日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


南極到着前に、ようやく報瀬と吟がお互いの思いを確認するお話でした。

南極に向かいながらも、マリたちは今日も体力作りに励んでいます。いつも以上に気合いが入っていると思ったら、メンバー同士の対抗試合で負けて、お肉を食べそこなったのが原因でした。そんな中、いつも不器用でドジっ娘な報瀬が、縄跳びは上手く跳んでいます。

そんな報瀬の前に、若手隊員の財前が現れました。何かと思えば、いきなり財前は報瀬に「好きです」と告白しました!
と思ったら、財前が好きなのは報瀬ではなく、隊長の吟でした。報瀬と吟が古くからの知り合いだと知って、財前は報瀬に協力を求めていたのでした。・・・っていうか、女子高生に頼っているあたりで、すでに恋愛対象外な気がします。(^^;

報瀬と吟は、意外と古くからの知り合いでした。まだ報瀬が幼稚園だった頃から、お母さんが吟を家に連れてきていたのです。そして驚くべき事実が発覚します。口べたで思い込んだら一直線なところが、報瀬と吟はそっくりだったのです!(^^;
この場面、報瀬とマリたちのやり取りと、吟とかなえのやり取りがシンクロしているのが笑えました。

そして報瀬と吟は、ようやくお互いにきちんと向き合って話をすることができました。吟は自分の判断で、報瀬のお母さんを見捨てる結果になったことで、報瀬が自分を憎んでいると思っていました。しかし、お母さんが南極に出かける前から、そこが危険な場所だと聞かされていた報瀬は、そのことでは吟を恨んではいませんでした。

しかし、お母さんが亡くなっても、それまでと変わらない日常が過ぎていくことに苦しさを感じてはいました。そんな自分を、報瀬はお母さんがまだ生きていると信じて待っているように思っていたのです。そして、そんな思いに決着をつけるためにも、絶対に南極に行くと決意したのです。

そんな中、観測船は氷に覆われた場所までたどり着きました。ここからは、砕氷船の自重を利用して氷を砕きながら、自らの進む道を切り開いていくことになります。第二次大戦の影響で、戦後の日本に割り当てられた上陸ポイントは、条件の良い場所ではありませんでした。しかし、日本の技術者や観測隊員たちは、それでも南極に行くことを諦めませんでした。その結果が、今へとつながっているのです。

それは砕氷船が氷を砕いて進むように、遅々とした歩みでした。それでも日本の観測隊は、南極へとたどり着いたのです。
そんな進み方は、報瀬や吟の生き方と重なるところがありました。困難があっても、周囲から無理だと言われても、彼女たちは諦めませんでした。だから今、こうして南極にいるのです!

本格的な上陸前に、マリたちは少しだけの上陸を許されました。4人そろって上陸したその場所で、報瀬は大声で叫びました。ざまぁみろっ!!!
その叫びは、報瀬だけの思いではなく、不利な条件で南極へと向かった観測隊員全員の思いでもありました。

というわけで、本格的な南極での活動を前に、メンバー全員の思いが1つにまとまったいいエピソードでした。(^^)
そうそう。吟に惚れていた財前ですが、吟の弱い一面を見たことで彼女への思いを断ち切りました。つ〜か、惚れた理由が、守ってくれそうという情けない理由だったので^^;、そのへんを改めない限りどうしようもない気がしますが。
人生にゆとりを生み出す 知の整理術同じ著者の「しないことリスト」が興味深かったので、最新作の「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」も読んでみました。

読み始めて最初に目にとまったのは、マザー・テレサの言葉の引用でした。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」

普段のちょっとした考えが、将来の自分の運命にまでつながっている。ある意味当たり前のことですが、普段、それを深く意識することはないと思います。これを読んで、よく考えることが、よく生きることにつながるんだなあと、しみじみと思いました。

そして知識のインプット、そしてそのアウトプット、モチベーションの維持について著者が実践していることが紹介されます。その中で参考になったのは、アウトプットについてでした。著者はアウトプットを、軽いものと重いものに分けて考えています。

その中でも、アウトプットする時の工程をきちんと分けるというのが、自分にとって大きな気づきでした。
最初に徹底的にアイディアを出す、次に構成を考える、最後にそれを実装するという流れです。私が何かする場合、最初のアイディア出しの作業時間が少ないため、先の工程に入ってからアイディアを追加したりしていました。時にはほぼ実装が終わりかけた時、アイディアの追加を思いつくこともあり、結果的にそれが作業時間の延長につながっていたことに気づきました。

また、最初から完璧なものを作ろうとせず、最初は65%くらいを目指して1つの形に仕上げて、後からそれを何度も見直すことで完成度を高めていくことの重要性も再認識しました。最初に大ざっぱでも全体を作り上げないと、全体が見えませんので、後の修正を前提として作業を進めることは大切ですね。

それに合わせて、スケジュールも前期で全体を作り上げ、中期でそれを見直し、後期で磨きをかける、という流れで進めることができて、自分が今どのフェーズにいるのか確認できていいなあと思いました。

他にも紹介されている手法がありましたが、ポモドーロテクニックなど別のライフハック系の本ですでに知っていることでしたので、上記のアウトプットの手法が個人的には一番有益でした。(^^)
樹里たちと佐河の戦いが始まるお話でした。

佐河の目的は、管理人(カヌリニ)の力を自らの意識を残したまま手に入れることでした。事前に研究を進めていた佐河は、それを成功させました。そして反逆した教団メンバーを相手に、その力を試します。その力の前に、次々と教団員が犠牲になります。

佐河はさらなる実験として、時の止まった世界の住人を殺そうとする者がいた時どうなるかを、生き残った教団員と時の止まった世界にいる翼を利用して試そうとします。そこに樹里とお祖父さんが、瞬間移動で現れます。樹里は佐河の体から白クラゲを追い出そうとしますが、お祖父さんがうまく瞬間移動できずに失敗します。そして佐河たちは、翼を人質にしたまま撤退しました。

一方、樹里たちは、今後の作戦の見直しをしています。間島は、汐見を仲間に引き込もうと考えました。その交渉役として、間島は佐河たちが隠れているスーパーに向かいました。そこでは佐河が、さらにカヌリニの制御に成功していました。大量の栄養を補給した佐河の体は巨大化しましたが、それを皮を脱ぎ捨てるように元の姿に戻してみせました。

そこに間島がやって来ました。佐河は、それをいち早く察知します。佐河は、遠くからでも人の気配を感じることができるようです。間島は汐見と交渉して、彼を仲間に引き込もうとします。しかし汐見は、佐河についた方が生き残る確率が高いと判断して誘いに応じません。

そんな間島に、怪物と化した佐河が襲いかかります。それを間島は、ギリギリのところに切り抜けます。戦いの中、間島は空中に飛び出した鉄骨の上に追い詰められていました。普通なら、そこに立てば下に落ちてしまいますが、間島は何らかの力で、鉄骨の時が止まった状態を保つことができるようです。

間島の危機を知った樹里とお祖父さんは、彼女を助けに向かいます。そのおかげで間島は助かり、人質にされていた翼も回収することが出来ました。そして佐河たちは、あっさりと退却しました。しかし彼らががあっさり退却したのには、理由がありました。戦いの中、汐見に切りつけられたお祖父さんは軽傷を負いました。その時にお祖父さんの手から流れた血を、汐見は回収していきました。お祖父さんの血を手に入れることが、佐河の目的だったのです。

それを知らない樹里たちは、隠しておいた止界術に使う石が盗まれたことに気がつきます。そこで間島は、1つの可能性に気がつきました。佐河たちは、お祖父さんの血を利用して、お祖父さんを時の止まった世界から追い出そうとしているのではないかと。

それと同時に、お祖父さんが苦しみ始めました。佐河たちが、お祖父さんの血を石に与えたからです。瞬間移動という強力な力を持ったお祖父さんは、このまま時の止まった世界から強制的に排除されてしまうのでしょうか!?

そうそう。樹里たちがたいへんな間に、お父さんは真の相手をしています。お父さんはまたよからぬことを企んでいるようですが、それが今後の展開にどう影響してくるかも気になります。
さくらと知世が、秋穂の家を訪問するお話でした。

前回、小狼も知世の家にやって来たのは、カードのことについて話すほかに、知世が小狼のコスチュームの採寸をする目的もありました。さくらの分だけでも凄いのに、そのうえ小狼の分までコスチュームを作るとは、相変わらず知世ちゃんは凄いです。(^^;

知世と一緒に登校していたさくらは、途中で秋穂と出会いました。秋穂はどんな家に住んでいるのかと思ったら、それはなんと前にエリオルが住んでいた屋敷でした。それを知って驚くさくらたちを、秋穂はお休みの日に招待したいと言ってくれました。そこでさくらと知世は、秋穂の家を訪問することになりました。

さくらは、小狼も一緒に来ないか誘いましたが、例によって小狼は何か用事があって行くことができません。がっかりするさくらでしたが、その次のお休みに一緒にお出かけしようとデートの申込をしました!
それを小狼は、承諾してくれました。でも2人ともその話題の間中真っ赤な顔をしていて、相変わらずラブラブで初々しいカップルですね。

帰宅したさくらは、再び不思議な夢の世界に引き込まれました。そこでは、いつものフードの人物がさくらを見つめています。その人にさくらは、何かして欲しいことがあるのか尋ねますが、答えは返ってきません。その夢の世界には、大きな時計が数多く登場しますが、それも何か意味があるのでしょうか!?

そしてさくらと知世は、秋穂の家に行きました。そこでさくらたちは、秋穂のお世話をしてくれている海渡を紹介してくれました。いきなりお花を背負って登場だったので、インパクトが大きかったです。(^^;

海渡は執事として、秋穂の身の回りのお世話をしてくれています。でも、秋穂の海渡への思いは、主人と執事という関係ではなさそうです。海渡が仕事だから仕えていると言った時の秋穂の沈黙は、そんな関係への寂しさがあるように見えました。

そして秋穂は、さくらと知世を屋敷の図書室に案内してくれました。そこには、図書館のように数多くの本が集められていました。秋穂の一族は、読書好きな人が多いらしく、いつの間にか膨大な蔵書が収集されていたのでした。

秋穂が見せたがっていた本を持ってくる間に、さくらと知世は図書室を歩き回ります。そこでさくらは、カードの気配を感じていたのです。そして本棚の一部が欠落している、不思議な場所を見つけました。魔法の杖を使ったさくらは、そこで新しい「透過」のカードを手に入れました。このカードは、その力が働いている場所を透明にする力があるようです。

そして秋穂が、さくらに見せたいと言っていた本を持ってきました。その本の表紙は、夢の中でさくらが見た時計のデザインをしていました。このつながりは、何を意味しているのでしょうか!?

