日々の記録

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エルの開発した新型のシルエットナイトが、ケルヒルトらに強奪されてしまうお話でした。

魔獣を発生させて、砦の守備に当たっていたシルエットナイトを出撃させたケルヒルトは、その隙に砦に入り込んで、エルが開発した新型シルエットナイトを強奪しました。多くのシルエットナイトが出撃していたため、砦に残った兵力ではケルヒルトの行動を阻止することができません。

その頃、キッドとアディ、親方たちは完成した新型機の納入という名目で、ディクスゴード公爵の砦を目指していました。ディーのグゥエールに加えて、エドガーのアールカンバーもそれに同行しています。さらにキッドとアディは、エルが開発したシルエットギアまで持ち込んでいました。・・・この子ら、エルと遊ぶ気満々ですね。(^^;

そんなキッドたちと、砦からシルエットナイトを奪って逃走してきたケルヒルトが遭遇してしまいました。ケルヒルトは、相手が学生だと知って彼らを殲滅しようとします。しかしエドガーとディーのシルエットナイトに加えて、シルエットギアを装着したキッドとアディが参戦します。さらに砦にたどり着いた親父さんから、シルエットギアを調達したエルも戦いに加わります。

新型のシルエットナイトと戦うエドガーとディーは、相手のパワーに押されて苦戦していました。意外と健闘していたのが、キッドとアディのシルエットギアです。幸運に助けられたこともあり、ワイヤーを使ってシルエットナイト1台を水没させることに成功しました。(^^;

そこにさらに、エルが参戦してきました。新型シルエットナイトのことは、誰よりも精通しています。あっという間に盗まれたシルエットナイトの1台を行動不能にしてしまいました。しかし、ケルヒルトと対峙したエルガーは苦戦しています。
エルガーのシルエットナイトは、ケルヒルトとの戦いがでボロボロにされてしまいました。・・・というか、あそこまでボロボロにされながら、生き延びているエルガーも凄いかも。(^^;

今回、男を見せたのは、前の戦いは逃げ出してしまったディーでした。ケルヒルトが逃走のために呼び出した大量の魔獣に、断固として立ち向かいます。砦からの支援が到着したこともあり、ディーたちは魔獣の撃退に成功しました。しかし、エルの新型シルエットナイト・テレスターレは奪われてしまいました。

そしてエルたちは、国王の前に呼び出されました。新型シルエットナイトの秘密を守ることが重要だと考えた国王は、新たな騎士団を設立することにしました。その団長に選ばれたのは、エルでした。銀鳳騎士団と名付けられた新たな騎士団は、これからどんな活躍をみせてくれるのでしょうか。

これで終わりかと思ったら、テレスターレを奪われたエルガーは、ヘルヴィに機体を奪われてしまったことを謝りました。そして、必ずテレスターレを取り返してみせると、ヘルヴィに誓うのでした。これは完全にヘルヴィがエルガーに惚れちゃうパターンですね。(^^;

というわけで、思わぬ襲撃で新型シルエットナイトを奪われましたが、エルたちの活躍で被害を抑えることができました。
銀鳳騎士団も誕生して、ますますエルの趣味がはかどりそうです。(^^;
陋巷に在り〈2〉呪の巻 (新潮文庫)酒見賢一さんの「陋巷に在り」第2巻を読み終えました。

前半は、1巻に続いて陽虎との戦いが描かれました。陽虎がクーデターを起こした裏では、南方の巫術を用いた恐るべき仕掛けが用意されていました。それに立ち向かうのは、顔回です。陽虎は五父の衢(ごほのちまた)に、饕餮(とうてつ)と呼ばれる守護神を呼び出していたのです。

顔儒の一族は、饕餮に立ち向かいますが、饕餮の力は強大で相手になりません。そこに顔回が現れました。顔回は饕餮を、倒すのではなく、神の一人として敬ったのです。それによって、ようやく饕餮を鎮めることができたのでした。

巫儒の力を失ったことで、陽虎の目論見は完全に崩れました。しかし、陽虎もただ者ではありません。数々の危機に見舞われながらも、肝の据わった態度でそれを切り抜けました。おまけに難を切り抜ける中で、ちゃっかりと魯の国の宝物まで盗み出していました。

その後の陽虎は、斉に逃れるも捕らわれてしまいます。ところが、陽虎はそこからも逃げ出して、晋へと逃げ延びました。しかし陽虎はまだ、自らの野望を捨てたわけではないようです。恐るべき野望と行動力の持ち主ですね。
物語の中では、悪役として描かれている陽虎ですが、個人的には自らの意志を貫き、窮地にあっても諦めない姿には、どこか心ひかれるものがありました。

そして物語は、ようやく顔回が妤(よ)と知り合った後にもどってきます。例によって、妤にくっつかれていた顔回は、ちょっとした油断から、謎の巫術師の術中に落ちてしまいました。そこで顔回は、術者に操られた使鬼に襲われますが、自らの力でそれを切り抜けました。
後でそれを知った顔回の守り人・五六(ごろく)は、顔回から目を離して別の企てに力を貸していたことを悔やむのでした。

五六が関わっていたのが、最近魯の国で勢力を伸ばしてきた少正卯(しょうせいぼう)の主催する塾を探ることでした。
少正卯のことは、孔子も危険な存在だと考えていました。しかし、いつの間にか少正卯は、官位を得て魯の宮中に姿をみせるようになっていました。

少正卯は、意図的に孔子に近づきます。孔子はそれを無視しようとしますが、どうしても少正卯の術中から逃れることができません。少正卯の背後には、陽虎の時よりも大きな巫儒の力を持つ者が存在するようです。

その筆頭である悪悦(あくえつ)こそが、先に顔回に術を仕掛けてきたのです。悪悦は顔回の力を試すために、あのような術を仕掛けたのです。それは一歩間違えれば、顔回の命を奪いかねない術でしたが、それくらいやらなければ顔回の実力を知ることができないと悪悦は気づいていたのです。

悪悦には、妖しげな媚術を使う子蓉(しよう)という妹がいます。彼女もまた顔回に興味を持ちました。天性の巫儒の才能を持つ顔回ですが、子蓉の使う媚術に対抗する技は教わってきませんでした。そんな顔回でしたが、なんとか子蓉の気を削ぎ、彼女から害意を奪いました。しかし、そんな顔回に子蓉はますます興味を持ったようです。

その頃、魯の国の貴族が住む町では、異常な事態が起きていました。昼日中の町中に、怪しい巫儒者が数多く現れたのです。彼らは日に日に数を増やし、放置しておけない状況になりました。孔子は司寇(しこう)として、彼らに対応せねばならなくなりました。

そして孔子は、それらの巫儒者の集団が少正卯の屋敷に集まっていることを突き止めました。しかし、兵を引き連れて孔子が少正卯の屋敷に踏み込んだ時、そこには巫儒者の姿はありませんでした。孔子は少正卯にまんまとはめられたのです。
新参者とはいえ、宮仕えする身分である少正卯の屋敷に踏み込んでおきながら、何もなかったでは通りません。少正卯はそこで孔子に恩を売ろうとしますが、孔子はそれをはねのけました。孔子は、この始末をどうつけるつもりなのでしょうか。

顔回と饕餮の戦い、そして悪悦の仕掛けた術との戦い。不気味な存在である少正卯の暗躍と、さまざまな要素が盛りだくさんで前巻以上に面白かったです。