日々の記録

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劇場版 キノの旅 何かをするために-life goes on.-本編では語られなかった、キノの師匠が登場するお話でした。

殺されそうになって町から逃げ出したキノは、森の中に一人で住んでいる師匠と呼ばれるおばあさんと暮らしていました。キノはまだ女の子の格好をしています。銃の扱いや旅の心得は、ここで暮らしながら師匠がキノに教えてくれたようです。

キノは、キノがキノになったきっかけの男のキノのことがずっと気にかかっていたようです。ある日、キノと同じコートを着た旅人を目撃したキノは、どうしてもキノが住んでいたらしい国に行きたくなってしまいました。
師匠と別れ旅をしたキノは、一軒の家にたどり着きました。そこには一人のおばあさんが住んでいました。
キノがコートを受け取った事情を話すと、おばあさんの態度が急変します。おばあさんは、息子の敵としてキノを殺そうとしたのです。危うく難を逃れたキノは、そのおばあさんが息子を失って殺人鬼になってしまっていたことを知るのでした。

これはキノがキノになるまでの物語でした。相変わらず独特の雰囲気があって、久しぶりにキノの世界を楽しむことが出来ました。もっとキノとエルメスの旅が見てみたいです。
次にキノが訪れた国は、旅人にとって最悪の国として知られている国のはずでした。ところが、実際にキノがそこを訪れてみると、人々は旅人のやさしくキノを丁重にもてなしてくれます。

その町で、キノはさくらという女の子と知り合いました。さくらの夢は、両親が経営している旅館をついで、町で一番の観光案内人になることです。
さくらはキノを連れてあちこち町を案内します。そのおかげで、キノはとても楽しい日々を過ごすことができました。

出発を予定していた日、キノは初めて出発するのを延期したいと思いました。しかし、町の人々はそれを許しませんでした。その夜、キノは異変を感じて目を覚ましました。さっきまでキノが滞在していた町が火砕流にのまれて滅んでゆくところでした。

町の人々は町が滅びてしまうことを知っていたのです。しかし、彼らはそこから離れて暮らしてゆくことなど考えられませんでした。そして彼らは町と運命を共にしたのです。
キノの腰には、今でもその町でもらった森の人と呼ばれる銃がつけられています。キノにこの銃を渡した老人は、せめて銃だけでもキノと一緒に旅をしてもらいたかったのでしょうか。

キノの旅-the Beautiful world-6(廉価版)
キノはおびただしい死体を見つけました。その死体がどうしてあるのか、その答えはその先にある国にありました。

今回キノが訪れた国では、長い間2つの国が争っていました。ところが、15年前から2つの国の間に戦争は行われているものの、一人の死者も出ていないのです。その答えは、歴史博物館にありました。
15年前に、2つの国の女性から同じ提案が出されました。これ以上、お互いに死者を出さないように側にある別の国を一緒に攻撃することに決めたのです。戦争の結果は、その国をより滅ぼした方が勝者となるのです。

キノはそのやり方に納得できなかったものの、そのまま町を出ました。そんなキノを待ちかまえていたのは、攻め滅ぼされている国の住民たちでした。彼らは、自分たちの復讐心を満足させるために、無関係な旅人を捕まえては殺していたのでした。

キノは、自分のみを守るためにやむなく銃を使って敵を倒しました。それでキノは助かることができましたが、キノのやったことは先ほどの虐殺をしていた国の人々のやっていることとどれほどの違いがあるのでしょうか。

旅に一番必要なことは何だと思う。多くの人がキノに尋ねました。命を失わないこと。キノは答えました。

この作品を見ているといろいろと考えさせられます。キノの旅は、今現実に生きている私たちの人生そのもののように思えます。旅の間にキノが出会う人々のなんと愚かしくて愛しいことでしょうか。

