QEDシリーズ第3弾では、崇と奈々のコンビがシャーロック・ホームズにまつわる謎に巻き込まれました。大学時代の先輩・緑川と出会った奈々は、彼女の加入するベイカー・ストリート・スモーカーズというシャーロキアンのパーティに崇と一緒に出席することになってしまいました。その会場で、メンバーの1人が刺殺されてしまいました。
誰が殺人の犯人なのか、そしてシャーロック・ホームズの物語に隠された謎とは何なのか。博識な知識を駆使して、崇が再び謎を解くことになりました。
今回は、シャーロック・ホームズが素材になっていることで、これまでの和歌を素材にした物語よりは、取っつきやすいものになっていたと思います。しかしその反面、今まで感じられた雅な雰囲気がなくなってしまったのが少し残念でした。
物語的には、最後の冒険と空き家の冒険ではホームズが別人のように変わってしまったという謎に、崇が1つの答えを出したのは興味深かったです。ただ、殺人事件の犯人やトリックは、少しこじつけたような感じで、何だか物足りませんでした。
この作品を読んだのをきっかけに、久しぶりにシャーロック・ホームズを読み返したくなってしまいました。(^^)
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