日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


Papa told me Cocohana ver.4 ~小さな愛の歌~ (マーガレットコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me Cocohana ver.4 ~小さな愛の歌~」を読み終えました。

このところ1〜2年に1冊という緩やかなペースでの出版ですが、このゆったりさがこの作品に合っている感じですね。
今回も11編の短編が収録されていました。今回はアリスカフェのお姉さんたちや、知世ちゃんのいとこの強君も久々に登場しました。

どのお話もいろいろなものを心の中に残してくれましたが、その中でもフラダンスを習っているお姉さんの物語「ホワイト プルメリア」、旦那さんを亡くした女性の物語「グレート ボヤージュ」、知世ちゃんのひいお祖母さんが登場する「ハーティー グリーティング」、知世ちゃんが乗馬を体験する「ポニー アイランド」、丹沢さんという若い編集者の物語「ジェントル レイン」あたりが特に気に入りました。(^^)

その中でも「ポニー アイランド」で語られた知世ちゃんの夢、「いつか白馬に乗った王女サマになって、お父さんがピンチの時に風のように駆けつけて、悪い奴らを蹴倒してやる」には大笑いしてしまいました。
一瞬、「少女革命ウテナ」を思い出しましたが、知世ちゃんの場合は王子様になりたいのではなく、あくまで王女様のまま、お父さんを助けに颯爽と駆けつける・・・なんですね。(^^;
サスケ 全10巻完結 (小学館文庫) [マーケットプレイス コミックセット] [コミック] by 白土 三平 [コミック] by 白土 三平 [コミック]...古本屋で偶然、サスケの文庫版を見つけました。100円均一コーナーに置かれていて格安だったので、懐かしくて思わず購入してしまいました。

昔、たぶん小学生くらいの頃に一度読んだことがありますが、その時はサスケの忍術の解説は好きでしたが、忍者同士の対決の場面はちょっと怖いな〜と思いました。たしか再放送のアニメも見ましたが、独特な絵柄とちょっと暗い物語の展開が心に残りました。

その後しばらく読む機会がありませんでしたが、大学の頃に再読したら忍者としてのサスケの成長と、それを厳しくも温かく見守る大猿の姿、そして豊かな自然描写、農民=搾取される者と領主=搾取する者の戦い、キリシタンの弾圧なども描かれていて子供向けを超えた凄い作品だったんだと驚きました。

そうして白土三平作品にはまり、「忍者武芸帳 影丸伝」「カムイ伝」「ワタリ」「忍者旋風」「狼小僧」など、小学館文庫で発売されていた作品を読みあさりました。その中では、やはり「カムイ伝」のスケールの大きさに驚きました。
「カムイ伝」を見ていると、白土作品の作画の移り変わりがよくわかります。聞いた話によれば、これは作品の内容に合わせて作者が絵を変えたらしいですが、第1巻と最終巻では「これが同じ作品か」と思えるほど絵が変わっています。

話がサスケから脱線してしまいましたが、大人になってから読み返しても忍術解説は楽しかったです。もっとも分身の術のように、素早く動いて何人もいるように見せるのは無理だと思いますが^^;、風上からしびれ薬をまく春花の術、糸などを利用して草や木の葉を揺らして別の場所にいるように見せかける空蝉の術などは、実践できそうな気がします。

そうそう。それで思い出しましたが、サスケといえば最大の技は、やはり微塵隠れの術です。これは洞窟などに追い詰められた時、入り口に爆薬を仕掛けて自分は穴を掘って地中に潜り、爆風をかわしつつ近づく敵を爆風で倒すという大技です。これを試すために、花火の爆竹の火薬を集めようと思ったこともありました。(^^;

でも、作者もそれを心配したのか、安易にサスケの術を真似して死んでしまう子供たちが描かれていたので、怖くて実験できなかったですが。(^^;

学生時代に読んだ時は、労働者と権力者の戦いの部分が凄いと思いましたが、今読み返してみると古さを感じますね。
交通手段や情報機器の発達によって、世界がどんどん狭くなっている今、労働者と権力者の対立という単純な構図では世の中を説明しきれなくなっていると思います。それほどに現在の世界は、複雑怪奇なさまざまなつながりの上に成り立っていると思いますので。

最後に、カムイ伝の第3部も描かれていませんので無理だとは思いますが、もし何とかなるものならサスケの続きを描いて欲しいと思います。今の結末だと、あまりにもサスケが哀れで救いがありませんので。(;_;)
ファイブスター物語 (13) (100%コミックス)永野護さんの「ファイブスター物語」13巻が発売されました!

誤った情報が流れたこともあったので、今回の情報も半信半疑でしたが、本当に発売されて驚きました。(^^;
なんと12巻から9年ぶりくらいの刊行らしいです。8月10日に発売と聞いていたのですが、ネット書店を利用したら今日家に届いていました。ちょっと得した気分です。(^^)

まだパラパラと中を見ただけですが、12巻までと大きく絵柄や設定が変更されているようですね。ファティマの衣装が、プラスチック・スタイルになった時も驚きましたが、今回はモーターヘッドの名称がゴティックメードに変更されていたり、デザインが骸骨みたいなスタイルに変わっていたりで驚きました。

「花の詩女 ゴティックメード」は見ていないのですが、どうやらそちらとの関係がありそうですね。それなら「花の詩女 ゴティックメード」もチェックせねばと思ったら、この作品は映像や音声のデータが巨大すぎて、DVDなどが発売されていないんですね! これも驚きでした!(メディア1枚におさまらないなら、複数枚数に分割してもいいので発売してくれないかなあ)
Papa told me Cocohana ver.3 〜薔薇色の休日〜 (マーガレットコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me」シリーズの新刊「Papa told me Cocohana ver.3 ~薔薇色の休日〜」を読み終えました。

