日々の記録

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サクソンの司教冠 (創元推理文庫)修道女フィデルマ・シリーズ第2作、「サクソンの司教冠」を読み終えました。

第1作の終わりで、エイダルフと共にローマを訪れる任務を与えられたフィデルマは、ローマへとやって来ていました。そこでまたしても、フィデルマたちは殺人事件に巻き込まれるのでした。今回殺害されたのは、カンタベリー大司教に任命されるはずだったウィガード司教です。彼はローマが用意した来賓用の部屋で、何者かに首を絞められて殺害されていたのです。それだけでなく、司教の部屋に置かれていたローマ教皇への貴重な貢ぎ物の一部も消えていました。

そして、犯人らしき修道士も逮捕されていました。その修道士がアイルランド人であったことから、まかり間違えばサクソンとアイルランドの政治問題にも発展しかねません。そこでフィデルマとエイダルフが、ローマのゲラシウス司教から事件の真相を調査するよう依頼されました。こうしてフィデルマとエイダルフは、ウィトビアに続いてローマでも共同で捜査を始めるのでした。

前作と同様、歴史小説的な面白さがありましたが、前作よりは推理色が強まった気がしました。フィデルマは相変わらずプライドの高さが鼻につくところがありますが、エイダルフと一緒だとちょっと柔らかい感じになりますね。あんまりデレはないですが、これもある意味ツンデレなのかも。(^^;

今回は、ローマが舞台ということで、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を先に読んでいてよかったなあと思いました。
もっとも、「ローマ人の物語」はなかなか読み進められないので、フィデルマたちの時代までたどり着いていないんですけど。(^^;

捜査の過程で、事件は二転三転しますが、最後に全てのパーツが収まるべきところに収まったのは気持ちよかったです。
そしてラストでのエイダルフとフィデルマの別れの場面は、ちょっといい雰囲気でしたね。この先もシリーズは続いているので、フィデルマとエイダルフはまた顔を合わせることになるのでしょうが、それがいつどんな形で訪れるのかが楽しみです。

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