日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


静流は学校の音楽準備室から不思議な音が聞こえてくるのに気がつきました。

そこでは、物の怪たちが何やら音楽を演奏して楽しんでいます。そして、音楽準備室には小関さんという女の子が入り浸っていたのでした。何度か準備室の様子をのぞきに行くうちに、静流は小関さんと仲良くなりました。

小関さんは、静流と同じように東京の学校から転校してきたのでした。しかし、授業をさぼったり、素行にはいろいろと問題があるようです。人付き合いもよい方ではなく、生徒たちの間ではいい噂を聞きません。

しかし、小関さんは静流に今まで聞いたことのないような音楽を聴かせてくれました。それがきっかけで、静流もどんどん音楽にのめり込んでいったのでした。そんな静流を友人は心配してくれます。そして、静流もあまりにも準備室にのめり込んでしまう小関さんが心配になったのでした。

そのことを小関さんに注意した静流でしたが、それ以来小関さんは学校にも来なくなってしまいました。それと共に準備室からの音楽も消えてしまい、静流は何となく寂しい思いをすることになりました。

しかし、小関さんが教えてくれた音楽の楽しさは、静流の中に残っていました。普段聞いている何気ない物音。そんな音たちも、耳を澄まして聞いてみれば、それぞれに音楽を奏でているのでした。

やがてまた小関さんが準備室に帰ってきました。静流はのめり込まないように距離を置きながらも、小関さんや物の怪たちの演奏を楽しんでいるようです。

今回は、静流と小関さんの関係が何となく百合っぽかったですね。(^^;
1本のイヤフォンで音楽を聴き合う静流と小関さんは、何となくラブラブに見えましたし。
ちょっと不満だったのは、結局お休みしている間小関さんは何をしていたのかが描かれなかったことです。
梅雨の季節がやって来ていました。その時期になると、物の怪たちの活動がより一層活発になるようです。

そんな物の怪たちの姿を見ることができる静流は、この季節になると憂鬱になってしまうようです。普通の人たちには見えないものを、数多く見ることになってしまうからです。
そんな時、静流は他の人たちに、自分が見えていることを話したくなってしまいます。しかし、それを話した時、今静流の側にいる友達は同じように付き合ってくれるのでしょうか!?

そんな時、庭で見かけた幽霊のような女性をモチーフにして書いた静流の小説が、学内の文芸誌に掲載されました。リアリティがあると褒め称える友達たちを見て、本当に物の怪を見たことを書いていることに、静流は少し罪悪感を持っているようです。

見える力に対して、うとましさを感じていた静流でしたが、梅雨が明けると共に、その鬱々とした気持ちも晴れたようです。静流は確かに見ることができますが、見たことを上手く人に伝えられるのは、あくまで静流自身の文章力だと思います。
最後の瑞生の、静流は書くことは上手だけれど話すことは苦手というあたりに、静流の長所と短所が見えたような気がしました。
つむじ風のような物の怪に悩まされていた瑞生は、ある日不思議な杖を拾いました。その杖を持っていると、物の怪を寄せ付けないようにできるのです。お祖父さんは、それはただの棒だといいますが、瑞生はだんだん杖の力を信じるようになりました。

優等生キャラの静流より、お調子者の瑞生がメインになった方がお話が面白いですね。
杖を手に入れた瑞生の様子は、ドラえもんから便利な道具を借りて調子に乗っているのび太君のようでした。(^^;

最初は杖の力を使っていい感じだったのですが、そのうちに杖の力を当てにしすぎて羽目を外してしまいます。それが原因で、友達から頼まれていた壁新聞の写真撮影も忘れてしまうほどです。おまけに、杖を勝手に触れたのが原因で、友達を怒鳴りつけてしまいました。

さすがにそれではいけないと、杖を捨てようとする瑞生でしたが、杖をつかんだまま手が開かなくなってしまいました。
お祖父さんの助けを借りて、何とか杖を手放すことができましたが、いずれ瑞生も1人で物の怪と向き合っていかなければならない時がきます。その時までに、しっかりと独り立ちできるようになるといいですね。
今回は、静流のことが気になっている有田君に取り憑いたマメオトコという物の怪のお話でした。

