのように、ひなたがいじめられた子を助けようとしてくれたのです。そんなひなたを、零は自分の全てをかけて尽くすと誓うのでした。

そして翌日、学校帰りのひなたを零が待っていました。零は調べたいことがあるからと、図書館にひなたを誘います。そこでひなたには和菓子の本を、零自身は植物や昆虫の本を読みました。そうするうちに、ひなたは零が見ている本のテントウムシの箇所を見て、どうして漢字では天道虫と書くのかと不思議に思います。

そんなひなたに、零は実際にテントウムシをひなたの手にのせて見せてあげました。そんなひなたの手から、テントウムシは太陽に向かって飛び立ちました。それを見たひなたの顔に、少しだけ笑顔が戻ります。

そして零とひなたは、一緒に川本家に帰りました。そこには事情を聞いたお祖父さんが待っていました。お祖父さんは、ひなたのやったことは何も間違っていない。いじめのターゲットにされることを恐れず、ちほをかばったひなたの勇気を褒めました。そして正しいことをしているのだから、胸を張れと元気づけてくれたのでした。この場面のお祖父さん、本当にかっこよかったです!

ひなたのいじめ問題が、どんな形で決着するのかまだわかりません。しかし、ひなたにこの家族と零がいる限り、絶対に大丈夫だと思わせてくれる内容でした。(;_;)

とっても重たいエピソードでしたが、ひなたの味方となってくれる人たちの温かさに救われました。
ひなたがいじめに遭っていることがわかるお話でした。(;_;)

隈倉九段の靴を見て、三角たちが騒いでます。一方、二階堂は零との対局を目指してハイテンションです。
なんかプロ棋士っていろんな意味で変な人たちの集まりだなあ。(^^;

そして零は、あかりに勧められた卵パンを食べて、順位戦に挑みます。その前に、零は子供の頃に知ったテントウムシの木を見つけました。それは懐かしい思い出かと思ったら、辛く苦しい思い出でした。昔から周囲から浮いていた零は、両親と妹を事故で亡くし、幸田家に引き取られてからも、より辛い生活をしていました。

小学校では当然のようにいじめの対象となり、少しでも被害を減らすためには息を潜め、気配を消しているしかありません。さらに養父の家に帰れば、積極的に家事のお手伝いをしたのが裏目に出て、香子や歩から嫌われてしまいました。
そんな零の辛い体験。それが意外なところで今とつながりました。

いつもは元気な川本3姉妹のひなたが、最近はなぜか元気がありません。お祖父さんが新作の和菓子を考えている時も、ひなただけは上の空です。どうしたのかと思ったら、ひなたは学校でいじめの標的にされていたのでした。ひなたの好きなドーナツを持って川本家を訪れた零は、ボロボロになって帰宅したひなたの姿を見て、ひなたがいじめられていることを知りました。

なぜ、どういう理由でひなたがいじめられているのでしょうか。そして、同じようにいじめを体験してきた零は、ひなたの力になってあげることになるのでしょうか!?

いじめはいけないと、何年も言われ続けているのに、いまだにいじめの被害者はなくなりません。
どうすれば、こういう哀しいことが世界からなくなるのかなあ。(;_;)
名人戦の決着と、零の義姉・香子と後藤の複雑な関係が描かれました。

今回は、いきなりプンプン・モードの二階堂から。どうしたのかと思えば、順位戦の組み合わせが悪くて、最後まで勝ち残らないと零と対局できないからでした。そんな2人が向かったのは、名人戦の様子を見守っている柳原や三角たちのところでした。でも、あんまり騒がしいので、強制退去させられそうになってましたが。(^^;

そんな中、その場に居合わせた若手棋士が零たちの指導者でもある島田八段の悪口を言っていました。先の宗谷名人とのタイトル戦以来、島田八段は調子を崩しているようです。零たちがそれに耐えかねたところに、後藤九段が現れました。後藤はタイトル戦に挑戦したこともない者が、島田八段の悪口を言うのを嘲りました。第1期だと、ひたすら怖い人というイメージしかなかった後藤九段ですが、意外と筋の通ったいい人!?

そして宗谷名人と隈倉九段の対局は、混戦になりました。と思ったら、宗谷名人がふいに思いもよらない一手を指しました。その一手に棋士たちは戸惑いますが、なんとその一手で17手詰めになっていたのでした。名人戦の混沌の中で、何食わぬ様子でそういう手を見つけ出せるのが宗谷名人の凄さなんでしょうね。

後藤九段と香子の関係は、何となく続いているようです。奥さんが病気で入院している後藤九段にとって、香子は男では気づかない細やかな気配りをしてくれて、それなりに役立っているようです。そして後藤九段の心は、あくまでも奥さんに向いています。しかし、それに頓着することなく香子の方が後藤九段にちょっかいを出しているようです。(^^;

というわけで、今回は後藤九段の意外な一面が見えたのがよかったです。1人の人間の中に、良い部分と醜い部分が共存している不思議さが印象的でした。

そうそう。対局後のインタビューでは冷静だった隈倉九段ですが、その後で怒りにまかせてホテルの壁を破壊していたのには大笑いしました。確かにあれだけの大舞台で負ければ悔しいでしょうが、壁に大穴をあけちゃダメでしょ。(^^;
大幅にアニメの視聴が遅れてますが、ようやく「3月のライオン」の第2期を視聴!