今回も読んでいてほっこりできる作品が、11編収録されていました。ヤングユーに連載していた時のようなパワーはなくなりましたが、これからも毎年1冊くらいのペースでいいので、素敵な物語を読ませて欲しいです。

内容的に共感したのは、仕事をする中で疲れてしまった人たちの物語でした。キャリアを鼻にかける人がいたり、同僚同士の中にも派閥があって、そこから外れてしまった人には冷たい態度を取られたり、大人が働いていく中にも人間関係というめんどくさいやりとりにうんざりしてしまうことがあります。それがこの作品を読むことで、また明日からもがんばる元気をもらえます。

今回ちょっと珍しい展開だったのは、知世ちゃんが同じ学校の子から妬まれて、ちょっとブルーになって学校を休みたいと言い出すお話があったり、知世ちゃんが大好きなお父さんの風邪を心配するあまり、お父さんとケンカしてしまうエピソードがあったことです。

このちょっとイレギュラーなお話も、結末はこのシリーズらしくて安心しました。でも、こういう変化球は、やっぱりたまにだけにして欲しいです。(^^;
Papa told me Cocohana ver.2 〜雲のテラスで〜 (マーガレットコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me 〜雲のテラスで〜」を読み終えました。この本、昨年の夏に発売されていたのですが、完全に見落としていました。不覚・・・。

この巻は、Cocohana Ver の第2巻となります。このシリーズは、ヤングユー版のB6サイズが長かったので、今の新書版サイズはいまだに少し違和感があります。内容的には、一番油が載っていた時期から見ると見劣りしますが、それでも時折手に取ると安心できるシリーズの1つです。

今回は11作の短編が収録されていました。その中では、最後の2つ「ファースト・オブ・メイ」と「スクール・アワーズ」がよかったです。「ファースト・・・」の方は、田舎から出てきて将来はフランスでインテリアの勉強をしたいとがんばっている女性が、職場の意地悪な先輩にいじめられて落ち込んでいます。でも、彼女の夢を励ましてくれた友人のことを思い出して、もう一度歩き出すお話です。

これを読んだ時、昔から「Papa told me」のこういうところが好きだったんだと思い出しました。誰しも世知辛い日常を生きていると、悲しい思いをしたり、苦しくなってしまうことがあります。でも、そんな時にがんばれとやさしく背中を押してくれる温かさ。そして、応援してくれている誰かがいるよと、思い出させてくれる。
読み終わった後に、明日からもがんばろうという小さな力をもらえるところが大好きです!

「スクール・アワーズ」は、定年退職を間近に控えた女性教師のお話です。やっと重荷から解放されるという思いとは裏腹に、自分は先生という肩書きを脱いだら何者でもないのではないかという不安。しかし、その最後の授業の日、思いがけないプレゼントがありました。彼女が育てた生徒たちが、彼女の退職を惜しんで顔を出しました。これだけでも素敵ですが、知世ちゃんから素敵な帽子をプレゼントされた彼女は、これからは自分自身としてかっこよく生きていけそうです。
藤子不二雄さんの「愛蔵版 まんが道」第4巻を読み終えました。

突然人気作家になった満賀と才野は、自分たちの限界を超えた仕事を引き受けてしまいました。そのため締め切りに終われて、四苦八苦することになるのでした。そうして2人は、これからは仕事の量を調節して、締め切り前に作品を仕上げるようにしようと誓うのでした。

ところが、その誓いもむなしく、2人は再び大量の仕事を抱え込んでしまいました。その上、夏休みにふるさとに帰郷することを決めた2人は、故郷に帰った途端気が抜けてマンがが描けなくなってしまうのでした。結局2人は、何本もの連載や別冊の仕事を落とすことになってしまいました。

落ち込む2人のところに、テラさんから手紙が届きました。それを読んだ2人は、各方面にお詫びするために再び上京することを決めるのでした。帰ってきた2人に、テラさんは厳しい言葉をぶつけました。その言葉を聞いて、2人は土下座してでも謝って再起することを誓うのでした。マンガを失えば、2人にとって生きる意味はないのですから・・・。

こうして2人は再起に向けて動き始めました。しかし、各出版社には2人の悪評が流れていて、なかなか仕事をもらえません。それでも2人を信じて仕事をまわしてくれる編集者もいました。その期待に応えるために、2人は死ぬ気でがんばって仕事をするのでした。

そんな中、2人や多くの新人マンガ家を育ててくれた漫画少年が廃刊することになってしまいました。そのことに衝撃を受けながらも、新漫画党としてトキワ荘を中心に集まったマンガ家たちはこれからもがんばっていくことを誓うのでした。そんな新人マンガ家たちの努力が続いていくところで、少年キング版まんが道はひとまず終わります。

この本には、少年キング版に先立って少年チャンピオンに描かれた「まんが道・あすなろ編」も収録されていました。こちらは満賀と才野が小学校の時に出会ったところから始まり、高校時代に手塚先生のところを訪問するまでが描かれています。
物語の流れとしては、この「あすなろ編」の方が先になりますので、本に収録する時もできればこちらを先に収録してくれればよかったのにと思いました。
藤子不二雄さんの「愛蔵版 まんが道」第3巻を読み終えました。

この巻では、いよいよ満賀と才野が東京へと上京して新人マンガ家として活動を開始します。手塚先生の助けを受けたり、先輩のテラさんに誘われて新人マンガ家を集めた新漫画党というグループを発足させたりしました。ここまでの「まんが道」も面白いのですが、本格的にマンガ家として活動し始めたこともあって、この巻からの展開は今まで以上に面白いですね。

