日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


「正解するカド」も、ついに最終回です。

品輪彼方の力を借りて、アンタゴニクスを作り上げた真道は、ついにヤハクィザシュニナとの直接対決に挑みます。真道の唯一の希望は、ヤハクィザシュニナを驚かせて、その隙を突いて隔絶空間にヤハクィザシュニナを閉じ込めてしまうことです。

対決に先立ち、ヤハクィザシュニナは自分が複製した真道は、いずれもオリジナルの真道とは異なるものだと悟っていました。1人の人間の複製を作っても、それはその人間の代わりにはならないのです。

あくまでもヤハクィザシュニナの要求を拒否する真道を、ヤハクィザシュニナは自らの手で殺そうとします。攻撃のためにヤハクィザシュニナが真道に触れれば、そこにチャンスが生まれるはずでした。しかし、こういう展開になることすらヤハクィザシュニナは予測していました。

アンタゴニクスは、その動力としてワムを使っていました。しかし、今回彼方が使用したワムは、ヤハクィザシュニナが彼方に教えた今までとは異なるものでした。そのワムは、内部からヤハクィザシュニナの干渉を受け付けるように組み上げられていたのでした。

そして、ヤハクィザシュニナとの戦いに敗れた真道は、心臓を貫かれて命を落としました。人類に残された希望はなくなったと思った時、突然謎の女子高生が現れました。なんとその女子高生は、真道と沙羅花の娘でした。戦いに先立ち、沙羅花は相対時間をずらした空間を用意していました。そこで花森が、2人の娘を育て上げていたのです。

人類と異方存在の間に生まれた真道幸花は、ヤハクィザシュニナよりも高次元の存在でした。人類の前で圧倒的な力を見せたヤハクィザシュニナも、幸花の力の前には手も足も出ませんでした。そして幸花は、ヤハクィザシュニナを越える存在である自分ですら、まだ途中の存在でしかないと教えました。

こうして幸花がヤハクィザシュニナを倒したことで、異方から世界に持ち込まれた力はすべて失われました。しかし、1つだけ違うのは、今の人類には異方が間違いなく存在することを知っています。それは、人類の新たな進化と希望になりそうです。

というわけで、ついに「正解するカド」の完結です。
中盤のカドの大移動くらいまでは面白かったですが、物語の後半で急にお話のスケールが小さくなったのが残念でした。
真道が、沙羅花や彼方の協力してもらい、再びヤハクィザシュニナと交渉しようとするお話でした。

真実と沙羅花は、隔絶空間に身を潜めています。その間にも、もう1人の真道を使って、ヤハクィザシュニナはナノミスハインを人類へと広めます。人類を異方へと連れて行くというヤハクィザシュニナの目的は、着実に達成されていました。しかし、そんな中ヤハクィザシュニナは何か寂しさを感じているようです。

その頃、真道は再びヤハクィザシュニナと交渉をする方法を探し求めていました。しかし、普通の方法ではヤハクィザシュニナに話を聞いてもらうは無理なことです。フレゴニクスを持たない真道は、今のままではなすすべがありません。そこで真道は、彼方を隔絶空間に連れ込んで事情を話しました。さらに、花森も真道に協力するために隔絶空間へと引き込まれました。

真道は、彼方の能力と刑部鍍金の技術力があれば、人造フレゴニクスを作り出すことが可能だと判断しました。エピソード0で真道が関わった案件が、ここで活かされることになりました。そうして、ついに人造フレゴニクスが完成しました。彼方はこれを、アンタゴニクスと名付けました。

そして真道は、沙羅花と共にヤハクィザシュニナの前に現れました。複数の真道を作り出すことができるヤハクィザシュニナですが、自分の手で傷つけてしまった真道はその中でも特別な存在であったようです。真道は、ヤハクィザシュニナの心を変えることができるのでしょうか!?