第1期の終わりに発足した将棋部+科学部、あわせて将科部での零の活動が始まりました。科学部の野口先輩たちは、初めての将棋に苦労しています。定石を覚えたりしているのですが、相手が定石通りに指してくれなかったり^^;、それをさらに上回る作戦で挑んできたりで、どこまで研究しても終わりが見えません。

そしてテレビでは、宗谷名人と隈倉九段の名人戦第2局が行われています。ちょっと前に、テレビで藤井聡太四段の快進撃が話題になった時も、勝負の内容よりも食べたものとかが大きく取り上げられていましたが^^;、それはこの作品でも同じでした。鷲づかみでケーキ3個を瞬殺する隈倉九段と、氷砂糖のようなブドウ糖の塊を入れたレモンティーを飲む宗谷名人。どっちも将棋以外の面でも凄いです。(^^;

一方、零は将棋部だけでなく科学部の一員としても活動しています。今回は野口先輩の指導の下、ラムネを作ることになりました。零はかなりぶきっちょみたいですが、それでも自分の手でラムネを作ることができてうれしそうです。科学のことを好きになるのって、こういうちょっとしたことに感動した時なんだよな〜と思いました。

そして零は、自分が作ったラムネを持って、川本3姉妹のところに訪れました。そこはいつものように、温かく零を迎え入れてくれました。

1期から時間がたっていたので、ちょっと内容を忘れかけていましたが^^;、ポイントとなるところは覚えていて一安心でした。(^^;
なんだか中途半端な話数ですが、ここで第1期の完結です。

新学期、零は無事に進級を果たしていました。でも担任は、面倒見のよかった林田先生から、新しい先生へと変わりました。新しいクラスで、いきなり零はひとりぼっちです。(^^;
ほんのちょっとの間に、クラスの中には親しい者同士のグループが自然にできていたのでした。そして零には、そんなグループの1つに加わるスキルはありません。

校内で寂しくお昼ご飯を食べようとしていた零を、元担任の林田先生が見つけました。先生は零のところに駆けつけてきました。そして、このままではいけないから、将棋部を作ろうと言い出すのでした。将棋好きの林田先生は、部の顧問になることで、無料で零から将棋の指導を受けられる・・・という下心もありましたけど。(^^;

さっそく部員を集めようとしますが、誰も将棋には関心がありません。そんな中、零たちは前にお世話になった科学部に顔を出しました。科学部も上級生が卒業してしまい、存続の危機にありました。そこで林田先生は、将棋部と科学部を1つにすれば両方の部が存続できることに気づきました。

こうして放課後将棋科学部、略して将科部が誕生したのでした。(^^;
前の略称が放火で、今度が消化になっているんですね。

そして零は、子供の頃のことを思い出しました。小さな頃から、零は周囲に受け入れられない子供でした。同じクラスのみんなからは嫌われ、遠足のバスでも零の隣に座りたがる子はいません。そんな零にとって、唯一の救いが将棋でした。他の時は誰からも相手にされなくても、将棋の対局中は誰かが零に対面してくれるのです。

いつしか零にとって、将棋が自分と世界をつなぐ命綱のような存在になりました。そして気がつけば、零の周りには将棋という同じ道を歩く者たちが、同じ方向を向いて歩いていました。そして零は、ひとりぼっちではなくなっていたのでした。

というわけで、第1期の完結です。第2期の放送は10月からスタートするそうです。第2期がどんな展開になるのか、今から楽しみです。(^^)

最初は心象描写が多くて、ちょっと苦手そうな作品だと思いましたが、川本3姉妹の存在に救われました。あの3人がいなかったら、きっと視聴を挫折していたでしょうね。そして、なんといっても三角さんちのいちごちゃん!!!
第2期は、もっといちごちゃんの出番が増えるといいなあ。(^^;
島田八段の故郷で、将棋の交流イベントが開かれるお話などでした。

まずは久々の川本3姉妹のお花見から。桜の花が散り始める頃、3姉妹はお弁当を持って、そろってお花見に来ていました。相変わらず、あかりの作ったお料理はおいしそうです。それにしても、この3姉妹は何かを食べている時、いつもニコニコと幸せそうですね。いきなり冒頭から、その笑顔に癒やされました。(^^)

その頃、零は島田八段の故郷である山形県天童市で行われる、プロ棋士とファンの交流会に参加していました。でも島田八段は雨男だそうで^^;、人間将棋が行われるというのにあいにくの大雨でした。どんよりとした雰囲気の島田さんを引き連れて、零は会場へと向かいます。

島田さんの故郷では、町を挙げて島田さんが将棋の名人になってくれることを期待していました。そんな期待に応えようと島田さんはがんばってきましたが、獅子王戦に敗北したことを気に病んでいたのでした。それでも、故郷の人々は島田さんを責めないでしょうが、それがまた島田さんには辛いのでした。

ところがどっこい。会場に到着するなり、島田さんはお爺さんお婆さんに雨男だとどやされました。(^^;
でも、それでいい感じに島田さんは肩の力が抜けたようです。そして室内で、人間将棋が行われることになりました。対局するのは、島田研究会の一員である二階堂と、横溝七段です。・・・横溝。・・・なんか親近感を感じる名前だなあ。(笑)

人間将棋は、普通の将棋と少し違ったルールで行われるようで、それを忘れた横溝七段が二階堂に敗北したのでした。
親近感のある名前の横溝七段が、五月人形みたいな二階堂に負けたと思うと、なんだかちょっと悔しいかも。(^^;

人間将棋以外にも、ファンとの交流イベントは続きます。プロ棋士が100人の参加者と同時に対局する、100人指しという企画も行われるます。これには将棋連盟の会長も参加することになっていますが、島田さんの作ったクラブの参加者が手強いので、会長はやりたくないとだだをこねてます。

そんな中、零はずっと島田さんを取材している記者さんと出会いました。記者さんの話によると、島田さんはかなりの田舎で暮らしていたようです。その村には年寄りばかりなのを心配した島田さんの提案で、将棋クラブが創設されたのでした。クラブの参加する老人たちは、送迎バスで公民館に集まります。そして、そこで将棋を指したり、お料理を作ったりして、交流する場所になっているのでした。

そればかりか、島田さんはクラブの参加した後は、老人たち1人1人が必要な物を買い出しておいて持ち帰れるようにしたり、老人たちが作った料理を村の特産品として販売できるように道の駅と話をつけたり、細々と世話を焼いていたのでした。記者さんはそんな島田さんに惚れ込み、零もまたそんな島田さんが凄いと思ったのでした。

零たちの面倒を見る研究会といい、島田さんは本当に世話好きな人なんですね。今回の挑戦では、獅子王のタイトルを手にすることはできませんでしたが、人間的な懐の深さと温かさがとても魅力的でした。そしてお年寄りたちと将棋を指している時の島田さんの笑顔が素敵でした。(^^)

