日々の記録

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幻詩狩り (創元SF文庫)川又千秋さんの「幻詩狩り」を読み終えました。

川又さんの作品は、架空戦記ものは何冊も読みましたが、それ以外の作品は読んだことがありませんでした。amazonのKindleストアをのぞいていたら、たまたま川又さんの「幻詩狩り」を見つけたので、この機会にと読んでみました。

物語は、幻詩と呼ばれる文章を取り締まるための取締官の活動の様子から始まります。そして、なぜ幻詩が生まれたのか、その歴史が語られていきます。その過程で、シュールレアリスムに関わる人たちが次々と登場します。その提唱者であるアントレ・ブルトンが、フー・メイと名乗る謎の少年と出会ったことから全てが始まっていたのでした。

フー・メイが書いた詩には、不思議な力がありました。それを読んだ人間が、覚醒剤を使ったかのように現実から遊離されたような感覚を味わったのです。そして彼の最後の作品である「時の黄金」を読んだ者は、仮死状態のような状況に陥り、そのまま命を落としてしまうのです。

その詩の危険性が知られるようになったのは、日本の零細出版社である麒麟社がとある偶然からブレトンの遺品を手に入れたことからでした。その詩を翻訳する中で、それに関わった多くの人たちが呪術的な詩の力に取り憑かれて命を落としました。それがやがて、幻詩を専門に取り扱う取締官の誕生へとつながるのでした。

この本を読んでいて、言葉の持つ力について考えさせられました。SF作品では、つい海外の作家に目を向けてしまうことが多いのですが、国内の作家の作品にもあらためて目を向けようと思わせてくれた作品でした。(^^)
フォース結成前に、リクたちが新たなメンバーを迎え入れるお話でした。

タイガーウルフやシャフリヤールのフォースへの参加を断って、自分たちのフォースを作ろうとするリクたち。しかし、メンバーは新人ばかりで、ちょっと心許ない感じです。そんな時、モモがレンタルして使っているガンプラの作者が、ショップのお姉さん・ナナミのお兄さんだとわかりました。

ナナミのお兄さん・コウイチは、優れたガンプラ・ビルダーでした。しかし、ある時を境にガンプラ・バトルの世界から手を引いてしまっていました。コウイチの元を訪れたリクたちは、自分たちのフォースに入ってくれとお願いします。しかしコウイチは、それを頑なに断るのでした。

そしてリクたちは、なぜコウイチがガンプラ・バトルから離れることになったのか知りました。コウイチは、今のGBNのシステムが出来る前に、ガンプラバトルに入れ込んでいました。その時のコウイチは、仲間と共にガンプラ・バトルに熱中していました。

ところが、GBNが出来て仲間が次々とガンプラ・バトルを止めていきました。そしてコウイチも、ガンプラ・バトルから手を引いて、部屋に引きこもるようになってしまいました。そんなお兄さんを何とかしてあげたくて、ナナミはショップのガンプラ作りをお願いしていました。モモが使ったガンプラは、そんなお兄さんが作ったガンプラだったのです。

事情を知ったリクたちは、強引にコウイチをGBNに誘ったことを謝りました。そんなリクたちの姿に、コウイチも心を動かされるものがありました。久しぶりにGBNにアクセスしたコーイチは、そこでサラと出会いました。そしてコーイチはリクたちがまだGBNを始めたばかりなのに、マギーやタイガーウルフ、シャフリヤールといった有名プレーヤーと知り合いなことに驚きました。

その頃、ショップの倉庫でリクたちは昔コウイチが作ったガンプラを見つけました。どれも心を込めて作られたものでしたが、ずっと倉庫の中で眠っていたのです。コウイチをGBNに誘うこととは関係なく、リクたちはそのガンプラを元通りにしたいと思いました。そしてショップで、ガンプラの修理を始めたのでした。

ナナミに連れられて、コウイチはそんなリクたちの様子を見せられました。リクたちは、コウイチがガンプラに込めた思いを、きちんと受け取ってくれていました。それを知ったコウイチは、自らリクたちのフォースに参加することを決めました。ただし、ガンプラ作りのアドバイスはするけれど、自分のガンプラは自分で作るという条件つきです。

これでめでたくフォース結成と思いきや、ずっとGBNには参加していなかったコーイチはレベルが低すぎて、フォースのメンバーに加わることが出来なかったのでした。というわけで、まずはコーイチのレベルアップが必要ですね。(^^;