日々の記録

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「アンゴルモア元寇合戦記」も、今回で最終回です。

蒙古軍の砲撃で、吹き飛ばされた迅三郎は海へと沈みました。それを見て味方は動揺しますが、戦いはまだ終わりません。
輝日姫を守ろうと、決死の戦いが続きます。しかし迅三郎を失った輝日姫は、戦う気力を失ってしまいます。そんな輝日姫を、鹿乃が強引に救います。

しかし、どこに逃げても島中に蒙古軍がいて、逃げ場がありません。思い詰めた鹿乃は、敵に蹂躙されるならと、自らの手で輝日姫の首を絞めます。そんな鹿乃も、蒙古軍に襲われてなぶりものにされてしまいました。(;_;)

一方、蒙古軍の爆弾を手に入れた阿無志は、刀伊祓のサナたちと逃げています。しかし、前も後ろも蒙古軍に囲まれてしまいました。蒙古軍の注意を引きつけるために、阿無志は爆弾を抱えて敵陣の火の中に投じました。そのまま海に逃げようとした阿無志でしたが、蒙古軍の矢を受けて海に沈みました。

そんな阿無志を、サナが追いかけます。しかしサナの願いもむなしく、海に沈んだ阿無志は再び浮かび上がることはありませんでした。(;_;)

同じように海中に沈んだ迅三郎は、昔のことを思い出していました。それはまだ、彼が鎌倉にいた時のことでした。庭に木を植えようとしていた娘を、迅三郎は厳しく叱りつけました。それでも娘は、木を植えることを止めようとしません。常々迅三郎が口にしている「一所懸命」の気持ちで、命がけでこの木を守り抜くというのです。

その夜、迅三郎の屋敷に忍び込んだ者たちがいました。しかし娘が木の番をしていたために、彼らはすぐに発見されてしまいました。敵を捕まえた後、迅三郎は娘になぜ武士の庭に木を植えてはいけないのかを教えます。屋敷に木があると、忍び寄ろうとする敵の、絶好の隠れ蓑となってしまうからです。

敵に襲われながらも、娘は一所懸命を貫きました。その思いを認めて、ようやく迅三郎はその木を植えることを許したのでした。

そして迅三郎は、海中で目を覚ましました。しかしすでに深く沈んでいて、海面ははるか上です。途中で息が続かなくなった迅三郎でしたが、彼に問いかけるように泳いでいて白いサメに救われたようです。迅三郎が気づいた時、彼は海辺へと打ち上げられていました。

迅三郎は再び、敵の姿を求めて移動します。そこに広がるのは、残虐に殺された味方の屍ばかりでした。もはや生き残りはいないのかと思いきや、死体の中から子供が顔を出しました。彼は迅三郎を仇と狙う男の子でした。迅三郎は彼の持っていた刀を借りると、捕虜を連れ帰ろうとする蒙古軍にたった1人で襲いかかりました。

その鬼神のような戦いぶりを、蒙古軍は止めることができません。そんな迅三郎の前に、劉復亨が現れました。鬼剛丸と戦っていた劉復亨ですが、それを倒して迅三郎の前に現れたのです。この場面、鬼剛丸と劉復亨の戦いが描かれなかったのが残念でした。

劉復亨は、味方が壊滅されて戦う迅三郎を愚かだと笑います。しかし今の迅三郎にとって、味方の生死はすでにどうでもいいことでした。ただ彼が戦いたい。一所懸命を貫くことだけが、迅三郎の目的だったのです。

そんな迅三郎の迫力に、さすがの劉復亨も恐れを感じました。彼の部下たちは、劉復亨を守ろうとします。しかし、ゆっくりと進んでくる迅三郎を止められる者は1人もいませんでした。

そして蒙古軍は、対馬から去りました。そんな中、鹿乃に殺されたのかと思った輝日姫が目を覚ましました。鹿乃は輝日姫を殺したのではなく、意識を失わせ枯れ葉の山で彼女の姿を隠したのです。自分だけが生き延びてしまったことを、輝日姫が哀しむ中、そこに迅三郎の背中が見えました。

戦いが終わった時、たった1人でも生き延びていたら俺たちの勝ちだという言葉を、輝日姫は思い出します。多くの者がこの戦いで命を落としましたが、迅三郎と輝日姫、そして島民の何人かは殺戮の手を逃れて生き延びました。
それを見た輝日姫は、まだ対馬は終わってないと確信したのでした。

