日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


柳原棋匠にスポットが当たったお話でした。

棋匠戦の大盤解説に、零と二階堂が選ばれました。でも島田八段は、なんだかぐったりしています。どうしたのかと思えば、例によって棋匠戦は予算がないのでポスターの作りが雑でした。(^^; その上、対局者よりも解説をする零と二階堂の方が目立つ扱いです。

しかし、島田さんは2人が来てくれたことで、ほっとしていました。柳原さんがずっと棋匠のタイトルを保持しているため、このタイトル戦では取材に来る記者など関係者が柳原さんの顔見知りばかりなのです。そのため実際に戦う前から、島田さんはアウェー感を味わい続けていたのです。

柳原さんは、旧友たちと盛り上がる中、顔見知りの姿が見えないことに気がつきました。その人は早期退職を勧められて、リストラされたような感じで仕事をなくしていたのです。会場にやって来てはいましたが、対局前の柳原に気を遣って、姿を見せずにいたのです。

棋界最長老ながら、棋匠のタイトルホルダーであり、いまだA級棋士である柳原ですが、若き日には零や二階堂のように共に同じ道を進む仲間がいました。しかし、そんな仲間もいつの間にか、それぞれの事情で将棋から去って行きました。そんな彼らの思いも背負って、柳原は対局に挑んでいたのです。
柳原自身、将来に不安がないわけではありません。しかし今の柳原には、将棋をやめた後のことなど考えられません。

そして両者2戦2敗での対局を迎えました。負けられない、タイトルを取りたいという思いは、島田さんも同じでした。そんな島田さんを応援するために、故郷から応援に来てくれた人たちがいました。柳原と同じように、島田さんも故郷の期待を背負っているのです。

そして対局が始まります。序盤から柳原さんは、いきなり端歩をついてくる思い切った作戦に出ました。それは島田さんを挑発しているようでもあり、その形での戦いを研究してきた裏付けも感じられます。そして白熱した対局が続き、ついに島田さんが優位に立ちました。

島田さんは、この優位を守って初タイトルを獲得できるのでしょうか。それとも、柳原さんがタイトルを守り抜くことになるのでしょうか。

オリンピックの影響で、前回からかなり間が空きましたが、いきなり白熱した勝負が展開しましたね。(^^)