今回、キノの過去が少し描かれました。何も知らない少女だったキノに旅の仕方を教えて育て上げた師匠がいたのです。以前にも師匠という名前だけはキノが口にしていましたが、まさかおばあさんだとは思いませんでした。
師匠はキノに、命を失わないことを教えたんでしょうね。そのおかげで、今日もキノは命を失わずに旅を続けています。

今回のお話の中では、賢者の話がとても興味深かったです。最低限の生理的な欲求を満たすことだけを考えているものが本当に賢者なのでしょうか。その男は、とある国の実験の哀れな犠牲者だったわけですが、最後の最後で感情を取り戻すことができて彼は幸せだったのでしょうか。

キノの旅-the Beautiful World-廉価版 V
キノは機械文明が発達した国を探しているうちに、一人のおばあさんと知り合いました。

おばあさんは、一組の夫妻と子供を世話するために作られた機械人形だというのです。しかし、キノにはどうしてもおばあさんが機械には見えません。一方、夫妻と子供はおばあさんがせっかく作ってくれたおいしい料理にも一切手をつけようとしません。込み入ったことを聞いても、同じことを繰り返すばかりです。

そんな時、おばあさんが倒れました。おばあさんは、やはり機械人形ではなく人間だったのです。そのまま老衰でおばあさんは亡くなってしまいました。おばあさんが亡くなった後、夫妻はその秘密をキノに話します。

おばあさんは優秀な工学者でした。毎日研究を重ね、ようやく完璧な機械人形を完成させた時に国にテロが起こって夫と子供を失ってしまいました。そして、おばあさん自身もテロに巻き込まれ負傷し記憶を失ってしまいました。それ以来、機械人形たちはおばあさんの主人という役割を演じ続けてきたのです。

おばあさんがいなくなった時、機械人形たちはキノのお役に立ちたいと申し出ます。しかし、キノが機械たちにお願いしたいことは何もありませんでした。存在の意義を失った機械たちは、自ら湖に身を投げました。

今回キノとエルメスが訪れたのは、本の国でした。

この国では、批評家たちが読んでもいい本を選別しているのです。国民が読んでいいのは、読んでもいいとされた危険な思想の書かれていない本だけです。

キノは砂漠を旅する途中で行き倒れている人と出会いました。その人からもらった本を持って、キノは本の国へと訪れました。この国では、持ち込んだ本の数だけ本を借りることができるのです。
キノが持ち込んだ本は、レジスタンスと関わりのある本でした。この本の持ち主は、城への秘密の出入り口を知っていたのです。
その後、キノは偶然城への入り口の鍵を手に入れました。その鍵を使って城に入り込んだキノが見たものは、それぞれの夢の中に生きる人々でした。

今回のお話は、現実と虚構が入り交じっていて、どこまでが現実で、どこからが虚構だったのかがはっきりしません。見ているうちに、見ている自分自身が物語の登場人物ではないかと思えてきました。
本はいろいろなことを教えてくれたり、楽しませてくれたり、時には慰めであったりしますが、あまりのめり込むのは考え物ということでしょうか。

キノの旅-the Beautiful world-4(廉価版)
空を飛びたいニーミャの物語でした。

キノの住んでいる世界設定が今ひとつわからないのですが、この世界ではオートバイはあるのにまだ飛行機は作られていないんでしょうか。キノが今までに旅した国の中に、何でも自動化されている国がありましたが、あれだけ科学が発達した国がありながら飛行機がないのが不思議な感じでした。

ニーミャは飛行機のテスト飛行をしたかったのですが、そのためには長い滑走路が必要でした。しかし、ニーミャの住んでいる国では、建国の神様の像をどけなければ滑走路を用意することはできません。
ニーミャは何度も国長に像をどけてくれるようにお願いにいきますが、空を飛べることなんて全く信じていない国長は許可してくれません。

