日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


郷愁―ペーター・カーメンチント (新潮文庫)久しぶりにヘッセの「郷愁 ペーター・カーメンチント」を読み終えました。

今回読んだのは、新潮文庫の高橋健二さんの翻訳によるものです。思い返してみれば、初めて読んだヘッセの作品が「郷愁」でした。この時は、講談社の世界文学全集に収録されていた登張正実さんが翻訳されたものでした。最初は山間の村の厳しい自然描写が延々と続くのが苦痛だった覚えがありますが、いつの間にかその作品世界に引き込まれていました。

その後、新潮文庫や新潮社から発売されていたヘッセ全集に収録されている高橋健二さんの翻訳と出会いました。さらにずっと後になって、臨川書店から発売されたヘルマン・ヘッセ全集に収録されている春山清純さんの翻訳を読んで、今回再び新潮文庫に戻ってきました。

自分自身の中では、高橋健二さんの翻訳が決定版だと思ってきましたが、今回読み返してみたら思っていた以上に古風な翻訳で驚きました。作品はずっと変わらずそこにあり、自分自身も精神的にはそれほど変わっていないつもり^^;だったのですが、歳月は知らない間に人の心を変えていくものだなあと、しみじみした気持ちになりました。

今回の再読での発見は、作中で言及されているアッシジの聖フランチェスコ(本文中では、アシジの聖フランシスとなっていましたが)に、ヘッセが大きな影響を受けていることに気づいたことです。この聖人については、私は昔は何の関心も持っていませんでした。しかし、エクナット・イーシュワランさんの「スローライフでいこう」を何度も読み返しているうちに、いつの間にか気にかかる存在になっていました。

特に心に残るのが、「平和の祈り」という文章です。Wikipediaを読むとこの文章は聖フランチェスコが書いたものではないようですが、誰が書いたものにせよ、その内容は読み返すほどに心に響くものがあります。

その崇高な教えは、私は一生かかっても実践し抜くことはできないでしょうが^^;、疲れた時や傷ついた時、腹立たしい時、この言葉と向き合うことで穏やかで謙虚な気持ちを思い出させてくれます。
話がヘッセの「郷愁」からかなり脱線してしまいましたが、「平和の祈り」と同じく「郷愁」も再読、再々読に耐える優れた作品だと思います。

作品の後半では、老いや死も顔をのぞかせます。若い頃に読んだ時にはよくわかりませんでしたが、それなりに年取ってから後半を読むと、老いを自覚した主人公の心境に共感できるものがありました。
しかし、ヘッセがこの作品を書いたのは、まだ20代後半です。優れた作家の洞察力、想像力の凄さに感服させられました。あらゆる年代の心に響く何かを持っているからこそ、この作品は今でも読み継がれているのでしょうね。(^^)
マクロスデルタ VF-31Jジークフリード (ハヤテ・インメルマン機) 1/72スケール プラモデルマクロス・エリシオンとシグル・バレンスの激突です!

マクロス・エリシオンのフォールドした先には、ウィンダミアのシグル・バレンスがいました。ウィンダミア国王の狙いは、マクロスのフォールド直後にシグル・バレンスをフォールドさせて、惑星ラグナを攻略することにあったのでした。
すれ違いざまの一撃で、シグル・バレンスのサウンドシステムが破損したのは幸いしましたが、戦略的には完全にウィンダミア国王に出し抜かれた形となりました。

ラグナにフォールドしたウィンダミア軍は、プロトカルチャーの遺跡を手に入れようとします。それを見た新統合軍のラウリは、反応弾を使って遺跡を破壊する作戦を実行しようとします。そこに、マクロスより一足先にハヤテたちがヴァルキーでラグナに駆けつけました。ハヤテたちは、ミラージュの指揮で白騎士キースに戦いを挑みますが、彼らの動きは完全にキースに見抜かれていました。

そんな中、ついに反応弾が爆発しました。反応弾の力で遺跡は消滅したかと思いきや、遺跡が消えたことで亜空間にあったプロトカルチャーの真の遺産が姿を現したのでした。それこそが、ウィンダミアが手に入れようとしていたものでした。新統合軍のラウリは、反応弾を使うと遺跡の本体が現れることを見越していた節がありますね。今回採取したデータを、ラウリはどう利用しようというのでしょうか!?

そして反応弾の爆発に、ハヤテも巻き込まれてしまいました。機体が破損して脱出システムで機外に放り出されたハヤテは、ミラージュによって救われたのでした。ここでいきなり、ハヤテとミラージュの関係が急接近です!
助けてくれたお礼に、ハヤテはミラージュをぎっと抱きしめました。ハヤテが無事だったことを喜びつつも、それを見ていたフレイアは複雑な心境です。

シグル・バレンスは、新たに出現した装置とのドッキングを目指します。さらに、ハインツの歌も復活して、ラグナの人々や統合軍の兵士たちにヴァールシンドロームが発症し始めます。1人でも多くの人をラグナから救い出すために、ハヤテたちの戦いはまだ続きます。自分の機体を失ったハヤテは、なんとメッサーの機体を使って再び空へと向かいます!
この展開、初代マクロスのフォッカーの機体を輝が受け継いだ展開を思い起こさせて、感慨深いものがありました。

そしてワルキューレも、歌で戦いを援護します。その歌は、ヴァールシンドロームを発症しかけていた人々を救いましたが、ウィンダミアの果敢な攻撃に押されています。そんな中、空中騎士団のボーグが中心となって、ワルキューレに攻撃が殺到します。その攻撃で、美雲は負傷してしまいました。しかし美雲は、まだ闘志を失っていませんでした。

そんなワルキューレにとどめを刺すかのように、シグル・バレンスからの砲撃が発射されました。しかし、ギリギリのところで駆けつけたマクロス・エリシオンが、自らを盾とするようにバリアを張って、ワルキューレを守り抜いたのでした。しかし、そのままエリシオンは海中へと姿を消しました。

その頃、メッサーの機体で出撃したハヤテは、キースを相手に苦戦していました。それを見たフレイアは、自らも命がけで空中にダイブして、歌をハヤテに届けます。そんなフレイアの歌の力は、ハインツの力を無効化するほどの力がありました。その歌に力を得たハヤテは、あらためてキースとの戦いに挑みます。普段のハヤテからは考えられないような機動をみせてキースの攻撃をかわすと、今度はハヤテがキースに逆襲します。ハヤテの方も被弾しましたが、ハヤテの攻撃もキースの機体にダメージを与えていました。

その後のキースがどうなったかは不明ですが、あれで撃墜されたとも思えませんので、再びハヤテとキースが激突することになるかもしれませんね。

そして海中に沈んだマクロス・エリシオンも浮上して、シグル・バレンスに砲撃を加えます。この攻撃でシグル・バレンスも大きなダメージを受けたのでした。しかし、戦いはここまででした。ラグナの市民を守るため、マクロス・エリシオンは輸送船団と共にラグナから離脱したのでした。

こうしてラグナは、ウィンダミアの手中に落ちました。しかし、その代償は小さくありませんでした。シグル・バレンスを指揮していた国王が、戦闘中に重症を負い命を落としたのです。亡くなった国王に代わり、これからは宰相のロイドがウィンダミア軍の指揮をとることになるようです。

ウィンダミアとマクロスの戦いは、これからどうなっていくのでしょうか!?

1クールのラストということもあって、今回はマクロス・エリシオンとシグル・バレンスの駆け引き。ハヤテとキースの激闘。それに力を貸すフレイアのダイビングと、見所が満載な感じでした。特にハヤテを助けるために、いきなりフレイアが歌いながら空中にダイブしてからの流れがかっこよかったです!(^^)
キャプテンフューチャー Blu-ray BOX VOL.1(初回生産限定)1970年代の終わりに放映されたアニメ「キャプテン・フューチャー」のBlu-ray-BOXが、この秋に発売されることになりました!(^^)

この作品、なぜかビデオ、LDの時代から発売されず、DVDが発売されるという噂が流れては消え、期待を裏切られるということを繰り返してきました。今回、Blu-ray-BOX発売を知った時も、またいつの間にか消えるだろうな〜と思っていたら、見事に予想を裏切って^^;、amazonでの購入予約が始まっていました!

エドモンド・ハミルトンの原作は1940年代(!)に書かれた、スペースオペラです。原作の主な舞台は太陽系で、火星人とか木星人なども登場します。(^^;
アニメではこの設定は変更されて、銀河系を舞台にしたお話になっていました。キャプテン・フューチャーは、彼の頼もしい仲間フューチャーメンと共に、悪人と戦うというのが基本的なストーリーです。
主人公のキャプテン・フューチャーは、広川太一郎さん。ヒロインのジョーン・ランドールは、増山江威子さんが演じていました。音楽を担当されたのは、ルパン三世などでお馴染みの大野雄二さんです。

原作が長編小説ということもあり、基本的に4話で1つのお話という形の構成でした。悪人たちとの戦いの中、キャプテンたちは何度も窮地に追い込まれます。それを知恵と勇気で切り抜けていくところが魅力的でした。

前にBSで再放送されたことがあり、一部はビデオに録画してあるのですが、画質は悪いし、各話の頭出しは面倒だしで^^;、結局あまり再視聴しませんでした。今回Blu-rayが発売されることになり、ようやく腰を据えて懐かしのアニメを見ることができそうです。(^^)

・・・問題はBOXのお値段がちょっと高いことです。(^^; Vol.1とVol.2をあわせて5万弱くらい。
でも発売は秋なので、それまでにしっかり節約+稼いで^^;、なんとかBOXを購入したいと思います!
魔法つかいプリキュア! フラワーエコーワンド世界を災いから救う力を求めたクシィは、ドクロクシーとなり自らが災いとなってしまいました。そんな闇の力に対抗するのは、プリキュアの絆の力でした!