そんな2人の最初の下宿先は、満賀の親戚の家でした。そこでは、わずか2畳という狭い部屋で2人は生活することになるのでした。最初は仕事もあまりなく生活もピンチに陥りますが、じょじょに仕事も増えて何とか生活が軌道に乗り始めました。そんな時、2人は手塚先生がトキワ荘から出るという話を聞きました。そして、その後に2人が入らないかと持ちかけられたのでした。

迷った末に、トキワ荘への引っ越しを決めた2人でしたが、そこには敷金という大きな問題が待っていました。3万円という敷金は、今の2人には支払えるものではありませんでした。ところが、手塚先生の好意で敷金問題は解決してしまいました。こうして2人は、念願のトキワ荘へと引っ越したのでした。

トキワ荘へ引っ越してからの2人は、仕事も順調で忙しい日々を送っています。別冊の話も持ち上がったりして、2人は急に忙しくなるのでした。

というわけで、いよいよ楽しいトキワ荘生活のスタートです。今や伝説ともいえるトキワ荘での生活ぶりの描写は本当に楽しいです。その中でも特に注目したのが、トキワ荘の住人が食べている食事です。フランスパンのメンチカツはさみとか、自炊料理の描写とか、なんだかワクワクするものがありました。
藤子不二雄さんの「愛蔵版 まんが道」第2巻を読み終えました。

この巻では、満賀と才野がいよいよ本格的にプロのマンガ家として動き始めます。その手始めとして、手塚先生に預けた「ユートピア」が単行本になりました。自分たちのマンガが本になったことで、満賀と才野は大感激するのでした。

その後も、満賀は新聞社勤めをしながら才野との合作に励みます。今度のターゲットは雑誌です。ユートピアのような長編マンガは雑誌には需要がありませんが、読み切り短編なら需要があることを先日の上京で2人は知っていました。そこで西部劇のマンガを描いて、それを雑誌社に送りました。その作品は採用されて、2人の雑誌初デビュー作品となったのでした。

その上、それがきっかけとなって、その雑誌の姉妹誌からも原稿の注文が舞い込みました。今度は32ページの別冊です。その依頼にも見事に応えた2人のところへ、東京の雑誌社から編集者がやって来ました。なんと2人に少年誌への連載を頼みたいというのです。

よくよく考えた上でそれを引き受けた2人でしたが、勢い込んで描いた作品は読者から支持されず、やむなく打ち切りということになってしまいました。そんな中、再び東京に赴いた満賀は、そこで寺田ヒロオと出会いました。テラさんに東京での暮らしぶりを尋ねた満賀は、いよいよプロのマンガ家として上京する決意を固めるのでした。

ということで、この巻では満賀と才野が上京するまでが描かれました。その合間に、満賀の新聞社での仕事ぶりも描かれました。仕事で大失敗したり、厳しさをしったり、このあたりの描写は社会人になってから読んだ方が胸に迫るものがありました。
そうそう。ところで満賀は、本当に女好きですよね。(^^; 電車の中で涼子のそっくりさんを目撃して妄想したり、給仕の芳野さんに惹かれたり、後輩の竹葉さんにベタボレしてしまったり、ちょっと可愛い女の子が登場するとすぐにフラフラしちゃいますね。(笑)
藤子不二雄さんの「愛蔵版 まんが道」第1巻を読み終えました。この本が発売された時は、まだコンビが解消されてなかったようで、A先生の表記になっていませんでしたので、藤子不二雄名義としました。

この第1巻では、満賀と才野が宝塚にいる手塚先生に会いに行くところから物語が始まります。憧れの手塚先生との出会い、そして「来るべき世界」は実は1,000ページも描かれていたことを知った衝撃。そして才野と満賀は、気持ちを新たにマンガに立ち向かうことになります。

この巻でのメインは、高校生の満賀たちの生活です。将来に対する不安や希望、それは誰にでもあるものだけに、読んでいて心を動かされるものがありました。そして2人は、東京の出版社に原稿の持ち込みをすることを思い立ちます。そのための資金作りとして、懸賞付きマンガ原稿の応募にチャレンジすることになりました。そうして、マンガで収入を得られるあたり、2人にはやはり実力があったんだなあと感じました。

そうして東京に上京して、手塚先生と会った2人は原稿を手塚先生に託すことになりました。慌ただしく帰郷した満賀を待っていたのは、クラスの憧れの人・霧野涼子の自殺という悲しい現実でした。この霧野涼子ですが、昔まんが道を読んだ時は、桜井涼子という名前だったと思うのですが、何かの都合で名前が変更されたようですね。

高校を卒業した満賀たちは、社会人になりました。満賀は新聞社に、才野は製菓会社に勤めることになりました。
しかし才野は、会社勤めが性に合わず、わずか1日で会社を辞めることになってしまうのでした。
こうして満賀は会社勤め、才野は自宅でマンガ修行という日々が始まったのでした。そんな2人の次のターゲットは、雑誌へのマンガの掲載です。

久しぶりに読んだ「まんが道」でしたが、マンガ家を目指す2人の熱い情熱、コンプレックスに満ちた高校生活、マンガと会社の2足のわらじと、読み応えがあって面白かったです。
少年時代 (1) (中公文庫―コミック版)藤子不二雄Aさんの「少年時代」を読み終えました。

東京の小学生、風間進一は空襲を避けるために富山県のとある村に疎開することになりました。そこで進一を待っていたのは、絶対的な権力をふるう暴君のような同級生・タケシでした。そんなタケシに進一は、時に助けられ、時にいじめられて、振り回される毎日を過ごすことになるのでした。

