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サスケ 全10巻完結 (小学館文庫) [マーケットプレイス コミックセット] [コミック] by 白土 三平 [コミック] by 白土 三平 [コミック]...古本屋で偶然、サスケの文庫版を見つけました。100円均一コーナーに置かれていて格安だったので、懐かしくて思わず購入してしまいました。

昔、たぶん小学生くらいの頃に一度読んだことがありますが、その時はサスケの忍術の解説は好きでしたが、忍者同士の対決の場面はちょっと怖いな〜と思いました。たしか再放送のアニメも見ましたが、独特な絵柄とちょっと暗い物語の展開が心に残りました。

その後しばらく読む機会がありませんでしたが、大学の頃に再読したら忍者としてのサスケの成長と、それを厳しくも温かく見守る大猿の姿、そして豊かな自然描写、農民=搾取される者と領主=搾取する者の戦い、キリシタンの弾圧なども描かれていて子供向けを超えた凄い作品だったんだと驚きました。

そうして白土三平作品にはまり、「忍者武芸帳 影丸伝」「カムイ伝」「ワタリ」「忍者旋風」「狼小僧」など、小学館文庫で発売されていた作品を読みあさりました。その中では、やはり「カムイ伝」のスケールの大きさに驚きました。
「カムイ伝」を見ていると、白土作品の作画の移り変わりがよくわかります。聞いた話によれば、これは作品の内容に合わせて作者が絵を変えたらしいですが、第1巻と最終巻では「これが同じ作品か」と思えるほど絵が変わっています。

話がサスケから脱線してしまいましたが、大人になってから読み返しても忍術解説は楽しかったです。もっとも分身の術のように、素早く動いて何人もいるように見せるのは無理だと思いますが^^;、風上からしびれ薬をまく春花の術、糸などを利用して草や木の葉を揺らして別の場所にいるように見せかける空蝉の術などは、実践できそうな気がします。

そうそう。それで思い出しましたが、サスケといえば最大の技は、やはり微塵隠れの術です。これは洞窟などに追い詰められた時、入り口に爆薬を仕掛けて自分は穴を掘って地中に潜り、爆風をかわしつつ近づく敵を爆風で倒すという大技です。これを試すために、花火の爆竹の火薬を集めようと思ったこともありました。(^^;

でも、作者もそれを心配したのか、安易にサスケの術を真似して死んでしまう子供たちが描かれていたので、怖くて実験できなかったですが。(^^;

学生時代に読んだ時は、労働者と権力者の戦いの部分が凄いと思いましたが、今読み返してみると古さを感じますね。
交通手段や情報機器の発達によって、世界がどんどん狭くなっている今、労働者と権力者の対立という単純な構図では世の中を説明しきれなくなっていると思います。それほどに現在の世界は、複雑怪奇なさまざまなつながりの上に成り立っていると思いますので。

最後に、カムイ伝の第3部も描かれていませんので無理だとは思いますが、もし何とかなるものならサスケの続きを描いて欲しいと思います。今の結末だと、あまりにもサスケが哀れで救いがありませんので。(;_;)

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