というわけで、凶暴な蒙古軍も対馬の全てを殺戮しつくすことはできませんでした。少ない兵力に来ない援軍と、悲惨な要素ばかりの作品でしたが、不思議と見終わった後に殺伐感は残りませんでした。逆にあれだけの大軍を前に、決して譲らず戦い抜いた不屈の思いが心に残る作品でした。(^^)
蒙古の大軍の前に、迅三郎の仲間が次々と倒れてゆくお話でした。(;_;)

陸と海から蒙古の大軍が対馬に攻め寄せてきます。それを迅三郎たちは、必死に迎え討ちます。しかし、敵は次々と現れてつきることがありません。激しい戦いの中、味方が次々と倒れていきます。

そして城の城門が破られた時、流れは完全に蒙古軍の優位となりました。南門を守っていた長嶺判官は、彼に思いを寄せていた娘の死に怒り奮戦しましたが、蒙古軍の数に押しつぶされました。東門に向かった迅三郎は、絶体絶命の輝日姫を救いました。

その間にも、蒙古軍は城内深くまで侵攻してきました。迅三郎は、輝日姫たちを先に逃がして自分も後を追います。
しかし傷ついた者の手当にあたっていた導円は、負傷者を助けるためにそこに残りました。そして、蒙古軍の攻撃から負傷者をかばって、導円は命を落としました。

一緒にそこに残った弓の名人・火垂は、銃をかわしながら敵を全員射殺しました。しかし敵の銃の硝煙に視界を妨げられて気がついた時は敵に取り囲まれていました。敵の弓兵部隊から一斉攻撃を受けて、火垂もまた命を落としました。

山頂へと逃れた人々を、蒙古軍は執拗に追撃してきます。迅三郎は奮戦しますが、彼1人で全ての敵を防ぎきるのは不可能です。そんな迅三郎の前に、逃げたはずの鬼剛丸が現れました。憎まれ口をきいていますが、鬼剛丸は迅三郎のことが気になって引き返してきたようです。

迅三郎を別方面の支援に向かわせ、鬼剛丸は怪力をふるって敵を次々と倒します。そこに敵の元帥が現れました。鬼剛丸は、元帥と激しい戦いを開始しました。

その頃、輝日姫たちは敵に追いつかれそうになっていました。そこに迅三郎が声をかけます。断崖から海に降りるルートがあるようです。しかし、そんな輝日姫の目の前で迅三郎は敵の砲弾を受けて海へと落ちていきました。頼みの綱の迅三郎もいなくなり、輝日姫たちはどうなってしまうのでしょうか。

というわけで、敵の猛攻の前に味方が次々と死んでゆく悲しいお話でした。その上、迅三郎が期待している援軍はきそうにありません。唯一の望みは、敵の目的が対馬制圧ではなく、本州を目指していることです。敵は先を急いでいるようですので、時間を稼ぐことができれば希望はありそうです。
対馬が、蒙古の大軍に包囲されるお話でした。

白石の裏切りを知った迅三郎は、彼と刃を交えることになりました。白石もかなりの使い手でしたが、迅三郎の義経流がそれを上回りました。勝負に敗れた白石は、迅三郎の手で首をうたれました。その首は、輝日姫がもらい受けました。口では裏切り者の首として厳しく対処すると言った輝日でしたが、森の中に手厚く白石の首を葬りました。

蒙古軍を撃退したことで、城の士気は上がっています。そんな中、張明福が密かに流人に声をかけました。いつの間にか彼は、一艘の船を手に入れていたのです。その船を使って、明福は対馬から脱出しようと皆を誘います。しかし、その提案にのったのは、鬼剛丸だけでした。

その頃、刀伊祓の長老は吉兆を占っていました。しかし、そこに現れたのは、恐るべき凶兆でした。それを目の当たりにした長老は、そのまま命を落としてしまいました。兵たちの士気が下がらぬように、長嶺判官は占いの結果は転じて吉となると伝えました。

ところが、城の南門に多くの動物が集まってきていました。彼らは森の中にいまだ潜む、蒙古軍に追われて来たようです。そして蒙古軍は、自らの力を見せつけるかのように森の中で火を焚き、恐るべき大軍がいることを誇示します。