その頃、エリオルのところでは奈久留がさくらのことを心配していました。しかし、エリオルはまだ今は動く時ではないと言います。エリオルたちや小狼は、さくらの知らない何を知っているのでしょうか。

というわけで、秋穂がエリオル君が住んでいた屋敷に暮らしていることがわかるお話でした。秋穂のところを訪れたことで、少しクリアカードの謎に近づいた気はしますが、全てが明らかになるにはまだ時間がかかりそうです。
今回はなにより、小狼をデートに誘うさくらが、とっても可愛かったです。(^^)
前半は千明が新しく買った道具のお手入れ、後半はなでしこたちがアウトドア用品店に出かけるお話でした。

なでしこたちの学校は、もうすぐテストです。それなのに、野クルの千明は、追い込まれないとやる気が出ないとか言って、新たに購入した木の器とスキレットのあおいにみせてうれしそうです。しかし木の器は、熱い物やお湯を入れられないことが分かりました。安い製品は、木の表面にワックスが塗られていて、暖めるとそれがはがれてしまうからでした。

しかし千明は、それでもめげません。ワックスをサンドペーパーで取り除いてしまえばOKなんじゃないかと気づいて、その作業に入ります。それに付き合うことになったあおいは、スキレットを油で熱して拭き取ってを繰り返しています。こうすることで、使い勝手がわかるらしいです。

テスト前にこんなことしていて大丈夫なのかと思いましたが、あおいは余裕の成績、なでしこはまあまあ、千明はギリギリで試験を突破できたのでした。試験が終わった後、千明とあおいはなでしこをカリブーへと誘いました。カリブーというのは、アウトドア用品を専門に扱うお店のようです。

そこには、様々なアイテムが展示されていました。なでしこは、ガスを使ったランタンに惹かれますが、けっこうお高い値段だったのでバイトすることを決意したのでした。3人はさんざんアウトドア用品を満喫して、お店を後にしました。最後の締めは、みのぶ饅頭でした。この作品に登場する食べ物は、どれもおいしそうですね。

今回は千明とあおいがメインで、リンの出番はちょっとだけでした。今度はリンが、なでしこたちをどこかに誘ってくれるのかな。そうそう。前回のキャンプでなでしこたちが出会った先生は、産休の先生の代理としてやって来たようです。こちらも、今後どんな形でなでしこたちと関わってくるのか気になりますね。
ゲームウォーズ(上) (SB文庫)この春に公開される映画「レディ・プレイヤー1」の原作の上巻です。

物語の舞台は、2040年代の近未来です。この時代、世界はOASIS(オアシス)と呼ばれる仮想現実ネットワークでつながっています。仮想とはいえ、日常的な活動の多くを人々はOASISで満たすことができます。その一方で、世界は深刻なエネルギー危機に見舞われていて、貧富の差も拡大していました。

両親を早くに亡くし、叔母に引き取られたウェイドは現実の世界では、機械いじりは得意だけれど、周囲とのコミュニケーションが苦手なギークでした。そんなウェイドも、OASISという仮想世界では現実以上にうまく過ごすことができます。

ウェイドはある出来事をきっかけに、無名の少年から世界中から注目される存在になりました。OASISの創設者であるジェームズ・ハリデーは、その死と共に世界中に向けた遺書を残しました。そこで彼は、膨大な資産を彼が仕掛けたゲームの謎を解き明かした者に全て渡すと宣言したのです。

それをきっかけに、全世界のOASISプレーヤーがハリデーの遺産探しに熱中することになりました。しかし、謎を解く手がかりは、ハリデーが好きだった80年代のサブカルチャーの中にあり、誰も簡単に見つけることができません。謎を解くためには、3つの鍵が必要になるのですが、ウェイドがその最初の鍵を見つけた初めての人物となったのです。

ウェイド以外にも、ガンターと呼ばれるプレーヤーが遺産を求めて知識の収集や試行錯誤を繰り返しています。またガンターからは徹底的に嫌われている、IOIというOASISにインフラを提供する大企業にもシクサーズと呼ばれる遺産探し専門のチームが存在します。

ウェイドはそんなライバルたちを出し抜いて、一番最初に第1の謎を解き明かしたのです。それは彼を一躍有名にしました。しかし同時に、それはウェイドがライバルたちから狙われる存在になったということでもありました。シクサーズは、ウェイドを自分たちの陣営に引き込もうとします。しかし、それが不可能だとわかると、ウェイドを抹殺しようとします。

またウェイドは、謎解きの一方でずっと憧れの存在だったアルテミスと呼ばれる女の子とも知り合いました。ウェイドは本気で彼女を愛するようになりますが、今のところそれは彼の一方通行です。

上巻では、どん底の暮らしをしていたウェイドが、注目を浴びる存在となり危険と恋に揺れながらも、ハリデーの遺産を探し求めていく様子が描かれました。上巻では、第2と第3の謎は解き明かされていません。下巻でこのゲームが、どんな結末を迎えるのか気になります。

この本を読んでいて気づいたのは、80年代のパソコン黎明期のゲームやテレビ番組、音楽がキーワードとして次々と登場することです。私はその全てを直接知っているわけではありませんが、名前くらいは目にしたことがあるキーワードも多くて、これも本を読む楽しみの1つになっていると思いました。(^^)
ヴァイオレットが、有名な作家の代筆をつとめることになるお話でした。

冒頭はお芝居の一幕から。そこでやり取りされる内容は、過去に大勢の人を殺したヴァイオレットを責める言葉のようにも聞こえました。「赤い悪魔」というそのお芝居を書いたのが、ヴァイオレットの次の依頼人のオスカー・ウェブスターでした。ヴァイオレットはお芝居は見に行きませんでしたが、戯曲を読んで依頼人の本には目を通しています。

そしてヴァイオレットは、オスカー・ウェブスターのところにやって来ました。その間も、以前のお姫様の代筆をしたことで注目されて、会社には代筆の依頼が山のように来ています。

著名な作家だというのに、オスカー・ウェブスターは荒れた生活をしていました。家の中は汚れ放題の上に、オスカーは昼間からお酒を飲んでいるのでした。そんなオスカーに、ヴァイオレットはいろいろと買い物まで頼まれてしまいました。それは本来は自動手記人形の仕事ではないのですが、ヴァイオレットは夕食まで作ろうとするのでした。

ヴァイオレットの初めての料理は、かなりひどいものでしたが^^;、それでもオスカーはそれをきちんと食べてくれました。オスカーは悪い人ではないようですが、何か深い悲しみを抱えているようです。

そしてヴァイオレットに禁酒させられて、いよいよオスカーの物語の執筆が始まりました。新作はオリーブという女の子が活躍する、ファンタジーのようです。その物語が本当に面白いのか、オスカーは不安そうです。しかし続きが気になるというのヴァイオレットの言葉が、彼に自信を与えました。

執筆は続き、物語はラストを迎えようとしていました。しかし、最後の戦いで精霊使いの力を失ったオリーブは、一緒に暮らしていたお父さんのところに帰れなくなってしまいました。最後はハッピーエンドにしたいとオスカーは思っていますが、まだその方法がみつかりません。

執筆が滞る中、ヴァイオレットは家の中できれいな日傘を見つけました。それはオスカーの亡くなった娘が使っていたものでした。そしてオスカーの過去が明らかになります。オスカーにはオリビアという娘がいました。今ヴァイオレットが代筆している作品は、かってオスカーがオリビアに聞かせてあげたお話だったのです。

妻を亡くしたオスカーは、オリビアと2人で今の屋敷にやって来ました。あの日傘は、そんなオリビアの思い出と深く結びついていました。いつか日傘を使って、湖の上を歩いてみたい。それがオリビアのささやかな夢でした。しかしオリビアもまた、病に倒れ亡くなってしまいました。(;_;)

オスカーの抱えていた悲しみに、ヴァイオレットは共感しました。そして二度と会えない悲しみを、ヴァイオレットは知ったのでした。そんなヴァイオレットの姿は、オスカーの心を動かしました。ハッピーエンドで終わる物語を、オスカーは作ろうと決意したのです。

そしてハッピーエンドへの答えを導いてくれたのは、亡くなったオリビアの思い出と、それを現実にしようとしたヴァイオレットの行動でした。最後に残った風の精霊の力で、オリーブはお父さんのところに帰ります。そのイメージそのままに、ヴァイオレットは湖面を駆け抜けました。この場面、本当に作画がきれいでした。(^^)

ヴァイオレットは途中で水に落ちましたが、その姿は完全にオリビアの姿と重なりました。思い出の中のオリビアは、変わらず笑顔でお父さんと呼びかけます。できることなら、オリビアが大きくなって成長した姿も見たかったとオスカーは涙ながらに思うのでした。

そしてついに、物語は完結したのでした。仕事を終えた後、オスカーは思い出の日傘をヴァイオレットに与えました。ヴァイオレットが、オリビアのかなえられなかった「いつかきっと」をかなえてくれたから。

帰りの汽船の中、ヴァイオレットの心にさまざまな思いがわき上がります。少佐の兄から言われた言葉、そしてホッジンズと出会ったばかりの頃は知らなかった、自分自身の心の傷。

これで終わりかと思ったら、港に到着したヴァイオレットは後見人となってくれた奥様と再会しました。奥様はヴァイオレットが元気なのを見て喜びます。しかし、全く悪意なくヴァイオレットが再会を心待ちにする少佐が、すでに亡くなっていることを教えてしまいました。

ヴァイオレットは、ホッジンズの元へと駆けつけます。そしてヴァイオレットは、ホッジンズに少佐の生死を尋ねました。そんなヴァイオレットに、ホッジンズは今まで言えなかった事実を伝えます。最後の戦いの後、爆撃された建物の側でヴァイオレットだけが倒れているのを発見されたこと。少佐の亡骸は確認できなかったものの、がれきの下に少佐の認識票があったこと。