子供の頃に、この作品も読んだことがあるのですが、その時には陰湿ないじめが描かれていたりして、好きになれる作品ではありませんでした。しかし今、こうして読み返してみると、美しい自然描写や子供たちの複雑な関係など内容的に深みがあって、とても読み応えがありました。
Papa told me Cocohana ver.1 〜丘は花でいっぱい〜 (マーガレットコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me Cocohana ver.1 丘は花でいっぱい」を読み終えました。

このところクイーンズコミックとして、単発に発売されていた「Papa told me」ですが、どうやら今回からはマーガレットコミックスとして発売されていくようです。これまでなかった巻数表示がついたことで、これからはもう少し定期的に発売されてくれるとうれしいです。・・・とはいえ、1つ残念なのはヤングユーコミック版は絶版になってしまったのか、新しい単行本では紹介がなくなっていました。今の「Papa 〜」もいいですが、私が一番好きなのはヤングユー時代だったので、ちょっと寂しいですね。

物語本編は、間違いなく「Papa 〜」でした。このところのシリーズでは、メルヘン色が強くなったような気がしていましたが、この本では少し現実の方に戻ってきた感じです。ヤングユー時代は、知世ちゃんはすらりとした感じでしたが、この本では少しふっくらとして、より子供らしくなったような気がします。

相変わらず1つ1つは小さな物語ですが、読み終わった後に幸せな気持ちになれたり、癒されたり、ふんわりした気持ちになれたりして救われます。(^^)
華中華(ハナ・チャイナ) 15 (ビッグ コミックス)「華中華」15巻を読み終えました。

前巻の終わりでは、華ちゃんが銀河楼の有田に脅されて大ピンチでした。その危機をどう切り抜けるのかと思ったら、とっても華ちゃんらしい決着の付け方で、またこの作品が好きになりました。(^^)
いろいろと感想を書きたいのですが、今回の展開では物語が大きく動きますので、たとえ感想という形でもネタバレしたくありません。気になる方は、ぜひ本を手にとってください。

それにしても、この作品も15巻です。チャーハンだけをメインに、どれだけ作品が続けられるのかと気になって、ここまで作品を追いかけてしまいました。しかし毎回本当に新しいチャーハンが次々と登場して、星の数ほどレシピがあるという言葉に嘘はなかったと感心しています。
観用少女【完全版】 明珠 (コミック愛蔵版)川原由美子さんの「観用少女・明珠」を読み終えました。

以前朝日ソノラマから出ていた単行本も持っているのですが、古本屋でこの愛蔵版を見つけて思わず購入してしまいました。いろいろなバリエーションの短編が収録されていて楽しいですが、どれをとってもプランツには本当に癒されますね。こんな商品があったら、家にも1人欲しいです!

そういえば、プランツって一体いくらくらいするんでしょうね!?
安いのから高いのまであると思いますが、貴族趣味ということとか考えると、一体1億円とかするんでしょうかね!?
ミルクや衣装も最上級品でなければダメなのでお金がかかりそうですが、本当に一体欲しいなあ。(^^;

ところで、作者の川原由美子さんは最近はどうされているのでしょうか!?
「前略ミルクハウス」あたりから読んでいますが、このところ新作を発表されてないような気がするんですが・・・。
初期少女・幼年作品 (藤子・F・不二雄大全集)本日発売された藤子・F・不二雄大全集の「初期少女・幼年作品」を買ってきました。この中には「まんが道」で紹介された「バラとゆびわ」など、超レアな初期作品がたくさん収録されていて、初期の藤子作品が好きな方にとってはおいしい内容となっています。

その本の中に入っているチラシを見て驚きました。なんと神奈川県の川崎市に藤子・F・不二雄ミュージアムが今年の9月3日にオープンするんですね。公式HPを調べてみたら、入場は完全予約制ということですので事前に予約が必要ですが、逆に言えば予約しておけば人混みにまみれることなく藤子作品を楽しめる場になりそうです。

子供の頃からの藤子作品ファンとしては、ぜひ行ってみたいところですが、今の体調だと絶対に無理ですね。(;_;)
でも、体調さえ回復すればいける可能性もあるわけで、いつか行ってみたいという夢は持ち続けたいと思います。
しかし、都会はこういう楽しそうな施設がいろいろとあっていいな~。家のような地方にも、こういった施設を作ってくれないかなあ。(^^;
罪と罰 (手塚治虫漫画全集 (10))ドストエフスキーの「罪と罰」を読み終えたので、そのきっかけとなった手塚治虫さんのマンガ版「罪と罰」を読み返してみました。

ラスコーリニコフが犯罪を犯す場面などは、同一の構図で時間の経過だけを描くという、かなり斬新で演劇的な手法が使われているのに驚きました。この描き方は、原作の演劇的な雰囲気をうまく伝えていると思いました。そして、常に熱狂に支配されているようなペテルブルグの街の描写も、モブシーンをうまく生かして表現していると思いました。

原作が長大な作品だから仕方ないのかもしれませんが、お話的にはかなり端折った感があるのが残念でした。特に、ラスコーリニコフがソーニャに自分の罪を打ち明ける場面は、もう少しページ数を使って欲しいと思いました。
また、原作と大きく変わった設定としては、スヴィドリガイロフがあります。彼はラスコーリニコフの妹・ドゥーニャを恋慕い自滅してゆくのですが、それが政府に対する反動分子に置き換えられていたのは残念でした。
あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 13 (ビッグコミックス)「あんどーなつ」13巻を読み終わりました。