そこに海から向かう船の一団が見えました。それは九州からの援軍ではないかと、輝日姫たちは期待します。ところが、その船団もまた蒙古軍だったのです。島から逃げ出した張明福も、これでは島に引き返すしかなさそうですね。

さらに対馬への出兵を急ぐ少弐景資は、父の反対によって出兵を差し止められてしまいました。彼の父は、蒙古軍が九州の勢力争いしか念頭になく、対馬に兵を出すことは自らの力を削ぐことにしかならないと判断したのです。

というわけで、城は大軍に囲まれて、海からも蒙古軍が迫ります。おまけに援軍もあてにできない状況となり、これから迅三郎たちはどう戦えばいいのでしょうか!?
城に押し寄せる蒙古軍を、迅三郎たちが迎え討つお話でした。

白石の内通により、蒙古軍は金田城に攻め寄せようとしていました。そんな中、迅三郎たちは迎撃態勢を整えます。長嶺判官は、城の南を固めて守り抜く構えです。それに対して、迅三郎はあえて城の外に出て、敵を迎え撃つ作戦を立てました。
そして白石は、自ら西の守りを買って出ました。とはいえ、豊富な兵力がないので、そちらに敵の動きがあった時に知らせる役目です。

そして迅三郎たちと、蒙古軍との戦いが開始されました。蒙古軍は密かに山中を移動して城に近づきましたが、そこには迅三郎に率いられた兵たちが隠れていました。この攻撃で、迅三郎たちは的の出鼻を挫くことが出来ました。しかし蒙古軍は、数を頼りに南壁へと到達しました。

それを今度は、長嶺判官に率いられた刀伊祓が迎え討ちます。蒙古軍は、城攻めに慣れていました。盾を構えて守りを固め、じりじりと城壁に近づきます。そこに刀伊祓の女性たちの、投石機からの攻撃が開始されました。その攻撃には、さすがの蒙古軍も一時的に兵を下げるしかありません。

一方、西壁を守る白石は、守備する刀伊祓の不安につけこんで、守りの兵をさらに減らしました。そこに蒙古軍が現れて、白石以外を皆殺しにしました。城内へ潜入した蒙古軍は、一気に城の中枢へと攻め寄せます。そして城内から火の手が上がりました。

蒙古軍の侵攻を許してしまったのかと思いきや、なんとその火は蒙古軍が放ったものではなく、城内を守る長老たちが仕掛けたものでした。長老たちは、焼き畑農業を行うなどして、どう火を放てばどう燃え上がるか精通していたのです。その火に追われて、城内に攻め入った蒙古兵は火だるまになったのでした。

部下が焼き殺されたことは、すぐにウリヤンエデイに知らされました。部下は、対馬は九州攻略の通過点でしかないと撤退を進言します。しかしウリヤンエデイは、それを聞き入れず、さらに戦いを進めようとします。そこに迅三郎たちが、城から討って出ました。そして迅三郎の放った矢は、ウリヤンエデイの命を脅かしました。

さすがのウリヤンエデイも、敵の恐ろしさを知りました。しかし、攻撃を命じたばかりなのに撤退しては、指揮官としての面目が立ちません。それを察した部下は、すかさずウリヤンエデイに退却をすすめました。ウリヤンエデイがそれを受け入れて、蒙古軍は撤退してゆきました。

こうして迅三郎たちは、なんとか蒙古軍の撃退に成功しました。しかし、西壁から敵の侵入を許したことは、迅三郎に白石の内通を確信させました。1人西壁に向かった迅三郎を、白石が待ち構えていました。誘い込んだ蒙古軍を撃退されたことで、白石はこのまま蒙古軍に受け入れられることも難しくなっていたのです。

再び蒙古軍に下るための手土産として、白石は迅三郎の首を狙っていました。次回は、迅三郎と白石の戦いが繰り広げられそうです。
白石の裏切りで、金田城に蒙古軍が迫るお話でした。

防御に向かないという理由で、迅三郎は城から離れることを提案しました。しかし刀伊祓たちは、迅三郎の話を聞き入れようとはしません。刀伊祓にとっては、先祖伝来の地を守ることに重大な意味があったからです。それを知った迅三郎は、彼らの決意を受け入れざるをえませんでした。