一方、川本家ではお爺さんが新作のお菓子作りに悩んでいました。三日月焼きに次ぐ、新たな名物をこしらえたいのですが、今ひとついいアイディアがありません。そこで、ひなたやあかりの意見を聞いてみました。それをきっかけに、ひなたやあかりの食欲が爆発することに。(^^;

アイディアを得るために甘味処に訪れた2人は、迷いに迷ったあげく、トッピング全のせしてしまいました。普段、家計を切り詰めているのに、思わぬ出費になってしまいました。その上、肝心のアイディアが何も出ません。困ったお爺さんは、モモにも意見を聞いてみましたが、和菓子にガムを入れるのはさすがに・・・。(^^;

あれも食べたい、これも食べたいと、ひなたたちは迷い続けます。しかし、それが逆に突破口になりました。一度に複数の餡を楽しめる、雪だるまのような「ふくふくだるま」というお菓子が誕生したのです!

ひなたは、それを零にも食べさせたいと、携帯に電話します。すると、家の外から電話の音が。
なんと、天童市から帰宅した零が、お土産を持ってやって来たところだったのでした。・・・零が川本家に顔を出すのって、本当に久しぶりな感じですね。(^^)

というわけで、今回は島田さんの故郷でのイベント、そして川本3姉妹の新作お菓子作りと、ほっこりできるエピソードが満載でした。
島田八段、敗北!(;_;)

胃痛に悩まされながらも、島田八段は宗谷名人との対局を続けています。まだ対局は終わっていないのに、周囲は既に島田八段が負けたかのような口ぶりです。そんな中、場外で思わぬ事態が発生しました。立会人を務める、辻井九段がインフルエンザにかかっていることが発覚したのです。テレビに映りたい一心で、彼はそれを周囲に隠していたのでした。(^^; 「残念なハンサム」と呼ばれる辻井さんらしいエピソードでした。(笑)

その代役として、三角が辻井の代わりを務めることになりました。自分がタイトル戦に参加したこともないのに、他人の対局の立会人を務めることになり、三角は複雑な心境です。杉田智和さんの絶妙な演技と、自分の結婚前に友人の婚姻届の証人になるという例えが思いっきりツボで大笑いさせてもらいました。(^^;

そして、零もまた島田に付き添えなかった二階堂に携帯で怒られたり、棋竜戦のタイトルホルダーである藤本さんと盤面解説をするはめになったり、こちらもたいへんなことになっています。(^^;

おまけに、零と共に解説をする藤本さんがめっちゃ怖い人でした。藤本さんは零や宗谷名人のように、中学でプロ棋士にはなれませんでしたが、そこに鬱屈した思いがあるようです。そして零は、藤本さんにネチネチ、グダグダと公開お説教されることになってしまうのでした。(^^;

そして局面が動きます。島田八段が、仕掛けたのです。しかし、周囲はその仕掛けは早すぎるとみています。その流れが止まれば、今度は宗谷名人の反撃が待っています。島田さんは攻め続けますが、ついに宗谷名人に反撃を許してしまいました。そこからは、今度は島田さんが一方的に押される展開です。

それを見た藤本さんは、もはや島田さんに勝ちなしと解説の舞台から降りてしまいます。しかし、零はまだ戦いは終わっていないと、藤本さんに食い下がります。そして零は、とある手を盤面に指して、その場から立ち去りました。そこでは、既に島田八段が宗谷名人に投了していました。完全に島田八段の負けのように見えましたが、そこには一発逆転の手があったのです。

その手を、盤面解説から去った時に零は見つけ出していたのです。それは宗谷名人にも見えていました。しかし、零と宗谷名人に見えていた手が、島田さんには見えなかった。それが勝敗を決することになりました。

そして零は、戦いを終えた島田さんと共に帰ります。疲れ切った島田さんの姿が、痛々しく見えました。

というわけで、死力を尽くして戦うも、島田八段は宗谷名人に一勝もすることができませんでした。勝負の世界は、本当に厳しいですね。そして、A級には宗谷名人といい、藤本棋竜といい、本当に化け物ぞろいですね。(^^;
零が、胃痛持ちの島田八段と共に京都で行われる獅子王戦の対局に向かうお話でした。

今回は、島田さんの過去から。山形県生まれの島田さんは、周囲に娯楽施設もなく、同年代の友達もいない環境で育ちました。そんなある日、島田さんはお年寄りから将棋を教わりました。将棋に意外な強さをみせた島田さんは、やがて離れたところにある将棋道場に通うようになりました。そこでも実力を認められた島田さんは、やがて奨励会へと入門することになったのでした。

その当時、島田さんは夜行バスで東京まで通って、奨励会に参加していました。その交通費を稼ぐために、村でさまざまなバイトをして資金作りをしたのです。奨励会に入った島田さんは、それまでとは次元が違う将棋の世界を知りました。その中で島田さんを支え、かつ胃痛の原因となったのは^^;、故郷の人々の応援でした。

そして今、島田さんは獅子王戦でタイトルを争うところまできました。しかし、ここまで島田さんは一方的に宗谷名人に負け続けていました。そして次の一局を落とせば、島田さんの完全な負けが決定します。胃痛で体調を崩しながらも、島田さんは零との指し手の研究を続けています。

そのあまりの衰弱ぶりに、零は島田さんを止めようとします。しかし、それを島田さんは聞き入れませんでした。零にとって、島田さんと対局できることは勉強になります。しかし、自分程度の実力で本当に島田さんの役に立てるのか零は疑問に思っていました。そんな零に、島田さんは以前に研究した局面で、宗谷名人が零と同じ感想を持ったことを教えました。
零と宗谷名人の思考パターンが似ていると思ったからこそ、島田さんは零との研究を希望したのでした。

そして、ついに対局の日がやって来ました。ただ単に対局すればいいだけでなく、裏でそれを支えてくれている人たちのために、レセプションなどにも参加しなければなりません。それは体調の悪い島田さんには、たいへんなことでした。そんな島田さんを心配して、零も対局場所である京都へと赴いたのでした。

そして、島田さんと宗谷名人の対局が始まりました。もう後がない島田さんは、この対局に勝つことができるのでしょうか!?