そんな時に、この国にキノがやってきました。キノのアイディアでジャンプ台と推進剤を取り付ければ、像をどかさなくても空を飛べるかもしれません。しかし、国長の命令で明日には飛行機を廃棄しなければならなくなってしまいました。
ニーミャは夜のうちに準備を整え、翌朝の早朝に空に飛び立ちました。飛行機は見事空を飛ぶことに成功し、ニーミャは人々から魔法使いと呼ばれる有様です。

ニーミャが空を飛んでいる時の様子が、とても気持ちよさそうでした。今まで考えてきたことや努力してきたことが無駄にならずに、本当によかったですね。

前回に引き続き、とある町で戦いに巻き込まれてしまったキノのお話です。

前王を殺した王子は、前王を殺した時からもうおかしくなっていたのかもしれませんね。誰も信じることができずに、二人の王子をかばった王妃までも殺してしまいます。

キノの戦いは続きます。どうやらキノには、戦い方を教えてくれた師匠がいるらしいです。これからのお話でその師匠のことが語られることもあるのでしょうか。
準決勝でキノの戦った女性は、母親の誕生日に白い花を国中がささげてくれることを望んでいました。しかし、キノが降参をすすめた時、彼女は王によって殺されてしまいました。

次にキノが戦ったのは、この国を追われた王子でした。彼は拳銃の弾さえ受け付けないとんでもない剣士でしたが、キノの強さはさらにそれを上回っていたのでした。そして彼の戦いの中、キノは王を暗殺してしまいます。
そして、キノがこの国に残した決まりは、この国の1級市民同士が殺し合うことでした。キノは途中で知り合った夫婦の敵討ちがしたかったのでしょうか。

今回のお話では、人間の言葉を話す犬とモトラドのエルメスのやり取りがおもしろかったです。

キノの旅-the Beautiful world-3(廉価版)
今回キノがやってきた町は、町にやってきたものを有無を言わせず戦わせるというとんでもない町でした。

戦いを拒否すれば、奴隷として一生こき使われる。戦いに優勝すれば、1級市民としてこの町で暮らすことができるのです。しかし、その途中の戦いで負けてしまえば相手に殺されることになります。

キノのような女の子が、ここで一癖ありそうな連中と戦ってゆけるのか心配でしたが、キノは下手な暗殺者よりも強いのでした。これだけの戦闘力を、キノは一体どこで身につけたのでしょうか。

キノは何とか1回戦、2回戦を勝ち残り、準決勝まで進出することができました。しかし、そこに残ったメンバーは手強そうな人ばかりです。果たしてキノは、このメンバーと戦って生き残ることができるのでしょうか。

線路の上を旅するうちに、キノは3人の老人と出会いました。

一人目の老人は、線路を磨いていました。いつか使うことがあるかもしれないと会社に言われたから。
二人目の老人は、線路を解体していました。もうその線路を使わないからと会社に言われたから。
三人目の老人は、線路を敷設していました。また、そこに線路を引くように会社に言われたから。

出会った老人にキノは、仕事をしなくてもいい国の話をしました。その国では、仕事をする必要はないのですが、人間にはストレスが必要だということで、機械のやった仕事を確認する無意味な行為が人間の仕事なのでした。

線路の上の老人たちも仕事をしなくていい国の人たちも、やっていることは本質的に同じことでした。私たちは彼らを笑うことができるでしょうか?

次にキノが訪れたのは、多数決で物事を決定する国でした。ずっと多数決で物事を決定して、反対した者を死刑にしてきたその国では、いつの間にかたった一人の人間しかいなくなってしまいました。
たった一人残ったその人は、キノたちに国に残るようにお願いします。しかし、キノたちは町から去ることに賛成しました。反対した男は、自ら命を絶ちました。

今回のお話も、何気なく生きている日常の中でふと考えさせられるようなお話でした。

キノの旅-the Beautiful world-2(廉価版)キノがキノになるまでのお話でした。

少し不思議な物語の雰囲気がとてもいいです。今回はキノの過去が語られました。キノは最初からキノだったわけではなく、大人の国から逃げ出した時に今のキノになったんですね。