隔絶空間で共に過ごすうちに、真道と沙羅花は深い絆で結ばれるようになりました。同じく真道のことが気になっている夏目さんが、ちょっと可哀想な気がしました。
ヤハクィザシュニナと同じ異方存在であった沙羅花が、なぜこの世界に来たかが描かれました。

ヤハクィザシュニナにとって都合が悪くなった真道は、ヤハクィザシュニナが作り出したもう1人の真道と置き換えるために抹殺されそうになりました。それを阻止したのは、真の力を解放した沙羅花でした。

もともと沙羅花は、この世界を見守る異方存在の1人でした。この宇宙が他の宇宙とは異なることを知った時、沙羅花は自らこの世界へと飛び込むことを決めました。高次元の存在である沙羅花がこの宇宙に来るためには、自らを構成する情報の多くを捨てる必要がありました。それでも沙羅花は、それを選んでこの宇宙へとやって来たのでした。

そして沙羅花は、普通の人間の女の子として、この世界に生まれました。幼い頃から、沙羅花は好奇心の強い女の子だったようです。あるとき、沙羅花は家の庭を通りかかった猫を追いかけて、勝手に家から出て行ってしまいました。沙羅花がいなくなったことを知った父は、必死で沙羅花を探します。

ようやく見つけた沙羅花を、父は激しく叱りました。しかし、それは沙羅花のことを心から心配したからだという愛情が感じられました。父と一緒に帰りながら、沙羅花は命のはかなさを聞かされました。沙羅花の父は命のはかなさを哀しみながらも、その一方ではかなさ故に今を生きる価値があると考えていました。そんなお父さんの考え方が、沙羅花に大きな影響を与えたのでした。

やがて成長した沙羅花は、アメリカへと進学して自らの世界を広げました。そして沙羅花は、ますますこの世界のことが好きになっていったのでした。そこに突然、ヤハクィザシュニナとカドが現れました。この世界をあるべきままにせず、自らの目的のために変えようとするヤハクィザシュニナの考えは、沙羅花には受け入れられませんでした。

一方、ヤハクィザシュニナはこの世界の人間を、異方へと連れて行こうとしていました。高次元の存在である異方に行くことは、人間の処理能力を超えたことでした。しかしヤハクィザシュニナは、この世界の人間1人でもいいから、異方へ連れ出そうとしました。ヤハクィザシュニナの力を持ってすれば、何度それに失敗してもやり直すことさえできるからです。

そんな強引なやり方は、沙羅花にとって許せるものではありませんでした。沙羅花はヤハクィザシュニナに立ち向かいますが、この世界に来るときに自らの多くを捨てた沙羅花の力では、ヤハクィザシュニナに対抗することができませんでした。

そして沙羅花は、ヤハクィザシュニナに抹殺されそうになりました。それを救ったのは、身を挺して沙羅花をかばった真道でした。そのおかげで沙羅花は助かりましたが、真道は重傷を負ってしまったのでした。そんな真道を連れて、沙羅花はヤハクィザシュニナから隔絶された空間へと移動しました。そこで沙羅花は真道を治療し、危ういところで真道は命を取り留めたのでした。

沙羅花がいなくなった後、ヤハクィザシュニナは自ら作り出した真道と共に、花森たちの前に現れました。そして新たな力としてナノミスハインを人類に与えること、沙羅花が自分たちに敵対する異方存在であったことなどを伝えました。
その後、複製された真道はナノミスハインについて、世界中に知らせます。そんな真道を見守るヤハクィザシュニナの姿は、どこか寂しさを感じさせました。

前回のラストで変身した沙羅花が登場した時は、このお話はどうなってしまうのかと心配になりましたが、今回の沙羅花の過去を丁寧に描いたところは、はかない命へのいとおしさが感じられて意外と良かったです。
でもヤハクィザシュニナの神秘的な魅力が薄れて、自らの考えだけが正解だと主張する悪役になってしまったのは残念です。
異方存在の求めるものが明らかになるお話でした。

沙羅花と話をした真道は、腹を割ってヤハクィザシュニナと話をしようとカドへと向かいました。そこでヤハクィザシュニナは、ナノミスハインと呼ばれる4つ目の力を真道に示しました。ナノミスハインは、重力・質量・慣性などを自在に操る力を持っていました。しかし、それは表面的なもので、その本質はこの宇宙の理そのものを操作することができる道具のようです。

その上でヤハクィザシュニナは、この宇宙よりも高次元の存在である異方について真道に教えます。なんと異方とは、この宇宙よりも37乗の次元を加えた場所でした。詳しい説明はよくわかりませんでしたが^^;、そのためこの宇宙の10秒程度の時間が異方を体験した真道にとっては70時間くらいに感じられたのだそうです。