いつ頃からか、有田君は静流のことが気になっていたようです。しかし、静流は恋に関しては超鈍感。そんな静流に気がついてもらうのは、至難の業なのでした。(^^;
そんな有田君に取り憑いているのがマメオトコ。とくに悪さをする物の怪ではないようですが、彼の行動に口を挟んできたり、失敗を笑ったりとうるさい存在です。

静流は有田君にマメオトコが取り憑いているのを知っていますが、お祖父さんは無害な物の怪だから放っておけと言います。
そんなある日、マメオトコが有田君に力を貸して、静流に話しかけてきました。そのおかげで、有田君は静流と話をするきっかけはつかめましたが、静流の方はちょっと迷惑そうです。

そんな有田のことが気になっているのが、幼なじみの信乃です。静流に有田君を取られてしまうのではないかと、信乃は気が気ではありません。静流が迷惑していることを有田に伝えましたが、かえって有田を怒らせてしまいました。

それまではマメオトコの力を借りていた有田君でしたが、自分自身の力で静流に話しかけてみることを決意しました。しかし、静流と話をするために文芸部に入ろうとしていることを信乃に知られて、言い合いになっている恥ずかしい姿を静流に目撃されてしまいました。
それを見て、マメオトコは大笑い。怒った有田君は、マメオトコを叩き潰してしまいました。

それで、とりあえず有田君の目からマメオトコは見えなくなったようです。静流との関係はうまく行きませんでしたが、それをきっかけに信乃とはちょっといい感じでしたね。
でも、マメオトコは死んだわけではなくて、相変わらず有田君にまとわりついているようです。また、そのうち有田君がマメオトコを見ることもあるのでしょうか。

今回はゲストキャラの目線からのお話で、今までと違った雰囲気が楽しかったです。
特に静流が恋に関しては、瑞生以下だったのには笑ってしまいました。有田君だけでなく、この先も静流に恋する男性はたいへんな思いをすることになりそうですね。(^^;
ひな祭りの季節を迎えていました。遅刻しそうになって学校へと走る瑞生は、途中にある橋の上で何やら異様な気配を感じました。

橋を走り抜けようとした瑞生でしたが、その途中で何かにつまずいたように転んでしまいました。その橋の上には、かなり強力な物の怪が取り憑いているようです。
おかげで学校に遅刻してしまった瑞生ですが、凧揚げ大会があると聞いて大喜びです。男の子たちと一緒に凧を作って、早速あげてみようとしますが、学校の校庭は運動している生徒たちでいっぱいで、ゆっくり凧揚げができません。

男の子たちは、だったら河原で練習すればいいと言いますが、そこへ行くためにはあの橋を渡らなければなりません。お祖父さんに言われて、その橋を渡らないようにしていた瑞生は、他の場所で練習しようと提案します。

しかし、苦労して山の上まで上がる途中で、疲れ果てて自転車で転倒してしまい凧が壊れてしまいました。男の子たちは、どうして凧揚げでこんなに苦労しなければいけないのかと怒って帰ってしまいました。

落ち込む瑞生でしたが、静流と一緒に豪華なひな人形展を観に行った帰り、石垣の隙間からきれいな花が咲いていることに気がつきました。人も花も、いろいろと逆らいがたい運命の元に生まれてきます。しかし、どんな環境でも自分の頑張り次第では、花を咲かせることができるのだと瑞生は気がつきました。

そんな瑞生の様子を見て、男の子たちも再び凧作りに戻ってきました。そして完成した凧を揚げるために、河原に行こうと瑞生が言い出しました。
思い切って橋の上を駆け抜ける瑞生でしたが、物の怪たちの抵抗は思ったよりも激しいものでした。しかし、瑞生はそれにも負けず、とうとう橋を渡りきってしまいました。おかげで全身が痛くて動くことができなくなってしまいましたが、人にすがろうとしている物の怪の気持ちがわかったようです。

そして、物の怪の正体が判明しました。それは河原に捨てられた人形たちの悲しみだったようです。人形たちは、お寺で供養されることになりました。

今回は瑞生がメインのお話でした。この作品は瑞生がメインで走る方が、面白いお話になることが多いみたいですね。(^^;
師走のある日、静流はダイマナコという厄神と出会いました。