今回は、衰弱した島田さんの様子が痛々しかったです。そんな中、相変わらずいちごちゃんにラブラブらしい三角の様子に和みました。(^^; 電話でのやり取りを聞いてしまった零は、それが子猫の話とは思ってないようですが。
零の進級と、島田八段の獅子王戦への思いが描かれました。

島田さんの家に顔を出した零は、そこで二階堂や重田と共に局面の研究をします。そこでも二階堂と重田は相性が悪く^^;、何かというと対立しています。棋譜で説明すると一般人にはわかりにくいので、ダースベーダーとヨーダの戦いみたいに描かれていたのが笑えました。

そして零も、その局面についての意見を求められました。すると零は、その局面になってしまっていることが問題だと言い出しました。しかし、これまで1人で将棋の研究をしてきた零は、その理由をうまくみんなに説明することができません。
しかし島田さんは、そんな零の指摘に思うところがあったようです。そして零だけを、翌日また自宅へと呼んだのでした。

そこで零は、前日の盤面を再現するような形で島田さんと対局しました。対局前に、零は島田さんの故郷について尋ねました。島田さんが2勝すれば、故郷で獅子王戦の対局を行うことができると聞いたことが、気にかかっていたのです。
島田さんの故郷は、山形でした。そこは雪や山、田んぼばかりで何もないと島田さんは言います。そして何にもないことが、島田さんの原動力となっていました。何もないから、自分が将棋で勝って故郷に何かを付け足したいと思っているようです。

そして零は、A級棋士の凄さをあらためて思い知らされました。その強い思いは奔流となって、零を飲み込もうとします。しかし零は、歯を食いしばってそれに耐えるのでした。しかし、それは零をものすごく精神的・肉体的に消耗させることでした。

対局を終えて帰宅した零は、お風呂に入ったまま寝てしまい水死寸前でした。(^^;
というか、それ以上に気になったのが、零がお風呂に入っている間、ずっとお湯が出しっ放しになっていたことです。水道代やガス代が・・・それ以前に資源を無駄遣いしているようなのが・・・。(^^;

それから時は流れて、零は無事に進級することができました。零が進級できたことで、林田先生もとりあえず一安心です。
しかし、そんな先生に零は、自分はこの1年で何もできなかったと嘆きました。そんな零に、林田先生はお前はがんばっていたと教えました。零と同じくらいの年齢の時、林田先生は根拠のない自信はあったけれど、親に養われ、日々をなんとなく過ごしていただけなのです。・・・これは視聴者の多くも同じですね。(^^;

それに対して、零は立派に将棋でお金を稼いで1人で暮らし、食事や洗濯なども自分でやり、その合間に学校にも通っているのです。それは凄いことだと、林田先生は零に気づいて欲しかったのでした。そんな林田先生の言葉が、零にはとてもうれしいものでした。

そして獅子王戦の第3局が始まりました。ここまで島田八段は、宗谷名人から1勝もしていません。その対局の様子を携帯で追っている零は、島田八段の形勢が悪いことを知りました。そんな中、誰かが零の部屋を訪ねてきました。誰かと思えば、ひなたとモモが重箱を取りに来たという口実で、零のところにやって来たのでした。

2人を部屋に迎えて、零はどう応対したらいいのか慌てます。そんな零に追い打ちをかけるように、ひなたは香子は零にとってどういう人なのか尋ねるのでした。それに対して零は、彼女は自分のお姉さんだと答えました。姉弟だから、時にはケンカすることもあると零は言います。それは真実の一部しか伝えるものではありませんでしたが、その答えを聞いてひなたとモモは安心して帰宅するのでした。

その話を2人から聞いたあかりは、2人の関係が単純なものではないと気づきました。零と香子の間に、姉弟の持つ暖かさが全く感じられなかったからです。そして、だからこそ零は家を出て自立しているのだと、あかりは気づいたのでした。

そして第3局の結果が出ました。島田八段は、またしても宗谷名人に敗れて、後がなくなりました。残されたあと1局に、島田八段は勝つことができるのでしょうか!?

今回は、さまざまな対局描写が印象的なお話でした。それにしても凄まじいのは、A級棋士の圧力です。そして、そんなA級棋士ですら及ばない、宗谷名人の化け物ぶりが凄すぎます。零たちも、この先に宗谷名人と対局する日がやって来ることになるかもしれませんが、そのとき零の目から宗谷名人がどんな風に見えるのか気になりました。
川本3姉妹が、香子と遭遇するお話でした。

獅子王戦の挑戦者となった島田八段のお供として、零と二階堂も獅子王戦の行われる会場へとやって来ていました。零は自分には場違いだとおどおどしていますが、対局が始まる前には記者会見があったり、対局者はいろいろと気を遣うものなのだそうです。だからこそ、自分たちがこの場にいなければいけないとだと二階堂は言います。

さらに二階堂は、零が考えてもみなかった未来を考えていました。それはお供としてではなく、いずれ挑戦者としてこの場所に来るという絶対的な決意でした。その時に会場の雰囲気に飲まれないためにも、こうして今その雰囲気を知っておく意味があるのだと二階堂は考えていたのでした。

零は自分と二階堂の考え方の差に愕然としました。いつも零にまとわりついて迷惑をかけている二階堂ですが、その細かな心配りと未来を見据えた行動は格好良かったです。(^^)

会場を抜け出した零は、そこで将棋界に君臨する絶対的な存在、宗谷名人と偶然で会いました。宗谷名人は不思議な雰囲気を持った人でした。静かな雰囲気が漂っているのに、彼がそこに現れただけで確実に空気が変わるのです。

そんな宗谷名人のことを、島田八段は化け物と呼びました。しかし島田八段が獅子王の座を手に入れるには、その化け物を打ち負かさなければなりません。そして宗谷名人に2勝すれば、島田さんは自分の出身地で対局を行うことができます。しかし、その2勝がとてつもなく重いようですね。