はーちゃんとリンクルスマホン、リンクルストーン・エメラルドを取り込んで、ついにドクロクシーは完全復活してしまいました。世界そのものから力を取り込むドクロクシーのために、魔法界だけでなくナシマホウ界にも危機が迫ります。

そんな状況を変えたのは、みらいのシンプルな願いでした。自分たちの大切な仲間、はーちゃんを返して!
それがみらいとリコの力になりました。そしてリコは思い出しました。これまで様々な場面で、みらいと手をつなぐことで生まれた絆の力を!

そんな2人の思いに応えるかのように、リンクルストーンが再び2人の前に姿を現しました。その力を使い、みらいとリコはプリキュアへと変身したのでした。ここからの戦闘シーンは、各リンクルストーンの力を活かした、これまでのプリキュアにはない新鮮なものでした。(^^)

テレポーテーションに、魔法障壁と、次々にリンクルストーンの力を惜しみなくプリキュアは投入します。しかし、そんなプリキュアに、ドクロクシーはさらに世界から力を集めて対抗します。さらにヤモーは、自らの意思で自分自身をドクロクシーに捧げました。

しかし強大化するドクロクシーに、プリキュアも一歩も引きません。ダイヤの力を使い、ドクロクシーを浄化しようとします。そして、ここでもプリキュアの力となったのは、ミラクルとマジカルの強い絆の力でした。その力に応えるかのように、ドクロクシーに取り込まれていたはーちゃんも、ドクロクシーの中から抜け出しました。

そしてプリキュアは、ついにドクロクシーを浄化したのでした。しかし、戦いはこれで終わりではありませんでした。
なんと、変身を解除したみらいとリコに、ドクロクシーの怨念が襲いかかったのです!
そんな2人を守ったのは、さらに成長したはーちゃんでした!!!

はーちゃんの不思議な力の前に、ドクロクシーの怨念も消滅しました。そしてリンクルスマホンは、みらいたちの手に帰ってきました。しかし、そこにはーちゃんの姿はありません。はーちゃんは、どこに消えてしまったのでしょうか!?

今回は、ドクロクシーとの決戦ということで、とても力が入ったお話でした。
制作上の都合もあったのでしょうが^^;、前半にリコがみらいとの絆を確認する回想シーンがあったのも効果的でした。
そして単に力押しするだけではない、魔法つかいプリキュアとドクロクシーとの戦いも見応えがありました!
そして来週は、いよいよ新たなプリキュア・キュアフェリーチェの登場です!!!

・・・キュアフェリーチェ、とっても呼びにくい名前ですね。(^^; 個人的には、キュアはーちゃんとでも呼びたいところです。(笑)
銀河英雄伝説〈4〉策謀篇 (創元SF文庫)田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」4巻を読み終えました。

この巻では、銀河帝国、自由惑星同盟、フェザーンの均衡がついに崩れます!
きっかけはフェザーンの手引きによる、銀河帝国の現在の皇帝であるエルウィン・ヨーゼフ二世の誘拐計画でした。フェザーン領内に亡命してきた貴族たちを利用して、まだ7歳の皇帝を誘拐させて、銀河帝国と自由惑星同盟の対立を決定的なものにすべく謀ったのです。フェザーンは既に自由惑星同盟の将来を見切り、今後の宇宙を支配するのはラインハルトだと見ていたのでした。

ラインハルトは、事前にそういった計画があることを察知しました。しかし、彼は"あえて"それを黙認しました。結果として、旧門閥貴族の計画は成功して幼い皇帝は彼らと共に自由惑星同盟へと亡命することになりました。そこで彼らは、自分たちこそが正当な銀河帝国だと独自の政府の樹立したのでした。そして信じられないことに、同盟の上層部もそれに手を貸し、旧門閥貴族を支援する決定を下したのでした。

これはラインハルトにとって、自由惑星同盟への侵攻の絶好の口実を与えることになりました。さらに、それだけでなくラインハルトはイゼルローン回廊ではなく、フェザーン回廊を利用した自由惑星同盟への進撃を計画していたのでした。

その頃、イゼルローン要塞に駐留するヤンにも変化が訪れていました。ヤンの愛弟子であるユリアンが、フェザーン駐在弁務官への転属を命じられたのです。これは先日、ヤンに対して行われた査問会と同じく、政府だけでなく軍部の実権も握ったトリューニヒト派の嫌がらせ的な行為でした。

こうしてユリアンは、イゼルローン要塞からフェザーンへと移りました。この時、既にヤンはラインハルトがフェザーン回廊を使って同盟領に攻め込むであろうことを見抜いていました。ヤンはユリアンに、フェザーン商人の独立心を煽り、ラインハルトの目論見を阻止させる計略を託しました。しかし、時既に遅く、事態はユリアンの努力でどうにかなるレベルを超えていました。

そしてついに、帝国軍の同盟への侵攻が始まりました。もちろん、いきなりフェザーン回廊に戦力を向けるのではなく、まずは陽動として派遣されたロイエンタールの艦隊が、イゼルローン要塞への戦いを挑みます。その後を遅れて発進したミッターマイヤーの艦隊がイゼルローンに向かうと見せて、フェザーンへと向かいます。そしてあっという間に、フェザーンは帝国に占領されてしまったのでした。

占領時の目的は、3つありました。1つは、フェザーンの領主ルビンスキーを確保すること。2つめは、フェザーンの航路局を占拠して同盟領の詳細な航路図を手に入れること、3つめは、同盟の駐在弁務官事務所をおさえてコンピューターに保存された情報を入手することでした。

しかし、1つめは息子のルパートに命を狙われながらも、ルビンスキーが逆襲してルパートの命を奪い、そのまま彼はどこかへ姿を消しました。2つめの、航路局の航路図の確保には成功しましたが、3つめの同盟の駐在弁務官事務所から情報を手に入れる計画は、赴任していたユリアンの迅速な行動によってデータを消去されていました。

そしてラインハルト自身が、フェザーンへと赴きます。そんな彼を迎えた兵士たちは、「皇帝ばんざい」という声でラインハルトを迎えるのでした。

4巻に突入して、物語が大きく動きました。今回のメインは、帝国側の動きでしたが、その裏で描かれる同盟の民主制の腐敗ぶりが心に残りました。そこで描かれている同盟の様子は、現在の私たち自身の置かれている状況と重なるところが多い気がしました。この閉塞感をやぶるには、ラインハルトのような専制君主が現れることに期待するしかないのでしょうか!?
深瀬があっちゃんをそそのかして、坂本への劣等感を増幅させるお話でした。

街に雪が降り積もりました。なんと坂本は、雪を見るのは初めてでした。久保田も言っていましたが、久保田だけでなく視聴者も、坂本の家族構成とか坂本のプライベートな部分は何も知らないんですね。でも久保田は、それはいずれ知っていけばいいと、何だかラブラブなカップルのような思考をしています。(^^;

坂本が雪を知らないと聞いたあっちゃんは、この機会に坂本に対して優位に立とうとします。あっちゃんは、北海道育ちで、雪には慣れているのでした。ところが、あっちゃんが教える雪遊びでも、坂本は常にあっちゃんの上をいきました。自分の得意とするフィールドで負けたことで、あっちゃんは激しい劣等感に悩まされることになるのでした。

そんなあっちゃんの心の隙間に囁きかけたのが、再び登場した深瀬先輩でした。深瀬は巧みに、あっちゃんの坂本に対する憎しみをかき立てていきます。最終的にあっちゃんの背中を押すことになったのは、委員長が持ってきたクラス写真をきっかけに、クラスがこの1年の思い出に浸ったことでした。女子たちが坂本のレア写真に群がる中、あっちゃんはこの1年何をしても坂本に勝てなかった悔しさに涙していました。

そして深瀬が最後の行動にあっちゃんを駆り立てます。それは坂本への実力行使という形で、卒業式の日に実行されることになりました。金属バットを持って、坂本にあっちゃんが襲いかかったのです!
坂本の運命やいかに!?

今回は、全体的に寂しいトーンのお話でした。そこに悪魔のように現れて、あっちゃんの心を操作する深瀬先輩が不気味でした。・・・っていうか、深瀬先輩はいつまで高校生をしているつもりなんでしょうね。(^^;
ジョーカー・ゲームも、今回で最終回です。

今回の主役は、元は陸軍の兵士だった飛崎です。彼は無茶な命令を出す上官を諫めようとしたことが原因で、牢獄に入れられることになってしまいました。そんな彼に目をつけてD機関にスカウトしたのが、結城中佐でした。それ以来、飛崎はD機関の一員として働いてきたのでした。

飛崎は、ドイツとソ連の二重スパイとして知られるカール・シュナイダーを監視していました。ところが、彼が監視する目の前で、シュナイダーは毒を飲んで自殺してしまいました。彼が毒殺されたと見た飛崎は、事の真相を突き止めようとします。そんな彼を見る、D機関の他のメンバーの酷薄な表情がちょっと怖いです。(^^;

シュナイダーが殺害された時、彼はとある女優との密会を楽しんでいました。その女優と会っていた部屋で、シュナイダーは毒殺されたのです。しかし、飛崎はシュナイダーが殺害されるまでに不審者が部屋に入るところを目撃していません。そこで飛崎は、シュナイダーの愛人であった女優・野上百合子に目をつけ、彼女の身辺を洗います。

しかし野上百合子の身辺からは、疑わしいものは何も見つかりません。今回の任務にあたり、飛崎にとって野上百合子は平静さを失わせる存在でした。その理由は、彼女が飛崎が幼い頃に世話になった近所の娘とそっくりだったからです。
そんな飛崎をけしかけるかのように、D機関の他のメンバーは彼に次々と情報をもたらします。それは彼らが、この事件は飛崎が解決すべき問題だと認識していたからでした。

そして、ついに事件の真相が明らかになります。今回の事件には、野上百合子と共にシュナイダーの部屋を訪れた安原ミヨコが深く関わっていたのでした。

事件の真相を知った後、飛崎は結城中佐にD機関からの退職願を提出しました。任務のためには、全ての感情を捨てるD機関のあり方を受け入れられなかったからです。こうして飛崎は、再び陸軍へと戻ることになりました。一度は陸軍を捨て、D機関に拾われた飛崎が、再び軍人としてうまくやっていけるのでしょうか!?

