日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


平井和正さんの「地球樹の女神 Part 1」を再読しました。

「ボヘミアンガラス・ストリート」に今ひとつのめり込めなくて、平井和正さんの別作品に手を出すことにしました。
迷った末に選んだのは、「地球樹の女神」です。「ボヘミアンガラス・ストリート」以降の平井作品は、途中で挫折してばかりですが、この「地球樹の女神」は最後まで読み通しました。

主人公は、IQ400の天才少女・後藤由紀子と、桁外れの問題児・四騎忍です。
三星客船が建造した豪華客船サンライズ号が、海上で行方を絶ちました。懸命な捜索活動にも関わらず、サンライズ号がどうなったのか、その手がかりは全くありません。しかし後藤由紀子は、サンライズ号がどこにいるのか、独自の発明品を使って探知していたのでした。

そんな後藤由紀子を狙う謎の集団。そして後藤由紀子と四騎忍の周囲には、知性を持った観葉植物フィロデンドロン教授や、高校生ながら魔神のごとき柔道の達人である兄の机、妖しい魅力で周囲を翻弄する女教師・御子神真名、ごろつき新聞記者の荒気衛、学ランを着た美少女・禅鬼修羅など、一癖も二癖もある登場人物揃いです。

作品の元となったアイディアが、著者が中学生時代に書いた小説ということもあってか、作品全体にどこか中二病的な雰囲気がただよっています。(^^;
ラスト・ハルマゲドン・ストーリーという宣伝文句にひかれて初めて読んだ時は、真面目な作品なのかと思いましたが、突き抜けた設定や、ひたすら続く登場人物同士の掛け合いを読むと、コメディ作品なんじゃないかと思えます。(^^;

生徒会長として鏡明さんの名前も登場しますし、感覚的には著者の「超革命的中学生集団」+ハルマゲドンという、はちゃはちゃSF路線の作品だったのかなあ。

作品の内容自体は、それなりに(古さを感じながらも)面白かったですが、最初は角川書店から刊行された本作が、どうして徳間書店から続きを刊行することになったのか、その原因である文章の改ざんについての愚痴が巻末に延々と書かれているのにはげんなりしました。

改ざんが著者にとって大問題だということは理解しますが、それは著者と出版社の問題であり、読者としては作品の面白さがすべてであり、どうでもいい話です。

掲載から1ヶ月以上経過した記事へのコメントには、原則として返信しません。













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://ylupin.blog57.fc2.com/tb.php/10225-d3c6dd16