前半は、奈津が提灯職人の松宮から頼まれて、浅草の小学校で和菓子作りを教えることになるお話でした。
子供たちとはすぐに打ち解けた奈津ですが、担任の東出先生には反感を持たれてしまいました。自分の失敗に気がついた奈津は、総合学習の当日に先生と仲良くなろうとするのでした。
東出先生の奈津への反感は八つ当たりのようなものなのですが、それでも奈津は落ち度は自分にもあったと考え、先生の心を開くように心がけるのがよかったです。

後半は、関取の隅田川が登場するお話でした。お花見で出店を出していた奈津たちは、そこで関取の隅田川と出会いました。隅田川は、奈津たちのお店の商品を買い占めようとしましたが、前のエピソードで知り合った小学生の健太にたしなめられてしまいました。

それがきっかけとなり、健太と隅田川の間に友情が生まれました。ケガをして場所を休場していました。次の場所で負け越したら、隅田川は幕下に落ちてしまいます。そんな隅田川を励ますために、健太は隅田川が勝つ度に満月堂のおまんじゅうをプレゼントすると言い出すのでした。

そんな健太の期待に応えようと、隅田川は練習にも熱が入ります。そうして、いよいよ五月場所を迎えました。
しかし気合いとは裏腹に、どうしても隅田川は勝つことができません。そして、とうとう負け越しを決めてしまったのでした。しかし、健太との約束がある隅田川は、それでも残りの試合を休場しようとはしませんでした。そうしてがんばる隅田川ですが、どうしても勝つことができません。

そんな中、中学校に進学した健太は、柔道部の先輩から難癖をつけられて、隅田川が勝てなかったら柔道部に入部すると約束してしまったのでした。なんとか勝って欲しい。健太の願いもむなしく、隅田川はとうとう最終日まで負け続けてしまいました。そして最終日、ご隠居の計らいで奈津たちは隅田川を直接応援するために、国技館まで繰り出すことになったのでした。

果たして隅田川は最後の勝負に勝つことができるのか!? 次巻の発売が楽しみです。
華中華 13 (ビッグコミックス)華中華の13巻を読み終わりました。

銀河楼飯店の店長・有田は、相変わらず他の店のぱくりメニューを作らせています。そればかりか、テレビ局にどんどん取材させて、それらのメニューを自分たちが考えたかのように売り込んでいるのです。しかし、有田のせこさが影響して、せっかくのテレビ取材も無駄にしてしまいました。

しかし、それでもめげない有田は、エコと称して残飯を再利用することを思いつきました。しかし、これにはさすがに天罰があたり、料理を試食した有田自身が食中毒で入院することになってしまったのでした。そのおかげで、お店は休業。雇われていたバイトや派遣社員の人たちは困っています。

それを助けるように華ちゃんが提案しました。満点大飯店のマダムはその提案を受け入れて、彼らを湘南の海の家で働くスタッフとして雇ってくれたのでした。ところが、ここに有田がまた顔を出しました。いろいろと華ちゃんの邪魔をして困らせた有田でしたが、華ちゃんたちはそれをきっかけに、新たなチャーハンを作り出したのでした。
おまけにマダムは、そのメニューを銀河楼飯店で出してもいいという太っ腹な対応です。このマダムの最初は嫌なキャラでしたが、だんだん人間がまるくなってきましたね。

最後は、チビ太の恋の物語です。チビ太は食べるラー油を満点大飯店でも生かせないかと研究していましたが、よその真似の料理はダメと島野にダメだしされてしまいました。その罰として下働きをさせられることになったチビ太でしたが、華ちゃんの取りなしで事務の明菜さんとのデートが決まってうかれています。
そして明菜とデートに出かけたチビ太は、ダメダメなイタリアンの料理を出されてお店を出ることに・・・。そんなチビ太は、明菜のために自作のチャーハンをご馳走するのでした。

料理長の島野を中心に、満点大飯店がいい感じでまとまってきて、読んでいて不愉快になるキャラが少なくなっていい感じですね。(^^)
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)島本和彦さんの自伝的(?)マンガ、「アオイホノオ」1巻を読み終えました。

これまでも自分自身を主人公にしたような、「燃えよペン」などの作品がある島本さんですが、この作品では大阪芸大時代の様子が描かれています。作中で、当時の島本さんがどんな風にあだち充さんや高橋留美子さんのマンガを読んでいたかが描かれ、そのどこからわき上がってくるのかわからない自信に大笑いさせてもらいました。

この大阪芸大時代、島本さんはエヴァンゲリオンの監督・庵野秀明さんと同級生だったようです。そこで庵野さんが描いたパラパラマンガに打ちのめされる場面は、それぞれが描いたパラパラマンガのサンプルも用意されていて、とても説得力がありました。

さらに、巻末には島本さんと庵野さんの対談が収録されていました。この方たちくらいの世代が、たぶん最初のオタクと呼ばれる世代だと思いますが、宇宙戦艦ヤマトを見ての庵野さんの作品への入れ込みようは、今のオタクに通じるものがありますね。
M(ムウ)W(1) (手塚治虫漫画全集 (301))手塚治虫さんの「MW(ムウ)」を読み終えました。

主人公である神父と銀行員は、16年前に駐留軍基地がある小島で毒ガスの流出事故に巻き込まれました。彼ら2人だけは、運良く生き延びたのですが、島の住人は毒ガスで全滅してしまいました。しかし、政府と米軍の隠蔽工作によって、事件は闇から闇へと葬られたのでした。