というわけで、今回もいいお話でしたが、最後の最後でヴァイオレットは一番知りたくない事実を知ってしまいました。
ヴァイオレットは、この心の痛手から立ち直ることができるのでしょうか。そしてがれきの下敷きになった少佐は、本当に亡くなったのでしょうか!?(;_;)
南極への旅は、船酔いとの戦いでした。(^^;

いよいよマリたちの乗った観測船は、南極へと出発しました。テレビ用のレポートの仕事以外にも、マリたちがやらなければならないことはたくさんあります。・・・というか、撮影までマリたち任せで大丈夫なのでしょうか!?(^^;

基本的に人手が足りないので、まずは食事作りのお手伝いです。でも、マリたちは普段から家事をしてないので、手際が悪かったですけど。そして、南極では体力が必要ということで、時間を決めて船内を走ったり、筋力トレーニングにも励みます。最後に物を言うのは、やっぱり体力なんですね。

そしてマリたちに、いきなり試練が訪れます。南極の周囲には海流をさえぎる島がないので、海は荒れているようです。
そして船が揺れれば当然船酔いすることになり、南極に到着する前にマリたちはゾンビみたいになってます。(^^;

それぞれに夢を持って南極を目指しましたが、天地がひっくり返るほどの船の揺れにマリや報瀬、日向、結月の心も揺れました。そんな中で、みんなを元気づけたのはマリでした。実際にこうして船に乗るまでに、マリたちには何度も引き返すチャンスがありました。しかし、マリたちは引き返すことなく、自分の意志で南極に行くことを決めました。

マリの言葉で、みんなそれを思い出しました。そして、そのおかげで元気が出て覚悟が決まりました。そして船は難所を抜けて、いよいよ南極へと近づきます。マリたちが南極に上陸する日が楽しみですね。(^^)
密猟者に捕まったドラゴンを、チセたちが救おうとするお話でした。

捕まった子供ドラゴンは、カルタフィルスの実験室(?)らしきところにいました。そこでは、何かおぞましい実験が行われているようです。

チセはロンドンにいる夢を見ていました。夢の中で、チセはカルタフィルスと出会いました。しかし、そのカルタフィルスはなんだか様子が変です。幽体のような存在のチセを、カルタフィルスだけは見ることが出来ました。カルタフィルスは、何かに苦しんでいるようです。しかし、その理由がわからないままチセは目を覚ましました。

場所は変わって、魔術師たちの学院です。そこではアドルフが、チセの戸籍を偽装していました。日本ではチセは死んだことになっていたからです。そこにレンフレッドがやって来ました。意外にもレンフレッドは、お酒が入ると泣き上戸な人でした。そんなレンフレッドの前に、彼がカルタフィルスのために作った品が届けられました。

チセが目を覚ますと、アリスやレンフレッドがアドルフたちを連れてやって来ました。彼らはドラゴンを救うのに力を貸して欲しいと、エリアスのところにやって来たのです。エリアスは、彼らに協力することに拒みます。しかしチセは、密猟された幼いドラゴンが苦しむのは耐えられませんでした。チセに頼まれて、エリアスもレンフレッドたちに協力することになりました。

密猟者たちは、カルタフィルスがレンフレッドから盗んだ技術を使った瞬間移動装置を使ってドラゴンを捕まえていました。ドラゴンが高値で取引されることを知ったチセは、かって自分も売られたオークションへと連絡をつけました。チセの予想通り、そこでドラゴンは売りに出されたのでした。

チセたちは、自分たちの手でドラゴンを買い戻そうとしました。会場の中で、チセは怪しげな人影を見かけます。さらにチセは、謎の女性のささやき声を耳にします。その声はチセだけにしか聞こえないようです。彼らはいったい何者なのでしょうか!?

そして、ついにドラゴンのオークションが始まりました。ところが、閉じ込められ拘束された悲しみから、ドラゴンの姿が急激に変貌して暴れ始めました。恐ろしい姿に変貌したドラゴンは、檻を壊してオークション会場で暴れ始めました。
そんなドラゴンの悲しみを、チセは自分のことのように感じていました。はたして、チセたちはこのドラゴンを救うことができるのでしょうか。

今回は断片的すぎて、なんだかよくわからないお話でした。(^^;
捕まったドラゴンも可哀想でしたし、なんだか後味の悪い内容でしたね。
樹里たちが、実愛会との戦いを決意するお話でした。

前回、樹里の力によって管理者の中から出てきた間島の家族。両親はすでに亡くなっていましたが、なんとお兄さんは当時の姿のままで生きていました。そして白クラゲが体から抜けて、間島のお兄さんは時の止まった世界から出ました。

そんな中、間島と組んで動いていた迫が、樹里に協力すると言い出しました。今まで命を狙っていた人間を、いきなり仲間にすることに抵抗はありましたが、樹里はそれを受け入れました。彼らの協力もあり樹里たちは、残った敵の数が7人だということを知りました。

その頃、佐河と汐見は樹里たちの家に来ていました。そこで佐河は、汐見に教団を譲り渡してもいいと言い出しました。佐河の興味は、教団にあるのではなく代々伝えられてきた書物に書かれていることの確認と実践だったのです。このやり取りを、佐河に従ってきた教団の人間が聞いてしまいました。

彼らは佐河を信じて、ついてきたのに裏切られたことを怒ります。そんな中、樹里たちが隠した止界術に必要な石が教団員に発見されてしまいました。

さらに佐河は、驚くべき事実を話しました。教団に伝わってきた本は、筆跡鑑定によって1人の人物によって書かれたものだと確認されていました。しかし、その本は最初に書かれたのが1300年代、最後に書かれたのが1800年代だというのです。つまり、この本は1人の人間が500年生き続けて書いたということになります。

石を発見した教団員たちは、それを佐河の前に持ってきました。そこで佐河の真意を、あらためて確認しようとします。
そんな彼らの目の前で、佐河の肉体に変化が生まれます。佐河はどんな力を発揮しようとしているのでしょうか!?

今回は、間島と迫が樹里たちの味方についたり、実愛会の中での分裂があったりして、人間関係が大きく動くお話でした。
人を越えたものになろうとする佐河を、樹里たちは止めることができるのでしょうか。そして樹里たちの方も、お父さんは樹里たちとは別の思惑を持っていますし、それがどう物語に影響するのかも気になります。
さくらが知世の家の庭で、新しく手に入れたカードをお試しするお話でした。

前回手に入れた、記録というカードにはどんな力があるのかわかりません。それを知るために、さくらは知世にお願いして、お屋敷の広い庭を貸してもらうことにしました。

さくらが知世の家を訪れると、以前にも増して衣装の充実度が高まっています。さらに、知世のお母さんもさくらがお母さんに似てきたと喜んでいます。(^^;

今回はさくらの新しいカードを試す他に、もう1つ目的がありました。大道寺財閥が開発した新商品のテストです。
それはなんと、さくらを空撮するためのドローンでした!!!

スマホからの簡単操作で、さくらを自動的に追尾して撮影できることが目標のようですが、その完成度はまだ知世の満足できるものではないようです。おまけに、空撮以外にも水中撮影に対応できる機体の開発も進められているようです。恐るべし、大道寺財閥!(^^;

そして、さくらは新しいカードを試します。ところが、記録というカードを呼び出しても、映写機に翼がはえたようなものが出てきただけでした。何か具体的に指示を出さないと、活躍してくれないカードのようです。さくらが自分の周りを撮影してと命じると、映写機がさくらを撮影しました。そして撮影された映像は、3Dで空中に投影することができるのでした。

そこに小狼が顔を出しました。知世がラブラブなさくらと小狼の様子を観察していると、さくらが何かの気配を感じました。また新しいカードが現れたようです。しかし小狼には、その気配を全く感じることができません。しかし、わずかな空気の動きを頼りに、魔法の剣を呼び出した小狼はカードに攻撃を加えます。しかし、その攻撃はすべてかわされてしまいました。

逃げ出したカードを、さくらが追いかけます。さくらは引力のカードを活用することで、空中を素早く移動してカードを追い詰めます。そしてカードの本体らしき気配と、さくらは対面しました。しかし、さくらはそのカードから悪意を感じませんでした。さくらは、カードにお友達になって欲しいと頼みます。

すると、カードをあっさり封印することができました。今回手に入れたカードは、飛翔という名前のカードでした。そのカードを使うと、さくらの背中にリボンのような翼がはえて、空を自由に飛ぶことができるようになったのでした。

というわけで、今回は知世のさくらの撮影にかける執念が垣間見えたお話でした。(^^;
しかしクリアカードの謎は、まだ何も明らかになっていません。その正体がわかるのは、いつになるのでしょうか。
ふたつの人生 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)ウィリアム・トレヴァーの「ふたつの人生」を読み終えました。この本には、2人の女性を主人公とした物語が収録されています。

一作目は「ツルゲーネフを読む声」という作品です。これはメアリー・ルイーズという女性の、痛ましい半生が描かれて作品です。物語は、現在と過去が交互に語られていきます。最初はそのつながりがはっきり見えませんが、カメラのピントが合うように、次第にそれがメアリー・ルイーズの異なる時間を描いていることがわかってきます。

貧しい農家の次女として生まれたメアリー・ルイーズは、街に出て働くことを夢見ていました。しかし、彼女にそのチャンスは訪れません。ところが、ある日彼女は、街の有力な服地商人であるエルマーという中年男性に見初められます。最初はそれに戸惑いながらも、彼女は最終的にエルマーとの結婚を承諾します。

しかし2人の結婚生活は、うまくいきませんでした。エルマーは、彼女と性交渉することもなく、次第にお酒に溺れていきます。また、エルマーの2人の姉、マティルダとローズは、元々この結婚に反対だったこともあり、何かにつけてメアリー・ルイーズを非難します。

そんな中、彼女の救いとなったのは、幼い頃に恋心を抱いたこともあるいとこのロバートでした。彼は病弱で、学校に通い続けることもできませんでしたが、本を読むことで自らの世界を広げていました。

ある日、ロバートの元を訪れた彼女は、彼も幼い時から彼女を好きだったことを知りました。2人がようやくお互いの気持ちを知った夜、ロバートは心臓発作で亡くなってしまいました。