そしてついに、ヤハクィザシュニナは異方が何を求めているかを明らかにしました。より高次元の存在である異方では、この宇宙の何倍もの速さで情報を処理することが可能なんだそうです。そのため、異方は処理すべき情報をすべて処理してしまっていました。そこで異方は、この宇宙を含むさまざまなパラメーターを微妙に調整した繭のようなものを大量に作り出しました。そうやって誕生したのが、この宇宙であり人類なのでした。

異方が求めるのは、そんな人類が作り出す情報でした。処理すべき情報こそが、異方が求めていたものだったのでした。
しかし、神のごとき存在である異方を、真道は受け入れることができませんでした。それを知ったヤハクィザシュニナは、異方の力を使って、その知識を得る前の真道を作り出しました。そして、この世界の真道を抹消して、自らが作り出した真道と置き換えようとしました。

その時、ヤハクィザシュニナの許可なく入ることができないカドの内部に侵入してきたものがいました。それはなんと、沙羅花でした。沙羅花こそが、この世界の管理者だったのです。

今回はなんだか、急にお話が大きく動きましたね。ようやくヤハクィザシュニナが人類に求めるものが明らかになりましたが、沙羅花がこの世界の管理者だったという設定にはずっこけました。(^^;
カドという人類には理解できないものが出現した時、人類はそれとどう向き合うのかが、この作品の面白さだと思っていたので、沙羅花が管理者だと判明して作品の方向性が変わってしまった気がしました。
サンサについての情報が、全世界に公開されるお話でした。その合間に、沙羅花は真道を実家へと招きます。

夏祭りの夜、真道を呼び出した沙羅花は、ヤハクィザシュニナを異方に帰って欲しいという自分の希望を伝えました。忙しい2人ですが、花森にお願いして2人だけで過ごせる1日を用意してもらうことができました。そして沙羅花は、真道を自分の実家へと招いたのでした。

真道と同じく、意外にも沙羅花も庶民的な家庭の出身でした。彼女の家は代々、彫金を家業としてきました。沙羅花がいきなり真道を連れて行ったので、家族はてっきり沙羅花が婚約者を連れてきたのかと誤解するのでした。(^^;

そして沙羅花は、彫金の様子や自分の生まれ育った場所を真道に見せて回ります。それで彼女が伝えたかったのは、ヤハクィザシュニナに帰って欲しいという結論に達した自分のバックボーンでした。

沙羅花は、この宇宙がこれまでそれのみの力で発展して、今のように人類を生み出した力を信じていたのでした。そんな彼女にとって、異方から突然もたらされた力による変革は、何か違うと感じられたのでした。

その間にも、状況は動いています。セッテンの依頼を受けてカドを取材した言野は、ヤハクィザシュニナから与えられた新たな力・サンサを世界に伝えるべきかという問題を抱えていました。ワムの時と違い、サンサはテレビを通して視聴しただけでも、人類の意識に変化を与えます。しかし、そこに危険がないとは保障できません。

熟考の末、言野はそれを世界に報道すべきだとアダムに進言しました。情報を伝える相手=ヤハクィザシュニナがいて、それを受け取る相手=人類がいます。報道とは、その間をつなぐ接点だと言野は考えました。それを見るか見ないか、決めるのは視聴する側の人間それぞれの判断に委ねたのでした。

そしてセッテンの衛星を利用して、全世界同時にサンサが公開されることになりました。それが危険なものかもしれないことは、番組が始まる前や途中にも何度も繰り返されました。その上で、ついにサンサが人類に公開されました。初めてサンサを体験した多くの人々は、やはりその感覚に混乱したようです。

そして沙羅花との対話を終えた真道は、ヤハクィザシュニナと話し合うためにカドへと向かいました。お酒を飲みながら、真道はヤハクィザシュニナと語り合おうと考えたようですが、真道を迎えたヤハクィザシュニナは妖しい表情を浮かべています。この後、真道や人類には何が待っているのでしょうか!?