そんな迅三郎に、刀伊祓の若者たちが制裁を加えようとします。しかし彼らの腕前では、迅三郎の相手になりません。勝負を挑んだ若者たちに、迅三郎は負けたら兜を脱いで名を告げろと命じました。それはこれから一緒に戦う仲間の顔と名前を、迅三郎が覚えておきたかったからです。迅三郎の心を知った若者たちは、ようやく迅三郎を受け入れたのでした。

一方、男衾三郎に呼ばれた白石は、彼が蒙古軍と通じていることを知りました。夜襲に加わらずに逃げ出した後、男衾三郎は近くの民を襲って、逆に捕らわれていました。しかし男衾三郎は蒙古軍に助けられて、内通者に仕立て上げられていたのです。

男衾三郎の申し出を、白石は断りました。その場を立ち去ろうとする白石を、男衾三郎は秘密を守るために殺そうとします。しかし逆に、白石に斬り殺されてしまいました。そこに刀伊祓の娘が現れました。その娘を、白石は殺してしまいました。そして白石は、男衾三郎に代わって蒙古軍に内通しました。

そんな白石を、蒙古軍は完全に信じたわけではありません。指揮官のウリヤンエデイは、金田城の弱点があれば知りたいと問いかけました。迅三郎の話を聞いていた白石は、守りに難があることをウリヤンエデイに教えました。そんな白石の表情を見て、ウリヤンエデイは彼が自責の念にたえて本当のことを話したのだと知ったのでした。

金田城では、男衾三郎と娘の死体が発見されていました。多くの者は、2人が互いに殺し合ったと想像しましたが、迅三郎と長嶺判官はその死に疑問を持ちました。男衾三郎が、女の手で殺されたとは思えない傷を負っていたからです。

そんな中、白石の姿がないことが話題になりました。しかし白石は、イノシシを追っていたという口実を作って、再び城へと帰ってきました。迅三郎は、その言葉を疑っているようです。

そしてついに、蒙古軍が金田城へと迫ります。白石から情報を得た蒙古軍は、まっすぐに城を目指しています。その上、城の弱点まで蒙古軍は知っています。そんな敵を相手に、迅三郎はどう戦うのでしょうか。

唯一の希望は、少弐景資が九州に多くの兵を集めていることです。この援軍は、迅三郎たちの危機を救うことが出来るのでしょうか。
安徳帝の助けを得て、迅三郎たちが刀伊祓の世話になるお話でした。

謎の老人を追いかけた迅三郎は、そこで自ら安徳帝と名乗る老人と出会いました。迅三郎に遅れてやって来た輝日姫は、帝のひ孫になるのでした。それが原因で輝日姫は、宗家の中では浮いた存在でした。しかし今回の危機に、輝日姫が帝のひ孫だったからこそ、その力を借りることが出来ました。

安徳帝は幼い頃に、壇ノ浦の合戦を経験していました。そこで帝は、義経と出会っていました。今迅三郎の手元にある刀を義経に授けたのは、幼い日の安徳帝だったのです。意外なところでつながる人間関係ですね。(^^;

帝からの書状を受け取った迅三郎たちは、刀伊祓がいる浅茅湾へと向かいました。そこで迅三郎たちは、刀伊祓の娘たちが蒙古軍に追われているのを見つけました。迅三郎たちが手を出しかねていると、娘たちは船から海へと飛び込みました。しかし兵たちは、娘たちを捕らえることを諦めません。

そんな兵たちは、隠れていた刀伊祓たちの矢を受けました。娘たちが追われていたのは、伏兵がいる場所まで敵兵をおびき寄せる罠だったのです。敵に情報を与えないため、刀伊祓は敵兵を皆殺しにしました。

そして迅三郎の前に、長嶺判官が現れました。彼は帝からの書状を読むと、迅三郎たちを受け入れることにしました。そして長嶺判官は、迅三郎たちを彼らの本拠地である金田城へと招きました。その城は全長2kmほどの石垣で守られ、外からはただの山にしか見えない、防人たちが築いた城でした。

とりあえず城に落ち着いた迅三郎たちでしたが、これからの戦いを考えた時、迅三郎には不安材料がありました。それは城の規模の割に守りの兵の数が少なく、4カ所もある入り口を守り抜くのが困難だからでした。
その考えを口にした迅三郎に、腹を立てた刀伊祓の女たちが刃を向けました。