キノになる前のキノは花の名前を持った女の子でした。そこは12歳になると頭の手術を受けて、嫌いな仕事でも笑ってこなせるようになる国。どんな仕事でもいわれた通りすることになる国。

旅人のキノが現れたことで、少女は自分の未来に疑問を持ちます。しかし、両親に大人になる手術を受けたくないと言った時、それは異常な驚きを持って受け入れられました。この国では、それを拒否する子供は失敗作として殺されてしまうのです。

危うく殺されそうになったキノを救ったのは、旅人のキノでした。しかし、少女キノを救ったために、旅人のキノは殺されてしまいます。少女キノは、エルメスと共に大人の国から逃げ出し、旅人のキノになったのでした。

今のキノと少女のキノでは風貌が違いますが、きっと旅する間にいろいろなことがあったんでしょうね。キノが毎日拳銃の抜き打ちの練習を欠かさないのも、それが明日も旅するために必要なことだからでしょうか。

1つの予言書にまつわるお話でした。終末の日を迎えようとしている国、伝統を求めている国、悲しみの歌を歌い続けている国、そして予言にある国を滅ぼそうとしている国。

猫好きな私としては、伝統の国の猫耳ダンスが一番気に入りました。(^^;
町の人みんなが猫耳ダンスを踊って旅人を楽しませてくれる国っていうのは、ちょっといいかも。キノも一緒に踊ればよかったのになあ。

終末を迎えようとしている国では、どうしてみんなが司祭の言葉を信じてしまったのでしょうか。みんな、世界が終わることを望んでいたのでしょうか。
予言にある国を滅ぼそうとしている国もそうです。みんな、その国を滅ぼす口実を探していたのでしょうか。

悲しみの国は、どうしていつまでも悲しみの歌を歌い続けることにしたのでしょうか。喜びに満ちあふれた歌を歌うことだってできたはずなのに。

雪の中で遭難している男たちを、キノが助けるお話でした。

食料にするためにキノがウサギを狩る場面が、何となく残酷な感じでした。しかし、考えてみれば直接手をくだしてはいませんが、私たちが生きているということは他の生き物を犠牲にしながら生き延びていることでもあるですよね。

いまだにわからないのですが、キノは男の子なのでしょうか。それとも女の子なのでしょうか。
見た目の雰囲気は男の子なのですが、今回指輪をもらってよろこんでいるみたいだったし、もしかして女の子なのかなあ。

キノが助けた男たちは人買いでした。彼らは雪の中で生き延びるために、捕まえた子供たちを食べて飢えをしのいでいたのです。食料にするために狩られたウサギ。食料にされた子供たち。どちらも同じように食べられてしまいました。キノに倒された男たちによって。

今回のお話は、命について考えさせられました。食料にされたウサギと子供。キノに倒された男たち。死の前では、どの命もみな平等なんだと思いました。

キノの旅-the Beautiful world-1(廉価版)
キノという少年(?)と話をするバイク、エルメスの物語です。

キノがどうして旅をしているのかはわかりませんが、自然と物語に引き込まれました。話ができるオートバイという設定はおもしろいですね。最初、キノが何と話をしているのか全然わからなかったので、独り言を言っているのかと思いました。

第1話では、キノが人の痛みがわかる国を訪れました。この国は科学がとても発達していて、あらゆる作業をロボットがやってくれます。とても便利なのですが、不思議なことに人の気配がありません。
やがてキノは、この町の人たちが科学者が発明した人の気持ちがわかる薬のせいで、人と人が一緒に暮らしてゆけなくなってしまったことを知りました。

人の気持ちがわかる、一見すばらしいことのように思えますが、どんなささいなことも知られてしまうのでは、かえって争いの元になってしまいました。何事もほどほどが大切ということでしょうか。

なかなか雰囲気のいい作品なので、次のお話を見るのが楽しみです。