銀行員である結城は、表の顔はまじめな行員です。しかし、その裏の顔は、目的のためなら殺人も辞さない、恐るべき殺人者だったのでした。結城は次々と金持ちを誘拐しては、多額の身代金を手に入れます。「バンパイア」のロックもそうでしたが、平然と悪事をこなす結城がちょっと魅力的でした。

結城は神父である賀来に、自分の罪を懺悔します。この2人、なんと昔からの同性愛関係にあったのでした。
賀来は結城の犯罪を止めようとしますが、結城は賀来を出し抜いて次々と犯罪を重ねるのでした。そんな結城の狙いは、大量殺人兵器であるMWを手に入れることでした。

この作品は、手塚作品にしてはかなりダークな作品です。犯罪を重ねる結城の姿には、どこか大藪春彦さんの小説のヒーローとだぶるものを感じました。映画にもなったということで、今回興味が出て読んでみたのですが、とても面白かったです。
あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 12 お茶と和菓子 (ビッグコミックス)「あんどーなつ」12巻を読み終えました。

竹蔵の結婚話も一段落して、この巻からは再び満月堂での奈津の修行の日々が描かれました。
前半は、奈津の通っていた製菓学校の後輩が、満月堂へ実習へとやって来るお話でした。ところが、その実習生の中の1人が、今ひとつ仕事に対してやる気がありません。奈津は先輩として、その態度にやきもきさせられることになるのでした。

そして中盤は、またしても獅子屋の仕掛けで、銀座のデパートで一ツ橋流の家元と全国の和菓子屋がタイアップして、和菓子展が開かれることになりました。そこに満月堂は、これまで一ツ橋流から贔屓にされていたお菓子ではなく、あえて奈津の作った新作で勝負することになりました。
ところが、奈津の拵えたお菓子は、なぜかデパートでもあまり売れません。その理由を女将さんと梅さんは事前に気がついていたようですが、奈津を育てるために、あえて失敗させることを選んだのでした。

後半は、満月堂からのれん分けしたお店がお店をたたむお話と、奈津が亡くなったお母さんの生まれ故郷を訪れるお話でした。

どのお話もぴりっとしていいお話でしたが、やはり中盤の和菓子勝負が見応えがありました。目先の勝負の勝ち負けではなく、あえて職人を育てるために負ける勝負をさせる。そんな満月堂の老舗ならではの、人の育て方が特に印象に残りました。
華中華 12 幽霊と泥棒店長 (ビッグコミックス)華中華の12巻を読み終わりました。

この巻では、新キャラとして島野の昔の知り合いチェーン店の銀河楼飯店の店長・有田が登場しました。
この有田、なんと他の店のメニューをパクって自分の店のメニューに加える泥棒のような男でした。へんな悪役キャラが登場したことで、作品のほのぼのとした雰囲気が壊れないか心配でしたが、そこは主人公の華ちゃんの魅力と、満点大飯店のチームワークの良さで暗い話にならなくてよかったです。

そんな有田が、陳料理長が考え出した牛肉包みチャーハンを、あたかも自分のところが元祖であるようなことを言って売り出しました。それをきっかけに、横浜中華街では牛肉包みチャーハンブームが起こったのでした。
満点大飯店の島野は、最初はそのブームに乗ることを拒否していましたが、オーナーに頼み込まれて、とうとう牛肉包みチャーハンに挑戦することになりました。

お店のみんなの協力もあって、そのチャーハンは大人気です。しかも、オーナーの奈可子が1週間だけ限定で、そのチャーハンを1,000円という原価割れ価格で販売したために、より人気が高まりました。こういった売り方は、資金力がある大手ならではですね。

有田のお店は、満点大飯店に人気をさらわれて、再び閑古鳥が鳴いています。そんな有田は、窮地を挽回するために上海店のお茶チャーハンを盗むことを思いつきました。これに華ちゃんは、どう対抗するのでしょうか!?
オバケのQ太郎 3〔F全集〕 (藤子・F・不二雄大全集)藤子・F・不二雄大全集として「オバケのQ太郎」が発売されているのを見つけて、思わず購入してしまいました。

既に5巻くらいまで発売されているらしいですが、今回購入したのは3巻でした。普通に1巻からとも思ったのですが、この3巻には何度も読み返すくらい大好きだった「Qちゃんロードショー」が収録されていたからです。
このお話で紹介されている反射幻灯機、小学生の頃に友達と一緒に作りました。・・・とはいえ、材料費がなくて板きれが買えなかったので、最初に作ったものはボール紙のような丈夫な紙を使って作りました。それでも、ちゃんと上映することができて、感激したことを今でも覚えています。

その後、少しだけ予算ができたので、薄い板きれを買ってきて2号機を制作しました。加工には手間がかかりましたが、こちらの方がより本格的なものを作ることができました。そして幻灯機を作ったら、次は上映するための素材作りです。どんな内容のものを作ったかは忘れてしまいましたが、自分の描いた絵が壁に投影されるのは楽しかったですね。(^^)

藤子不二雄さんの代表作といえば、今では「ドラえもん」なのでしょうが、個人的にはドラえもんよりもオバQの方が思い入れが強いです。たしか最初に買ってもらったマンガの本は、オバQの単行本だったんじゃないかな。
ドラえもんと比べると、オバQはたいした能力もありませんし、便利な道具を出してくれるわけでもありません。でも、子供と一緒になって、子供の視点で遊んでくれるという点では、オバQの方が親しみやすい存在なのかもしれませんね。便利な道具で何でも解決ではなく、一緒に悩んで考えて行動してくれるのがよかったのかもしれません。
Papa told me ~カフェで道草~ (クイーンズコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me」シリーズの最新刊、「カフェで道草」を読み終えました。