また以前の蒙古軍への夜襲の時に逃げ出していた男衾三郎も、刀伊祓の城に保護されていました。男衾は白石に、秘密の相談があると呼び出しました。そして男衾は、見慣れぬ文字が書かれたものを白石にみせました。それを使えば、ここから無事に逃げられると男衾は言っていますが、なぜ彼がそんな物を持っているのでしょうか!?
蒙古軍と戦う迅三郎の前に、不思議な老人が現れるお話でした。

国府を追われた民を守りつつ、迅三郎たちは北へ向かいます。それを蒙古軍が追撃してきますが、狭い崖道を利用して迅三郎たちは敵に逆襲します。そんな迅三郎と共に戦う弥次郎は、気力を取り戻して兵を指揮する指揮官としての顔を見せ始めました。

迅三郎たちが戦う間に、山道を迂回した輝日姫たちが蒙古軍の指揮官・ウリヤンエデイを狙います。しかしウリヤンエデイは、兵を大切にして兵たちから信頼される指揮官でした。輝日姫たちの放った矢は、ウリヤンエデイに当たる寸前で部下の捨て身の行動で防がれました。千載一遇のチャンスを逃した輝日姫たちは、その場から立ち去るしかありませんでした。

そして蒙古軍は、状況を打開するために新兵器を投入してきました。それを見た弥次郎は、攻撃してくる蒙古軍に矢を放とうとします。ところが、弥次郎は蒙古軍の放った銃によって、あっけなく命を落としてしまいました。その銃は、兵器としての完成度は低いようですが、これからの戦いで大きな脅威となりそうです。

迅三郎は、弥次郎の首を持って退却しました。弥次郎の首を見た輝日姫は、ショックを隠せませんでしたが、毅然とした振る舞いで弥次郎の首を手厚く葬ったのでした。

そして戦況は、東から迫る蒙古軍と西から迫る高麗軍に挟み撃ちにされそうになりました。しかし迅三郎は、これは好機だと考えました。複数の国が参加する蒙古軍は、その協力体制が弱みになるとみたのです。そんな迅三郎の読み通り、蒙古軍と高麗軍は、鬼剛丸がわざと残した品々をめぐって争いを始めたのです。

その間に、迅三郎たちはさらに北へと逃げ込みました。そして、そんな迅三郎の前に1人の老人が現れました。その老人は、誰かの指図で迅三郎を連れに来たのです。老人の後を追った迅三郎は、そこである高貴な人物と会うことになりました。
その人物は、周囲からは帝と呼ばれ、自ら安徳天皇であると名乗りました。どうして安徳天皇が、この対馬にいるのでしょうか。

というわけで、今回も激闘が続いています。戦いの中、覚悟が決まり迅三郎の力になってくれそうな雰囲気の弥次郎でしたが、敵の銃撃の前にあっさり命を落としました。味方の数は絶望的に少なく、敵の数は多く様々な新兵器を装備しています。こんな相手に、どう戦えば生き延びることが出来るのでしょうか。
絶望的な戦いが続く中、迅三郎が戦い続ける理由が明らかになるお話でした。

ようやく国府にたどり着いたと思ったら、そこはすでに蒙古軍によって焼き払われていました。蒙古軍は、佐須に兵を向ける一方で、国府にも兵を派遣していたのです。こういった作戦が取れるのも、蒙古軍が圧倒的な数で攻め寄せて来ているからでした。

国府は焼かれましたが、そこにいた兵や民の一部は山へと逃げ延びていました。その中には、弥次郎の姿もありました。佐須で敗れ、国府からも追われて、弥次郎は戦意を喪失していました。しかし、そんな思いとは関係なく、蒙古軍の追撃が始まろうとしていました。

迅三郎は残った民や兵をまとめて、北へと向かいます。そこに蒙古軍の斥候が現れました。彼らは人の気配に気づきましたが、その場から立ち去ろうとします。それを輝日姫は見過ごすことが出来ず、敵を射殺しました。斥候の一部が逃げ延びては、兵たちは矢を放ち敵を殺しました。しかし、その馬までは射殺すことが出来ず、追っ手がかかるのは時間の問題です。