というわけで、サンサ公開までの間に、沙羅花が真道に自分の思いを伝えるお話でした。その途中でも、沙羅花が有能な外交官だというセリフがありましたが、個人的には沙羅花のポンコツぶりばかりが記憶に残っていて^^;、この人がカドとの交渉の代表で本当に大丈夫なのか、いまだに心配なんですが・・・。(^^;
ヤハクィザシュニナからの新たな贈り物、サンサの正体が明らかになるお話でした。

今回のメインは、ずっとカドの取材を続けてきた言野でした。彼のところに、超巨大ネット企業セッテンのCEO、アダム・ワードがやって来ました。アダムはカドをより知るために、言野をセッテンにヘッドハンティングしに来たのです。この申し出を受け入れた言野は、セッテンの力を借りてヤハクィザシュニナにインタビューを試みます。

セッテンの用意したヘリに乗った言野たちスタッフは、狭山湖にあるカドへと接近しました。付近では自衛隊が警戒に当たっていましたが、このような形でヤハクィザシュニナにコンタクトしようとする者が現れることは予期していなかったようです。

言野の呼びかけに答えて、ヤハクィザシュニナは言野たち3人をカドの内部へと迎え入れました。そこでヤハクィザシュニナは、6話のラストでヤハクィザシュニナが真道に示したサンサと呼ばれる物体を呼び出しました。サンサによって、人類は睡眠の必要がなくなります。それは人体を改造するようなものではなく、人類に異方を認識させる力を与えるものらしいです。

ここからの内容は、なんだか哲学的でしたが^^;、今ここにいる私たちは単一の存在ではなく、同時に異なる次元に存在するものらしいです。その1つは、今目を閉じているかもしれませんし、同時にもう1つは目を開いているかもしれません。
サンサはこれを利用して、別次元の起きている自分を常にこの世界に置くことで、眠る必要がなくなるのだそうです。

この後は、そんなサンサを人類がどう活用するかという展開になるのかと思いきや、ヤハクィザシュニナの気まぐれで夏祭りを見物することになりました。思いがけなく浴衣を着ることになり、沙羅花は恥ずかしがっていますが、ヤハクィザシュニナはお祭りを楽しんでいるようです。

そんな中、ヤハクィザシュニナが迷子になったと嘘をついて、沙羅花が真道を人気のないところに呼び出しました。一瞬、これは告白か!?^^;と思いましたが、もちろんそんな色気のある展開ではなく、沙羅花はカドやヤハクィザシュニナに異方に帰るようにうながして欲しいと真道に頼むのでした。

沙羅花は、ヤハクィザシュニナのもたらす力は、今の人類には早すぎると考えているようですね。ワムをめぐっての国連の騒動をみると、そう考えるのも無理ない気がします。とはいえ、では人類がどのような状態になれば、ヤハクィザシュニナからの贈り物を受け入れることができるのでしょうか。そしてそれは、人類の力だけで到達できるものなのでしょうか。
東京にカドが出現してから、狭山湖に移動するまでをまとめた総集編でした。

総集編と知っていたので、ささっと視聴しました。こうして今までの出来事を振り返ってみると、カドが出現したのが2017年の7月25日、カドの移動が完了したのが2017年8月26日と、出現から移動までが1ヶ月くらいのことだったんですね。

その間に、ヤハクィザシュニナからもたらされたワムを巡る国際問題、品輪彼方のワム自作とわずか1ヶ月の間に大きく状況が動いていることを再確認できました。

ワムの提供とカドの移動が完了して、次は状況がどう動くのか、この先も楽しみです!(^^)
カドが羽田空港から移動するお話でした。

前回、彼方がワムの作り方を全世界に配信したことは、世界に大きな衝撃を与えました。しかし、多くの人がビデオを見ながら何度も挑戦しましたが、ワムを作ることに成功した人の数はわずかでした。その事実は、とりあえず国連を安心させて、日本にとっての最悪の事態はまぬがれました。

今のところ、完璧にワムを作り出せるのは、彼方の他には真道だけでした。真道は、最初にヤハクィザシュニナと接触したために、他のカドから分離する人たちよりも、より強く異方存在と結びついていたのです!

その一方で、カドに取り込まれた旅客機の乗客の解放は順調に続いていました。全乗客の解放が見えてきたことから、新たなプロジェクトが動き始めました。それは羽田空港に居座っているカドを、別の場所へと移動することでした。しかし、それは思ったほど簡単なことではありませんでした。

理想的にはカドが空中に浮上するか、いったん異世界に転移して新たな場所に転移しなおすことができれば、問題は簡単です。しかしヤハクィザシュニナは、カドの一部は常に地表と接している必要があること、そして異世界への転移は必要となる変数が多すぎて困難であることを伝えました。