佐保さんと出会ったことも関係しているのかもしれませんが、静流は物の怪のことに詳しい分だけ最新の流行には疎いようです。そんなある日、静流は瑞生がダイマナコに取り憑かれているのを目撃しました。カゴをかぶせて、すぐにダイマナコは払われましたが、それ以来静流はダイマナコのことが気にかかっている様子です。

そして年が明けて、新年を迎えました。友人たちと神社にお参りに行った静流は、そこで再びダイマナコと出会いました。世の中から古いしきたりが消えてゆくことで、ダイマナコたちもやがては消えてゆく運命のようです。
厄神ではありますが、そんな世間の流れがどこか寂しい静流でした。

そして2月になって、ダイマナコはこの地から去ってゆくことになりました。厄神だから、追い立ててくれというダイマナコを静流と瑞生は一生懸命はやし立てて送り出してあげるのでした。彼女たちが覚えている限り、この地にダイマナコがこられなくなることはないでしょうね。(^^)

今回は、大きな動きがないお話でしたが、時の流れの中で変わりゆくものの寂しさが感じられて、見終わった後に心に温かいものが残るお話でした。
厄神でありながらも、礼儀正しくて飄々としたところが感じられるダイマナコもいい味だしていました。
このところ低調な展開が続いていた「もっけ」ですが、今回は久しぶりに楽しいお話でした。

瑞生は村での生活に満足していました。しかし、静流が友人たちと他の街にも行ってみたいという話をしているのを聞いて、いつか静流が自分の側から離れていってしまうのを寂しく思うのでした。

そんな瑞生の側に、夏に出会ったカマイタチがやって来ました。瑞生が物の怪に取り憑かれそうになっているのを助けてくれたのですが、カマイタチとは名ばかりで鎌が使えなくなってしまった物の怪さんです。

何度努力しても術が上手く使えないカマイタチですが、瑞生はそれでいいと思っていました。そうすれば、ずっとカマイタチが側にいてくれるからです。しかし、ある日それをカマイタチに話したら、彼を怒らせてしまいました。彼は術を復活させるために、本気で努力していたのです。

それ以来、カマイタチは瑞生の側にやって来なくなってしまいました。それを寂しく思っていた瑞生ですが、静流と一緒に歩いている時に突然物の怪に取り憑かれてしまいました。
大ピンチの瑞生を救ったのは、様子を見ていたカマイタチでした。瑞生を助けようと必死になることで、カマイタチはとうとう鎌を使えるようになったのです。

カマイタチは瑞生の前から消えてしまいましたが、それでも瑞生は満足そうです。
もしかしたら、近い将来瑞生と静流は別々に暮らすことになるのかもしれませんが、もしそうなっても瑞生は1人でもちゃんとやっていけることでしょうね。(^^)

以前のイズナの話もそうですが、瑞生+小動物キャラというのはこの作品では楽しい展開になりますね。ちょっと抜けたところもありますが、どこか筋が一本通っているカマイタチのキャラがとても楽しかったです。
静流は、霊やあちらの世界のことにとても興味を持っている佐保さんという女性と知り合いました。佐保さんの周囲には、なぜかいつも霧がかかって見えます。

上品で頭脳明晰なのに、佐保さんが話すことはあちらの世界に関連したことばかりです。最初はそれを凄いと感心していた静流ですが、佐保さんに感化されるあまり静流までもがあちらの世界ばかりに興味を持って、こちらの世界を忘れそうになってしまいました。

しかし、静流がそれに気づいて、佐保さんにこちらの世界からの風を送ってあげたおかげで、少しは佐保さんの霧が晴れる時も訪れるようになりました。あちらの世界に興味を持つことはいいですが、それだけにのめり込んでしまってはいけないということでしょうか。

今回は、またいつもにも増して地味なお話でしたね。(^^;
佐保役を演じた桑島法子さんの好演もあって、言葉遣いも丁寧で優しいのに、なぜか人から避けられてしまう佐保さんの雰囲気がよく出ていたと思います。
ただ、お話としてはあまりに地味すぎて、燃えたり萌えるものが足りないような気がしました。(^^; この作品にそれを求めるのが間違っているような気もしますが・・・。(笑)