というわけで、「ジョーカー・ゲーム」の最終回でした。今回の話もそうですが、任務のために徹底して非人間的になれるD機関の恐ろしさが印象的でした。作画・脚本ともに全体的に安定していたと思いますが、結城中佐以外のD機関のメンバーが、みんな同じ顔に見えてしまうのが辛かったです。(^^;
スタンドCANバッジ マクロスΔ 10個入りBOXウィンダミアの巨大戦艦シグル・バレンスの驚異的な攻撃で、アル・シャハルを陥落しました。マクロス・エリシオンの艦長アーネスト・ジョンソンは、ラグナに星団の戦力を集結させてこれを迎え撃とうとしています。

ウィンダミアがプロトカルチャーの遺跡から復活させた巨大戦艦シグル・バレンスは、恐るべき力を持っていました。敵からの攻撃を次元断層を発生させることで無力化し、増幅されたハインツの歌の力で敵兵士に一気にヴァールシンドロームを発症させます。その驚異的な力の前に、惑星アル・シャハルはわずか15分で制圧されたのでした。

それを知ったラグナのマクロス・エリシオン艦長たちは、星団の戦力をラグナに結集させました。ウィンダミアの次の狙いはラグナだと読んで、決戦を仕掛けようとしていたのでした。これまでの敵のデータ分析から、歌による攻撃には24時間以上の間隔がありました。そこで艦長は、その隙を突いて逆にこちらからシグル・バレンスを奇襲する作戦を立てたのでした。

そんな中、新統合軍本部からの使者がやって来ました。なんと新統合軍は、ウィンダミアの歌により星団中の星がウィンダミアの勢力下に置かれることを避けるために、ラグナにあるプロトカルチャーの遺跡を破壊するつもりでした。
しかし、遺跡は惑星の中枢とつながっており、破壊した場合にラグナが無事である保証はありません。破壊作戦の実行を奇襲攻撃の成果を見てからに延期させた艦長は、戦いの準備を進めます。

そんな艦長とウィンダミアの国王は旧知の仲でした。なんと国王は、昔アーネストから艦隊運用の教育を受けたことがあったのです。今回の戦いは、アーネストたちにとって因縁の深い戦いのようですね。

そしてΔ小隊の編成にも変更がありました。メッサーの死にともない、ミラージュは中尉へと昇進して、Δ小隊のNo.2となったのです。生真面目なミラージュは、その重責を果たそうと必死です。

さらに戦いを前に、ハヤテとフレイア、ミラージュの三角関係も深まります。故郷であるウィンダミアと戦うことになったフレイアでしたが、自分の歌でウィンダミアの人達を幸せにすることができたらと、心はあくまで前向きです。
そんなフレイアは、俺が守るとハヤテが宣言しました。でも、それをミラージュが盗み聞きしてしまった形に・・・と思ったら、ミラージュの不安を見透かしたハヤテは、今度はミラージュに自分たちを信じていつも通り戦えばいいと、ミラージュの心を揺さぶるような言葉をかけます。(^^; こうしてハヤテの二股体制の完成ですね。(笑)

そしてウィンダミアと戦うために、マクロス・エリシオンが出撃します。よくよく考えてみたら、この作品でエリシオンが動くのは初めてかも。人型から戦艦型へとトランスフォーメーションして、エリシオンはシグル・バレンスを目指します。しかし、その動きはウィンダミア国王に察知されていました。マクロスとシグル・バレンス、戦いを制するのはどちらになるのでしょうか。そしてメッサーを失ったΔ小隊が、白騎士キースにどう立ち向かうのかも気になります!
百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)以前から読破したいと思っていた、G・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」をついに読み切りました!(^^;

これまでに何度かトライしたことがありましたが、そのたびに物語に翻弄されて撃墜されてきました。

今回、読破の突破口となったのは、前に読んだ齋藤孝さんの「本をサクサク読む技術」でした。この本の中で、「百年の孤独」について触れている箇所があり、同じ名前の登場人物が何人も登場したり、過去と未来と現在が同時に語られているのは、作者が意図的に読者を混乱させようとしている、という指摘がありました。

そう思って読んでみたら、初めてこの本の面白さに気づくことができました。物語で語られるのは、南米のとある国にマコンドという村を開拓した、ブエンディア一族の隆盛と滅亡です。そこはまさに、何でもありの世界です。ジプシーの怪しげな錬金術や魔術が、当たり前のように日常と同居しているだけでなく、生者と死者の境界さえ曖昧に感じられます。

そんな世界で繰り広げられる、ブエンディア一族の人々の悲喜こもごも。常軌を逸したバカ騒ぎが繰り広げられたり、夢と現実が交錯するような不思議な感覚。そして隙あらば人間を飲み込もうとする、旺盛な植物の繁茂や昆虫などの繁殖。

そんな全てが溶け合った坩堝のような物語に、いいように翻弄された感じです。
でも、その混沌としたところが、とても魅力的でした。物語の整合性や論理は崩壊していると言ってもいいくらいなのですが、物語が本来持っていた原始的な力強さのようなものを感じました。

この作品がノーベル文学賞を受賞して、20世紀が生んだ物語の豊潤な奇蹟とまで言われる理由が、ようやく理解できました。
煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス)アレクサンダー・マクラウドの「煉瓦を運ぶ」を読み終えました。

著者は、私の大好きな作家アリステア・マクラウドの息子さんです。アリステア・マクラウドは、2014年に惜しくも亡くなられましたが、生涯に発表した作品は短編16作、長編1作というとても寡作な作家です。しかし、その作品の魅力は安易に言葉で語りたくないくらい素晴らしくて、たまたま読んだ短編集「灰色の輝ける贈り物」の最初の短編を読んだ時から、大好きな大好きな作家になりました。(^^)

そんなアリステア・マクラウドの息子さんの本が出たと知って、本屋に駆けつけて本書を購入しました。やはりお父さんと同じような作風なのか、それとも全く違う作風なのか、読み始める前から期待と不安でいっぱいでした。

アレクサンダー・マクラウドの最初の短編集である本書には、7つの作品が収録されています。「ミラクル・マイル」、「親ってものは」、「煉瓦を運ぶ」、「成人初心者I」、「ループ」、「良い子たち」、「三号線」の7つです。
読み始めた最初の印象は、お父さんと比べるとモダンな作風だなあと思いました。そして、ある出来事の瞬間の切り取り方が、とても巧みだと思いました。

その時の登場人物の心理状態への切り込み、何物も見逃さないような緻密な描写。まず、この2つに圧倒されました。時に冷徹とさえ思えるような鋭い描写に、生理的な嫌悪感さえ感じさせられました。でも1作を読み終えると、すぐに次の作品が読んでみたくなりました。
物語は時に「え!?、ここで終わり!?」と唐突に終わってしまうものもありましたが、それが逆に心に残り、その後の登場人物のことが気になりました。

どの作品もそれぞれに味がありますが、個人的には後半の3作「ループ」、「良い子たち」、「三号線」が好みでした。
お父さんと同様、著者もかなりの寡作ぶりのようですので、次の作品集がいつかと考えると気が遠くなりますが^^;、次回作が発売されたら、きっと今回と同じように本屋に駆けつけることになるでしょうね。
銀河英雄伝説〈3〉雌伏篇 (創元SF文庫)前巻を再読したのが、なんと2007年(!)。本当に久々に、銀英伝の3巻を読み終えました。(^^;

前巻でラインハルトは、銀河帝国の実権を手にしました。一方のヤンは、なんとか首都でのクーデターを阻止しました。両軍共にちょっとした空白状況が生まれようとする中、銀河帝国の科学技術総監であるシャフトは、とんでもない計画をラインハルトの元へと持ちかけていました。

先の貴族連合との戦いの場となったガイエスブルク要塞を、ワープ航法によってイゼルローン回廊にまで運び、イゼルローン要塞に対して、要塞対要塞の戦いを仕掛けようというのです。成功すれば儲けもの、失敗しても元々というその案にラインハルトは実行許可を与えました。

その頃、イゼルローンではユリアンが正式な軍人となるべく訓練に励んでいました。ヤンはユリアンに軍人になって欲しくないと思いつつも、ユリアン自身がそれを望んでいることも知っていて、相反する思いで揺れています。
そんな中、ヤンに対して自由惑星同盟の首都ハイネセンから召喚状が届きました。フェザーンからヤンの反乱という毒を注ぎ込まれた政治家どもが、ヤンに対する査問会を開こうとしていたのでした。