輝日姫の暴走は、無謀なものではなありましたが、戦意を失った味方の士気を高める効果はありました。そして迅三郎たちは、敵の手を逃れて山中を進みます。しかし、敵の追撃は予想外に迅速です。佐須を襲ったのは高麗軍でしたが、国府に攻め込んだのは蒙古軍の本隊のようです。

そんな中、突然に迅三郎が足を止めて、この場所に敵を防ぐ城を築くと言い出しました。すぐ近くまで敵が攻め寄せている状況を知る弥次郎は、迅三郎の言葉にあきれます。しかし迅三郎は、本気でここで敵を足止めするつもりでした。その場所は、足場も悪く見通しもきかず、敵を迎え撃つには最適なところだったのです。

迅三郎は弥次郎を引き連れて、戦いの正面に立ちます。彼らが敵の侵攻を食い止めている隙に、側面に配置された弓兵が敵を一掃します。さらに崖下には、迅三郎が自作した槍を持った兵たちが潜んで足下から敵を狙います。迅三郎と戦いながら、弥次郎にはどうして迅三郎が戦い抜くことが出来るのか理解できませんでした。

そして迅三郎の過去が明かされました。彼は鎌倉にいた時、北条氏分家の名越時章のもとに通っていました。迅三郎の父と、名越時章は友人だったのです。この時期、名越家は微妙な立場にありました。執権となった時宗に、目をつけられていたのです。かって、時章と時宗の家同士で争いがあったためでした。

そのために時章は、争いの口実を与えないために注意を払っていたのです。しかし、そんな時章の思いは、あっさり踏みにじられました。時宗への謀反の疑いをかけられて、大蔵頼季に率いられた兵たちに踏み込まれたのです。そこに現れたのが、兵たちを蹴散らして現れた迅三郎でした。

迅三郎は大蔵頼季を殺そうとします。しかし、そんな迅三郎を止めたのは、時章の息子・公時でした。彼は父の首を差し出してでも、自分たちが生き延びようとしていたのです。その時、迅三郎は背後から攻撃を受けました。それをきっかけに一気に形勢は逆転して、迅三郎は大蔵頼季に捕らわれたのでした。

その時の無念の思いが、今の迅三郎を突き動かしています。太刀を向けられた時、太刀を捨ててもただ奪われるだけ。それが嫌なら、戦い続けるしかないのです。そんな迅三郎の覚悟が、弥次郎の心を動かしました。続けて襲ってきた火薬を装備した蒙古軍を相手にした時、弥次郎は佐須での敗戦の経験を活かして事前に危機を察知して先制攻撃をかけたのです。

そのおかげで、一時は敵に押されたものの、迅三郎たちは体制を立て直して敵を包囲・殲滅することに成功しました。
そして弥次郎は、迅三郎と共に戦い抜く覚悟を決めたのでした。

というわけで、絶望的な戦いを続けながらも、迅三郎たちは何とか戦い続けています。しかし、数で勝る蒙古軍を相手に、この後も同じように戦い続けることが出来るのでしょうか。

この作品、戦いがメインなので残酷な場面もありますが、必要以上に残酷さが強調されてないのが好印象です。作品によっては、どうしてここまでリアルにグロテスクな場面を描くのかと、目を背けたくなるものもありますので・・・。
蒙古軍に夜襲を仕掛けた迅三郎は、国府へと撤退します。

夜襲をかけようとした味方の中に、蒙古軍への内通者が混じっていました。その男は、妻や子供を人質に取られて敵の言いなりになっていたのです。その男の刀を受けて傷ついた輝日姫でしたが、命を落とさずにすみました。

敵に夜襲を察知された迅三郎たちでしたが、ここで引くことはせず、蒙古軍へと襲いかかりました。そんな迅三郎たちに、蒙古軍内にも動揺が広がります。しかし高麗軍の金方慶は、冷静に敵の戦力を把握していました。そこに蒙古軍の副元帥をつとめる劉復亨が現れました。彼は戦いを求めて、やって来たのです。

それなりの戦果を上げて、迅三郎たちは退却を開始します。ところが、人質になった女子供が、敵の兵士に追い立てられていく現場を目撃してしまいました。それでも迅三郎は、ここにとどまるのは危険と判断して、あくまで撤退を急がせます。