それを契機に、メアリー・ルイーズの言動もおかしくなっていきます。そして彼女は、ロバートの遺品を手に、精神病患者を収容する施設で暮らすことになったのです。

やがて時は流れ、精神病の患者も出来る限り自宅で暮らすべきという時代が訪れます。
その頃には、商人としては没落していたエルマーでしたが、彼女を引き取ることに同意します。でもその時には既に、彼女の心はロバートが読んでくれたツルゲーネフの小説を通して、ロバートの心と結びついていたのでした。

訳者の解説を読むと、この作品のバックグラウンドとして、それまでアイルランドの支配階級だったプロテスタントが衰退して、カトリックが力を増していく時代背景が重ね合わされているそうです。
しかし、個人的には、そういったバックグラウンド抜きでも十分に楽しめる、読みごたえのある作品だと思いました。

二作目の「ウンブリアのわたしの家」は、ミセス・デラハンティが巻き込まれた列車爆発事件をきっかけに、その犠牲者たちの間に不思議なつながりが生まれる様子が描かれた作品です。

今ではロマンス小説家として知られるミセス・デラハンティですが、その生い立ちは恵まれたものではありませんでした。旅芸人の両親は、生まれたばかりの彼女を、子供を欲しがっていた人に売り渡してしまいました。成長したミセス・デラハンティはその事実を知ります。その後も波瀾万丈な前半生を送ったミセス・デラハンティですが、今ではイタリアのウンブリア地方の屋敷を買い取り、近所のホテルに空きがない時に観光客を宿泊させたりして暮らしています。

そんなミセス・デラハンティは、列車で買い物に出かけた時に爆発事件の被害者になってしまいました。同じ客車に乗っていた乗客も数多く亡くなりましたが、奇跡的に生き延びた者がミセス・デラハンティの他にも3人いました。

1人は、イギリス人の元将軍で、娘とその婿と一緒に旅をしていました。ドイツ人の青年は、恋人と一緒に旅をしていました。アメリカ人の女の子は、家族と一緒に旅をしていて彼女だけが生き残りました。

爆発事件の真相は不明のまま、時が流れていきます。そんな中、ある程度ケガが回復したミセス・デラハンティは、生き延びた人たちを自分の屋敷に招いて、そこで一緒に暮らすことを思いつきました。こうして、爆発事件の犠牲者というつながりのある人たちが、彼女の屋敷で生活することになりました。

彼女たちの生活は、次第に落ち着いたものになっていきます。ところが、アメリカ人の女の子・エイミーの伯父が、彼女を引き取るためにアメリカからやって来ました。ミセス・デラハンティは、エイミーは自分たちと一緒に暮らし続ける方が、心穏やかに暮らせると考えます。エイミーの母とその兄である伯父は、伯父の再婚をきっかけに絶縁状態でした。それもあって、ミセス・デラハンティはエイミーを手元に残すことを希望しますが、その希望はかないませんでした。

この作品も、「ツルゲーネフを読む声」と同じく単純に物語が語られるわけではありません。ミセス・デラハンティの過去や小説の中の出来事、彼女が直感的に見抜いたことが物語の中に複雑に織り込まれています。物語はミセス・デラハンティの視点からしか語られないので、彼女が見抜いたと信じたことを事実なのか、それとも彼女の妄想にすぎないのか。それは最後までわかりません。

というわけで、どちらも一筋縄ではいかない作品ですが、不思議と読み始めると引き込まれてしまいました。どちらの物語も、登場人物の1人1人に存在感があるのも魅力的でしたし、人生の苦さと深みが感じられました。
四尾連湖で、なでしことリンはキャンプを楽しみます。

前回、千明にお肉をくれたお祖父さんは、なんとリンのお祖父さんでした!(^^;
そしてリンがソロキャンプを始めるきっかけになったのも、キャンプ好きなお祖父さんの影響だったのでした。

四尾連湖にやって来たなでしことリンでしたが、お化けが出るという噂になでしこはびびってます。でも、リンからお化けが出るという丑三つ時に寝ていれば問題ないと言われて、単純ななでしこは納得してしまいました。

キャンプ地にやって来た2人は、さっそくテントの設営に入ります。なでしことリンのテントは、それぞれ違うタイプのテントでした。テントにも、いろんな種類があるんですね。そして、楽できたりする機材だとお値段もお高くなるようです。

リンが火をおこす間に、なでしこはキャンプ地を散歩します。そこで、カップルらしきキャンパーと出会いました。でもこの2人、本当は姉妹のようです。おまけに姉の方は、なでしこたちが通う本栖高校の先生らしいです。・・・千明とリンのお祖父さんの出会いといい、この世界は意外と狭いなあ。(^^;

なでしこがテントに戻ると、リンが落ち込んでいました。持参した着火剤を全て投入したのに、炭に火を付けることができなかったのです。そこでなでしこは、先ほど知り合ったキャンプ慣れしている人たちを頼りました。そのおかげで、無事に火をおこすことが出来ました。

そしていよいよ、お肉を焼きます。さらに、なでしこはお鍋の用意です。偉いなあと思ったのは、なでしこたちが助けてもらったキャンパーに、お料理のお裾分けをしたことです。旅先でのこういうちょっとした心遣いって、うれしいものですよね。(^^)

そして夜中になりました。大量に飲んだり食べたりしたせいで、リンはトイレに行きたくなってしまいました。その帰りに、リンはお化けのようなものを目撃してしまいました。でも、その正体は酔っ払ったキャンパー姉だったのですが。(^^;
テントに戻ったリンは、結局1人では怖くてなでしこのテントに潜り込みました。

こうして、なでしことリンの関係はさらに深まりました。今回のキャンプは、なでしこの発案でしたが、次はリンがキャンプに誘ってくれるそうです。その時はどこに行くのかも楽しみですね。

というわけで、なでしことリンの四尾連湖でのラブラブキャンプでした。(^^;
一緒にキャンプに行きながら、2人がずっとべったりというわけじゃなく、適度な距離感でそれぞれに好きなことをやっているのがいいですね。
ヴァイオレットたちが、天文台の古い書物を保存するために呼び集められるお話でした。

数多くの自動手記人形たちが、山の上に向かうロープウェイに乗っていました。その中には、ヴァイオレットの姿もありました。彼女たちは、山頂にある天文台へと向かっていました。そこで仕事をするために、彼女たちは呼び寄せられたのです。

なぜか天文台の職員は若い男ばかりで^^;、代筆屋の女の子たちが集団でやって来ることでざわついています。しかし、そんな中、彼女たちに興味を示さないリオンという青年がいました。彼は自動手記人形をというより、女性を嫌っているようです。

そして、数多くの自動手記人形たちが集められた理由がわかります。天文台には数多くの貴重な本が所蔵されていて、それを管理・維持するのも彼らのつとめです。そして各地で発見された貴重な文献が、次々とここに集められているのでした。しかし、それらの中にはきわめて状態の悪い物もありました。そこで、その写本を作るために自動手記人形の力が必要になったのです。

ヴァイオレットは、女性を嫌っているリオンとペアを組むことになりました。女性に対する嫌悪感を持っているリオンですが、ヴァイオレットの美しさには思わずうろたえてしまいました。そしてヴァイオレットとリオンの作業が始まりました。

リオンは優秀な研究者のようで、古い文字で書かれた本もあっという間に解読していきます。しかし、そんなリオンの早さに遅れることなく、ヴァイオレットもタイピングしてみせました。そして2人は、通常なら3日間かかる量の作業を1日で終えたのでした。

そんなヴァイオレットと、リオンは少しずつ心の距離を縮めていきます。そんな中、他の同僚たちがヴァイオレットに声をかけてきました。彼らはリオンの性格の悪さや孤児であることを理由に、自分たちと仲良くしようと誘います。

しかしヴァイオレットもまた、リオンと同じ孤児でした。孤児とはいえ、リオンは両親の顔を覚えていました。しかしヴァイオレットは、自分の両親の顔さえ知らなかったのでした。

それをきっかけに、ますますヴァイオレットに親近感を感じたリオンは、さらにヴァイオレットに惹かれていきます。そしてついに、あれほど女性を嫌っていたリオンは、ヴァイオレットを一緒にアリー彗星を見ようと誘ったのでした。

そして2人で星空を眺めながら、リオンは自分の過去をヴァイオレットに話しました。彼の母親は、元々は旅芸人でした。それがこの町で出会った男性と恋に落ちて、リオンが生まれました。リオンの父親は、各地をめぐって貴重な書物を集めていました。

ところが、ある日いつまで待っても父親が帰ってこなくなってしまいました。そんな父を探して、リオンの母もリオンを残して父を探す旅へと出て行方知れずになってしまったのです。母親が自分ではなく、父を探すことを選んだことが、リオンの女性嫌いの原因だったのでした。

そしてリオンは、ヴァイオレットにも大切な人がいるかと尋ねました。もちろん、ヴァイオレットには少佐という大切な人がいます。これまで寂しいという気持ちを知らなかったヴァイオレットに、離れていても大切な人を思い出してしまうことが寂しいという気持ちだと、リオンは教えてくれたのでした。

さらにリオンは、自動手記人形としての契約中に大切な人が危険な状態にあったらどうするか問いかけました。それにヴァイオレットは、迷わず少佐の元へ駆けつけることを選んだのでした。その一方で、そうしてしまうことをどう謝罪すればいいのか考えているところが、ヴァイオレットらしいですね。

そして契約期間が終わり、自動手記人形たちが帰る日が来ました。ヴァイオレットと別れる前に、リオンはこれからの自分の目標を教えてくれました。それは彼の父と同じように、各地をめぐって貴重な書物を集めたいという希望でした。これまでの彼は、ここで両親が帰ってくるのを待っているだけでしたが、ヴァイオレットと出会ったことで自分の足で世界に踏み出してみようと決意したのでした。

というわけで、手紙の代筆とはまた違った自動手記人形のお仕事が見られたお話でした。
今回のエピソードでは、養成学校時代に知り合ったルクリアとの再会もあったのが良かったです。
前回のラストに現れた、少佐の兄との出会いがヴァイオレットにどんな影響を与えたのかは描かれませんでしたが、ヴァイオレットの暗い表情がそれを十分に補っているのが凄いですね。