さらにヤハクィザシュニナは、カドが移転することを了承しつつ、その一方で首都圏からあまり離れた場所に移動するのは得策ではないことも伝えました。カドが首都圏にいるからこそ、政府は現実感のある問題としてカドに対応しています。しかしカドが首都圏から離れすぎれば、問題に関する緊張感が失われることを指摘したのでした。

カドが移動するにあたり、この世界の物質をカドが壊してしまうことはありません。しかし人間には、微弱ながらも影響が出ることが想定されたため、カドの進路上の住民は一時的に非難してもらう必要があります。

そんな中、移転先の候補地として真道は、埼玉県の狭山湖周辺を指定しました。そこなら首都から遠すぎず、かといって首都機能の維持に影響を与えずというポイントだからでした。さらに真道は、カドの移動方法として平面にカドが転がるのではなく、カドの辺を地面と接触させて移動することで、最小限の影響でカドを移動する方法を提示しました。

そしてカドの移動に向けて、プロジェクトが動き始めました。周辺住民の避難に交通規制など、真道たちの仕事は山積みです。多くのスタッフが疲労困憊する中、真道だけは平気で働き続けていました。しかし、あまりに休まずに働き過ぎていることが判明して、沙羅花から強制的に休暇を与えられました。

休暇をもらっても、特にすることはないと考えた真道でしたが、久しぶりに実家の母に顔を見せに行きました。真道のお母さんは、小料理屋を営んでいるようです。真道がこういう庶民的な家庭の出身だというのは、ちょっと意外な感じでした。
ちょっと気になったのは、真道のお母さんが折ったらしい(?)折り紙がたくさん飾られていたことです。この折り紙にも、何か意味があるのでしょうか。

そしてカドからの最後の解放者として、花森が解放されました。しかし花森は、休む間もなくカドの移転計画へと駆り出されます。真道と一緒に働いていると、花森はずっと休暇なしで働くことになりそうですね。(^^;

そして早朝6時から、いよいよカドの移動が始まりました。一辺が2kmの立方体が移動するのは、なかなか迫力があって壮観でした。カドの移動で、ヤハクィザシュニナは特に周囲に影響を与えないようなことを言っていましたが、建物を壊すことはなくても、カドが着地した時の風圧や振動はかなり凄まじいものでしたね。

それでも早朝から始まったカドの移動は、夕方には終了しました。何はともあれ、これで羽田空港は活用することができそうです。移転先の狭山湖では、これまでよりも充実した交渉のための施設が、カドの周囲に設置される予定です。

しかし、これはヤハクィザシュニナにとっては、まだほんの一歩でしかありません。手始めに人類に無限のエネルギーを与えたヤハクィザシュニナですが、さらにその先を実行しようとしていました。そしてそれは、すでに真道の体に起きていました。なんと最近、真道はずっと眠っていなかったのです!!!

異方存在と関わることで、人類は睡眠を必要としなくなるようです。・・・これは本当にいいことなのでしょうか!?(^^;
勤め人は眠らなくてもよくなったら、その分さらにこき使われそうな予感が・・・。あ、でも寝ないで趣味に没頭できるのはよさそうかも。(^^;

このヤハクィザシュニナからの贈り物を、人類は有効に活用することができるのでしょうか。
ワムを独占する日本に対し、国連は制裁決議を発動しました。これに対抗する方策は、思わぬ人物が握っていました。

国連での制裁決議には、いざとなったら武力を発動するという恫喝も含まれていました。それを受けて、国内ではワムを国連に引き渡し、戦争を回避しろという意見が高まります。しかし、ヤハクィザシュニナの希望はあくまでも、全人類に対してワムを提供するというものでした。

しかし、今の状況を放置すれば、日本は危機にさらされることになります。それを回避する人物として、ヤハクィザシュニナは御船教授の下で研究をしていた品輪彼方でした。そのために彼方は、電波を完全に遮断する部屋へと入れられました。そこで彼方は、ワムについて徹底的に研究しています。

ヤハクィザシュニナの話によれば、電波も人間に影響を与えているのだそうです。それが彼方のパフォーマンスを落としていると判断したヤハクィザシュニナは、彼方を完全に電波から遮断された場所で、彼方にワムの研究をさせたのです。

