日々の記録

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キマイラ13 堕天使変 (朝日ノベルズ)夢枕獏さんのキマイラ・シリーズ第13巻、「キマイラ 13 堕天使変」を読み終えました。

前巻が、久鬼麗一と九十九三蔵の過去話で今ひとつでしたが、今回はそれなりに面白かったです。
久鬼麗一のキマイラ化発動の経緯を描きつつ、トランシルヴァニア症候群に冒されいた黄奈志たちは、さらにその背後にいる者に操られていました。とはいえ、この事件は乱蔵が介入してきて、あっという間に解決しました。

そして次に、ルシフェル教団の成り立ちが語られました。これも唐突な気がしましたが、あまり話が長くならなくてよかったです。続いて、そんな教団に囚われている、菊池と美雪のことに話が移ります。菊池はグリフィンと戦った末に、海へと逃れようとします。しかしそれは、アレクサンドルの放った鬼頸によって阻止されました。

美雪が教団に囚われていることを九十九も知り、彼は何もできない自分に苦悩します。そんな九十九のところに、亜室健之に保護されながらも、美雪の危機を知ってそこから抜け出した大鳳吼が連絡してきました。着の身着のままで逃げ出した大鳳は、渋谷の路上生活者・よっちゃんを頼ってお金を借りて、円空山へと連絡してきたのです。

大鳳からの連絡を受けて、九十九は彼と共に美雪を取り戻すために戦う覚悟を決めました。大鳳に会う前に、九十九はもうず〜〜〜〜っと前に^^;雲斎から割ってみろと言われた多石を、ついに砕きました。ここに来るまでにかなり引っ張りましたが、結局最後は力尽くで割っちゃいました。(^^; 長年の懸念が晴れたのはうれしいですが、もう少し石を割るまでの過程をしっかり描いて欲しかった気もします。

龍王院弘から情報を得た九十九は、ようやく大鳳と再会しました。この2人が再会するまでにも、本当に長い時間がかかりましたね。2人は、無事に美雪をすく出すことができるのでしょうか!?

大鳳と九十九が再会して、ようやく物語の大風呂敷が閉じられそうな展開になってきました。初期の頃のキマイラ・シリーズと比べると、やはりパワーダウンは隠せませんが、物語にけじめを付けようとしていることは感じられました。

そうそう。今更ですが、押井守監督がキマイラをアニメ化するようですね。
この作品は小説だからこそ想像する余地があって面白いと思っているので、下手に映像化しない方がいいような気がします。(^^;

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