獅子王戦の会場で、零は養父である幸田八段と出会いました。幸田八段は、香子のことを心配しています。しかし、なぜ香子が気ままな行動をとるのか、幸田八段は気づいていないのでした。ここまでお互いに溝ができてしまうと、再び父娘として接することはできないのでしょうか。

自宅に帰った零の前に、再び香子が現れました。香子は零が父に何か言ったことが原因で、カードを止められたり行動を制限される不満をぶつけに来たのでした。その修羅場を、川本3姉妹に目撃されてしまいました。ひなたたちは、稲荷寿司を零のところに届けようとして、零と香子が言い争う現場に遭遇してしまったのでした。

香子を魔女だと、モモは怖がります。姉妹はそのまま立ち去ろうとしますが、ひなたは何か譲れないものを感じて、零の手に重箱を押しつけたのでした。香子は3姉妹の誰かが、零の恋人なのかと勘ぐります。あかりが自分とほぼ同年代だということに衝撃を受け、ひなたか・・・それともモモが狙い^^;なのかと零を惑わすようなことを言うのでした。

重箱の中身が、稲荷寿司と筑前煮だったことを香子はあざ笑います。あかりが、家庭的な女性だとアピールしているのだと思ったのです。でも一口その料理を食べると、そのおいしさに香子は驚き、零がもらったものなのにほぼ食べ尽くしてしまうのでした。(^^;

その夜、香子は零の部屋に泊まりました。時に零を誘惑するようで、時に激しく拒絶たり、自分の気持ちの不安定さそのままに香子は揺れ動いているようです。そして、そんな香子に零も翻弄されつつ、かといって拒否してしまうこともなく、愛憎が混じり合っているみたいですね。

それはさておき、零は次に川本家に顔を出したら、香子のことをひなたに質問攻めにされそうな気が・・・。(^^;
それ以前に、ああいう修羅場を目撃されてしまったことで、ますます川本家に行きづらくなりそうですね。
零が自分の意思で、島田八段の研究会に入れてもらうお話でした。

零の進級ピンチが続いています。理科は実験についてのレポートを提出することになりましたが、理科で実験が行われた日は運悪く零はいつも対局で、一度も実験に参加したことがありませんでした。これではレポートが書けないと焦る零を、林田先生が怪しげな(?)部に連れて行きました。

放課後科学クラブ(略して放科部^^;)の活動に参加させてもらい、零はいろいろな実験を体験することになりました。
その時初めて、零は同じ年頃の生徒たちと普通に交流したのでした。そんな零の様子に、林田先生も満足そうです。そして先生は、もう1つ大切なことを零に教えてくれました。

それは、本当に困った時には人に頼れということでした。人に頼るということは、逆の立場になった時は自分が人の力になってあげることでもあります。これまで頑なに、川本姉妹の行為を極力拒絶してきた零でしたが、それは自分が助けてもらうだけでなく、川本姉妹が困っていたら零が助けてあげることも拒否する行動だと零は気づいたのでした。

そんな気づきが、零の背中を押しました。将棋会館では、獅子王戦の挑戦者決定戦が行われていました。島田八段と後藤九段の最終対局は、島田八段がすべてを出し尽くして勝利を得ていたのです。途中から敗北を予感した敗者は、対局後にも余力がありますが、勝者はミスが許されない緊張感と最後まで戦い続けることになります。対局を終えた島田八段は、抜け殻のようになっていました。(^^;

そんな島田八段に、零は自分から研究会に参加させてくださいと伝えました。思わぬ零の言葉に、島田八段もあっけにとられます。こうして零は、小さなステップを上がることができました。

そして零は、島田八段の家で行われる研究会へとやって来ました。そこには島田八段と二階堂の他に、重田盛夫という棋士が参加していました。重田はかなり口数が少ないですが、なんか黒いオーラをまとってますね。(^^;

研究会では、2組に分かれて対局して、その結果をみんなで検討するという形で進められていました。零は島田八段と、二階堂は重森と対局することになりました。ここでいきなり、二階堂と重森が火花を散らします。二階堂は居飛車党ですが、重森は振り飛車党で、得意とする戦法が異なることから2人は何かと対立していたのでした。

零の存在が、そんな2人の関係を和らげるかと思いきや、オールラウンダーの零は居飛車でも振り飛車でもいいと、さらに2人の対立をあおる結果となったのでした。その雰囲気に、さすがの島田八段も胃が痛いようです。獅子王戦も近いのに、島田八段の体調が心配ですね。(^^;

研究会の後も、零は二階堂と話し込んで自宅の側まで来てしまいました。そこで零と二階堂は、水中に潜ったまま消えた水鳥のことが気になりました。2人は本屋で図鑑を見て、あの鳥が大丈夫だったのか調べ始めます。
研究会への入会をきっかけに、零と二階堂の距離がさらに縮まりそうですね。(^^)

そうそう。川本家では、零が顔を見せないのに、ひなたが不満そうです。このところ出番が少ない川本姉妹ですが、稲荷寿司が食べたいというモモの発言からの癒やし効果が凄いです。(^^; というか、これを見ていたら無性に稲荷寿司が食べたくなりました。

最後に個人的に残念なことに、三角さん家のいちごちゃんの出番は今回もなし。(;_;)
島田八段と後藤九段の、壮絶な竜王戦の挑戦者決定戦・・・他いろいろが描かれました。(^^;

冒頭は零の、香子への歪んだ思いが描かれました。香子にとって、父と零は憎むべき存在でした。中学生の時、父から将棋をやめさせられたことが、香子の心を決定的に壊してしまっていたのでした。ある時、香子は家から出て行こうとしました。零はそれをとめて、その代わりに自分が一人で暮らすことを選んだのでした。

いろいろな問題が絡まり合って歪んでいますが、零は香子に愛情を持っているようです。それが、姉という家族としてのものなのか、それとも異性としてなのか、今ひとつはっきりとわかりませんが。

そして将棋会館の特別対局室では、島田八段と後藤九段の竜王への挑戦権を賭けた三番勝負が行われていました。どんな対局になるのかと思ったら、島田と後藤が正面からガチンコでぶつかり合う激しいものでした。学校で林田先生のところに行った零は、その対局の途中経過を知りました。それを見て、零の心が動きました。それを知った林田先生は、リアルタイムで対局を知るために、将棋会館へ行くように零の背中を押してくれたのでした。