その間に、ヤハクィザシュニナは日本の犬束首相と密談をしました。その席で犬束首相は、問題はワムにあるのではなく、それをめぐって対立してしまう人類にあることを認めました。そして、この問題を解決するのは、ヤハクィザシュニナの力によるのではなく、あくまでも人類の力で行うべきだと首相は判断したのでした。そんな首相にヤハクィザシュニナは、ある方策を授けました。

そして日本国政府による、前回に向けての報道が行われることになりました。報道に先立ち、奇妙な要請が首相から行われました。それは今回の放送を、全世界の誰でも自由に録画してかまわないというものでした。そして、ついに国連に向けての首相の答えが報道されました。

大方の予想通り、首相は現在日本が独占しているワムをすべて国連に提出すると伝えました。その後で、なぜか真道と彼方が、報道陣の前に姿を現しました。そこで彼方が何をするのかと思ったら、なんと彼方は1枚の紙からワムを作り出して見せたのです!

ワムは異世界技術ではありますが、その役割はあくまでも異世界とこの世界をつなぐ回路でしかありません。なのでどんな素材を使ってもいいので、適切な形の回路を用意することができれば、それはワムと全く同じ働きをするのです。
この報道によって、国連がワムを独占するという状況を回避することはできました。しかし、ワムの技術を一般に公開したことで、日本はこれからも苦しい立場に置かれることになりそうです。

というわけで、方法さえわかれば意外と簡単にワムは作れるよ、というお話でした。
どんな凄い技術も、誰もが簡単に作ることができるならば、独占する意味はなくなります。発想の転換で、全人類がワムを手にする道が開けました。この贈り物を、はたして人類は有効に活用することができるのでしょうか!?
日本がワムを独占することで、国連の制裁決議が行われるお話でした。

ヤハクィザシュニナとの交渉から、3日が経過していました。その間にも、状況は動いています。
そしてカドに取り込まれた乗客の中から、最初の2人がカドの外へと解放されました。解放は全員が一度に行われるのかと思ったら、用意が整った人から次々と解放されていくんですね。

そして真道は、日本政府から正式にカドの特使に任命されようとしていました。しかし真道は、それを断りました。それは自分ではなく花森に与えて欲しいと真道は言うのです。真道自身は、もう少しヤハクィザシュニナ寄りの立場で活動を続けたいからでした。それが受け入れられて、真道はヤハクィザシュニナの代理人という立場を継続することになりました。

その間にも、ヤハクィザシュニナがもたらしたワムについての動きがありました。日本政府は独自にワムの研究を進めて、それが本当に無尽蔵の電力を供給するものだと確認していました。ワムの凄いのは、使用される場面に応じて電池のように使うこともできれば、電力会社のように大規模な電力を供給することもできることでした。

しかし、御船教授はワムは人類には早すぎる技術だと懸念していました。たしかにワムを使えば、世界の電力問題は解決します。しかしそれは同時に、際限なく発展する人類が地球環境を破壊してしまう危険を秘めていました。

また世界各国は、日本政府がワムを独占していることを快く思っていませんでした。国連では常任理事国を中心に、ワムの管理を日本政府から国連に委譲すべきという議論が進んでいたのでした。しかしヤハクィザシュニナが人類にワムをもたらしたのは、国連に管理させるためではありません。ワムは国に与えられたのではなく、あくまでも人類全体に与えられたのです。

それについて真道がヤハクィザシュニナと相談している間に、ついに国連の制裁決議が行われました。日本政府がワムを受け渡さない限り、経済制裁や渡航規制、そして国連軍による攻撃さえ受けかねない事態になっていました。
しかし、ヤハクィザシュニナには何か考えがあるようです。そして、そのためには日本政府に覚悟を決めて、あくまでも国連決議に対抗することが必要になります。

そして状況打破の切り札は、御船教授と共にカドの研究を続ける品輪彼方でした。ヤハクィザシュニナは、彼女にどんな役割を与えようというのでしょうか!?