そんな迅三郎の判断は、戦略的には正しくても兵士たちには不満でした。そこに思わぬ援軍が現れました。刀伊祓(といばらい)と呼ばれる防人の一族が、再び蒙古軍に襲いかかったのです。そのおかげで、迅三郎は人質となった女子供を救い出す機会を得ました。

刀伊祓は、ある高貴な人物の指示で迅三郎たちに力を貸してくれたようです。蒙古が襲来するこの時期に、迅三郎が対馬に流罪になったことといい、刀伊祓の派遣といい、この戦いには本土の思惑がからんでそうな感じですね。

そして迅三郎は、劉復亨と戦っていた鬼剛丸を助ける形で刃を交えることになりました。劉復亨はかなりの武術の使い手のようです。今回の戦いは、迅三郎と劉復亨の小手調べといった感じでしたが、2人が再び戦場で戦うこともあるのでしょうか。

こうして夜襲を終えた迅三郎たちは、撤退していきました。輝日姫はかなりの深手を負ったようですが、気丈さは失っていません。味方の中には、裏切った男の子供を責め立てる者もいましたが、迅三郎はその子に父親が残した刀を託しました。

そして対馬軍は、ようやく国府まで退却してきました。ところが、彼らが到着した時、国府には異変が起きていました。
なんと国府は蒙古軍の手によって、すでに焼き払われていたのです。体制を立て直すための拠点を失い、迅三郎たちはこれからどう戦うのでしょうか。
残された兵力で、迅三郎たちが反撃に出るお話でした。

戦いの序盤こそ優勢だった助国たちでしたが、蒙古軍の逆襲に遭い助国とその息子は命を落としてしまいました。残された兵たちは、体勢を立て直すために本拠地に帰ろうとしています。

そこに立ちはだかったのは、迅三郎でした。彼は勢いに乗りすぎた蒙古軍が、敵地深くに攻め込みすぎた今こそが逆襲のチャンスだと言います。そして迅三郎は、戦いの流れを変えるために1人蒙古軍へと向かいます。そんな迅三郎に、兵士たちの中にも追従する者がありました。

そして迅三郎と流人、対馬の兵士たちはそこで蒙古軍に打撃を与えました。再び蒙古軍は、退却を始めます。ここで迅三郎も引き下がるのかと思いきや、なんとあえて敵の中へと突っ込みました。彼の狙いは、敵に奪われた助国とその息子の首を取り返すことでした。それを奪われたままでは、今後の戦いで兵士たちの士気が下がるからです。

戦いを終えた迅三郎たちは、佐須の住民たちと合流しました。今度こそ後退するのかと思いきや、なんと迅三郎はさらに敵への夜襲を計画していました。夜目が利く部下に敵の様子を探らせていた迅三郎は、もう一撃を加えて敵の進行速度を鈍らせようとします。

ところが、思わぬ事態が迅三郎を待っていました。なんと味方の中に、蒙古軍に寝返る者がいたのです。それで迅三郎の夜襲は失敗に終わっただけでなく、迅三郎と行動を共にしていた輝日姫が裏切り者に斬られた!?・・・のでしょうか!?(^^;

というわけで、ついに迅三郎が戦いに参戦しました。彼はいくつもの修羅場をくぐってきたようで、戦いの機微を読むのが上手いようです。とはいえ、数でははるかにまさる蒙古軍を相手に、援軍が到着するまで持ちこたえることが出来るのでしょうか。
蒙古の対馬攻撃が、開始されるお話でした。

輝日姫を助けたことにより、迅三郎は対蒙古の軍議の場に加わることになりました。しかし宗助国たちは、蒙古の動きを楽観視していました。その代わりに、助国の昔の武勇伝を聞かされることになってしまいました。

そんな中、たまりかねた迅三郎は、蒙古が対馬を無視して博多に攻め入ることは、戦略上あり得ないと断言しました。その態度に怒った助国は、軍議から迅三郎を追い出してしまいました。

助国たちの扱いに腹を立てる迅三郎でしたが、島の子供から今いる場所の地理を詳しく聞き出しました。迅三郎は対馬は小さな島だと思っていました。しかし彼が考えるよりも、対馬は大きな島だったのです。

そんな迅三郎の様子をうかがう雲水がいました。それはなんと、幕府軍の大将軍に任命された少弐景資でした。景資は、迅三郎にこの島を7日間守り抜けと命じました。その間に、景資は兵をまとめて援軍を派遣するというのです。

