日々の記録

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陋巷に在り (3) (新潮文庫)酒見賢一さんの「陋巷に在り」第3巻を読み終えました。今回は、ついに顔回と子蓉(しよう)が直接対決することになります!

孔子は、前巻での少正卯(しょうせいぼう)屋敷の家宅捜査失敗の責任を取って、自ら自宅に蟄居しています。そのおかげで、ようやく子貢(しこう)は孔子と顔を合わせることができました。しかし子蓉の媚術に取り込まれた子貢は、それでも彼女の元に通うのをやめることができません。

その頃、顔回は子貢と共に子蓉の元を訪れた冉伯牛の元を訪れていました。どのような巫術を仕掛けられたのか、伯牛は酷い病に冒されていました。そればかりか、その家全体にもその悪影響が及んでいたのでした。顔回は、伯牛家の竈神の力を借りて、それらを祓いました。しかし、伯牛はそれ以外にも、直接体の中に何か術を施されているらしく、顔回の力でもそれ以上の回復は望めそうにありません。

そして顔回は、ついに自らが直接少正卯の屋敷に乗り込むことを決意します。子蓉の魅力の虜になり、いっこうに帰ってこない子貢の奪還と、伯牛に施された術の解呪方法を聞き出そうというのです。屋敷に乗り込むにあたり、顔回は妤(よ)の髪の毛を持参しました。妤は巫子ではありませんが、普通の人には見ることができない使鬼を見ることができますし、巫女としての素質は十分に持っているようです。

顔回がやって来たことを知って、子蓉はうれしくてなりません。自らの魅力に惹かれて、顔回がやって来たのだと子蓉は思い込んでいたのでした。そんな子蓉を、兄の悪悦は止めようとしますが、子蓉の恐るべき力は悪悦をも越えていました。

こうして顔回は、子蓉と対面することになりました。何重にも張り巡らされた媚術の罠に、顔回は何度も落ちそうになりました。しかし、ギリギリのところで顔回は踏みとどまることができました。それは妤の髪の毛に、それだけの力があったからでした。どんなに秘術を尽くしても、顔回が落ちないことが子蓉には信じられません。そして、それは強力な力を持った髪の毛のせいだと子蓉は知りました。

屋敷から帰ろうとする顔回を、悪悦が呼び止めました。悪悦は顔回と戦うことを決意していました。しかし、それを少正卯が止めました。悪悦が顔回に執着している間に、少正卯の屋敷の周囲は顔氏の術者に囲まれていたのです。いつもの悪悦なら、それにすぐ気づかないはずがありません。そんな悪悦を、少正卯はたしなめたのでした。

こうして顔回は、無事に少正卯の屋敷から帰還することができました。悪悦や子蓉も恐ろしい存在ですが、それ以上に少正卯という存在が不気味です。彼は孔子が、三桓家の壊滅を目指していることを知っています。しかし、少正卯はそれを阻止しようとは思っていません。逆に孔子に手を貸すことすら、少正卯は考えています。彼はいったい何を目的に行動しているのでしょうか!?

少正卯は、孔子の勢力を利用するために、門下の公伯寮(こうはくりょう)を取り込みました。公伯寮は、同門の子路の方が孔子に信頼されていることを不満に思っていました。そのわずかな隙を、少正卯に狙われました。そして今では、公伯寮は完全に媚術の虜になっています。少正卯は、公伯寮に何かをさせるつもりのようですが、それは失敗してもかまわない程度の作戦らしいです。つくづく少正卯は、底の見えない恐ろしい人だと思いました。

顔回との戦いに敗れた後、子蓉は夜な夜な出歩いていました。なんと彼女は、顔氏が少正卯の情報を探るために派遣した、巫術者たちを次々と殺していたのです。そして、そんな子蓉と顔氏の太長老の守り人である顔穆とが対決することになってしまいました。老練な技を持つ顔穆でしたが、子蓉の恐るべき媚術はその顔穆の力すら越えていました。

子蓉との戦いで致命傷を負った顔穆は、孔子の屋敷の門前で息絶えました。顔穆は、孔子の母である徴在(ちょうざい)へのかなわなかった恋を抱えていたのです。彼が孔子に対して、どこか突き放した態度を取ってしまうのも、それが原因でした。そんな顔穆は、最後に自らの屍を孔子の前にさらすことで、孔子に何を伝えたかったのでしょうか。

というわけで、3巻は顔回と子蓉との緊迫感のある戦い、謎の多い少正卯の暗躍、顔回の守り人である五六の師でもある、顔穆の思いがけない死と、読み応えのある内容でした。
新番組の今頃視聴です。(^^; アビスと呼ばれる大きな穴がある世界が舞台の物語でした。

孤児院で暮らすリコは、アビスと呼ばれる大穴を探索する探窟家を目指しています。その修行のために、今日もアビスにある遺物を拾い集めていますが、見習いのリコはまだ深いところまで潜ることができず、それが不満のようです。リーダーからは、実績を上げればもっと深いところまで探検できるようにしてくれると言われていますが、その日がリコには待ちきれないのでした。

リコのお母さんも、アビスの探窟家だったようです。そんなお母さんが行った場所に1日も早く行ってみたくて、リコは焦っていたのでした。

そんなある日、仲間のナットと共に遺物の収集に出かけたリコは、ナットがベニクチナワと呼ばれる空飛ぶ蛇のような怪物に襲われそうになっているのを見つけました。ナットを救うために、リコは探窟家の象徴でもある笛を鳴らして、ベニクチナワの注意を自分に引きつけました。

それでナットを救うことができましたが、今度はリコ本人がベニクチナワに追われて大ピンチです。そんなリコを救ったのは、どこからともなく放たれた一条のビームでした。そのビームは、不思議な男の子が放ったものでした。その男の子は、人間かと思えば、体は機械仕掛けのようです。

自分の名前すら覚えていない男の子を、リコはレグと名付けたのでした。レグは手からビームを出したり、腕を自在に伸縮させることができるようです。リコはレグのことをロボットだと言っていますが、レグにはおへそもおち○ち○^^;もあるようです。ロボットというより、サイボーグみたいな存在なのでしょうか。

そんな不思議なレグは、アビスの底からやって来たに違いないとリコは確信しています。本当にレグは、アビスの底からやって来たのでしょうか。そして、アビスの奥深くにはいったいどんな秘密が隠されているのでしょうか。

視聴するアニメの本数が限界を超えていたので、この作品を見るのを先送りにしていましたが、ちょこまか動くリコたちが可愛いし、作画もきれいですし、もっと早く視聴すればよかったと思いました。