というわけで、日本だけがワムを手に入れたことで、世界各国の非難が高まりました。ワムが世界中に行き渡れば、産油国は経済面で大きな打撃を受けるでしょうし、各国の思惑がいろいろと渦巻いています。
この物語はSFですが、現在の核兵器の管理の現状と重なる部分もあり、巨大な力を管理するのに国家や国連という枠組みではうまく機能しない状況を、これから先人類はどう変えていくべきなのか考えさせられました。

全体的に物語は謎と緊張感があって面白いですが、真道をはじめとした日本を代表する立場の人間が賢明すぎるところが気になりました。福島原発の対応を見た後だと、今の政府や権力の中枢にいる人間に、この作品ほどの覚悟と理性があるとはとても思えません。
真道を代理人として、ヤハクィザシュニナが日本政府代表の交渉官・徭沙羅花と話し合いを始めるお話でした。

交渉の準備が整い、いよいよヤハクィザシュニナと日本政府の交渉が始まろうとしています。本格的な交渉に先立ち、ヤハクィザシュニナは交渉の内容をすべて全世界に報道して欲しいと要求しました。この要求に、沙羅花はいきなり驚かされました。そして、交渉の主導権が自分たちではなく、ヤハクィザシュニナの側にあることを思い知らされました。

そして多くのマスコミに見守られる中、ついに交渉がスタートしました。まずヤハクィザシュニナは、カドについて説明します。カドはこの宇宙のものではなく、この宇宙の外側にあるより高次元な場所の存在らしいです。その特性を利用すれば、この宇宙の空間に好きなように出入りすることができるようです。

その実例として、ヤハクィザシュニナは自らの腕の一部を離れた場所に出現させて、ペットボトルを取り上げてみせたのでした。そしてカドとは、2つの異なる世界を結ぶための交換機構でした。・・・なんとなくわかったような、さっぱりわからないような話ですね。(^^;

さらにヤハクィザシュニナは、ワムと呼ぶ2つの装置を取り出してみせました。ワムを使えば、この宇宙のレベルでいえばほぼ無限の電力を、そこから供給することができるのでした。これ1つを取ってみても、ヤハクィザシュニナの持つ力の大きさがうかがえます。

今回は、交渉の前哨戦といった感じでしたが、これだけ圧倒的な力を持つヤハクィザシュニナが、なぜこの宇宙と関わりを持ちたいのかは、いまだにわかりません。対等な交渉をするには、お互いに相手に見返りを与えることが不可欠だと思いますが、この宇宙にヤハクィザシュニナは何を求めているのでしょうか。
今回は、第1話の状況までに真道に何があったのかが描かれました。

謎の物体の内部に取り込まれた真道たちは、物体に押しつぶされることもなく無事でした。機長から協力を求められた真道は、物体の内部を調査します。そこで真道は、ヤハクィザシュニナと出会いました。

ヤハクィザシュニナの出現の仕方を見ると、人間とコミュニケーションするためにカドという物体が作り出したもののように見えます。最初はコミュニケーションの方法すらわからなかったヤハクィザシュニナでしたが、短時間の間に真道と意思の疎通ができるところまで学習しました。

そして真道は、ヤハクィザシュニナからこの物体が「カド」と呼ばれるものであることを知りました。真道は、乗客をカドから脱出させて欲しいと頼みますが、そのためには29日間の時間が必要になることがわかりました。カドに取り込まれてしまった旅客機の乗客を、カドと分離するにはそれだけの時間が必要なようです。

幸い、カドの中では様々なものを生み出すことが可能でした。コピーする元となる素材があれば、カドはそれと同じものを作り出すことができるようです。とりあえずこれで、乗客の生命は確保されました。

ヤハクィザシュニナは、この世界の人間との交渉を希望していました。そのための交渉人として、ヤハクィザシュニナは真道を指名したのでした。一方、日本国政府もヤハクィザシュニナと交渉できる人物の選定に入りました。こちらは海外で活躍していた、徭沙羅花という女性が担当することになりそうです。

手始めにヤハクィザシュニナは、交信手段を確立することを求めました。最初ヤハクィザシュニナが提示した、準備までの時間は秒単位でした。(^^; 真道に時間を聞かれた時も、最初ヤハクィザシュニナは2進数(?)で答えようとしていましたし、カドはコンピュータに近い存在なのでしょうか!?
amazonプライム・ビデオでは、第0話が配信されていましたが、テレビではこの第1話から放映されたみたいですね。

物語は、0話のラストで真道と花森が乗った旅客機が、謎の立方体に飲み込まれるところから始まります。突然、羽田空港上空に出現した謎の立方体は、そのまま旅客機を飲み込んで、その場所にとどまります。