こうしてハイネセンに赴いたヤンは、そこで精神的に消耗させられる不毛な戦いを査問会と繰り広げることになるのでした。ここで描かれる権力者の腐敗ぶりは、現実世界の誇張されたコピーを見せつけられているようで、気分が悪くなりました。(^^; 戦争賛成・武力拡大を推進される権力者の皆様におかれましては、くれぐれも安全地帯で大衆を煽るのではなく、自ら進んで最前線へと赴き戦いに身を投じて、率先してその主張を実践していただきたいと思います。(笑)

そんなヤンを救ったのは、皮肉にも銀河帝国のイゼルローン要塞への侵攻でした。この時に至り、ようやく査問会のメンバーは今回の召還という名を借りた精神的なリンチが、自らの首を絞める行為だということに気づいたのでした。
愚劣な査問会から解放されたヤンは、仲間たちの待つイゼルローン要塞へと急ぎます。

ヤンがいない間、イゼルローン要塞は留守を預かるキャゼルヌ少将を中心に、必死の防衛戦を続けます。銀河帝国から亡命しヤンの客将となっていたメルカッツが、それに力を貸してくれます。さらにユリアンも、ヤンから受けた教えを的確に実践して、敵の狙いを正確に見抜いてみせました。それにより、援軍として駆けつけたヤンと絶妙な連係攻撃を加えることに成功したのでした。

こうしてイゼルローン要塞は、ヤンの不在という最大の危機を乗り越えることができました。しかし、水面下では相変わらずフェザーンの謀略が進行しています。そしてフェザーンの背後には、地球教という狂信者の集団が潜んでいます。

ということで、久々の銀英伝でした。再読ということもあるのでしょうが、これだけ時間が経過していながら、特に違和感なく物語に入り込むことができました。田中芳樹さんの作品はいろいろと読みましたが、やはり銀英伝が一番面白いですね。(^^)
魔法つかいプリキュア! リンクルスマホンDX 変身キュアフェリーチェセットいきなり最終決戦!? ドクロクシーが復活して大ピンチです!!!

学園から消えた校長先生は、なんと闇の魔法使いのところへやって来ていました。校長とドクロクシーの対決かという緊迫した場面で、突然場違いに登場したリコとみらいに大笑いしてしまいました。(^^;

前回みらいとリコが開くことに成功した魔法の扉は、どこでもドアでした!(笑)
扉を開ける者が行きたいと思う場所に連れて行ってくれるのでした。モフルンとみらいが食欲に負けたせいで手間取りましたが^^;、それでも何とか校長とドクロクシーの戦いの場にやって来ることができました。

しかしそれは、ドクロクシーが望んでいたリンクルスマホンを持参してしまうという最悪の結果になりました。
そしてドクロクシーの正体が判明しました。ドクロクシーは校長先生の旧友だったのです!
2人はいずれ訪れる大きな災厄から世界を守るための力を探し求めていました。その過程で旧友のクシィは、禁じられていた闇の魔法に手を出してしまったのです。

闇の力を手に入れた時、クシィは死んだはずでした。しかし、その強い思いは生き続けて、ドクロクシーとして実体化していたのでした。ドクロクシーが完全に蘇るには、リンクルスマホンとリンクルストーン・エメラルドの力が必要でした。みらいたちがやって来たことで、ドクロクシーはその1つを手にしたのでした。

校長先生は、いずれくるこの戦いに備えて魔法の力を蓄えてきました。しかし、その力を使ってもドクロクシーを倒すことはできませんでした。そればかりか、力を使い果たしたことで校長先生は老人の姿になってしまったのでした。
はーちゃんを救い、校長先生を守るために、みらいとリコはプリキュアへと変身しました。しかしパワフルなルビースタイルのプリキュアの力も、ドクロクシーには通じません。

そんな中、さらに事態は悪化します。これまで姿を見せなかったリンクルストーン・エメラルドが、ついに姿を現したのです。その復活のためにリンクルストーンが集まって、みらいとリコの変身は解除されてしまいました。エメラルドは、魔法界そのものと1つになっていました。そのため、これまでは見つけ出すことができなかったのです。

そしてドクロクシーは、エメラルドの力を手に入れました。その力で、ドクロクシーは完全に復活してしまいました。
プリキュアに変身できず、ドクロクシーも復活した今、みらいとリコはこれにどう立ち向かうのでしょうか!?

というわけで、物語はいきなり危機的な状況を迎えました!
ドクロクシーの正体、校長が魔法を使わなかった理由など、さまざまな謎が一気に明らかになりました。そのどさくさに、ドクロクシーに忠誠を誓ったバッティが消滅してしまいました。ちょっと可哀想だったかも。(;_;)

そんな中、ラスボスとの対決という緊張感がまるでないリコとみらいが笑えました。特に一度ドクロクシーと校長の対決の場に顔を出し、場違いだと引き返してしまったところが笑えました。(^^;
これだけ緊張感のない中盤の山場は、これまでのプリキュア・シリーズでも珍しいですね。
今回は、坂本が合コンに行くお話と、8823先輩に協力するお話でした。

クリスマス、合コンしようとしていた大学生の1人がドタキャン。その代わりとして、街中で人混みのチェックをしていた坂本が選ばれました。彼らはカラオケ店で、合コンをはじめました。学生たちは、様々な手管を使って女子大生たちの気を引こうとします。ところが、次第に主導権を坂本に奪われていくのでした。

そこで彼らは、坂本をはめようとします。しかし、それさえも坂本は自分を引き立てるために役立てます。ついには、お店にいた他の女性客たちも、坂本の元へと押しかけるのでした。(^^;

いろいろと笑いどころがあるお話でしたが、坂本の腕サックスとカラオケで突然シューベルトの魔王を歌い出したのが最高でした。・・・っていうか、最近のカラオケ店には魔王のカラオケまであるのか!?(笑)

後半は、坂本が8823先輩に協力します。8823先輩の家には、お母さんがいないようです。お父さんと一緒に、8823先輩が家事をして、弟たちの面倒を見ています。そんなある日、お父さんがお見合いをすることになりました。その席には、8823先輩も同行することになりました。しかし、お父さんは見栄を張って、フランス料理店をセッティングした上に、息子はフランス料理で育ったと嘘をついていたのでした。

フランス料理のマナーなど何も知らない8823先輩は、坂本に土下座してマナーを教えてくれるように頼みます。しかし、洗練されたマナーは一朝一夕に身につくものではありません。そこで顔は8823先輩、腕は坂本の二人羽織状態でお見合いにのぞむことになりました。

前回の久保田のお母さんのお話でもそうでしたが、二人羽織状態の8823先輩の体格はどうみても不自然です。(^^;
お見合い相手の女性もそれには気づきましたが、ケンカならぬ献花を作っているという説明で納得するのでした。(笑)

何とか無事に会食を終えた8823先輩は、お父さんとお見合い相手の女性を2人きりにして引き上げます。ところが、その後8823先輩はお父さんがチンピラに喝上げされているところに遭遇しました。お見合い相手にヤンキーだと知られたくない8823先輩は、今度は坂本と二人羽織を入れ替わり、チンピラたちを叩きのめしました。

しかし、チンピラを倒したのに、お父さんはまだ怯えています。なんとお父さんのお見合い相手は、美人局だったのです! お父さんがブルジョアっぽさを演出したことで、彼女は本性を現したのでした。そんな美人局たちを、坂本+8823先輩は、なぞの怪奇生物を演じることで撃退しました。(^^;

というわけで、前半後半ともに様々な趣向で笑わせてもらいました。何気に家族思いの8823先輩が、いい味だしてました。
ドイツのスパイ・マスター、ヴォルフ大佐と結城中佐の因縁が描かれたお話でした。

第1次大戦中、ヴォルフはある日本人をスパイ容疑で取り調べていました。しかし、どんなに責めても彼はスパイだと言うことを認めません。そして一瞬の隙を突いて兵士の持っていた手榴弾を奪い取った男は、ヴォルフたちの前から姿を消したのでした。

それから時は流れ、ヴォルフは大佐となりドイツのスパイ・マスターとして権力を握っています。時代は日本とドイツ、イタリアの間で三国同盟が結ばれようとしている時期でした。そんな中、ヴォルフ大佐はとある列車事故の犠牲者である東洋人の男性の持ち物に目をとめました。死んだその男から、財布やマッチを盗み取った男がいたのです。そのマッチは、特殊な成分で作られていて、スパイ同士で情報を伝達する時に使われていたのでした。

ヴォルフ大佐は、部下に命じて徹底的にその男・真木克彦の身辺を調査させました。しかし、いくら調べても真木の部屋や彼自身からは何も手がかりが見つかりません。部下たちも今回ばかりはヴォルフ大佐の見込み違いではないかと思い込む中、ヴォルフ大佐だけは事件の背後に結城中佐がいることを確信していたのでした。

そして、そんなヴォルフ大佐の読みはやはり正しかったのでした。死亡した時、真木克彦は協力者のリストを所持していたのです。しかし、そのリストはヴォルフ大佐に命じられた部下が真木を調べる前に、結城中佐の手で持ち去られていたのでした。事故で死ぬ直前、真木は自らの血でマイクロフィルムの場所を示していたのです。

結局、ヴォルフ大佐は結城中佐の姿を目撃することさえできませんでした。そしてヴォルフの前から逃げ出した男は、本当に若き日の結城中佐だったのでしょうか!?