妄想的には、佐保さんは今後も静流にべったりでしょうから、将来的には百合展開もありうるのかなあと・・・。(笑)
瑞生が修学旅行に出かけるお話でした。物の怪に取り憑かれやすい性質の瑞生は、お祖父さんが一緒でないと旅行するのも一苦労のようです。

楽しいはずの旅行なのに、物の怪に取り憑かれるのではないかと思うと、今ひとつ旅行を楽しめない瑞生なのでした。そんな瑞生が物の怪に憑かれそうになった時、不思議なお婆さんと出会いました。何気にセクハラ婆さんでしたが^^;、そのおかげで瑞生は物の怪に取り憑かれずにすんだようです。

修学旅行では、瑞生はクラスみんなの写真を撮す撮影係を担当していました。しかし、同じクラスの女の子にカメラを貸したら、その子がカメラを落として壊してしまいました。ただでさえ物の怪のことで神経を使っている瑞生には、相手を思いやる余裕もありません。

そんな瑞生の前に、再びあの不思議なお婆さんが現れました。お婆さんは、カメラを壊した女の子に思い知らせるために、手厳しい仕返しをするべきだと瑞生をそそのかします。
瑞生も一瞬そう思いかけますが、旅行前にお祖父さんに飲まされた護符が効力を発揮して、瑞生に異変が起こっていることを知らせます。

お婆さんに言いくるめられそうになる瑞生でしたが、すんでのところでそれを思いとどまることができました。瑞生を助けてくれたように見えたお婆さんこそが、瑞生に憑いているものだったのでしょうか。

カメラを壊した女の子は、せめてものお詫びにと、自分のお金を出して使い捨てカメラを買って瑞生に差し出しました。彼女は彼女なりに、瑞生に悪いことをしてしまったと反省して、自分のできうる限りの方法で瑞生に許しを求めてきたのです。
それまでに写した写真は失われてしまいましたが、使い捨てカメラで撮った楽しい写真は、なくなってしまった写真より、より価値のあるものになったのではないでしょうか。

今回、大笑いしてしまったのは、瑞生が友達に自分が憑かれやすい体質だと言うことを告白した場面でした。友人たちは、それを物の怪のことだとは思わずに、"疲れやすい"という意味だと思い込んだようです。(^^;
今回は久しぶりに物の怪らしい物の怪が登場したお話でした。

瑞生の友人・久佐子は、白いマフラーを大切にしています。しかし、なぜか最近久佐子はそのマフラーをしてきません。そんな時、瑞生はジャタイと呼ばれる物の怪に取り憑かれてしまいました。

お祖父さんが出かけているために、すぐに対処はできません。静流に見てもらっても、白い紐のようなものが見えるだけです。たいした害はなさそうですが、それでもなぜか瑞生はジャタイのことが気になってなりません。

そんな時、瑞生は久佐子が隣のクラスの榎本と幼なじみだと知りました。運動神経抜群の榎本は、瑞生ともいい友達です。久佐子の気に入っていたマフラーは、誕生日に榎本からもらったものだったのです。

それを知った瑞生は、久佐子に一緒にマフラーを探してあげると声をかけますが、久佐子は瑞生には関係ないと怒ってしまいました。榎本のことが気になっている久佐子は、瑞生と榎本が親しくしているのが気になっていたのです。

それでもジャタイが気になってならない瑞生は、榎本を引き連れてマフラー探しに出かけてしまいました。2人で竹藪の奥に進んでゆくと、どんどんジャタイの気配が強くなります。
そして、瑞生はジャタイに絡め取られるように引き寄せられてしまいました。

大蛇のような姿に怯えた瑞生でしたが、思い切ってジャタイへと突き進みました。そして、そこには久佐子のマフラーがあったのです。詳しい事情は描かれませんでしたが、久佐子のマフラーはベンチから落ちたのを清掃のおじさんにゴミと一緒に回収されてしまったのでしょうか。

マフラーを久佐子に返して、瑞生と久佐子はようやく仲直りすることができました。ジャタイの正体もはっきり説明されませんでしたが、瑞生が榎本と仲良くしていることを妬んだ久佐子の気持ちが作り出したものだったのでしょうか!?