ヤングユーコミックから発売されていた時は、一時はどうなってしまうのかと心配になるくらい暗い内容が多くなりましたが、コーラスへ移ってまた以前のようなほのぼのとして優しい作風に戻ってくれて安心しました。前巻から優しい雰囲気はありましたが、それは今巻でもちゃんと引き継がれているので、安心して読むことができました。

ただ、ヤングユーからコーラスに移って、知世ちゃんのキャラクターデザインがちょっと変わりましたね。以前と比べると、少しふっくらしてクマのぬいぐるみみたいだなあと思うことが度々ありました。(^^;
相変わらずおしゃまな知世ちゃんですが、見た目の感じは以前よりもさらに子供っぽくなった感じですね。これはこれで悪くないと思うのですが、キャラデザ的にはヤングユーの頃が気に入っていたので、ちょっとだけ残念でもあります。

でも、まあ作者と一緒に作品も成長してゆくものですから、きっとこれから先も知世ちゃんは変わり続けるんでしょうね。この先に、どんな知世ちゃんと出会えるのか。これからも継続して単行本が出版されて、見守り続けることができたらいいなあと思います。(^^)
華中華 11 幽霊と涙雨 (ビッグコミックス)「華中華」の11巻を読み終えました。

今回は、満点大飯店にちょっとした動きがありました。これまで満点大飯店で料理長をしていた陳さんが、一流ホテルの料理長としてお店を去ることになったのです。その後任として、新しい料理長に就任したのはカリスマ料理人の島野でした。これまで島野は、お笑いキャラ的なイメージが強かったですが、この巻ではお店を去る陳料理長の心情に配慮したり、新しい料理長としてスタッフを掌握してみせたり、これまで見られなかった人間的な深みが感じられました。

そのおかげで、満点大飯店はこれまで以上に繁盛しているようですが、新しい職場で陳料理長はとても苦労しているようです。その現場を目撃してしまった華ちゃんは、陳料理長がうまくいくように、神社にお参りをするのでした。そんな華ちゃんの様子を知って、華ちゃんの叔父である満点大飯店の元オーナーが動きました。
元オーナーの励ましで、陳さんは状況を打破できるのでしょうか!? 次の巻が発売されるのが楽しみです。
今日の早川さん3 限定版2巻が発売されたのが2008年でしたので、2年ぶりに「今日の早川さん3」が発売されました。

SF好きの早川さん、ホラー好きの帆掛さん、純文読みの岩波さん、ラノベ読みの富士見さん、稀少本コレクターの国生さんの5人が、本ヲタの共感を呼ぶ内容で楽しませてくれました。(^^)

今回はいろいろと登場人物たちに変化がありました。その中でも一番驚いたのは、なんと早川さんと同じく非モテ・グループだったはずの国生さんに彼氏ができました! さらに、岩波さんには双子が生まれました。本好きの岩波さんの子供がどんな子に育つのか楽しみですね。

さらに、今回は今まであまり描かれることのなかった国生さんの家庭生活が明らかになりました。現在は一人暮らしをしている国生さんですが、なんといいところのお嬢様でした。国生さんが本好きなのは、どうやらお父さんの影響らしいのですが、そのお父さんは現在失踪中みたいです。国生さんには妹がいることも判明しましたし、この先どんな意外な秘密が明らかになるのか楽しみです。
あんどーなつ 江戸和菓子職人物語 11 桃の夜舟 (ビッグ コミックス)「あんどーなつ」の11巻を読み終えました。今回は、竹蔵の結婚話の続きと、大阪から突然満月堂へとやって来た珠子のエピソードを中心としたお話でした。

鎌倉の源月堂の一人娘・美鈴との結婚話が出て、鎌倉で働くことになった竹蔵。しかし、そんな竹蔵を、源月堂の今岡は目の敵にするのでした。なぜかと思ったら、以前は今岡が美鈴の婚約者候補だったこともあったからです。職長は竹蔵をかばってくれますが、今岡の竹蔵への嫌がらせはやみません。お店の中は、それが原因でギクシャクしてしまうのでした。

その頃、満月堂は大阪から奇妙な客人を迎えていました。大阪で和菓子屋を営んでいる大園珠子です。なんと珠子の主人は、昔満月堂からおはぎの味を盗んだのだそうです。ところが、旦那さんが亡くなってしまい、お店は珠子と息子が支えることになりました。しかし、これまでのお店の味との違いをお客さんに指摘されて、お客はどんどんお店から離れてしまいました。
そんなお店を建て直すために、珠子は大阪から満月堂のおはぎの味を教えてもらいにやって来たのでした。

今回も、人情豊かでそれでいて背筋が伸びるようないいお話で楽しませてもらいました。メインとなるストーリーも面白かったですが、奈津と梅が竹蔵の様子を心配して鎌倉に出かけた時(運悪く行き違いになってしまいましたが)、それに気がついた美鈴が二人を駅まで見送り行った時、二人が去った後も美鈴が頭を下げ続けている場面が印象的でした。
華中華(ハナ・チャイナ) 10 (ビッグコミックス)「華中華」の10巻を読み終えました。

前巻の終わりで、テレビのCM撮影に協力した華ちゃん。ところが、そのCMがテレビで放映されて好評だったことから、予想外のトラブルに巻き込まれてしまいました。幸い、お店に断りなくCMに出演したことはお咎めなしになりましたが、同じように下積みで働いている従業員は、華ちゃんだけが取り上げれられるのが面白くありません。
しかし、華ちゃんが島野からもらったチップを先輩たちにあげたおかげで、珍しくチビ太先輩たちが華ちゃんをかばってくれました。
個性的なキャラが多い、作品ですが、いっけん意地悪なキャラもどこかに優しさを持っているのがいいですね。(^^)