凄まじい勝負の末に、第1局は後藤九段が勝利しました。そんな後藤の前に、香子が現れました。後藤は零の心中も見抜いていました。自分との対局を目指すあまり、島田八段との対局を軽く見てしまったことさえ読まれていました。それに対して、零は返す言葉がありません。そして後藤は、「A級をなめるな!」という言葉を残して立ち去りました。香子はそんな後藤の後を追います。

そして第2局。この対局も、前回に劣らぬ壮絶なものとなりました。1手1手に火花が散るような戦いを制したのは、島田八段でした。島田八段と後藤九段。意地と意地とのぶつかり合いが凄まじかったですね。これで勝負の行方は、最終局にまでもつれ込みました。その戦いに勝って、竜王に挑戦できるのはどちらになるのでしょうか。

その頃、川本家では零が顔を出さないことを、ひなたが心配していました。しかし、お祖父さんは自分も身に覚えがあるようで^^;、川本家にやって来づらい零の気持ちを理解していたのでした。でもお祖父さんは、それを悪いことだとは思っていません。失敗して恥をかくのは、何かに対してきちんと挑戦したからです。本当の一人前になるためには、それも大切なことですね。

そして零に対局を見に行くように勧めた林田先生ですが、零の出席日数を計算違いをしていたことがわかりました。(^^;
その穴埋めのために、零は試験でそれなりの成績を出さなければいけなかったり、レポートを提出することになったりと、忙しい毎日を送っているのでした。・・・林田先生、いい人なんだけど、肝心の所で詰めが甘いようですね。

それから二階堂の、零に対するこだわりの理由が語られました。子供の頃から病気を抱えていた二階堂は、他の子供たちと遊ぶこともできず、その代わりに将棋に打ち込んでいました。やがて子供向けの将棋大会に出場することになった二階堂は、相手の勉強不足に気づいて対戦相手を見下すようになりました。そんな二階堂の頭をかち割ってくれたのが、零との対局でした。そして、そんな経験がある二階堂だからこそ、零に同じ経験をさせたくて、島田八段に零のことをお願いしていたのでした。

前回の予告でわかっていたことですが、三角の出番はあったけれど、飼い猫のいちごちゃんが登場しなかったのが微妙に寂しかったです。(^^;
零が、島田八段を見下していたことに気づき、深く恥じ入るお話でした。

島田八段との対局の途中で、ようやく零は島田の顔を見ました。零なりに島田八段を研究して対局に挑んだはずなのに、いつの間にか形勢は圧倒的に零が悪くなっていたのでした。ここでようやく、零は自分が後藤との対局を焦るあまり、島田八段を軽く見ていたことに気づいたのでした。

これまで大きな話題になることもなかった島田八段ですが、A級棋士の力は零の想像を超えたものでした。零の手の内、考え、すべてを見透かした上で島田八段は零と対局していたのです。自分の傲慢さに気づいた零は、激しく恥じ入りました。
そして完膚なきまでに、零は島田八段に完敗したのでした。

対局後の感想戦では、零が思ってもみなかった局面から対局の見直しが行われました。零はそこで別の手を指してみますが、ことごとく島田八段に受けられてしまいました。今の零と島田八段では、その実力に天と地ほどの差があったのでした。

自分が恥ずかしくてならない零は、そのまま自分の部屋へと逃げ帰りました。そして、そのままただただ眠り続けたのでした。あまりにも寝過ぎて、零は脱水症状を起こしてしまいました。それでますます、零は落ち込むことになるのでした。

そんな中、ようやく買い物に出かけた零は、コンビニで求人情報誌を手に取りました。仮に零が今将棋をやめたとしても、求人対象となっているのは18歳以上の高卒者です。自立して生きていくためにも、なんとしても高校は卒業しておかなければいけないと、零はあらためて思うのでした。

零との対局で、島田八段は零に興味を持ちました。島田八段は、零を自分の主催する研究会に参加させようかとも考えましたが、それは零の方から研究会に入れて欲しいと言ってきてからだと思いとどまりました。その頃、久しぶりに登校した零は、担任の林田先生から島田八段のことを聞きました。先生によれば、島田八段は話題に上がることは少ないものの、着実に実力をつけて、今ではタイトル争いにも食い込んでくる棋士でした。

林田先生は、島田八段が研究会を主催していることも知っていて、零にそこに加えてもらったらとすすめます。ところが、零は「でも・・・」、「でも・・・」と踏ん切りがつかないのでした。(^^;

本編の大きな流れはこんなところでしたが、今回の見所はそこではありませんでした!
今回の最大の見所は、前回拾った子猫に「いちご」という名前をつけて溺愛している三角さんの姿でした。(^^;
杉田智和さんの弾けた演技もあって、三角がいちごちゃんにメロメロなのが最高でした。同じ猫好きとして、ものすごく共感できました。(笑)
前半は三角と後藤の対局が、後半は零と島田の対局が描かれました。

前半は珍しく、三角視点で物語が語られました。香子がらみで後藤の因縁のある零は、次の島田八段との対局に勝てば、後藤と対局することができます。後藤に一矢報いたい零は、川本家でのモモの誘いも断って、次の対局に備えるのでした。

零の関心は、完全に後藤と島田に向いています。しかし、それが面白くないのが三角です。三角は零が、島田と後藤の棋譜を熱心に研究していることを知りました。三角が後藤に勝てば、零と三角が対局することもありえるのに、零の眼中に三角はありません。

それが三角の心に火をつけました。いつも軽い感じの三角ですが、後藤との対局を前に将棋漬けの日々を送っています。
そして、ついに後藤との対局です。かって三角は、一度だけ後藤と対局したことがありました。堅く守りをかためる後藤のスタイルに対し、三角は軽くて動きのある将棋を得意としています。以前の対局では、三角は自分の持ち味を殺した指し方をして、後藤に完敗していました。

