日々の記録

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銀河英雄伝説 2 野望篇 (2) (創元SF文庫 た 1-2)第1巻を読んだ勢いで、引き続き第2巻を読み終えました。

この巻では、ラインハルトがいよいよ銀河帝国での支配権を確立するために、反目する貴族達と戦いを繰り広げることになります。それに先だって、アムリッツァの会戦で大敗を喫したものの、万全の体制で内部の体制固めを行うために自由惑星同盟内部にクーデターを起こさせる作戦をラインハルトは立てました。

その謀略を同盟のヤン・ウェンリーは見抜いていました。そのために、事前に打てる手は打ったものの、事態はヤンの予測を超えて推移して、同盟内部でのクーデターを許してしまいました。
そのクーデターを制圧して、首星であるハイネセンの防衛兵器である12個の軍事衛星を知略によって味方は無傷のまま破壊する場面が、ヤン側としては一番迫力のある展開でした。

一方、ラインハルト側は自尊心が高いだけで無能な貴族達を次々と破ります。そして、ついに貴族達の盟主であるブラウンシュヴァイク公を打ち破ることに成功します。
しかし、貴族達の残虐さを民衆に知らしめるために核攻撃を受けた惑星を見捨てたり、組織の中にナンバー2を作るべきではないというオーベルシュタイン参謀長の意見をラインハルトがいれたために、予想もしなかった悲劇が起こってしまいました。

ラインハルトが帝位に就くのを阻むため、アンスバッハ准将はブラウンシュヴァイク公の遺体の中に武器を隠して、ラインハルトへと近づいたのです。その奇襲攻撃は、キルヒアイスの活躍で防がれましたが、キルヒアイス自身は重傷を負って命を落としてしまいました。

最大の友の死を嘆き悲しむラインハルトでしたが、姉のアンネローゼの言葉で自分を取り戻し、キルヒアイスの死は政敵であるリヒテンラーデ公の陰謀であったという容疑をかけて、ついに銀河帝国の政治と軍事の最高権力をその手にすることに成功したのでした。

この巻では、何といってもラインハルトの親友キルヒアイスの死が衝撃的でした。
後に作者自身も、このタイミングでキルヒアイスを殺してしまったことは物語の構成上の失敗だったと認めていますが、逆にこのタイミングでキルヒアイスがいなくなったからこそ、それまで今ひとつ影が薄かったラインハルト麾下の提督たちの存在感が増したようにも思えます。












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