日々の記録

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人気の洋菓子店から、間野山に出店したいという申し出があるお話でした。

由乃たちのところに、隣の市にある人気の洋菓子店から、みずち祭りに協賛したいという申し出がありました。それだけでなく、なんと間野山にも新たな支店を出したいと考えていました。お店の経営者は、間野山の出身でした。先日行われた廃校式に参加したことで、その人は自分も間野山のために何かしたいと考えたのです。

もちろん間野山に出店することのリスクも、その人は考慮していました。しかしそれでも、間野山にお店を出したいと思ってくれたのです。しかし、お店を出店するための場所の確保に苦労していました。そこで由乃たちは、それに協力することにしたのでした。

まずは、地元の商店会の会長である凛々子のお祖母さんに話を通しました。和菓子屋にとってはライバル店の出店ですが、商店街の活性化につながるならと、お祖母さんは協力を約束してくれました。そして由乃たちは、お店の出店場所を探し始めました。ところが、シャッターが降りたままのお店はたくさんあるのに、様々な事情でお店を貸してくれるところが見つかりません。

そんな中、完全に空き家になっているお店があることが判明しました。秋山さんは、経営していたお店を閉めた時に別の場所に建てた家に移り住んだのです。ここならと由乃たちは期待しますが、なぜか秋山さんはお店を貸すことを頑なに拒否します。

状況を打破するために、商店会の会合が開かれました。そこには今もお店を開けている人だけでなく、秋山さんのようにお店を閉めてしまった人たちもやって来ました。そこで凛々子のお祖母さんは、改めて洋菓子店にお店を貸してくれる人がいないか尋ねます。それに誰も答えないのを見て、お祖母さんは商店会の解散することを提案しました。このままお店を続けていても、先細りになっていくばかりなら商店会の存続意義はないと考えたからです。

開店派と閉店派の意見が対立する中、その場の雰囲気は使ってないお店を持っている秋山さんに否応なしに場所を提供させる流れになってしまいました。しかし、由乃はそんなやり方は間違っていると思いました。誰かの犠牲の上にお店が出店されるなら、それは単なる開発になってしまいます。由乃たちが真に望んでいるのは、誰かが犠牲になるのではなく、みんなの合意の上で町を盛り上げていくことでした。

そんな由乃の言葉を聞いて、秋山さんの事情が明らかにされました。かって秋山さんは、開いた店舗でお店をやりたいという若者に場所を提供したことがあったのです。しかし、その若者はある日突然夜逃げしてしまいました。お店の借金の保証人にもなっていた秋山さんは、若者が残した負債まで押しつけられてしまったのです。

これまで秋山さんは、そのことを凛々子のお祖母さん以外には知らせずにいました。自分の経験が、これからの商店街の発展を阻止することになってはいけないと考えたからです。そんな秋山さんの事情を知って、ようやくお店を閉めている人から、自分のお店を貸してもいいという声が上がりました。こうして洋菓子店の出店問題は、ようやく解決したのでした。
さらに、ずっと仮だったみずち祭りの開催も、ようやく商店会の同意が得られたのでした。

そして見つからない黄金の龍の代わりに、由乃はシャイニングドラゴンを使わせてもらうことにしました。本物の祭具が見つかれば一番ですが、限られた予算の中で祭りを実行するには、この方法が一番だと判断したのです。
こうして全てがうまく動き始めたと思った時、思わぬ知らせが届きました。なんと間野山を他の市町村と合併させる話が進んでいたのです。このまま間野山は、合併されて消えてしまうのでしょうか。

というわけで、今回は人気店の出店にからめて、由乃の成長が見えたとてもいいエピソードでした。会合の中で追い詰められていく秋山さんと、真希たちが進めている龍を題材にしたお芝居のストーリーが重なるところもよかったです。
秋山さんから、どうして間野山のためにそこまで尽くしてくれるのかと聞かれた由乃が、間野山が自分を受け入れてくれたからだと答える場面もよかったです。

間野山の合併話は、由乃たちにとって最大の試練になりそうですが、無事にこれを乗り越えて欲しいと思います。