しかし、憂い顔がこんなに魅力的なヒロインというのも珍しいですね。(^^;
ヴァイオレット本人には、悲しいとか寂しいという気持ちの自覚はないのでしょうが、心に抱えた辛さを静かにじっと耐えている健気さが、その美しさをさらに引き立てているように思えました。
報瀬のお母さんが亡くなった事件の経緯がわかるお話でした。

フリーマントルに到着したマリたちは、さっそくレポーターとしての仕事を始めていました。しかし、例によって報瀬はポンコツで、レポーターとしては使い物になりません。(^^;

マリたちが乗る船は、ペンギン饅頭号と名づけられた最初の観測隊のお下がりの船でした。船内をあちこちレポートしていたマリたちは、船の様子がなんだかおかしいことに気がつきました。人手が足りないらしく、観測隊のメンバーが総がかりで荷物を積み込んでいます。おまけに、港の噂では他の観測隊と比べると、明らかに荷物の量も少ないらしいです。

そこでマリたちは、覆面をかぶって(かえって怪しい人たちになってましたが^^;)、隊員たちの話を盗み聞きすることにしました。彼氏と離れて、観測隊に参加した女性は相手との関係が気まずくなって修羅場を迎えていました。他にもお酒に酔った隊員たちの様子もなんだか変です。

そしてついに、報瀬は直接隊長の吟に、話を聞くことにしました。そんな報瀬に、吟は自分たちの初めての、報瀬のお母さんも参加した時の様子を話してくれました。その頃は吟たちも少しだけ若く、ノリは今のマリたちのような感じでした。
報瀬のお母さんが南極でやりたかったのは、そこから宇宙を観測するための天文台を作ることでした。将来的に同じような計画はありましたが、それに先行して吟たちがそれを実現しようとしたのです。

熱心なスポンサー集めも成功して、吟たちは意気揚々と南極に乗り込みました。しかし南極の現実は、彼女たちが思っていたほど甘くなかったようです。それでも、報瀬のお母さんは成果を出そうと頑張りました。そして頑張りすぎたのです。
そしてついに、報瀬のお母さんが無理をしすぎて亡くなってしまったのです。

吟たちは無事に帰国しましたが、隊員に死者が出たことでスポンサーも次々と離れていきました。しかし、それでも吟たちは自分たちの夢をあきらめませんでした。そして初の民間観測隊として、ようやく南極に乗り込むところまできたのです。

今回集まったメンバーは、最初の観測隊に参加したメンバーばかりでした。活動資金は、前回と比べものにならないもののようですが、それでも安全を最優先にここまで計画を進めてきたのです。

そして、いよいよ南極に出発する前に、出陣式が行われました。そこでマリたちは、新たなメンバーとして隊員たちに紹介されました。マリに結月、日向はそれぞれに自分の南極への思いを語りました。しかし報瀬は、例によってうまく言葉が出ません。でも吟たちの思いを知ったことで、報瀬も気合いが入りました。そして報瀬から、南極への熱い思いが飛び出しました。それで一気に、隊員たちの士気が高まったのでした。

さらに報瀬たちの船室には、報瀬のお母さんが残したらしい、ちょっとしたプレゼントがありました。二段ベッドの天井に、蛍光塗料を使って星空が描かれていたのです。

というわけで、ようやく南極に出発です。想像以上に厳しい場所らしい南極で、マリたちは報瀬のお母さんが実現したかったことを現実に出来るのでしょうか。今後の展開も楽しみです!(^^)
スイスのロビンソン (上) (岩波文庫)アニメ「ふしぎな島のフローネ」の原作、「スイスのロビンソン(上)」を読み終えました。

「ふしぎな島のフローネ」の原作ですが、原作にはフローネは登場せず、ロビンソン一家は男兄弟ばかりです。(^^;
兄弟は、上からフリッツ、エルンスト、ジャック、フランツです。エルンストはアニメだと、お父さんの名前になってるようですね。一番年下のフランツは、アニメには登場しません。一番上のフリッツと名前が似ていて紛らわしいから削られたのかな!?(実際、本を読んでいる時に2人の名前が出てくると一瞬どっちだっけ!?と思いましたし^^;)

オーストラリアに向かって航海していた船が難破して、ロビンソン一家だけが船に取り残されてしまいました。船が座礁した側にある島で、ロビンソン一家は暮らしていくことになりました。普通なら、かなりサバイバルな状況になりますが、この作品ではロビンソン一家にとって都合のいい環境が整っています。

座礁した船にあった大量の日用品や武器、火薬などが利用できた上に、上陸した島にはジャガイモはあるわ、椰子の木はあるわ、ゴムの木、大量の岩塩など、生活に必要になりそうなものがそろっています。船に積まれていた鶏や豚、ロバなどの他に、忠実な犬たち、そして猿や鷲など次々と一家の仲間が増えていきます。

ロビンソン一家は家族で協力して、島での生活を快適に過ごすために働き知恵をしぼります。物語のメインは、その様子が克明に描かれていくことです。この本を読んでいるだけで、南の島での暮らしを垣間見ているような気がして、とても楽しむことができます。(^^)

ただ1つ気になるのは、本文に旧字体が多用されていることです。現在の漢字と似ている字は、すぐに読むことができますが、「昼」が「晝」だったり読んでいて戸惑う字も多かったです。作品の内容的が子供も楽しめるものだけに、旧字体ではなく、現在の漢字を使って再刊して欲しかったところです。

とはいえ、わkらない旧字体を漢和辞典で調べながら読み進めるのも、暗号を解読して宝探しをしているようで楽しかったですが。(^^;
チセに友人ができて、エリアスが嫉妬するお話でした。(^^;

前回の約束通り、ステラは本当にお菓子を持ってチセのところにやって来ました。チセとステラが2人きりになれるようにエリアスは席を外しますが、なぜかウナギ犬(?)みたいな姿で逃走していくのをチセに目撃されました。(^^;
それを知ったチセは、すぐにエリアスの後を追います。そして今回も活躍する、灰の目にもらった毛皮。そのおかげで、チセはエリアスに追いつきましたが、エリアスの作り出した藪の中に閉じ込められてしまいました。

チセを心配して、ステラを送ったルツがチセを探します。しかし、チセの気配は微弱でルツにもチセを見つけることができません。そんなルツに力を貸してくれたのは、クリスマスの時に見かけた精霊の娘でした。そのおかげで、ようやくルツはチセを見つけ出したのでした。

エリアスに捕まりながら、チセは想像以上にエリアスが子供なのだと実感していました。あんな大きな体で、何百年も生きているのに、困った坊やですね。(^^;

こうしてチセは、エリアスと共に家に帰りました。ところが、その夜にチセと一緒に寝たエリアスは、なぜかそのまま目を覚まさなくなってしまいました。エリアスを救うために、チセはアンジェリカを頼ります。アンジェリカからもらった薬のおかげか、チセの手洗い起こし方のおかげか^^;、何はともあれエリアスは目を覚ましました。

というわけで、エリアスがどうしようもなく子供だと判明するお話でした。その裏で気になるのは、カルタフィルスがまた何やら動き始めていることです。ステラに接触したり、リンデルのところの竜を狙ったり、彼が灰の目と一緒にいるのも気になります。カルタフィルスは、何を企んでいるのでしょうか!?
勇者システムの真実を知って、風が怒り狂うお話でした。

友奈と美森が、園子から聞かされた勇者システムの真相。それを2人は、まず勇者部の部長である風に伝えました。自分たちの体の不調は一時的なものと思っていた風は、それを聞いてショックを受けるのでした。

さらに美森の実験によって、さらなる事実も判明しました。勇者になった時に現れた精霊は、勇者を助けるためだけのものではありませんでした。勇者自身の意志によって、自ら命を絶とうとすると精霊がそれを阻止するようになっていたのです。・・・実験のためとはいえ、自らを刃で切り裂こうとしたり、あらゆる方法で自殺を図ってみた美森が凄いというか、怖いです。(^^;

その事実は、さらに風を精神的に追い詰めました。そんな中、樹のところにオーディションの一次審査に合格したという知らせが届きました。それは樹が、風には内緒で応募した歌手になるためのオーディションでした。しかし、せっかく一次審査に合格しても、今の樹は歌うことができません。

その状況を少しでも改善するために、樹は喉にいい様々な健康法を実践していました。さらに樹の担任に呼ばれた風は、樹が声が出ないことで授業に差し障りが出始めていることを知りました。

そしてついに、風の怒りが爆発しました。大赦はあくまでも、勇者システムの真相を風に教えるつもりはないようです。真実を隠した上で、大赦が自分たちを利用していることに、樹の夢を奪ったことに風は怒りました。勇者の姿に変身した風は、怒りのままに大赦を破壊しようとします。

それに気づいた夏凜が、必死で風を止めようとします。しかし怒り狂う風には、夏凜の言葉は届きません。そんな風を止めたのは、満開ゲージがいっぱいになることを承知で風の攻撃を受け止めた友奈でした。さらに風の前に、樹も姿をみせました。樹は風にやさしく抱きしめると、風や勇者部のみんながいたから夢を持つことができたと伝えたのでした。そんな樹の言葉に、風は泣き崩れるのでした。

勇者への変身、バーテックスと戦う時にしか行えないのかと思ったら、現実世界でも変身することができるんですね。(^^;
これまでずっと樹の保護者であろうとしてきた風だけに、今回の怒りは当然のことですよね。しかし樹は、いつまでも風に守られるだけの存在ではありませんでした。風と樹が互いを思い合う姉妹愛がよかったです。(^^)
真を人質に取られて、樹里たちが間島に協力することになるお話でした。

自宅に帰り着いたものの、いきなり下坂に襲われた真と翼。真を逃がすために、翼は必死で下坂と戦います。前回のラストだと、翼が殺されてしまったのかと思いましたが、なんとか下坂を倒しました。しかし、逃がした真は見つからず、翼は1人で街を彷徨うことになりました。

そんな翼は絶望に取り憑かれて、体から白クラゲが抜け出しそうになります。そんな翼を、樹里とお祖父さんが発見しました。しかし翼は、間島の家族のようにこの世界の管理者に変貌しようとしていました。それを阻止するために、樹里はその力で翼を時の止まった世界から脱出させたのでした。

一方、逃げ出した真は、間島たちの手に落ちていました。真を人質に、間島は管理者と化した自分の家族を呼び出して、樹里の力で解放しようとします。管理者を呼び出すためには、時の止まった世界の人間に危害を加えようとしなければなりません。しかし間島がいくら止まった人に刃物を突きつけても、管理者が現れる気配はありません。

そんな中、自在に殺意を操れる人間がいました。それは樹里のお父さんでした。実愛会に捕まって、いいように言いくるめられていたお父さんですが、へんな才能だけはあるのでした。(^^;

そのおかげで、管理者が現れました。お父さんを攻撃する管理者から、お祖父さんが瞬間移動を使ってお父さんを守ります。その間に管理者に飛び移った、樹里が管理者の中にある白クラゲを追い出そうとします。巨大な管理者に苦戦はしましたが、それでも何とか樹里たちは管理者を止めることができました。

砂のようになった管理者の中からは、間島のお父さんとお母さんの風化した遺体が見つかりました。さらに間島のお兄さんも見つかりました。しかし間島の両親とは違い、お兄さんはまだ生々しさがあります。お兄さんだけは、管理者となりながらも、生き延びていたのでしょうか!?