今回は前回の反省を活かして、三角は自分のスタイルで勝負しました。ところが、いつの間にか三角は、自由な動きを奪われて、守勢に立たされていたのでした。そして堅く守りを固めた後藤に、またしても完敗したのでした。前回よりは自由に指した三角でしたが、中盤で後藤の守りの堅さに押されて、守りに入ってしまったことが敗因だったようです。

後藤に敗れた三角は、一人寂しく帰宅するのかと思ったら、捨てられていた子猫を見つけました!
勝負に敗れた三角ですが、一緒に暮らす仲間が見つかったようですね。(^^)

そして後半は、いよいよ零と島田八段の対局です。島田八段の棋譜を研究した零でしたが、島田がどんな戦法を得意としているのか把握することができませんでした。零はそれを、勝ちに行くよりも負けない将棋だと理解したのでした。

そして零と島田の対局が始まりました。積極的に攻めに出た零でしたが、気がつけば守勢に立たされていました。三角と同じように、零もまた知らないうちに相手のペースにはまっていたのでした。後藤といい島田といい、トップクラスの棋士は底知れない深さと怖さがあるんですね。

そして零は、ようやく島田八段の顔を見ました。そんな零に、島田はやっと顔を上げたと声をかけました。なんと島田八段は、零の自称・親友である二階堂の兄弟子だったのでした。島田は対局前に、二階堂からあるお願いをされていました。それは、今回の対局で零の目を覚まさせて欲しいということでした。島田は二階堂の体調のことも知っているようで、その願いを果たすように、零と対局していたのでした。

終盤の感じだと、もう零に勝ち目はないように見えましたが、この対局で零は何かをつかめるのでしょうか!?
なんか忘れてるな〜と思ったら、「3月のライオン」の第12話を録画したまま放置してました。(^^;

風邪が治った零は、川本家から自分のアパートへと帰ってきていました。川本家で温かい家族団らんの雰囲気を味わった零は、自分の部屋に1人でいると時、ふと寂しさを感じていることに気づいたのでした。
しかし、零はその気持ちを直視しようとしませんでした。そして寂しさに気づかないように、ますます将棋に打ち込むのでした。

今期の昇段はなくなった零ですが、まだタイトル戦があります。その中でも大新聞者が主催する、獅子王戦は注目度も高い上に、賞金もいいこともあって、棋士たちもいつも以上の気合いで挑んでいます。零の先輩の三角も、あれこれ欲望を思い描きつつ対局に挑んでいました。(^^;

一方、辻井九段と対局することになった零は、かなり寒い親父ギャグに悩まされています。あまりに寒いギャグに、ペースを乱した零が敗れるかと思いきや、泥仕合を制したのは零だったのでした。

零と同じく三角も今日の対局に勝利して、次の対局を迎えられることになりました。
そこへ三角の次の対戦相手である、後藤九段が現れました。後藤の顔を見て、零の表情が変わりました。なんと香子がつきあっている相手が、この後藤九段だったのでした。そして零は、この後藤に殴りつけられたことがあったのでした。

三角の言葉通り、後藤はやくざのような雰囲気の男でした。香子は後藤から時計をプレゼントされたりしていましたが、後藤は零に対しては香子にストーカーのようにまとわりつかれて困っていると言ってみせました。その言葉に、零の頭に血が上りました。後藤に殴りかかろうとした零は、三角に取り押さえられました。

もし零がトーナメントに勝ち続ければ、いずれ後藤九段との対局もあります。腕力では全く後藤にかなわなかった零ですが、対局でまで負けたくないと思っていたのでした。

ちょっと雰囲気が悪くなったところに、将棋連盟の会長がやって来ました。零宛ての年賀状にもあったように、これまで釣りに出かけていたのでした。そして、釣った魚をみんなに振る舞ってくれるのでした。でも、いきなり大量のお魚をもらっても困りますよね。(^^;

会長は零に、普段お世話になっているあかりのところへ、魚を持って行くように言われました。あかりの勤めるお店は、あかり目当てで多くの棋士たちがやって来ていたのでした。そして零は、大量の魚を抱えて川本家へと行きました。こんなにお魚をもらっても、あかりが困るのではないかと零は心配しますが、いつも家計がピンチの川本家にとっては、とてもありがたい差し入れだったのでした。

そこでご飯をごちそうになった零は、モモに泊まっていって欲しいとお願いされました。でも、これから後藤と対局することになるかもしれない零は、あえてその温かい申し出を断ったのでした。事情を知ったひなたとモモは、零にがんばれと応援してくれました。その期待に応えて、零は後藤との対局に勝つことができるのでしょうか!?
年末に風邪を引いて寝込んだ零が、川本3姉妹に救助されるお話でした。(^^;

年末、零はアパートの部屋で1人、風邪を引いて寝込んでいました。高熱で朦朧としている零を救ったのは、川本3姉妹でした。ずっと零と連絡が取れないので、風邪を引いて寝込んでいるのではないかと察して、救助に来てくれたのでした。

3姉妹のおかげで、零は病院にもかかり、温かい食事もとることができました。あかりに実家に連絡しなさいと言われた零は、自立したからその必要はないと答えます。しかし、"自立"したはずの零を心配して、幸田さんから何度も零の携帯に着信があったのでした。そういう人は自立しているとは言わないと、あかりにたしなめられた零は、素直に実家に連絡を入れるのでした。

幸田さんは、本気で零と連絡が取れないことを心配してくれていました。幸田家に対して、一線を引こうとしている零ですが、零が思うように幸田さんは零を気にかけていないことを確認することになりました。それは零にとって、決して不快なものではありませんでした。

結局、零は年末年始を川本家で過ごすことになりました。いつも明るく楽しそうな川本家ですが、なぜか3姉妹のお父さんのことだけは話題になりません。そこには何か深い理由があるようですが、それが明かされるのはもっと先になるみたいです。

思いがけず大晦日を3姉妹と過ごすことになった零は、そこで思わぬ寂しさを知りました。少し前までは、この家には姉妹のお祖母さんやお母さんも一緒に暮らしていました。しかし、今この家でみんなの世話を焼くのは、あかりだけになってしまいました。そこに思いがけず零がいてくれる、それがあかりの救いとなったのでした。