死を前にしても、あくまでもスパイであり続けるD機関のすさまじさを思い知らされるようなお話でした。
TVアニメ「マクロスΔ」オリジナルサウンドトラック1マクロス艦内は、メッサーを失った悲しみに満ちています。しかし、急迫した戦況は悲しみに浸ることさえ許してくれません。(;_;)

マクロス艦内でメッサーの葬儀がしめやかに行われる頃、ウィンダミア王国は次の戦いに向けて動き始めていました。プロトカルチャーの残した巨大戦艦シグル・バレンスを復活させていたのです。
ロイドがハインツの身を案じる中、ウィンダミア国王は自らが陣頭に立って戦うことを決めました。ついにウィンダミアの本格的な攻勢が始まろうとしています。

マクロス艦内では、みんなそれぞれにメッサーを失った悲しみに耐えています。アラドとカナメは、仕事に打ち込むことで悲しみを乗り越えようとしていました。そんな中、先の戦いの解析から驚くべき結果がわかりました。ウィンダミアは各地に残された遺跡の力を発動させることで、ブリージンガル球状星団全てを自分たちの支配下におこうとしていたのです!

メッサーの機体を回収したハヤテたちも、驚くべき事実を知りました。キースの放った一撃は、精確にメッサーの心臓を貫通していたのです。それを知ったハヤテは、それはキースが狙ってやったことだと確信しました。そんな相手と、メッサーを失ったΔ小隊は戦っていかなければなりません。

心の傷も癒えないまま、次の戦いの準備が始まります。メッサーを失い戦力ダウンしたΔ小隊は、新たな人員を増員することを検討していました。それが必要だと理性ではわかっても、ハヤテはそれに同意できませんでした。しかし、ハヤテにメッサーの代わりを務められるだけの技量はありません。

そんな中、街ではくらげ送りの行事が行われようとしていました。死んだ人の魂が、クラゲとなって海に帰るのだそうです。ここでチャックの弟たちが、ファイヤーボンバーの名曲「REMEMBER 16」を歌います。これがメッサーを送る場面と絶妙にマッチしていて、思わずほろりとさせられました。

そしてメッサーの残したフライトレコーダーが発見されました。そこには、Δ小隊のそれぞれの問題点を、こと細かに指摘していました。そしてメッサーが、意外にもハヤテやミラージュを評価していたこともわかりました。それをメッサーが直接ハヤテたちに告げなかったのは、いざという時ヴァールが発症したら、少しでもためらいなく自分を撃墜させるためでした。(;_;)

そしてハヤテは知りました。メッサーは何よりも、飛ぶことが好きだったということを!
そして、ハヤテはメッサーの抜けた穴は自分が埋めてみせると決意しました。メッサーの死を乗り越えたハヤテが、次にキースと対峙した時、どんな戦いをみせてくれるのか気になります。

しかし、その頃ウィンダミアは既に動き始めていました。巨大戦艦シグル・バレンスを動かして、本格的な戦いを始めようとしていたのです。これからの戦いは、ますます激しく厳しいものになりそうですね。

というわけで、メッサー追悼をメインにしたお話でした。これまで冷たく厳しい言動ばかりのメッサーでしたが、その本当の姿は誰よりも飛ぶことが大好きな男でした。(;_;)
そうそう。空中騎士団のボーグがメッサーのことをバカにしていましたが、すかさずキースがボーグをたしなめる場面も、好敵手に対する敬意が感じられてよかったですね。
数学ガールの秘密ノート/場合の数 (数学ガールの秘密ノートシリーズ)結城浩さんの「数学ガールの秘密ノート 場合の数」を読み終えました。

第1章は円順列と数珠順列、第2章は組み合わせ、第3章はヴェン図を用いた集合の話、第4章はテトラちゃんの疑問からカタラン数へとつながる話、第5章は単射と全射に村木先生からの問題でした。

3章まではサクサク読めましたが、4章でカタラン数が出てきてちょっと混乱したかも。そうそう。4章では、主人公の"僕"の数式オタク(?)ぶりが爆発して、テトラちゃんを置いてきぼりにして数式を解く場面が笑えました。(^^; "僕"の暴走ぶりに、テトラちゃんがどん引きしている図が思い浮かんでしまいました。(笑)

相変わらず説明が丁寧でわかりやすいですが、数学ガール・シリーズの他の本への誘導が、注という形であちこちに挿入されているのが少し邪魔に感じました。章末の参考文献の中に加えておく程度で、十分な気がしました。
Papa told me Cocohana ver.4 ~小さな愛の歌~ (マーガレットコミックス)榛野なな恵さんの「Papa told me Cocohana ver.4 ~小さな愛の歌~」を読み終えました。

このところ1〜2年に1冊という緩やかなペースでの出版ですが、このゆったりさがこの作品に合っている感じですね。
今回も11編の短編が収録されていました。今回はアリスカフェのお姉さんたちや、知世ちゃんのいとこの強君も久々に登場しました。

どのお話もいろいろなものを心の中に残してくれましたが、その中でもフラダンスを習っているお姉さんの物語「ホワイト プルメリア」、旦那さんを亡くした女性の物語「グレート ボヤージュ」、知世ちゃんのひいお祖母さんが登場する「ハーティー グリーティング」、知世ちゃんが乗馬を体験する「ポニー アイランド」、丹沢さんという若い編集者の物語「ジェントル レイン」あたりが特に気に入りました。(^^)

その中でも「ポニー アイランド」で語られた知世ちゃんの夢、「いつか白馬に乗った王女サマになって、お父さんがピンチの時に風のように駆けつけて、悪い奴らを蹴倒してやる」には大笑いしてしまいました。
一瞬、「少女革命ウテナ」を思い出しましたが、知世ちゃんの場合は王子様になりたいのではなく、あくまで王女様のまま、お父さんを助けに颯爽と駆けつける・・・なんですね。(^^;
20億の針【新訳版】 (創元SF文庫)ハル・クレメントの「20億の針」を読み終えました。

物語は、2隻の宇宙船が地球に墜落するところから始まります。その船には、ゼリー状の生物が乗っていました。1人は、"捕り手(ハンター)"と呼ばれる捜査官、もう1人は"犯罪者(ホシ)"と呼ばれる逃亡者です。ホシを追跡していたハンターは、地球の重力圏に捕まり、ホシ共々南太平洋へと墜落しました。2人の乗っていた宇宙船は、大破してしまいました。

彼らは宿主の体を借りなければ、生きていくことができません。ハンターは、ロバート(ボブ)という15歳の少年の体の中に入り込むことができました。自らの存在をボブに知らせたハンターは、ボブと共に誰かの体の中に潜んでいるに違いないホシを探し出そうとするのでした。しかし、どこにホシがいるのかは全くわかりません。この時代の地球の人口、20億人の中に埋もれた犯人を、ボブとハンターは捜し出さなければならないのです。

ゼリー状の共生生物とボブとの協力関係も面白いですし、様々な手がかりから2人がホシを探し出そうとする過程はちょっとした探偵小説みたいで、その部分も面白かったです。

この本を読む前は、ボブがハンターのおかげで超人的な力を持つようになるお話なのかと思いましたが、ハンターはボブが傷を負ったり、病気になった時にそれを助けてくれるくらいで、ボブは基本的には15歳の少年のままです。なのでビジュアル的に派手な場面はありませんが、ボブとハンターの親子のような友達のような不思議な関係が楽しかったです。(^^)
宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)村山斉さんの「宇宙は何でできているのか」を読み終えました。

著者である村山斉の名前は、先に呼んだ大栗博司さんの本で知りました。それで手にしたのが、この本でした。
この本では、素粒子物理学の観点から、宇宙の謎を解明しようとする試みが解説されていました。大栗さんの本より先に出版されたこともあり、この本に書かれていることのいくつかは既に大栗さんの本で読んだことでした。また、この本の出版時点では、CERNの実験結果も発表されておらず、この分野の研究の進歩の早さに驚きました。

一般向けに書かれた本ではありますが、この本は中盤以降はかなり難しく感じました。素粒子レベルのサイズや動きをイメージすることの難しさだけでなく、それを説明するための理論が素人目に見ると、「え!?、え!?」という驚きの連続でした。(^^;

そして、新しい理論ができても、またそれでは説明できない現象が観測されて、また新たな理論が生まれて・・・。
これで本当に、人類はいつか本当の究極理論に到達することができるのかと呆然とした気持ちになりました。
しかも、天の川銀河とアンドロメダ銀河は、45億年後には衝突する予定らしいので(!)、人類が天の川銀河から脱出する手段を見つけ出せなかった場合、理論発見までに残された時間はあと45億年しかないことになりますね。(^^;
ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]「ガールズ&パンツァー劇場版」に映像特典としてついてきた、「愛里寿・ウォー!」を視聴しました。

これは劇場版の後日談を描いたお話でした。なんと、あの島田流戦車道の天才少女・愛里寿が、大洗女子に入学してくるというのです。それを知った各チームの、それぞれの思惑妄想が爆発します。(^^;
1年生チームは、自分たちの後輩ができると喜んでいます。最初は「愛里寿ちゃん」と呼んでいたのが、「愛里寿」と名前だけに呼ぶのに変化したり、へたれな桃ちゃん先輩の悪口を言ってみたり(桃ちゃんは、あのへたれなところが最大の魅力だと思いますが^^;)、先輩風をふかそうとする1年生たちが笑えました。

バレー部チームは、もちろんバレー部への勧誘を考えます。でも、愛里寿がバレー好きじゃなかったら、卓球でも何でもいいみたいですが・・・。歴女チームは、愛里寿のソウルネームを考えています。自動車部は、バリバリにチューンした車に乗せてドリフトさせたいみたいです。ネトゲチームは、もちろん愛里寿をゲーマーにしようと目論みます。
そして風紀委員チームは、もちろん学園の校則を徹底して守らせようと決意するのでした。