わずかな兵力で、7日も島を守り抜くのは並大抵のことではありません。しかし、今の迅三郎には選択の余地はありません。その上、輝日姫が下手くそな色仕掛けまでしてきたのでは・・・。(^^;

そしてついに、蒙古軍が佐須に上陸したとの知らせが届きました。それを迎え討つために、宗助国らは出陣します。それに輝日姫も加わろうとしますが、助国にたしなめられました。輝日姫の生い立ちも、何やら事情がありそうです。

迅三郎は、出陣する兵と一緒に動きました。闇雲に蒙古軍に突撃しようとする宗助国に、迅三郎は再び諫言しようとします。そんな迅三郎に、助国は自分の胸の家を語りました。助国は迅三郎に腹を立てましたが、彼の言い分にも一理あることを認めました。そして迅三郎に、先祖伝来の甲冑を与えました。

そして迅三郎は、初めて蒙古軍の戦いを目にしました。彼らは直接人を狙う弓術ではなく、大量の矢を一斉に放つ攻撃をみせました。この方法だと、個々の兵士の練度ではなく、量で相手を圧倒する戦いを仕掛けることができるのです。

そんな蒙古軍を相手に、宗助国らも負けてはいません。敵を蹴散らして、上陸拠点まで敵を追い詰めました。しかし、それも蒙古軍の作戦でした。宗助国たちが軍船に迫った時、船から爆薬が投下されました。その攻撃に助国たちの軍は乱れて、敗走を余儀なくされました。

そしてこの戦いで、宗助国は凄絶な討ち死にしたのです。敵の手の内を垣間見た迅三郎ですが、強大で多勢な蒙古軍を相手に、何か立ち向かう策はあるのでしょうか!?

ついに蒙古襲来です。手勢は少なく、援軍到着には7日を必要とする絶望的な状況です。この状況を迅三郎が、どう支えるかが気になります。
新番組のお試し視聴です。元寇の戦いを描いた作品みたいです。

御家人だった朽井迅三郎は、罪人として対馬に流されました。彼らの乗る船は、嵐にもまれて難破しそうな雰囲気です。
罪人たちは手枷で自由を奪われていましたが、船の状態の悪さに縛めを解いて欲しいと訴えます。護衛役人はそれを聞き入れますが、囚人たちはここぞとばかりに逆襲に出ました。

そんな中、迅三郎は元海賊の鬼剛丸らを制圧して船を救いました。鬼剛丸たちの活躍もあり、船はなんとか対馬へと到着しました。そこでは思いがけない歓待が、彼らを待っていました。対馬を治める宗家の娘・輝日姫が、彼らを迎えに現れました。

しかし輝日姫が、彼らを歓迎するのには裏がありました。対馬は今、元による侵略の危機にさらされていたのです。迅三郎たちは、それと戦う兵士として命を賭けることを求められました。事情を知って囚人たちは、この島から逃げだそうとします。しかし武装した兵士たちに囲まれて、牢へと押し込められてしまいました。

その夜、元の先遣部隊が対馬へと密かに上陸しました。彼らは輝日姫を掠って、逃走しようとします。異変に気づいた兵士たちは、それを食い止めようとしますが、上陸した敵は手練れ揃いでした。そこに混乱に乗じて牢から脱出した迅三郎や鬼剛丸たちが現れました。

鬼剛丸はその剛力で、迅三郎は義経流と呼ばれる独特な武術を駆使して敵を倒しました。そのおかげで、輝日姫は敵の手から逃れることが出来ました。しかし最後に残った1人は、迅三郎と同じ義経流の使い手でした。なぜ元の兵士に義経流を使う者がいるのか。その謎はまだわかりません。

こうして迅三郎たちは、敵をとりあえず撃退しました。しかし、それと同時に本格的に高麗に集結していた元の軍船が対馬を目指して出帆しました。圧倒的な数を率いた敵軍と、迅三郎たちはどう戦うつもりなのでしょうか。

物語の導入部としては、けっこう面白かったです。敵にも迅三郎と同じ義経流の使い手がいましたが、義経=チンギス・ハン説なども物語に取り入れられていたりするのかなあ。とりあえず、次回以降も視聴継続の予定です。