そして新年を迎えました。お正月の挨拶に、姉妹の伯母さん・美咲が訪ねてきました。この伯母さんが、あかりがバイトで働いている銀座のスナックを経営しているのでした。お店の経営は順調なようで、美咲さんはあかりたちだけでなく、零にまでお年玉をくれました。

お祖父さんは、あかりをスナックで働かせることを心配していました。しかし美咲は、まだ若く美人のあかりが、このまま家事にかかり切りになり、所帯じみてしまうことを気にかけていたのでした。商魂たくましい一方で、こういう女性ならではの細かな気配りができる伯母さんがいるのは頼もしいですね。(^^)

そして川本家の、驚くべき間取りが明かされました!(^^;
なんと今のすぐ隣がお風呂場でした。しかも、脱衣所がないので姉妹の入浴中は、1階は男子禁制です。(笑)

というわけで、今年の「3月のライオン」の放送は終了です。作品内では一足先に新年を迎えましたが、新たな年にはどんな物語が零たちを待っているのでしょうか。
零が、離婚を間近に控えた安井さんと対局するお話でした。

零のところに、再び香子から連絡がありました。先日、零の部屋を訪れた時に、腕時計を忘れてきたというのです。でも、それはいつものように零を精神的に痛めつけるための口実っぽいですね。香子は零に、次の対局相手のことを吹き込みました。

零が次に対局する安井さんは、離婚を間近に控えていました。安井さんは将棋に負けると酒を飲んで家で暴れたいたようで、それが原因で離婚することになったようです。そんな安井さんには、子供がいました。離婚が決まっている安井さんには、今年が子供と一緒に過ごす最後のクリスマスになります。もしも安井さんが勝負に負ければ、いつものように酒を飲み、最悪のクリスマスになることでしょう。それをあえて、香子は対局の前に零に教えたのでした。

対局の日、零は子供へのプレゼントを手にした安井さんを目にしました。様々な思いが交錯する中、零と安井さんの対局が始まりました。序盤は安井さんは慎重な指し手をみせました。零もそれに手堅く応じます。そんな中、対局前にお酒を飲んできたらしい安井さんの指し手が乱れました。打った瞬間、安井さんはその失敗に気がつきましたが、それで勝敗の行方が決したわけではありません。零は安井さんの巻き返しに期待します。

ところが、零の願いもむなしく、失敗の後の安井さんは勝負を諦めてしまいました。そしてそのまま、零の勝利で勝負は終わったのでした。対局後の感想戦でも、安井さんはふてくされた様子です。その上、せっかく子供のために買ってきたプレゼントを置き忘れていました。それを零は、安井さんへと届けます。

しかし、安井さんはそれを自分の物だと認めようとはしません。それでも零が引き下がらないと、零の手から奪い取るようにプレゼントを持ち去ったのでした。そんな安井さんの態度に、零は腹を立てました。いつも寡黙で、自分の心を見せない零ですが、今回ばかりは怒りに耐えきれませんでした。

というわけで、今回は零が珍しく激情を見せたのが印象的でした。
香子の零に対する仕打ちは酷いですが、香子の家族はそこに零が入り込んだために、家族として崩壊していました。それは零のせいというより、将棋のことしか頭にない幸田さんに原因があるのですが、本人にその自覚がないのが悲しいですね。
それにしても幸田さんといい、前回の松永さん、今回の安井さんと、プロ棋士は本人もたいへんでしょうが、それ以上に家族への影響が大きいものなんですね。(^^;
零が、棋士歴40年の松永さんの引退をかけた対局に挑むお話でした。

香子に言われた言葉が、零の中で繰り返されていました。次の勝負で負けたら引退を決意している松永さんに、零はやさしいから負けてあげると。そんな零は、対局前に松永さんの姿を目撃することになりました。棋士歴40年のベテランなので、さぞ風格があるかと思いきや、勝てるなら神社で神頼みさえ当てにするという、いろいろな意味で残念な人でした。(^^;

そして零と松永さんの対局が始まりました。負けられない勝負ということで、松永さんは自玉を穴熊で堅く守ってくるかと思いきや、作戦が首尾一貫せずちぐはぐな戦いぶりです。それは零を動揺させるための心理戦なのかと思えば、単に松永さんがテンパってしまい、余裕がなくて悪手を連発しているだけでした。(^^;

零としては、できれば松永さんに勝たせてあげたい気持ちもあったようですが、あまりの松永さんの指手にもはや勝つ以外ありえない状況に・・・。結局、この対局で零は松永さんに勝利してしまったのでした。

その帰り、一緒のエレベーターに乗り合わせるのも嫌だったので、零があえて階段を降りようとすると同じことを考えた松永さんと鉢合わせてしまったのでした。その後、成り行きで零は松永さんにウナギをごちそうすることになってしまったのでした。

お酒の入った松永さんは、故郷の会津の話やら孫の話やら酔っ払いトークを繰り広げました。そんな松永さんに、零はとことんつきあうことになってしまったのでした。その帰り道、零は松永さんに将棋は好きかと問いかけました。それに対する松永さんの答えは、そんな簡単な一言で言い表せるようなものではないでした。その言葉は、大きく零の心を動かしました。

松永さんは、零がプロ棋士になった当初から注目していました。零とは違い、ほとんど世間から注目されることもない自分の将棋人生を寂しく思っていたのでした。しかし、勝てば心の底からうれしいし、負ければ自分のすべてを否定されたような気持ちにさせられる将棋は、松永さんの人生のすべてでした。

そして松永さんは、零との対局の後も将棋を続ける決意をしました。そして零は、香子に電話しました。自分は対局に勝ったけれど、松永さんは引退しないことを伝えたのです。
勝負に勝って、松永さんの引退も撤回。零が香子に一矢報いたような感じで、ちょっとうれしかったです。(^^)

今回は、松永さんのダメっぷりが面白かったです。でも、将棋を続けたいという気持ちは本当のようです。・・・というか、将棋をやめたら家でいばれなくなるが一番の理由なのが器の小さな松永さんらしいですが。(^^;
「ニャー将棋音頭」は、今回でひとまず完結ですね。次回以降はどうするのかなあ。