政府は対応を協議して、物理学者の御船教授とその助手の品輪彼方に意見を求めました。品輪の指摘によれば、旅客機は立方体に押しつぶされたのではなく、その内部に飲み込まれたと推測されました。旅客機には200人以上の乗客がいましたが、仮に彼らが生きていたとして、機内に備蓄されている食料や水を使って生き延びられる期間は限られています。

謎の立方体を解析するために、品輪は様々な実験を行います。しかし、そのどれも失敗に終わり、立方体が何でできているのか調べることさえできません。そしてついに、自衛隊の戦車が使われることになりました。その砲撃で、立方体の一部をかすめ取ろうという作戦です。

ところが、立方体は戦車の砲撃を受け止めただけでなく、その力を完全に無力化したのでした。万策尽きたと思われた状況の中、突然立方体の上部に階段が現れました。そこから現れたのは、立方体内部に飲み込まれた真道でした。中から現れたのは、真道だけではありませんでした。不思議な雰囲気をまとったヤハクィザシュニナという男も姿を現したのです。

ヤハクィザシュニナは、いきなり人々の脳内へと直接語りかけました。彼は明らかに、人類を超越した存在のようです。
真道とヤハクィザシュニナが人々の前に姿を見せたことで、これから事態はどのように推移していくことになるのでしょうか。

第0話とは違い、かなりSF色の強いお話だったことに驚きました。設定は突拍子もないですが、それを解決しようとする政府の動きなどは現実的な感じなのも面白ですね。(^^)
amazonプライム・ビデオで独占配信されていた、「正解するカド」第0話を視聴しました。

この第0話は、既に放送された第1話以前のお話らしいです。
主人公の真道幸路朗は、凄腕の交渉人として様々な省庁に出向して任務を果たしてきました。総務省の仕事を終えて、次は外務省へと出向する予定でしたが、その間に1ヶ月ほどの時間の猶予ができました。その期間を利用して、真道は同僚の花森と共に、とある用地買収の依頼を受けることになりました。

その案件は、20年以上も保留され続けていたのに、なぜか今になって急いで話をまとめるために真道が駆り出されたようです。買収の予定地には、刑部鍍金の工場がありました。そこは高い技術を持っていて、昔は政府関係の仕事も数多く手がけていましたが、今では研究開発にまわす予算もなく、廃業を目前に控えていました。

かなり好条件での交渉なので、すぐに仕事が終わるかと思いきや、真道はその工場が持っている技術力の高さに目をつけました。そして真道は、内閣官房長のもとで働いている、知り合いの夏目に援助を求めました。真道は、官房長官の持っている人脈から、御船という学者を紹介してもらいました。御船の持つ、限界まで摩擦力を低減するメッキ理論を、刑部の持つ技術力で実現させようとしたのです。

1ヶ月という限られた時間の中、刑部のスタッフはがんばりました。そして、ついに結果を出しました。そして、今回の依頼の裏事情が明らかになりました。依頼者である事務次官の五十嵐と、刑部はかって一緒に仕事をしたこともある知り合いだったのです。刑部の窮状を知った五十嵐は、せめて刑部の工場を好条件で買い取ることで、彼を救おうとしたのです。

しかし、真道が出した答えは買収ではありませんでした。好条件とはいえ、買収で手に入るものは刑部にとっても、五十嵐にとってもたいした価値を生み出しません。しかし真道が関わって新しい技術を実現させたことで、将来的に莫大な利益を双方にもたらすことになったのです。

真道の考える仕事とは、一方的に依頼者の要求を遂行することではありません。依頼者と交渉者の双方に最大の利益をもたらす方法を見つけ出すこと、それこそが自分の仕事だと真道は考えていたのでした。今回の真道の活躍により、五十嵐は再び刑部と共に仕事をすることができそうです。

こうして1つの仕事を終えた真道と花森は、今度は外務省の仕事のために飛行機で羽田から飛び立とうとしていました。
そこに突如現れたのは、巨大な謎の箱のようなものでした。その箱は飛行機を飲み込んでしまいました。しかし、飛行機を押しつぶしたのではなく、その内部に真道たちを取り込んだようです。この巨大な物体は、いったい何なのでしょうか!?

予備知識ゼロで視聴しましたが、とても面白かったです!(^^)
プロジェクトX的な物語なのかと思ったら、最後に謎の巨大物体が現れて、一気にSF作品になったのに驚きました。
第1話以降もamazonプライム・ビデオで視聴できるようなので、引き続き視聴していきたいと思います。