最後に、静流がヘビを切り刻んでいた子供たちを咎めた村長さんが、ヘビに取り憑かれてしまった話をしましたが、このエピソードは特に必要ないような気もしました。
沢田さんというお祖父さんから、瑞生たちのお祖父さんがケサランパサランという毛玉のようなものを預かりました。持っている者に幸運を授けてくれるものらしいのですが、新しく生まれたケサランパサランを誰かに引き取ってもらいたいのだそうです。

幸運が訪れると聞いて、瑞生は早速ケサランパサランを飼ってみたいと言い出しました。お祖父さんもそれを認めてくれて、瑞生はケサランパサランの飼い主になったのでした。
それからの瑞生は幸運続きです。学校に遅刻した時は、運良く先生も遅れてきました。給食で残ったプリンをじゃんけんで勝ち取ることもできました。そして、週末にお父さんとお母さんが静流と瑞生の元へとやって来ることになったのです。

大喜びの瑞生は、もしもケサランパサランが増えたら、それを友達や知り合いに分けてあげるつもりです。しかし、そんな浮き浮きした気分も両親がやってきたことが原因でかき消えてしまいました。
瑞生たちのお母さんは、2人が物の怪に関わることを嫌がっていたのです。

その夜、瑞生たちが寝付いた後、お母さんはお祖父さんに食ってかかりました。夢うつつでそのやり取りを聞いてしまった瑞生は、ケセランパサランと別れることを決意するのでした。

そして、ケサランパサランは村の高台から新しい飼い主を求めて飛び立って行ったのでした。次はどんな人が、ケサランパサランと出会うのでしょうか。

今回のお話は、ちょっと微妙でした。一番気になったのは、瑞生が飼うと言ったケサランパサランを、結局は野生に放つことになってしまったことです。最初は可愛がっていたペットを、自分の都合が悪くなったからと安易に捨てるみたいで、見ていて気分がよくありませんでした。
毎日雨が降り続いています。そんな中、静流と同じクラスの扶美は隣町のお祭りを楽しみにしていて、晴れ女の私が日曜日は絶対に晴れさせると意気込んでいます。しかし、野球部の高梨は「雨でもいい」と元気がありません。

実は高梨の野球部は、以前の南中との試合に大敗していたのです。その時のピッチャーだった高梨は、必要以上に責任を感じて、今度の試合でも同じ結果になったらどうしようかと悩んでいたのでした。

そんな高梨の悩みも知らず、扶美は日曜日を絶対に晴れさせるために、静流たちを巻き込んでてるてる坊主作りに余念がありません。しかし、扶美は口では雨が降ればいいと言っていた高梨が必死で練習している姿を見て、強く信じれば願いは絶対に叶うと彼を励ますのでした。

しかし、相変わらず雨は続いて、さすがの扶美もちょっと弱気になってきました。そんな時、静流はてるてる坊主をさかさまに吊すと効果があるかもしれないと扶美に教えるのでした。私は知りませんでしたが、てるてる坊主の歌の3番では晴れにしてくれないと罰を与えるという歌詞になっているらしいです。

それを聞いた扶美は、早速自宅のてるてる坊主を逆さ釣りしました。その効果があったのか、日曜日には嘘のような快晴です。扶美は意気揚々とお祭りへと繰り出してゆきました。
そして、高梨もまた対抗試合へと挑みます。最初は敵のチームのヤジに動揺した高梨でしたが、扶美の言葉が彼を支えてくれました。
これまでの練習の甲斐もあって、高梨は見事なピッチングで相手チームを抑えたのでした。

晴れ女の扶美は、天気を晴れにするだけでなく、高梨の心も晴れやかにしてくれたようです。(^^)

普通、こういった展開だと、実は扶美が高梨に惚れていたとかなりそうなのですが、今回のお話では恋愛要素はゼロで、扶美があくまで自分のために晴れて欲しいと思っていたのが面白かったです。
いつも明るく元気で笑顔の瑞生。しかし、ワライヤミという物の怪に取り憑かれて、ことあるごとに笑われるようになってしまいました。

