日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


日本がワムを独占することで、国連の制裁決議が行われるお話でした。

ヤハクィザシュニナとの交渉から、3日が経過していました。その間にも、状況は動いています。
そしてカドに取り込まれた乗客の中から、最初の2人がカドの外へと解放されました。解放は全員が一度に行われるのかと思ったら、用意が整った人から次々と解放されていくんですね。

そして真道は、日本政府から正式にカドの特使に任命されようとしていました。しかし真道は、それを断りました。それは自分ではなく花森に与えて欲しいと真道は言うのです。真道自身は、もう少しヤハクィザシュニナ寄りの立場で活動を続けたいからでした。それが受け入れられて、真道はヤハクィザシュニナの代理人という立場を継続することになりました。

その間にも、ヤハクィザシュニナがもたらしたワムについての動きがありました。日本政府は独自にワムの研究を進めて、それが本当に無尽蔵の電力を供給するものだと確認していました。ワムの凄いのは、使用される場面に応じて電池のように使うこともできれば、電力会社のように大規模な電力を供給することもできることでした。

しかし、御船教授はワムは人類には早すぎる技術だと懸念していました。たしかにワムを使えば、世界の電力問題は解決します。しかしそれは同時に、際限なく発展する人類が地球環境を破壊してしまう危険を秘めていました。

また世界各国は、日本政府がワムを独占していることを快く思っていませんでした。国連では常任理事国を中心に、ワムの管理を日本政府から国連に委譲すべきという議論が進んでいたのでした。しかしヤハクィザシュニナが人類にワムをもたらしたのは、国連に管理させるためではありません。ワムは国に与えられたのではなく、あくまでも人類全体に与えられたのです。

それについて真道がヤハクィザシュニナと相談している間に、ついに国連の制裁決議が行われました。日本政府がワムを受け渡さない限り、経済制裁や渡航規制、そして国連軍による攻撃さえ受けかねない事態になっていました。
しかし、ヤハクィザシュニナには何か考えがあるようです。そして、そのためには日本政府に覚悟を決めて、あくまでも国連決議に対抗することが必要になります。

そして状況打破の切り札は、御船教授と共にカドの研究を続ける品輪彼方でした。ヤハクィザシュニナは、彼女にどんな役割を与えようというのでしょうか!?

というわけで、日本だけがワムを手に入れたことで、世界各国の非難が高まりました。ワムが世界中に行き渡れば、産油国は経済面で大きな打撃を受けるでしょうし、各国の思惑がいろいろと渦巻いています。
この物語はSFですが、現在の核兵器の管理の現状と重なる部分もあり、巨大な力を管理するのに国家や国連という枠組みではうまく機能しない状況を、これから先人類はどう変えていくべきなのか考えさせられました。

全体的に物語は謎と緊張感があって面白いですが、真道をはじめとした日本を代表する立場の人間が賢明すぎるところが気になりました。福島原発の対応を見た後だと、今の政府や権力の中枢にいる人間に、この作品ほどの覚悟と理性があるとはとても思えません。

掲載から1ヶ月以上経過した記事へのコメントには、原則として返信しません。













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://ylupin.blog57.fc2.com/tb.php/10119-ecc509ce

正解するカド TokyoMX(4/28)#04
第四話 ロトワ あれから3日後、最初の2名が解放される。この調子で全員開放まで25日。真道は日本国異方担当特使に任命され首相と同等の権限が付与される。フリーの立場でいたい、異方側の担当でいたい。退職させて下さい。 現時点で日本国には167対のワムが供与された。1日に10対のワムを製造中。ワムに関しては調査研究機関が臨時で設置された。そこを視察したい真道。国民の様々な反応がネットに書き込まれて...

2017.05.31 01:13 | ぬる~くまったりと