そして、いよいよ愛里寿が学園へとやって来ました。でも今までは、学園艦ではなく陸で暮らしていたようで、いきなり船酔いしてヘロヘロになっていました。学園をあちこち案内された愛里寿は、恒例となった西住隊長の部屋での食事会の後、そのまま隊長の部屋に泊まり込んだのでした。深夜、2人でボコの秘蔵ビデオを見ている場面が何だかシュールでした。(^^;

生徒会は、愛里寿が入学してくれれば、今後の大洗女子は安泰だと考えています。しかし、同じ学校に入学してしまうと、西住隊長と再戦することができなくなってしまうと知って、愛里寿は学園から帰っていったのでした。(^^;

長さも短く、軽いノリのお話でしたが、これはこれでけっこう面白かったです!(^^)
魔法つかいプリキュア!  ボーカルアルバム リンクル☆メロディーズはーちゃんの不思議な力のことを知るために、みらいとリコが校長先生を探すお話でした。

ガメッツとの戦いで危機に陥ったプリキュアを救ったのは、はーちゃんの不思議な力でした。それが何なのか知るために、みらいとリコは校長先生のところにやって来ました。しかし、校長室に校長先生の姿はありません。校長先生は、何らかの用事でしばらく学校を留守にしていたのでした。

みらいとリコは、そこで校長先生を探すことにしました。その途中で2人は、補習仲間のジュン、ケイ、エミリーと出会いました。3人は校長先生の七不思議について教えてくれました。年齢不詳だったり、ナシマホウ界でもてていたり、凄い魔法の力を持っているのに誰も校長が魔法を使うところを見たことがなかったり、校長には様々な謎があるのでした。

そして、そこに現れたリコのお姉さん・リズから、みらいとリコは開かずの扉のことを聞きました。大きな魔法の木にその扉があるらしいと知ったみらいは、後先考えずに飛び出して行きました。仕方なくリコも、その後を追いかけることになったのでした。

魔法の木は、登ってはいけない場所でした。その上、巨大な毛虫も生息しているのでした。しかし、それを知ってもみらいは諦めません。登らずに魔法のほうきで飛んでいけばいいと、魔法の木の頂上を目指します。ようやく頂上にたどり着いたものの、魔法の扉は張りぼてでした。(^^;

その頃、闇の魔法つかいでは、ヤモーがバッティに指令を与えていました。しかしバッティは、ヤモーからでなく直接ドクロクシーから指令をもらいたいと言い出しました。すると、それに応えてドクロクシーがついにしゃべりました!
ドクロクシーから直接指示を受けたバッティは、プリキュアを倒すために出撃するのでした。

校長がいない時に、ドクロクシーがしゃべった。これは2人の間に何らかの関係があるからなのでしょうか!?
校長の心の闇が抜け出して実体化したのがドクロクシーだったりするのかなあ。

そしてバッティは、みらいたちの前に現れて戦いを挑みます。みらいとリコは、サファイアスタイルのプリキュアに変身して戦います。このところ、個人的に一番お気に入りの、ダイヤスタイルのプリキュアが本編で見られなくて、ちょっと寂しいなあ。(;_;)

スパルダやガメッツの力も手に入れたバッティは、最強の力を手に入れていました。プリキュアは必死に応戦しますが、全く力が通じません。そればかりか、バッティはリンクルスマホンを奪おうとします。そこで再び、はーちゃんががんばります。すると、はーちゃんの思いに応えるかのように、魔法の木の枝が伸びて、はーちゃんたちを守ります。

バッティがそれに驚いている隙に、プリキュアは必殺技を放ちました。そしてバッティを浄化したのでした。でも、スパルダやガメッツの時とは違い、バッティの本体は無事でした。次はどんな形で、プリキュアの前に立ちはだかることになるのでしょうか!?

そしてみらいとリコは、魔法の扉から新たなリンクルストーンを手に入れました。それは扉の力を持ったアメジストのリンクルストーンでした。そしてアメジストが手に入ったことで、リンクルスマホンが魔法の扉を開ける鍵を生み出しました。開かずの扉と呼ばれたその先には、何が待っているのでしょうか!?

はーちゃんの不思議な力、消えた校長先生、バッティに直接指示を与えるドクロクシーと、物語の中の謎が次々と増えています。それがどんな風に解決していくのか、これからが楽しみです!(^^)
前半は、主要キャラと坂本との出会いのエピソードが、後半は久保田のお母さんが、久保田になりすまして学校にやって来るお話でした。

藤田さん、みーちゃん、カナちゃんの3人は、いつも一緒に外でお弁当を食べているようです。その目的は、坂本ウォッチングみたいです。そして3人は、それぞれの坂本との初めての出会いを語り始めました。
藤田さんは、入学試験の日に坂本と席が隣り合わせました。その時はとても冷たく、藤田さんの手はかじかんで、試験に集中できなくなっていました。その時、藤田さんは消しゴムを落としてくれました。それを拾ってくれたのが、坂本だったのです。

とはいえ、お互いに消しゴムを手にしようとして、手と手が触れ合ったのではなく、坂本が俊敏な動きで消しゴムをキャッチしたのですが。その消しゴムを、なぜか坂本は勝手に使い始めました。そして、ようやく藤田さんの手元に消しゴムが帰ってきました。その消しゴムは、坂本が使った摩擦熱で暖まっていました。そのおかげで、藤田さんはぬくもりを得て、試験に集中することができたのでした。

みーちゃんと坂本は、入学式の日に出会っていました。その日はあいにくの悪天候で、強風で傘もろくにさせません。
そんな中、みーちゃんの愛用の傘も風で壊れてしまいました。そこにすかさず坂本が傘を差しだしたのではなく^^;、坂本の傘もやはり強風で壊れていました。しかし、彼は全く動じていません。壊れた雨傘にたまった雨をテイスティングして、雨を楽しんでいたのでした。それを見たみーちゃんは、悪天候が気にならなくなったのでした。

カナちゃんは、入学式の後で教科書を購入する時に坂本と出会いました。大量の教科書を購入するのに、カナちゃんは手提げ袋を持ってくるのを忘れてしまいました。山のような教科書を抱えて、前が見えなかったカナちゃんは、途中で坂本にぶつかってしまいました。でも坂本は、転んだカナちゃんを助けたのではなく、廊下に散らばりそうになった教科書をお姫様だっこしていたのでした。

この3人は中の人のイメージが強いので、どうもキャラの名前ではなく声優さんの方の名前で、中原さん、植田さん、田村さんって認識しちゃうなあ。(^^;

彼女たちは、自分の思い出こそが一番と信じていました。しかし、それは久保田の登場で、あっさりと砕かれました。
なんと久保田は、入学式の日に左手の薬指にイボができて、絆創膏を巻いて登校していました。しかし、途中でそれが外れてしまいました。それをまるで結婚指輪をはめるかのように渡してくれたのが、坂本だったのでした。(^^;

後半は、熱を出した久保田に代わって、久保田のお母さんが息子になりすまして学校にやって来るお話でした。
いくら親子で似ているからって、絶対に誰か気がつくだろ〜と突っ込みを入れつつ^^;、何度も坂本に触れるチャンスがありながら、自らを厳しく律して触れようとしないお母さんを、ちょっと見直しました。

そして危機は体育の授業の後にやって来ました。マラソンで久保田の胸が揺れているのを見た男子たちが、久保田に胸を触らせろといってきたのです。お母さんは観念して、彼らに胸を触らせて、自分の正体がばれることを覚悟します。
しかし、坂本が教室のカーテンを結びつけていたおかげで、それが大きな胸のように見えました。男子たちは、そちらに群れていきます。

それを見たお母さんは、何かを思い出しました。それは、ずっと息子を育ててきた、お母さんとしての思い出でした。
自分は息子ではなく、お母さんだということを自覚したのです。そしてお母さんは、教室から去ろうとします。
そんなお母さんに、坂本は体育の授業中に壊してしまったペンダントを再生して手渡しました。坂本だけは、彼女が本当は久保田のお母さんだと気づいてくれたのでした。

後半のエピソード、最初は笑いながらみていましたが、最後はちょっと感動したかも。(^^;
結城中佐の正体を探ろうとする、英国人記者のアーロン・プライスの視点からのお話でした。

英国の新聞記者として日本に滞在しているアーロン・プライスは、D機関とそのスパイマスターである結城中佐について知ろうとしました。しかし、D機関という組織が存在するらしいことと、結城中佐の名前まではわかっても、それ以外は全く謎に包まれていたのでした。

そんな中、プライスはある情報を手に入れました。かって陸軍幼年学校に在籍した有崎晃という少年のことです。
その少年の詳細も、謎に包まれていました。夫人を亡くし、子供もいなかった有崎子爵は、ある日1人の少年を屋敷に連れてきました。その少年が、有崎晃となったのです。

有崎子爵は、少年にあらゆる知識を教え込みました。語学や数学、音楽、そして武道です。武道の稽古は、有崎子爵自身が行い、それは一歩間違えれば命を落としかねない危険なものでした。しかし、少年はそれを易々とこなしてみせたのでした。

そして晃は、陸軍幼年学校へと入学しました。入学時の成績は、トップでした。しかし、その後のある事件が元で、晃は学校から追われることとなったのです。それは晃と、彼を憎む複数の生徒との暴力事件でした。多勢に無勢の戦いでしたが、晃は彼らを易々と撃退しました。しかし、その攻撃方法が問題視されました。晃は勝つために手段を選ばなかったのです。

