日々の記録

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落語会も戦争に翻弄されるお話でした。

菊比古は昼間は学校に通い、その合間に落語の稽古を続けていました。しかし、落語に専念している初太郎(信さん)との差は広がる一方です。その差を埋めようと、菊比古は早朝から練習に励みますが、目の前の話を消化するのに精一杯で冷静に自分の話を振り返る余裕もありません。

そんな菊比古に、信さんは菊比古は声を張り上げる噺ではなく、他の噺で強みを見つけるべきだとアドバイスしてくれました。それを聞いた菊比古は、さらに信さんと自分との違いを痛感するのでした。

こんな2人も、まだ女性と関係を持ったことはありません。そんな時、菊比古は寄席で三味線を弾いている女の子が指を痛めてしまったのに気づきました。そこで菊比古は、女の子の代わりに三味線を演奏したのでした。これがきっかけで菊比古は、お千代ちゃんと仲良くなりました。最初、菊比古は女の子とつきあうことで落語の参考になればという気持ちもあったようですが、世間から隠れるように2人の初々しい関係は続きました。

しかし、別れは唐突にやってきました。お千代ちゃんが故郷に帰ることになったのです。それには戦争が関わっていました。これまでお千代ちゃんの父の面倒を見ていたお兄さんが、兵隊として戦争に行くことになったのです。そのためお兄さんに代わって、お千代ちゃんがお父さんと暮らすことになったのです。こうして菊比古とお千代ちゃんの淡い恋は、あっさりと消えてしまいました。

そして戦争の影響は、落語会にも広がりました。寄席に来てくれるお客の数も減っていましたし、いくつかの演目は不謹慎だからということで自粛することになったのです。しかし、そんな中でも信さんは落語の未来を信じていました。今は戦争でみんな余裕がないけれど、戦争が終わってお腹がふくれれば、きっとみんな娯楽を求めるようになると確信していたのでした。

そんな中、七代目八雲と信さんが戦地へ慰問に出かけることになりました。自分だけが取り残されることで、菊比古は師匠に反発しますが、脚の悪い菊比古には戦地は危険すぎるという師匠の判断でした。その間、菊比古は師匠の奥さんと一緒に田舎に疎開することになりました。しかし、なかなか2人は帰ってきません。そんな中、一時は菊比古は落語から距離を置こうとしました。しかし、乱れた菊比古の心を落ち着けてくれるのは、やはり落語だったのでした。

やがて辛い時代が終わり、ようやく終戦を迎えました。菊比古は奥さんとともに、空襲を免れた師匠の家へと帰りました。
しかし、師匠と信さんはなかなか帰国しません。そんな中、菊比古は特別なはからいで各所のお座敷で噺を披露することができるようになりました。そしてついて、師匠と信さんが帰国しました。この時の泣きながらお互いの無事を喜び合う、菊比古と信さんの姿が印象的でした。

そして信さんの予言通り、寄席には多くのお客さんが帰ってきました。そして2人は、落語会の期待の新人となっていたのでした。そんな2人の前に、みよ吉という女性が現れました。かなり闊達な様子のみよ吉の出現は、2人にどんな影響を与えるのでしょうか。

今回は、菊比古の初々しい女性関係、そして戦争の悲惨さが描かれました。特に戦争が、庶民の生活にどれほど多くの影響を与えるのか、考えさせられました。戦いそのもので傷つく人が出ることも悲惨ですが、その裏で家族や友人が引き裂かれてしまう悲しみもありました。菊比古の淡々とした抑えた口調が、抑えた描写ながらその悲惨さをより伝えていたと思います。












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