もうすぐ行われるマラソン大会に向けて、瑞生は元気いっぱい頑張っています。でも、うっかりな面もあって、掃除当番を忘れて帰ったりもしてしまいます。そんな時も、瑞生の笑顔を見ていると、みんな彼女を憎めません。

しかし、同じクラスの飯田さんは、そんな何でも笑って誤魔化してしまうような瑞生の態度が許せない様子です。
そんな時に、瑞生はワライヤミという物の怪に取り憑かれてしまいました。いつもはお祖父さんのお札で物の怪が寄ってこないようにしているようですが、今回は自力で解決してみろとお祖父さんから言われてしまいました。

それからの瑞生はたいへんです。ことあるごとにワライヤミが瑞生の行動を嘲笑うので、どうも調子が狂っていつもの元気が出ません。おまけに飯田さんは、マラソン大会で瑞生を負かそうとやる気満々です。

こうしてマラソン大会の当日を迎えました。ワライヤミのおかげで、今ひとつ瑞生は本調子ではありません。それなのに、飯田さんは瑞生への対抗心をむき出しです。
そして、とうとう大会が始まりました。最初はワライヤミの笑い声が気になってならなかった瑞生でしたが、追いついてきた飯田さんに負けないように必死で頑張るうちに、ワライヤミの声が遠ざかってゆきました。

お祖父さんの話では、この物の怪はお酒でよっぱらうなどして憂さを晴らしてしまえば、消えてしまうもののようです。小学生の瑞生はお酒を飲むわけにはいきませんが、全力を尽くして頑張ることでお酒を飲んだのと同じ陶酔感を味わうことができて、ワライヤミが消え去ったのでした。

そんな瑞生の無茶な頑張りに呆れながらも、とうとう飯田さんも瑞生に笑顔を見せてくれました。必死に頑張ったことで、ワライヤミが消えただけでなく、飯田さんとも気持ちが通じ合うことができたようです。
静流は幼い頃から物の怪を見ることができました。そこで、瑞生が生まれる前からお祖父さんの家で暮らしていたようです。

それ以来、静流は何か人に見えないものが見えても、それを外では話さずに家でだけ話すことにして暮らしてきたようです。しかし、クラスメートの亜季のお兄さんに何かがついていることを知ってしまった時、静流はお祖父さんの言うようにそのままの状態にしておくことに苦しさを感じたのでした。

亜季のお兄さんは、成績優秀で優しい人でした。しかし、夏の模擬試験の成績が今ひとつだったあたりから様子が変わってしまったのでした。勉強だけに没頭して、家族と一緒に食事も取らず、人との接触も避けているようです。

そんな亜季の様子を見かねた静流は、お祖父さんに物の怪を祓って欲しいとお願いしました。
しかし、お祖父さんはそんな静流の苦しさを見抜いていました。これまでずっと物の怪を見続けてきた静流でしたが、それが自分の友人に関わってきた時、それを見守っていることが苦しくなってしまったのです。
でも、静流にはそれを祓うための技も覚悟もありません。それなのに、安易にお祖父さんに物の怪を祓って欲しいと頼んでしまったのでした。

静流のお小遣いからお祓い料を払うことで、お祖父さんは亜季のお兄さんのお祓いをしてくれることになりました。
お兄さんが変わってしまった原因、それはお兄さんの心の変化にありました。これまで弁曲くらいしか取り柄がなくて、ずっと勉強を頑張ってきたのに、模擬試験では遊んでいた友人にかなわなかったのです。
ずっとよい成績を取り続けるうちに、お兄さんの心には遊んでいる者を見下す気持ちが生まれていたのでした。それなのに、遊ばずに勉強していた自分がそれに及ばなかった。それが物の怪を引きつける原因になったようです。

お兄さんだって、本当は勉強よりも遊びたい時があったのです。しかし、これまでその気持ちを抑え込んでしまっていたのでした。お祖父さんの力で、物の怪はお兄さんから離れていってくれました。
今回の事件をきっかけに、お兄さんが少しだけ自分に正直に生きることができたらいいなあと思いました。