ようやく樹里たちの家族が全員そろうかと思ったら、再会した途端に翼は時の止まった世界の住人ではなくなりました。
しかし真を人質に取られたからとはいえ、樹里と間島が協力関係になり、この世界の勢力状況に微妙な変化が生まれたような気がします。この先、樹里たちは実愛会と争うことになるのでしょうか!?
秋穂がコーラス部に入部することになるお話でした。

買い物に出かけたさくらは、その途中で秋穂と出会いました。秋穂も買い物に出かけたのですが、まだ町に不慣れで困っているようです。そこでさくらは、秋穂と一緒に買い物をすることにしたのでした。秋穂はいつも、ウサギのぬいぐるみを持ち歩いていました。ももと名づけたそのぬいぐるみを、秋穂はとても可愛がっていました。

秋穂は家事は出来ないようですが、一緒に暮らしている大好きな人の負担を減らしたくて、買い物をすることにしたのでした。今回も明らかになりませんでしたが、秋穂はどんな人と一緒に暮らしているのでしょうね!?

買い物を終えたさくらが帰宅すると、苺鈴から電話がありました。苺鈴はさくらと小狼の関係の進展を尋ねますが、相変わらずさくらはそっち方面は鈍いようです。小狼と違い、苺鈴は日本の学校に転校してくることはないようですが、夏休みには日本に遊びに来るつもりのようです。

そして、ケロちゃんと苺鈴は相変わらず顔を合わせばいがみ合ってます。ユエは前に雪兎が変身していましたが、ケロちゃんの巨大モードへの変身は久々ですね。

お父さんたちと一緒に夕食を食べていると、さくらは不思議な気配を感じました。それと同時に、さくらは夢の中にいました。そこでさくらは、いつものようにフードをかぶった謎の人物と対面するのでした。でもそれは、ほんの一瞬だったようです。桃矢はさくらの異変に気づいているようですが、いつものように何も言いません。

翌日、さくらたちは秋穂がどの部に入部するかで盛り上がりました。すると知世がが、みんなを音楽室に連れて行きました。前回のお花見の時、知世の歌を聴いた秋穂が、一緒に歌を口ずさんでいたのに知世は気づいていたのでした。そして秋穂は、知世と一緒にデュエットで歌います。ピアノ伴奏は小狼が引き受けました。

2人の歌声は、とても素晴らしいものでした。知世と一緒に歌うことができて、秋穂も満足そうです。そして秋穂は、知世と同じコーラス部に入部することを決めたのでした。その時、さくらが再び何かの気配を察知しました。それを知った知世は、さくらと小狼だけを音楽室に残して立ち去ります。

そしてさくらは、自分が何者かに録画されている(?)ことに気がつきました。カードを封印すると、それは記録という名前のカードでした。というわけで、今回は大きな騒動が起きることなく、無事にカードを手に入れることができました。しかし、カードの気配をまったくつかめなかったことで、小狼は辛そうです。

着々とカードは封印されていますが、すべての事件の背後にいる者の正体が見えないのがもどかしいですね。そして、今回の物語の中で秋穂はどういう役割を果たすことになるのでしょうか!?
なでしこが、リンと一緒にキャンプに行くお話でした。

前回のキャンプの後、リンはなでしこにお土産を渡しそびれていました。恵那にそれをいじられますが、そのやり取りを偶然居合わせたなでしこが聞いていました。・・・とはいえ、なでしこは出て行くタイミングがつかめず、そのまま寝落ちしていたのですが。(^^;

リンは、通販でコンパクトなたき火ストーブを購入していました。それを使えば、キャンプ場で熱々の焼き肉とか作れそうです。そんなリンの希望をかなえるために、なでしこが野クルのみんなに相談して、適当なキャンプ地を探してきました。

それが、四尾連湖でした。四尾連湖は、いつか野クルでもキャンプに行こうと思っていて、その視察もかねてなでしことリンがキャンプに行くことにしたのです。そして2人は、なでしこのお姉さんの車でキャンプ場まで送ってもらいました。なでしこのお姉さん、前にもなでしこを迎えに来てくれたりして、とっても親切な人ですね。

こうしてやって来たキャンプ場は、湖の対岸にある静かなところでした。荷物を抱えて、いざキャンプ場へと乗り込もうとしたなでしこに、リンがここにはある言い伝えがあることを教えました。どうやらここは、お化けが出ると言われているようです。そういう方面が苦手ななでしこは、いきなりへこんでます。

なでしこ&リンのキャンプは、果たして無事に終了するのでしょうか。

今回は、なでしこ&リンがメインでしたが、その裏で別のキャンプ地の視察に行った千明が、ナイスなおじさまからお肉を食べさせてもらう場面も印象的でした。・・・これ、夜中に見ると絶対にお肉が食べたくなりますね。(^^;
ロンドンで少しだけ遭遇した姉弟を、チセが助けるお話でした。

前回チセがエリアスからもらったプレゼントは、単なるクマのぬいぐるみではありませんでした。眠っている間に、チセの余分な魔力を吸収して、水晶の花のようなものが咲くようになっていました。さらにエリアスは、アンジェリカに頼んであった腕輪もチセに身につけさせました。これはチセの持つ魔法の力を封じるものでした。これを身につけると、チセは魔法が使えなくなってしまいますが、魔法の悪影響を受けることもなくなるようです。

今回のメインは、チセがロンドンに出かけた時に出会ったステラとイーサンの姉弟でした。ステラが家に帰ると、弟のイーサンが帰っていません。そればかりか、彼女に弟がいることを家族みんなが否定するのです。途方に暮れたステラは、あちこちさまよううちに再びチセと出会いました。ステラの弟がいなくなったことを知ったチセは、イーサンを探すのに協力することにしました。

そしてチセたちは、事件の背後に灰の目がいることを知りました。イーサンが消えてしまう前に、ステラとイーサンはケンカしていたのです。その時ステラは、あなたなんていなくなってしまえばいいと言ってしまったのです。灰の目は、それをステラの言葉通りに実行したのです。

何とかイーサンを取り戻したいチセたちに、灰の目はゲームを仕掛けてきました。イーサンとエリアスをチセたちの前から消して、日没までに見つけ出せたらチセたちの勝ち、見つけられなければ灰の目の勝ちとなりイーサンやエリアスと会うことは出来なくなってしまいます。

チセはルツの協力も得ながら、イーサンとエリアスを探します。しかし、なかなか2人は見つかりません。そんな中、チセは前に灰の目からもらった毛皮のことを思い出しました。それを使えば、イーサンとエリアスのかすかな気配をたどることができそうです。そしてチセたちは、なんとか時間前にイーサンとエリアスを見つけ出したのでした。

離ればなれになる前に、ステラとイーサンはケンカしていたので、お互いにすぐに素直にはなれません。しかし、たとえケンカしてしまうことがあって、2人は姉弟です。その関係は、他の誰にも代わりになれるものではありません。ステラとイーサンが仲直りしたところに、2人を探して両親がやって来ました。灰の目の魔法が消えて、両親もイーサンのことを思い出したようです。

そしてチセは、ステラと仲良しになりました。魔法を使うためには代償が必要ということで、ステラは今回のお礼にたくさんのお菓子を持ってくることを約束していました。そしてチセは、ステラと友人になったのでした。

というわけで、また灰の目にチセたちは振り回されてしまいました。(^^;
灰の目はチセがエリアスたちを救い出せることを承知の上で、わざと今回のゲームを仕掛けたようにも見えました。
ヴァイオレットが、お姫様の恋文の代筆をすることになるお話でした。

軍に呼び出されたホッジンズは、平和が訪れたとはいえ、北部にはまだ不満を持つ勢力がいることを告げられます。そしてヴァイオレットが、自動手記人形としてドロッセル王国へと派遣されることになりました。その目的は、王女シャルロッテの婚約者であるダミアンへの手紙を代筆することでした。

思いっきり政略結婚ぽいので、王女はそれに反発してむくれているのかと思いきや、実はかって一度だけ会ったことがあるダミアンのことを、ずっと慕い続けていたのでした。ヴァイオレットが代筆した手紙は、とても美しいものでした。そして、それに対するダミアンからの返事も、やはり代筆されたもののようで、美しいものでした。

しかしシャルロッテが本当に欲しいのは、そういう手紙ではありませんでした。自分は心から相手のことを慕っているのに、10歳も年上のダミアンが本当に自分を好いてくれているのか、それが気がかりだったのです。それを知ったヴァイオレットは、ある提案を王女にしました。そして王女自身の手で、手紙を書かせたのです。

今回笑ったのは、シャルロッテとダミアンの手紙が両国の国民に公開されていて、それを読んだ国民がうっとりしたり、やきもきしたり、自分のことのように気をもんでいる姿でした。(^^; こういうプライベートな手紙も国民に公開されてしまう王族ってたいへんとも思いました。(笑)

そしてダミアンから決定的な手紙が届きました。2人が一度だけ会ったあの庭園で、もう一度会いたいと言ってきたのです。シャルロットはそれに応じて、夜の庭園への向かいます。そしてシャルロッテは、ダミアンの本当の気持ちを聞くことができました。あの日出会った時から、ダミアンもシャルロッテのことが気にかかっていたのです。