こうして晃は、学校から去ることになりました。その後、晃はイギリスへと渡りました。そして有崎子爵の葬儀の時だけ、日本に帰国しました。その頃には、彼はイギリスで侯爵という身分を手に入れていたのでした。しかも、英国の有名なスパイマスターの弟子でもあったようです。

プライスは、さらに結城中佐を調べようとしますが、仲間に情報を無電で伝えているところを憲兵隊に踏み込まれてしまいました。逮捕されたあとも、プライスは頑としてスパイであることを認めません。しかし、愛する奥さんに危害が及ぶことを仄めかされた時、プライスは死を覚悟したのでした。

そこへ突然、保釈の命令が下りました。何が何だかわからないプライスは、その後の有崎晃の消息を追いかけました。
そしてプライスは、ドイツとの戦いに従事して、毒ガスの犠牲となり植物人間状態になってしまった晃と対面することになったのでした。

その時、プライスは大切にしていた結婚指輪がなくなっていることに気づきました。その中には、彼の協力者のリストが仕込まれていたのです。今回のD機関の目的は、彼からそれを奪うことだったようです。そしてプライスがこれまで追いかけてきた、有崎晃の過去は結城中佐によって巧妙に作り上げられたものでした。最初から最後まで、プライスは完全に結城中佐の手の上で踊らされていたようです。

今回は、結城中佐の正体を追うという、なかなか興味深いお話でした。有崎という名前は、読み方を変えれば「ゆうき」と読めるとか、有崎子爵のD機関での教育を思わせるかのような徹底した教育、英国のスパイマスターとのつながり、これらは全て架空のものなのでしょうか。それとも、その一部には真実も隠されているのでしょうか。
マクロスΔ 01 [Macross Delta 01] (特装限定版) (LIVEチケット優先先行抽選申込券封入) [Blu-ray]メッサー、散る!(;_;)

これまでヴァールを抑えながら戦ってきたメッサーですが、ついに教育部隊への転属が決まりました。そんな中、ハヤテたちはクラゲ祭りにかり出されていました。マクロスが駐留する惑星との親睦のために、その星で行われる行事には積極的に参加することが隊員には義務づけられていたのでした。

メッサーの転属の話を聞いたマキナたちは、メッサーとカナメが2人きりになれる機会を用意しました。メッサーはカナメのことが好きですが、カナメの気持ちはアラド隊長の方に向いています。その裏で、そんな3人の微妙な関係に全く気づいていなかった、ハヤテ、フレイア、ミラージュのリアクションが笑えました。(^^;

その頃、ウィンダミア王国ではイプシロン財団の男が王宮にやって来ていました。彼はこれまでにも、ウィンダミアの活動をいろいろとサポートしてきたようです。プロトカルチャーの遺跡の力を発動させる準備を進めると共に、イプシロン財団の男はハインツの歌の力をより増幅することにも成功していました。彼の目的はまだわかりませんが、どんな下心があってウィンダミア王国に協力しているのかが気になります。

そしてメッサーは、クラゲ祭りの一番盛り上がるポイントで、カナメと2人きりになることができました。
この星のクラゲは年に一度、産卵のために海から空へとのぼってきます。その下で恋人同士が思いを伝えると、2人は永遠に結ばれるという言い伝えがあるのでした。

翌日、メッサーは新たな任地に向けて飛び立ちました。しかし、そこへ空中騎士団が攻撃を仕掛けてきました。ハヤテたちは応戦しますが、エースであるメッサーがいないことで苦戦します。また戦いをサポートしようとしたワルキューレも、遺跡の謎の発動によってフレイアと美雲が気絶してしまいました。そんな中、ボーグたちはワルキューレを狙います。

ハヤテたちはそれを阻止しようとしますが、敵の別動隊に阻まれて動けません。そこへ現れたのは、新たな任地に向かったはずのメッサーでした。メッサーはいつも身につけていたブレスレットをカナメに託します。そしてカナメに、歌うように頼んで、メッサーはキースとの一騎打ちに向かいました。

フレイア、美雲が動けない今、カナメは再びエースとして歌うことを決意しました。ヴァール化と戦いながら、メッサーはキースと激闘を繰り広げました。しかし、その力はあと一歩キースに及びませんでした。キースの放った一弾は、的確にメッサーのヴァルキリーのコクピットを貫きました!

メッサーとキース、2人のエースの戦いはこうして終了しました。メッサーという頼もしい味方を失って、ハヤテたちのこれからの戦いはどうなっていくのでしょうか。

ということで、ここ数話、死亡フラグを立てまくっていたメッサーが、ついに戦死しました。(;_;)
その場面、あえてメッサーを描かず、コクピット一面に広がる血でメッサーの死を描いていたのが印象的でした。戦いの残酷さ、それまで隣にいた人が急にいなくなる喪失感を感じました。
生き抜くための数学入門 (よりみちパン!セ)新井紀子さんの「生き抜くための数学入門」を読み終えました。

数学が嫌いな中高生くらいを対象に、数学の考え方や方法をできる限りかみくだいて解説している本でした。
最初の方はサクサクと読めますが、中盤以降は数式の意味を言葉で説明している部分が長くて、まどろっこしい感じでした。

この本を手に取るのは、多分数学が苦手な人だと思うので、ここで数学ってやっぱり難しくて面倒くさいと、挫折してしまう人も多いのではないかと思いました。

また後半で、オイラーの公式やゲーデルの不完全性定理にも触れていますが、その説明のためのページ数も少なく、この本の対象者を考えるとない方がいいと思いました。

本全体として見ると、数学が苦手な人にはやっぱり数学は嫌いだと思わせる内容で^^;、数学が得意な人には物足りない内容だったと思います。
本をサクサク読む技術 - 長編小説から翻訳モノまで (中公新書ラクレ)齋藤孝さんの「本をサクサク読む技術」を読み終えました。

多くの本を読み、多くの本を書かれている著者が、さまざまな種類の本を、さまざまな手法で読む技術を紹介している本でした。第1章では平行読書や斜め読みのすすめ、第2章では長編小説を挫折せずに読む方法、第3章では経済小説と歴史小説のすすめ、第4章では翻訳書・原書・理系本の読み方の紹介、第5章では本に関する情報の入手方法やレーベルごとの個性、書棚を持つことのすすめが書かれていました。

第1章の内容は、本好きの人なら多分すでに実践されていることが多いと思います。複数の本を平行して読んだり、手近なところに常に本を置いておく、出かける時は必ず本を1冊持って行くは、私も生活習慣になっています。
ただ、同じ著者の別の本でもすすめられている、本にじゃんじゃん書き込みをすることは、私はどうしても抵抗があります。学生時代は教科書に書き込みをするのは平気でしたが、今は技術書でもあまり書き込みはしたくありません。(^^;

これは多分、本当に大切だと思うことは、手を動かしてメモを取りたいからかもしれません。今はパソコンが身近なものになったので、メモファイルの作成やブログへの投稿という形で簡単にメモを残せるのがいいですね。パソコンでメモを管理すると、後から簡単に検索することができる点も気に入っています。

パソコンで思い出しましたが、英語の原書を読むのは、最新のコンピュータ事情を知りたいと思うと、どうしても必要になりますね。さまざまな技術ドキュメントは、詳細を知ろうと思うと英語の資料しかないことも多いですし、それが翻訳されるのを待っていると、その間にさらに技術が進化してしまうこともありますので。

今回一番参考になったのは、長編小説の読み方でした。会話の部分だけ拾い読みしたり、適度に内容を飛ばしながら読むという、かなり思い切った手法が紹介されていました。それで本当に読んだことになるのかという思いもありますが、途中で挫折して放置するよりは、飛ばし読みでも最後まで読んだ方が全体の概略を知ることはできます。
この方法を知っただけでも、この本を読んだ価値はあったなあと思いました。(^^)

最後に、著者の読書に関する本を他にも読んだことがあったようなと思って調べてみたら、2007年に「読書力」を読んでいました。
もう9年前くらいです。月日の経つのは早いものだと、しみじみと思いました。(^^;
魔法つかいプリキュア! きせかえマグネットえほん (講談社 Mook(おともだちMOOK))ガメッツからの挑戦状を受け取ったリコとみらいは、魔法の世界へと向かいます!

前回現れたリンクルストーンを奪われてしまったことで、はーちゃんは落ち込んでいます。そこへ怪しげな黒い手紙が届きました。それはガメッツからの挑戦状でした。プリキュアとの決着をつけるために、決闘を申し込んできたのです。
決闘の場所は、魔法界の最果てにあるという「さいはて島」です。みらいとリコは、急いで魔法界へと向かうのでした。

魔法界に到着したものの、さいはて島はとても遠い場所でした。魔法のほうきで飛んでいくと、3日くらいかかる遠い場所らしいです。そこへ補習授業の時に知り合った人魚のロレッタ先生たちが現れました。2人がさいはて島へ向かっていることを知った先生は、潜水艦(?)を用意して2人に力を貸してくれました。

さいはて島があるのは、嵐の雲を抜けた先でした。魔法のほうきでは、そこを突破することができません。そこへ以前助けたペガサスの親子が現れました。ペガサス親子もまた、2人に力を貸してくれました。ペガサスの力強い翼のおかげで、2人はようやく目的地へ到着したのでした。

そこでは、ガメッツがしびれを切らして待っていました。途中でもっと近い場所を選べばよかったと後悔している姿が、ちょっと微笑ましかったです。(^^;

ガメッツは今回の戦いに全てを賭けていました。力が全てだと信じるガメッツは、ルビースタイルのプリキュアとの戦いを希望しました。そして自らも、ドクロクシーから授けられた全ての力を解放して、最終形態に変わりました。
みらいとリコは、ルビースタイルのプリキュアに変身して戦います!