そして、華ちゃんの勤め先である満点大飯店にも少しずつですが変化が訪れました。経営を仕切っている元オーナーの娘・奈可子が、父親の元に相談に訪れました。それなりに経営が順調な満点大飯店ですが、何か大切なものを忘れているのではないかと奈可子は気がついたのです。
そのきっかけは、上海亭のレシピを売ってもらおうとして失敗したことにありました。そこで奈可子は、お客に愛される上海亭の姿を目の当たりにして、何か心を動かされるものがあったのでした。

そんな奈可子に、元オーナーは自分の修業時代の話をしてくれました。そして、お客様が笑顔になれるようには、従業員にも笑顔が必要だということに気がついたのでした。そこで珍しく、大入り袋が出ることになりましたが、例によって華ちゃんの分だけありません。落ち込む華ちゃんに、島野が自分はボーナスをもらえるからと、自分の大入り袋を譲ってくれたのはちょっといい話でした。(^^)
ふたつのスピカ16 (MFコミックス フラッパーシリーズ)15巻が発売された時から予告されてわかっていたことですが、本日10月23日、9年間にわたって続いてきた「ふたつのスピカ」がついに完結しました。(;_;)

この巻では、宇宙飛行士となったアスミが、とうとう宇宙に飛び出しました。ロケットの運転手さんになると言っていたアスミが、本当に宇宙に行ってしまうとは、とても感慨深いものがありました。
最終巻となるこの巻では、アスミたちの過去が描かれつつ、ついにアスミとライオンさんのお別れが描かれました。少し前の巻から、いつかライオンさんがアスミの前からいなくなってしまうのではないか!?と匂わされていましたが、それがとうとう現実のものとなってしまいました。
それはとても悲しいことでしたが、別れがあるから出会いもあるという、とてもこの作品らしい締めくくりだったと思います。

初めてこの作品を知ったのは、アニメの再放送でした。アニメは残念なことにアスミたちがまだ夢の途上にあるところで終わってしまいましたが、できればきちんと続編を制作して欲しいです。
途中からではありましたが、この作品の新刊が発売されるのがとても楽しみでした。読み進めば進むほど、どんどんアスミたちのことが好きになっていきました。
もうこれで、新たなアスミたちの活躍が見られないのは残念ですが、アスミたちみんなきっと今日も元気に自分の夢を実現させるためにがんばっているんだろうなあと思います。

最後に、素敵な作品を描いてくださった柳沼行さん、本当にありがとうございました。スピカはこれで完結しましたが、次回作ではどんな物語を読ませてくれるのか、とても楽しみです。
あんどーなつ 10 (ビッグコミックス)「あんどーなつ」10巻を読み終えました。今回のメインは、奈津の兄弟子・竹蔵でした。

これまで結婚と縁がなかった竹蔵ですが、満月堂と縁がある鎌倉の源月堂の一人娘・美鈴との縁談が持ち上がったのです。ただし、この縁談には条件がありました。美鈴と結婚したら、竹蔵は婿養子として源月堂の跡継ぎにならなければならないのです。
本来であれば、実家の和菓子屋を継ぎたかった竹蔵でしたが、彼が満月堂で修行している間に、お店は妹夫妻にコンビニに変えられてしまいました。

そんな苦しさも抱えている竹蔵でしたが、ついに満月堂を辞めて、美鈴と結婚して源月堂の跡取りとなることを決めたのでした。しかし、そのお店の先輩には、美鈴に結婚を断られた男がいて、竹蔵のことを目の敵にしています。そんな中で、これから竹蔵がどう頑張って行くのか楽しみです。

今回も、読んでいると背筋がしゃんとしてくるようなお話ばかりでした。お客様への気遣い、結婚して店を出ることになった竹蔵との女将さんや梅吉の距離の置き方、そのどれもが筋が一本通っていて、読んでいてとても清々しい気持ちになりました。

また、普段はダメダメな田能久の若旦那ですが、兄のように慕っている竹蔵が鎌倉へ行くと知って、自らその送別会の幹事を買って出るなど、意外な心意気を見せてもらいました。しかし、その心意気もまだ中途半端で、またしても奈津と顔を合わせる機会を逃してしまったのには笑いましたが。(^^;
華中華(ハナ・チャイナ) 9 (ビッグコミックス)「華中華」の9巻を読み終えました。

相変わらずハナちゃんは、満点大飯店で料理人の島野のアシスタントとして働いています。その一方で、休みの日には嫁ぎ先の康彦のところで主婦もこなして大忙しです。でも、どんな時でもハナちゃんは笑顔で前向きなのがいいですね。

今回は、横浜開港150周年に向けた話題が多かったです。その中でも特によかったのが、タクワンを使ったチャーハンをハナちゃんが作り上げるお話でした。上海亭のチャーハンがおいしいからと、港湾労働者の2人組がやって来ます。しかし、その料理がタクワンのチャーハンと聞いて、お昼を奢ってもらった方が怒りだしてしまいました。

そんなお客さんに、上海亭のお爺さんが、横浜開港の歴史を語ります。今でこそ発展して大きな街となった横浜ですが、それも先人たちがお握りにタクワンだけというご飯に不平も言わず、黙々と働いてくれたおかげで今があるのです。

それから、地味にですが新キャラが追加されました。満点大飯店の経理事務の新人、原田明菜さんです。まだ仕事にも1人暮らしにも不慣れな彼女ですが、住んでいるところがハナちゃんと同じ寮ということもあり、この先何かトラブルの原因にならないかちょっと心配です。