かくしてシャルロッテとダミアンの婚礼が、盛大に執り行われることになりました。2人の恋物語と平行して描かれた、生まれた時からずっとシャルロッテを見守ってきた、結婚すれば宮廷女官アルベルタと別れることになる寂しさが描かれていたのもよかったです。婚礼に向かう前に、シャルロッテを見守ってきたアルベルタが涙をこらえている場面も素晴らしかったです。

今回ヴァイオレットが果たした重要な役割は、ダミアンの手紙を代筆している自動手記人形と交渉して、ダミアン自身の手で手紙を書くように仕向けたことでした。ダミアンの自動手記人形は、ヴァイオレットには知らされていませんでしたが、その文体から代筆しているのが同じ会社のカトレアだと見抜いていました。

前回、カトレアの代筆をした時はまだ危なっかしい感じでしたが、その後でヴァイオレットの代筆能力は飛躍的に向上したようですね。さらに今回は、手紙を代筆しないことこそが、シャルロッテとダミアンにとって最善だと判断したところも凄いですね。

こうしてヴァイオレットの活躍で、戦いの火種は消えそうです。・・・と思ったら、ヴァイオレットの前にディートフリート・ブーゲンビリアが現れました。彼はヴァイオレットの慕うギルベルト少佐の兄で、かっては海軍大佐だったようです。その船でヴァイオレットは、ディートフリートの仲間を何人も殺したことがあるようです。なぜヴァイオレットは、少佐の兄の仲間を殺したのでしょうか!?

というわけで、今回もとても見応えのあるお話でした。そういえば驚いたのは、孤児だから年齢がはっきりしないとはいえ、ヴァイオレットはまだ14歳だったんですね。(^^; もっと年上かと思ってたので、これにはびっくりでした!
それから、ダミアンのことを慕っていたシャルロッテが、ただ彼との婚約を願っていただけでなく、彼の国と手を組めばどんな利益があるかを調べつくして、事前に周囲を説得していたのも好印象でした。
オーストラリアに向かう途中で、日向がパスポートをなくしてしまうお話でした。

マリたちは、一気にオーストラリアに向かうのではなく、シンガポールを経由して集合場所へと向かいます。芸能界で仕事をしている結月は旅慣れている感じですが、マリや報瀬は危なっかしい感じです。あれだけ南極、南極言っていながら、報瀬はまだ飛行機に乗ったことさえなかったのでした。(^^;

そして一行は、旅の中継地点であるシンガポールに到着しました。そこで飛行機を乗り換えて、オーストラリアに向かうことになります。初めての経験に、マリや報瀬、日向は浮かれています。それが原因というわけでもないのでしょうが、気がつけば日向のパスポートが行方不明になっていました。

パスポートがなければ、オーストラリアに向かうどころか、日本に帰ることさえできません。しかし、みんなに心配をかけたくなくて、日向はそのことをずっと黙っていたのでした。しかし、日向の様子がおかしいことを結月に気づかれてしまいました。そしてようやく、日向はパスポートが見つからないことを、みんなに話したのでした。

すぐにみんなで、日向の持ち物を総点検しました。しかし、いくら探しても日向のパスポートは見つかりません。運悪く休日には大使館でのパスポートの再発行も行ってくれません。そこで結月は、日程の変更を検討します。ところが、日向はそれに激しく抵抗しました。自分を残して、3人だけで先に目的地に行ってくれというのです。

日向はもともと、人に気を遣われることが苦手でした。高校に進学しなかったのも、それが原因でした。そんな日向に押し切られるような形で、他のメンバーが日向に先行する方向で話が決まりかけました。しかし、それに断固として反対したのは、報瀬でした。報瀬は、日向を出し抜く形で、飛行機の変更手続きを進めます。それを知った日向は、慌てて報瀬たちのところに合流しました。

予算が限られていることもあり、別の格安飛行機に変更した場合、出発がかなり遅くなり合流予定日に間に合いません。
それを知った日向は、みんなを先に行かせようとします。しかし、報瀬はこれまでに貯めた百万円を旅費に充てて、あくまでも日向と一緒に行こうとします。

そんな風に気遣われることは、日向にとって辛いことでした。しかし、そんな日向に報瀬は断言しました。南極に行きたいのはもちろんですが、この4人で一緒に行くことが今では何よりも大事だと思っていることを!
そして高い飛行機を利用すれば、日向のパスポートの再発行を待っても、十分に集合日に間に合います。その方向で話が進み始めた時、報瀬は自分の鞄の中に日向のパスポートが入っているのを見つけました。

空港でバタバタした時、落とすと危ないからということで、日向は報瀬にパスポートを預けていたのでした。そして2人とも、それを完全に忘れていたのでした。(^^;

大騒ぎの罰として、報瀬と日向は臭いドリアンを食べることになりました。いろいろドタバタしたけれど、結果的に4人の結束力がますます高まってよかったですね。(^^)

次はいよいよ観測隊と合流ですね。報瀬のお母さんのがらみで、観測隊の隊長と報瀬の間はギクシャクしているようですので、そのあたりがどう解消されるのかが気になります。
間島の過去が明かされるお話でした。

時の止まった世界のことに異様に詳しい間島は、幼い頃にこの世界に入ったことがありました。その事件が起きたのは、樹里たちの家にあったのと同じような石を、お祖父さんからもらったことが原因でした。その時に幼い樹里たちが時間が止まった世界に入ったために、間島の家族たちもその世界に入ってしまったのでした。

突然起きた異変に、間島の両親は狂乱しました。それが、間島の家族を時の止まった世界の管理人へと変えてしまったのです。この世界を守っている管理人は、そうして生まれているのでした。家族を失った間島は、たった1人で時の止まった世界をさまよいます。そこで間島は、幼い頃の樹里と出会いました。

家族を失い絶望した間島は、白クラゲに取り込まれそうになっていました。それを知った樹里は、その力で間島の体から白クラゲを追い出したのでした。そのおかげで、間島は元の世界に戻ることができました。しかし、間島の家族はみんな時の止まった世界にいます。今回、間島が実愛会に協力したのは、そんな家族の遺骸を回収したいと考えたからでした。

一方、翼と真がこの世界で動けるようになったことに気づいた樹里たちは、彼らに危険を伝えようとします。彼らが向かうのは、自宅だと予想した樹里たちは実愛会よりも前に2人と合流したいと思うのでした。しかし、樹里たちの自宅には、いまだ間島たちがいます。

そこで樹里たちは、お祖父さんの瞬間移動能力を使って奇襲をかけました。それで1人をこの世界から追い出すことに成功しましたが、間島とかってこの世界で出会ったことがあることを思い出した樹里に一瞬のためらいが生まれてしまいました。結局、それが原因で奇襲は完全には成功しませんでした。

作戦が失敗した後、樹里と間島は奇しくも同じことを考えました。お互いに協力して、状況を打開しようと考えたのです。
しかし残念ながら、それは実現しませんでした。仲間の1人を失った間島と迫は、ひとまず実愛会へと引き返します。

実愛会では、樹里たちをおびき出すための道具として、お父さんが利用されていました。お父さんは、お祖父さんから時を止める力のことを聞かされていなかったことに不満を持っています。そんなお父さんも、お祖父さんの瞬間移動能力のおかげで、樹里たちと合流することができました。しかし、助けられてもお父さんの不満は消えません。

その頃、翼と真は自宅へとたどり着いていました。彼らは、自分たちが実愛会の下坂につけられていることに気づいていません。真がのんきにプリンを食べようとした時、包丁を手にした下坂が現れました。真を守るため、翼は自分が下坂を引きつけます。そんな翼に向かって、下坂は容赦なく包丁で突き刺しにかかります。

翼と真は、突然現れた下坂から逃げ切ることができるのでしょうか。そして2人は、樹里たちと合流することができるのでしょうか。

途中で脱落するかな〜と思いましたが^^;、毎回状況がどう動くのかが楽しみで視聴継続してますね。
樹里たちの敵が多いので、誰が誰なのか時々わからなくなることはありますけど。(^^;
二階堂が復活するお話でした!(^^)

零は悪天候のために、宗谷名人と仙台で一緒にホテルに泊まることになりました。・・・って書くと、なんかあらぬ誤解を受けそうな。(^^;

そして零は、会長からの電話で宗谷名人の病のことを知りました。宗谷名人は、時々耳が聞こえなくなることがあるようです。昔は病院に通ったりもしていたようですが、原因もはっきりせず治療法もなく、そのうちに宗谷名人は病院に行かなくなってしまいました。彼の生活は、それでも全く困らなかったのです。

時に対局前のインタビューでトンチンカンな応答をしてしまうこともありましたが、それも天才ゆえの言動だと周囲には思われていました。将棋の世界であまりにずば抜けていたために、宗谷名人が何か病気を抱えているとは誰も思わなかったのでした。そのことを知っているのは、タイトル戦などで対戦した一部の棋士たちだけのようです。

翌日は、前日の嵐が嘘のように快晴になりました。宗谷名人は、零より一足早くホテルから出発していました。しかも、零の分の宿泊費まで先払いしてくれていました。見た目は少年のような印象の宗谷名人ですが、このあたりはさすがに大人だなあと思いました。

東京に帰ってからも、零は宗谷名人との対局が忘れられません。あの対局は、零にとってそれまでのどの対局とも違う、特別なものだったのでした。そして、そんな思いを対戦者に抱かせたのは、零だけではありませんでした。島田さんも、宗谷名人との対局を特別なものだと思っていたのでした。

零が将棋に集中しているので、川本家にはなかなか足を運んでくれません。その間に、川本家ではおいしい煮豚や煮卵が作られていたのでした。おいしい半熟卵の作り方を、あかりやひなたが研究していたのには笑ってしまいました。ちほちゃんからも、ひなたに写真が送られてきていましたし、川本家は今日も平穏だったのでした。(^^)

そして、病気で入院していた二階堂が、将棋会館に帰ってきました。零との対局を実現できなかったことで落ち込んでいるかと思いきや、病床にありながらも将棋の研究を怠ることはありませんでした。二階堂をどうやって元気づけようか思い悩んでいた零は、そんな二階堂の姿に思わず笑い出してしまうのでした。

二階堂も復帰して次回が楽しみと思ったら、なんとオリンピック放送のため次は3月3日まで放映がありません。(;_;)
ようやく二階堂の元気な姿が見られたと思ったのに・・・。(涙)
戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)神林長平さんの「戦闘妖精・雪風(改)」を再読しました。

この作品、これで3〜4回は再読しているのですが、その度にいろいろと発見があって引き込まれます。(^^)
最初に作品が発表されたのが、1984年。その後で内容を修正した(改)が出たのが、2002年。それでも10年以上前の作品なのに、全く古さを感じさせないのが凄いです!