最終形態のガメッツの力は、凄まじいものでした。パワーが持ち味のルビースタイルのプリキュアも、その力には翻弄されるばかりです。そしてガメッツの攻撃を受けたプリキュアは、ついに動けなくなってしまいました。そんなプリキュアをかばったのは、とても非力なはーちゃんでした!

ガメッツはそんなはーちゃんをあざ笑います。しかし、はーちゃんのプリキュアを助けたいという強い思いは、プリキュアに力を与えました。突然輝いたリンクルスマホンから、プリキュアは力を得ました。その力は、最終形態のガメッツを圧倒しました。こうしてプリキュアは、ガメッツを浄化して、ガメッツを本来の姿である亀に戻したのでした。

そしてみらいたちは、前回奪われたリンクルストーン・ガーネットを取り返すことができました。しかし、プリキュアの危機を救ったリンクルスマホンの力は何だったのでしょうか。

というわけで、今回は再び魔法の世界を舞台に、ガメッツとの激闘が描かれました。前回のラストのはーちゃんがあまりに可哀想すぎたので、無事にリンクルストーン・ガーネットを取り返すことができて本当によかったです。
そして、小さくて非力なはーちゃんが、プリキュアの危機にガメッツの前に立ちはだかったのもよかったです。(^^)
あなたを選んでくれるもの (新潮クレスト・ブックス)ミランダ・ジュライさんの「あなたを選んでくれるもの」を読み終えました。

この本は、映画の脚本作りに行き詰まった著者が、フリー・ペーパーに売買広告を出している人の元を訪れて、インタビューさせてもらった内容をまとめたノンフィクションです。ページをめくって驚いたのは、文章だけでなく、多数の写真も掲載されていたことでした。新潮クレスト/シリーズの中では異色の本でしたが、その内容にはとても引きつけられるものがありました。

著者が訪れるのは、「ペニー・セイバー」という小冊子に販売広告を出している人々です。冊子の名前からもうかがえるように、それはちょっとした小銭を節約しようという人向けに、ロサンジェルスで無料で配布されているものです。
そこには、さまざまな品物が紹介されています。脚本を仕上げるという現実から逃避した著者は、そこに書かれた広告の隅から隅まで目を通します。そしてある日、広告を出している人達にインタビューしてみようと思い立つのでした。

もちろん、全ての人がインタビューに応じてくれたわけではありません。しかし、インタビューに応じてくれて、この本に紹介されている誰もが、読者の心に強烈なインパクトを残す何かを持っていました。
それは、性転換しようとしている60代の男性だったり、インドの衣装を販売している夫人、スーツケースを売ろうとしている老婦人、おたまじゃくしを販売している高校生、レパード・キャットを販売している女性、ガレージセールで買った赤の他人のアルバムをたくさん集めているギリシア女性、元犯罪者で今は足にGPS発信器の装着を義務づけられている男性、キューバから移民してきた夫婦、体のあちこちにタトゥーやピアスをしている女性。
そして、著者の映画の中で重要な役割を演じることになる老人との出会いが待っていました。

最初は、単なるバラバラのちょっと個性的な人々に見えた彼らですが、共通点を持っていることに著者は気づきます。
それは、どの人もコンピュータと無縁な生活をしている人達だったのです。現在、これだけコンピュータやネットが発達していると、それと無縁に存在する人々がいることを私たちは忘れがちです。
著者もコンピュータとスマホに依存した生活をしています。しかし、それを通してでは決してつながることのできなかった人々と、今回のこの試みのおかげでつながることができたのでした。

特に印象的なのは、著者の映画に出演することになった老人との出会いです。彼は真面目なペンキ職人として働いてきましたが、金銭的には恵まれておらず、今では生活保護費に頼って暮らしています。生活は楽ではないけれど、彼はやるべきことを淡々と行いながら暮らしています。それは亡くなった犬や猫をきちんと埋葬してあげることだったり、体が不自由な人達の代わりに買い物に行ってあげたり、その時には打たれて死んだ警官から譲り受けた上着を必ず来て出かけたり・・・。

そんな老人との出会いが、停滞していた著者の映画作りを動かしました。そして、その老人を起用した映画は、ついに完成したのでした。しかし、著者が映画の編集を終えた時、老人はすでに亡くなっていました。
著者は残された老人の妻と会い、彼の最期の様子を聞きました。夫を亡くしたばかりの奥さんは、病を抱えながらも意外なくらい元気でした。それは「だって不幸な人間でいることは良くないことだもの」という奥さんの信条があったからでした。

この本を読み終えた今、私の中でいろいろな感情が渦巻いています。それは人生の哀しさだったり、誰も自分だけの人生を生きていることだったり、どん底と思えるようなところにも希望や夢があったり、神様のイタズラなのか思いがけないドラマが待っていることがあったり。
この混沌とした気持ちをもっと整理したいような、あえて散らばったままの今の気持ちを持ち続けることが大切なのかもと思ったり。

でも1つだけ確信しているのは、この本と出会えて本当によかったという気持ちです。それさえも、地球上の多くの人生のほんのわずかな部分でしかないけれど、それに触れることができて、本当によかったと思いました。(^^)
坂本が罠にはめられるお話でした。

学園祭の日が近づいていました。8823たちは、なぜか廃材を利用して綿菓子を作っていました。そこへ普段は滅多に学校に顔を見せない、深瀬という3年生が現れました。あの8823も、深瀬のことは恐れていました。8823から坂本のことを聞いた深瀬は、ちょっとしたゲームを坂本に仕掛けるのでした。

坂本たちのクラスは、未知との遭遇というテーマで展示を行う予定です。しかし、風船で作った宇宙人は、あまりにリアリティがありません。だらだらとさぼる男子が大勢いる中、委員長の藤田さんは何とか展示を作り上げようと苦労しています。そこに坂本が力を貸しました。風船そのままの展示は説得力がありませんが、それをカーテンに隠した影として見せることで、意外なリアリティが生まれました。

坂本の活躍で雰囲気は盛り上がりましたが、やる気のない男子たちは坂本のようにできないことが面白くありません。
そんな心の隙間を、深瀬は利用しました。学園祭当日、藤田さんたちが登校すると、昨日必死に作った風船が全て割られていました。その犯人として、懸賞金つきで指名手配されていたのは、坂本でした!

クラスの女子たちは、それを坂本がやったこととは認めたくありません。しかし、多くの生徒に追われる坂本は、いつまで待っても教室に現れません。その代わりにやって来たのが、昨日さぼっていた男子たちでした。彼らは風船が割られていたことを知って、新しい風船と空気入れを用意してやって来たのです。その上、昨日の態度を謝るしおらしさを見せたことで、坂本抜きでクラスは展示の復活に一丸となったのでした。

8823たちの助けもあって、ようやく坂本はクラスに顔を出すことができました。しかし、そこには坂本の居場所はなくなっていました。坂本は深瀬が仕掛けた罠に、完全にはまってしまったのです。それでも坂本は、風船を割った犯人は自分ではないと否定しません。クラスの女子たちさえも、風船を割ったのは本当に坂本なのかもしれないと思い始めます。

みんなの前から消えた坂本に代わって、クラスの扉の前にA子と名乗る女の子が現れました。彼女は風船を割ったのは、自分だと言うのです。しかし、さぼっていた男子たちは、そんなはずはないと断言します。彼らはA子のセリフの誤りを指摘しました。クラスの展示は、昨日の時点では完成していなかったのです。

しかし、これがさぼり男子たちの墓穴を掘ることになりました。飾り付けを手伝わずに、先に帰った彼らが展示が完成してないことを知るはずがありません。こうして一気に、深瀬の企みが明らかになりました。そして、そのきっかけとなったA子は、ヘリウムガスを使って女の子のような声を出した坂本だったのでした。

女子たちは、一転さぼり男子たちをつるし上げます。そんな彼らをかばってくれたのは、やはり坂本でした。悪賢い手段で坂本を陥れようとした彼らですが、坂本がやって来るまでの間クラスの展示を復活させようと必死で働いた心に嘘はありませんでした。それは彼らの手にできた、豆が証明していました。

こうして坂本は、深瀬の仕掛けた罠から脱することができました。しかし、首謀者の深瀬がこれで手を引くとも思えません。この先、深瀬はどんな罠を仕掛けてくるのでしょうか!?

今回は、これまでのお話と違い、坂本が徹底的に追い詰められる展開だったのが面白かったです。そして深瀬の罠をやぶりつつ、それに協力してしまった男子たちにも救いの手を差し伸べる坂本がかっこよかったです。(^^)
薄ら氷心中「昭和元禄落語心中」のOP主題歌「薄ら氷心中」を購入しました。よくよく考えてみたら、林原めぐみさんの曲を購入するのは、これが初めてでした。(^^;

「昭和元禄落語心中」の視聴中から、このOP主題歌はとても気になっていました。けだるい雰囲気と、どこか懐かしさを感じさせる旋律、そして林原めぐみさんの歌いぶりから感じられる暗い情念が心に残ります。

当初は、この1曲だけを購入するだけのつもりでしたが、同時収録されている「我れは梔子」が「薄ら氷心中」に劣らぬ、味わいのある名曲で思わず同時購入してしまいました。哀愁のある旋律がベースですが、歌い手にとってかなり難しい曲だと思います。でも、それを感じさせない、林原さんのさらっとした歌い方が素敵な曲でした。(^^)