今回は、見える者としての静流の苦しさ、勉強に追われるお兄さんの苦しさと、2人の心情を細かに描いた内容で、今までに私も同じような経験をしたことがあるので、共感できる部分があるお話でした。
今回は、妹の瑞生とイズナの友情を描いたお話でした。

勉強も家事もできそうですし、友人への心配りも忘れない完璧超人な静流というお姉さんがいると、妹の瑞生にはそれが時にプレッシャーになりそうですね。
そんな瑞生は、神社のお供えが妖怪に食べられているらしいという話を聞いて、興味本位で見に行ってしまいました。そこで、早速イズナという妖怪に取り憑かれてしまった瑞生でした。

しかし、このイズナは基本的に悪い奴ではなさそうです。ちょっとお調子者ですが、瑞生のためにあれこれを知恵を授けてくれるのでした。最初は、それを嫌がっていた瑞生でしたが、イズナのアドバイスで友達に褒められたことから、憧れのお姉ちゃんのようになりたくて、つい調子に乗ってしまいました。

班単位で学級新聞を作ることになりましたが、瑞生はイズナの力を借りて、いつも以上に大活躍しました。最初はそれを喜んでいた友達でしたが、自分の能力をひけらかすようになった瑞生に反感を持ち始めていました。
そして、とうとう瑞生は班の友達とケンカしてしまいました。その原因は、本当は自分が誰かに褒められたいという気持ちにあったのに、ケンカしてしまったのはイズナのせいだと瑞生は怒ってしまいました。

しかし、三毛さんが現れてイズナが瑞生の前から去った時、瑞生は大切な友達の1人がいなくなったことを悟るのでした。悲しむ瑞生を、静流はお母さんのように優しく慰めるのでした。
瑞生の感情の動きが丁寧に描かれていて、最後にはほろりとさせられるお話でした。(/_;)

今回は何といってもイズナ役を演じた中尾隆聖さんが好演されていました。世話好きでお調子者、でもどこか憎めないイズナという妖怪の雰囲気がとてもよく出ていました。
もっけ 其の壱妖怪物は苦手なので視聴する予定ではなかったのですが、川澄さんと水樹さんが姉妹役を演じられていると知って何となく見てみました。

妖怪を見る力を持ったお姉さんの静流と、妖怪に取り憑かれやすい妹の瑞生。2人はそれが原因で、そういったことに詳しいお祖父さんの家に預けられています。
秋の七草を探していた瑞生は、その途中でミコシという妖怪と出会ってしまいました。最初は静流が迎えに来たことで大事に至らずにすみましたが、オミナエシを摘みに行った瑞生はミコシに取り込まれそうになりました。しかし、学校帰りに瑞生が禁じられていた場所へ行くのを目撃した静流のお陰で、なんとかピンチを切り抜けることができたのでした。

妖怪物ということで、もっとおどろおどろしい作品かと思いましたが、全体的な雰囲気はほのぼのとしていて、とってもよかったです。(^^)
その一方で、ちょっと怖い感じのお祖父さんや妖怪が、適度に作品に緊張感を与えてくれて、よりいっそう姉妹の仲の良さが引き立っている気がしました。

特にはまり役だと思ったのが、静流役の川澄さんでした。面倒見のよいしっかり者のお姉さんな雰囲気が、とてもよく出ていました。ただ優しいだけでなく、妹のピンチには毅然と妖怪に立ち向かう強さも持っているのがよかったです。
そして、オミナエシの花言葉の"約束"を瑞生に教えながら、瑞生の褒めるべき点はきちんと褒めて、叱るべきところは叱るお姉さんぶりもよかったです。

また、作品中での妖怪の扱いもよかったです。見えない人が多くても、見るべき人が見れば妖怪はちゃんといるというお祖父さんの言葉もよかったですし、「となりのトトロ」のように物の怪と馴染んでしまうことなく怖さを見せつつ、それと折り合って暮らしてゆくという部分にも共感できました。

公式サイトのキャラ紹介も地味な感じでしたし、全く期待していない作品だったのですが、こんなに面白い作品になるとは思いもしませんでした。次回以降、どんなお話が展開してゆくのか、とても楽しみです。(^^)