今回とくに注目したのが、ジャムとの戦いのための兵器開発を、コンピュータがシミュレーションしながら行っているというところでした。最近テレビなどでも、AIや機械学習のことが話題になりますが、この作品はそれをはるかに先駆けて描いていたんだなあと感激しました。

激しくなるジャムとの戦いの中、次第に戦いに人間は不要であり、パイロットとして人間が搭乗することが、機体が持つ本来の性能を制限される状況が生まれてきます。コンピュータが極限まで進化した時、人間に必要とされる役割は何なのだろうと考えさせられました。
さくらたちが、みんなでお花見をするお話でした。

さくらたちは、みんなでお花見をする約束をしていました。小学校時代の仲良し、利佳ちゃんもお誘いしましたが、用事があって残念ながら欠席です。でも少しだけ、さくらと電話でやり取りしていました。故人となられた川上とも子さんに代わって(涙)、藤田咲さんが声を担当されていました。今回は出番がありませんでしたが、この先に利佳ちゃんが登場するお話もあるのかなあ。

さくらはお父さんと一緒に、お花見のお弁当を作っています。それを見た桃矢は、おにぎりをつまみ食い。桃矢は、今日は雪兎と一緒にバイトだそうです。さくらは、また自分が魔法を使っていることで、雪兎に負担がかかっているのではと心配のようです。しかし桃矢の話を聞く限りでは、今は雪兎に特に変化はないようです。さくらは自分たちのお弁当に加えて、桃矢と雪兎の分もお弁当を用意することにしました。

そしてさくらは、知世と一緒にお花見に向かいます。その途中で、さくらは何かに引かれたような気がしました。しかし、その時は単なる思い過ごしだと考えました。お花見の場所では、千春に奈緒子、山崎君、そして新しく友達になった秋穂も来ていました。もちろん小狼も呼ばれていましたが、用事があって遅れてくるそうです。

さくらたちは、小狼に気を遣わせないように、一足先にお弁当を食べることにしました。その時、さくらに異変が起きました。何かの力が、さくらの体を引き寄せているのです。さくらは電話してくることにして、不思議な力に引かれていきます。異変を知った知世も、ビデオカメラを持って^^;、さくらの後を追います。

さくらは凄い力で、何かに引き寄せられ続けます。このままだと、大きな桜の木にぶつかりそうです。そこでさくらは、魔法を使って何とかしようとします。しかし、さくらが包囲の魔法を使っても、引き寄せられる力は変わりません。そこでさくらは、引き寄せる力の中心にカードがいると判断して、あえて自分から魔法を解きます。そして気にぶつかるギリギリのところで、カードを封印することに成功したのでした。

今回さくらが手に入れたのは、引力のカードでした。その力のせいで、さくらはカードに引き寄せられていたのです。迷惑なカードでしたが、そのおかげで人に知られていない大きな桜の木を見つけることができました。さくらたちは、そこに場所を移してお花見を続けます。でも、あまりの急展開にビデオ撮影に失敗した知世は落ち込んでいます。(^^;

そして、ようやく小狼がやって来ました。小狼は、お昼を済ませてからやって来ました。それを聞いたさくらは、ちょっと寂しそうです。それに気づいた小狼は、さくらが自分のためにお弁当を作ってくれたことに気づきました。そして小狼は、食後だったにもかかわらず、さくらのお弁当をおいしいと喜んでくれたのでした。相変わらず、この2人はラブラブですね。

さらに、お花見の余興(?)として、知世が歌を披露することになりました。前のシリーズの時に使っていた、大道寺財閥が開発したというハンディカラオケは持参していませんでしたが^^;、知世の新曲が聴けたのはうれしかったです。

というわけで、新たなキャストでの利佳ちゃんの登場、知世の新曲披露、そして秋穂は料理上手な誰かと同居しているらしいことがわかりました。その人は、秋穂の家族ではないらしいのですが、どんな関係の人なんでしょうね。
なでしこたち野クルと、リンのソロキャンプの様子が描かれました。

キャンプ場に行く前から、なでしこたちは温泉に入ってのんびりしています。その頃、キャンプ場を目指して原付で走るリンは、寒さに震えながらがんばってました。どれくらいの距離を走るのかと思ったら、150kmも離れたキャンプ場に向かっていたのでした。原付初心者で、いきなり150kmは辛そうですね。(^^;

おまけに、途中で温泉に立ち寄ろうとしたら、その温泉はすでに閉鎖されていました。ちょっと涙目でリンは、キャンプ場へと向かいます。一方、野クルの面々は、温泉に入った後まったりしすぎてキャンプ場に出発するのが遅れてしまいました。それでも何とか、明るいうちにキャンプ場にたどり着くことができました。

キャンプ場についたリンは、アウトドア・クッキングの本で覚えたスープパスタを作ってます。これお手軽そうですし、今度うちでもやってみようかなあ。(^^;
一方、なでしこたちは土鍋を使ったカレーです。ただのカレーではなく、豚骨ラーメンのあまったスープを利用して、ひと味変えてあるのがポイントですね。こっちもやってみたいけど、うちはあんまり豚骨ラーメンを食べないからなあ。

そして夜。野クルは3人一緒に1つのテントに入りましたが、さすがにそれだと窮屈です。ジャンケンの結果、なでしこだけが別のテントで寝ることになりました。そこにリンからメッセージが届きます。キャンプの先輩として、リンはいろいろとなでしこにアドバイスしてくれます。

リンから送られてきた写真を見たなでしこは、テントから出て素敵な夜景写真をリンに送りました。それを見たリンは、同じようにきれいな夜景写真を送ってくれました。2人は違う場所でキャンプしているけれど、同じ夜空の下にいると感じられる、とてもいい場面でした。(^^)
ヴァイオレットが、アイリスと一緒にアイリスの故郷に行くことになるお話でした。

これまで指名されて代筆したことのないアイリスに、代筆の依頼が入りました。彼女の故郷に住む女性が、アイリスに代筆を依頼してきたのです。浮かれるアイリスでしたが、ヴァイオレットに図星を指されて、出発前に腕を痛めてしまいました。そこでヴァイオレットも、アイリスに同行することになったのでした。

アイリスの故郷は、会社のある都会とは違い、自然が豊かな田舎でした。故郷に帰ってきて親族の歓迎を受けるアイリスでしたが、思わぬ状況が待っていました。なんと代筆の依頼者は、アイリスのお母さんが先祖の名前を使ったものだったのです。

軍隊式が抜けないヴァイオレットは、それは規約に反すると帰ろうとします。しかし、お母さんから正式に代筆を依頼するということで、ようやく仕事を受け入れることになりました。その依頼とは、アイリスの誕生日を祝うパーティーの招待状を作成することでした。お母さんがアイリスをだますようにして呼び寄せたのは、そのパーティーでアイリスの結婚相手を見つけたいという気持ちもありました。

こうして不本意なアイリスと、あくまでも職務に忠実なヴァイオレットは、仕事を開始しました。お母さんから渡された招待状の発送先リストを見たアイリスは、その中から、エイモンという男性への分は外して欲しいとヴァイオレットに言いました。しかし、あくまでも依頼に忠実なヴァイオレットは、お母さんに確認してエイモンにも招待状を出しました。

そして、誕生パーティーの日が来ました。アイリスはパーティーの主役として、きれいに着飾って友人たちと会話しています。そこにエイモンがやって来ました。エイモンの姿を見たアイリスは、涙を浮かべながら家の中に駆け込んでしまいました。アイリスは、かってエイモンに告白して振られたことがあったのです。

アイリスとエイモンは、ずっと幼なじみとして親しい関係でした。アイリスは、自分と同じようにエイモンも自分を好きだと思っていました。しかし告白したアイリスに、エイモンは幼なじみとしか見ていないことを告げました。恋に破れたアイリスは、得意でもなかった文章の勉強をして、自動手記人形を目指すことになったのでした。

アイリスの事情を知ったヴァイオレットは、アイリスの気持ちをくみ取れなかったことを謝りました。しかし、ヴァイオレットのまっすぐに語られる言葉には、アイリスや彼女の母親をはっとさせるものがありました。花形の自動手記人形だと嘘の手紙を送ったアイリス、アイリスを呼び寄せるために嘘の依頼をしたお母さん。どちらも相手の本当の思いに気がついていなかったのです。

そしてヴァイオレットは、アイリスに手紙を書くようにすすめました。両親と顔を合わせると、言えなくなってしまうことが、アイリスにはあるからです。そしてヴァイオレットは、アイリスの手紙を代筆しました。その手紙を読んだ両親は、ようやくアイリスの本当の思いを知ったのでした。その手紙には、嘘をついたことへの謝罪と、もう少し自動手記人形としてがんばりたいというアイリスの思いが込められていました。

そしてアイリスとヴァイオレットは、会社に帰ることになりました。旅立つアイリスに、お父さんはきれいなアイリスの花を誕生日プレゼントとして渡してくれました。アイリスの名前は、その花が満開に咲いていた時に生まれたことからつけられていたのでした。

それを聞いたヴァイオレットは、初めて少佐と出会った頃のことを思い出しました。名前さえ持たない彼女に、ヴァイオレットという名前をつけてくれたのは少佐だったのです。その頃はまだ幼かったヴァイオレットですが、いつかその名前にふさわしい人になれるという、少佐の思いの込められた名前だったのでした。

というわけで、前回に続いてとってもよいお話でした。
ヴァイオレットを嫌っているアイリスと、2人で出かけることになってどうなるかと思いましたが、今回一緒に出かけたことで2人の距離が縮まりました。物語のメインはアイリスでしたが、それだけで終わらず、最後にヴァイオレットの過去にも触れる展開が上手いなあと思いました。(^^)