日々の記録

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さまよえる湖〈上〉 (岩波文庫)ヘディンの「さまよえる湖(上)」を読み終えました。

ヘディンの名前は、タクラマカン砂漠の探検記を子供の頃に読んで知りました。そこで紹介されていた、"さまよえる湖"という言葉がずっと印象に残っていました。それ以来ヘディンことはずっと忘れていたのですが、先日たまたま岩波文庫にヘディンの「さまよえる湖」が上下2分冊で刊行されていることを知り、読んでみたくなりました。

ヘディンは自ら提唱した「さまよえる湖説」を立証するために、中国奥地へと赴きました。この本では、その探検の様子が克明に記録されています。旅の準備から始まり、調査を進めつつヘディンたちは前進します。ヘディンの文章だけでも、読んでいて想像力をかき立てられますが、それ加えてこの本にはヘディンの描いた多くのスケッチや写真が収録されていて、自分もその場にいて一緒に探検しているような気分を味わえました。(^^)

探検の途中で、ヘディンたちは遺跡の発掘も行います。手厚く葬られた王女の亡骸を発掘したヘディンは、彼女がどんな生涯を送ったのか思いをはせたり、長き時を経て亡骸が星空に照らされる様子を描写したりします。冷静沈着に目的に向かいながらも、ロマンチストな一面も併せ持つヘディンの人柄の深さが感じられました。

上巻は、ヘディンたちが幻の湖ロプ・ノールへと続く水路を探す旅がメインでしたが、下巻ではどんな発見が待っているのか、続きを読むのが楽しみです。
amazonプライム・ビデオで独占配信されていた、「正解するカド」第0話を視聴しました。

この第0話は、既に放送された第1話以前のお話らしいです。
主人公の真道幸路朗は、凄腕の交渉人として様々な省庁に出向して任務を果たしてきました。総務省の仕事を終えて、次は外務省へと出向する予定でしたが、その間に1ヶ月ほどの時間の猶予ができました。その期間を利用して、真道は同僚の花森と共に、とある用地買収の依頼を受けることになりました。

その案件は、20年以上も保留され続けていたのに、なぜか今になって急いで話をまとめるために真道が駆り出されたようです。買収の予定地には、刑部鍍金の工場がありました。そこは高い技術を持っていて、昔は政府関係の仕事も数多く手がけていましたが、今では研究開発にまわす予算もなく、廃業を目前に控えていました。

かなり好条件での交渉なので、すぐに仕事が終わるかと思いきや、真道はその工場が持っている技術力の高さに目をつけました。そして真道は、内閣官房長のもとで働いている、知り合いの夏目に援助を求めました。真道は、官房長官の持っている人脈から、御船という学者を紹介してもらいました。御船の持つ、限界まで摩擦力を低減するメッキ理論を、刑部の持つ技術力で実現させようとしたのです。

1ヶ月という限られた時間の中、刑部のスタッフはがんばりました。そして、ついに結果を出しました。そして、今回の依頼の裏事情が明らかになりました。依頼者である事務次官の五十嵐と、刑部はかって一緒に仕事をしたこともある知り合いだったのです。刑部の窮状を知った五十嵐は、せめて刑部の工場を好条件で買い取ることで、彼を救おうとしたのです。

しかし、真道が出した答えは買収ではありませんでした。好条件とはいえ、買収で手に入るものは刑部にとっても、五十嵐にとってもたいした価値を生み出しません。しかし真道が関わって新しい技術を実現させたことで、将来的に莫大な利益を双方にもたらすことになったのです。

真道の考える仕事とは、一方的に依頼者の要求を遂行することではありません。依頼者と交渉者の双方に最大の利益をもたらす方法を見つけ出すこと、それこそが自分の仕事だと真道は考えていたのでした。今回の真道の活躍により、五十嵐は再び刑部と共に仕事をすることができそうです。

こうして1つの仕事を終えた真道と花森は、今度は外務省の仕事のために飛行機で羽田から飛び立とうとしていました。
そこに突如現れたのは、巨大な謎の箱のようなものでした。その箱は飛行機を飲み込んでしまいました。しかし、飛行機を押しつぶしたのではなく、その内部に真道たちを取り込んだようです。この巨大な物体は、いったい何なのでしょうか!?

予備知識ゼロで視聴しましたが、とても面白かったです!(^^)
プロジェクトX的な物語なのかと思ったら、最後に謎の巨大物体が現れて、一気にSF作品になったのに驚きました。
第1話以降もamazonプライム・ビデオで視聴できるようなので、引き続き視聴していきたいと思います。