日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


終りなき戦い (ハヤカワ文庫 SF (634))ジョー・ホールドマンの「終りなき戦い」を読み終えました。

宇宙へと進出した人類は、コラプサー・ジャンプと呼ばれる航法を手に入れました。それにより、人類はより広く宇宙に進出していくことになりました。ところが、その過程で人類はトーランと呼ばれる謎の異星人と遭遇しました。こうして人類とトーランとの、長い戦いが始まったのです。

物語の主人公は、マンデラという青年です。彼はIQの高さや運動能力の高さから軍に選抜されて、トーランと戦うためのエリート部隊へと編入されることになりました。過酷な訓練を経て、マンデラたちはついにトーランと遭遇します。そこで彼らは、激しい戦いを繰り広げるのでした。

物語の最初では二等兵だったマンデラですが、物語が進むにつれて軍曹、少尉、少佐へと昇進していくことになります。
彼の主観時間では数年の出来事ですが、ウラシマ効果の影響でマンデラは若いのに、地球では何十年、何百年と経過しています。その過程で、地球に住む人々の価値観も様々に変化しています。人口制限のために、同性愛こそが正常で異性愛は問題がある世界になっていたり・・・。(^^;

この物語で独特なのは、マンデラたちの敵であるトーランの描写が異常に少ないことです。彼らが何を考え、何を目的として戦いを挑んでくるのか、マンデラだけでなく読者にもわからないのです。そして過酷な任務を終えて帰還すると、故郷はマンデラたちが知る世界とは異なる場所になっています。

未来に本当にこんな世界が訪れるのかわかりませんが、作品を読んでいる間ずっと戦うことの空しさを感じました。












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://ylupin.blog57.fc2.com/tb.php/10041-8b7ed189