日々の記録

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菊比古と助六、みよ吉の関係に変化があるお話でした。

師匠と一緒に地方巡業に出かけた菊比古は、そこでも多くの観客を沸かせます。ラジオで菊比古の落語が流れたこともあったおかげで、時には師匠よりも菊比古の方が人気になることがありました。そんな中、師匠の悩みの種は、菊比古と助六の真打昇進の話でした。菊比古の方は全く問題がないのですが、助六に問題がありすぎて^^;、師匠も苦労しているようです。

菊比古のいない間も、助六は大勢の観客を沸かせています。そこには、みよ吉の姿もありました。それを見つけた助六は、みよ吉の愚痴を聞くことになるのでした。みよ吉は、菊比古から地方巡業のことを聞かされていませんでした。しかし、それでもみよ吉の心は菊比古にありました。

みよ吉は、満州で七代目・八雲に会うまでにも苦労を重ねていました。悪い男にだまされて、満州で放り出されて、色を売って生き延びていたところを師匠に拾われたのでした。そんなみよ吉の願いは、一生離ればなれにならない誰かのために尽くすことでした。しかし、そんなみよ吉に菊比古はさっぱりなびいてくれません。

そんなみよ吉を、助六は思わず抱きしめます。みよ吉も言っていましたが、助六は心根の優しい男なのでした。
そこへ運悪く菊比古が現れました。みよ吉は必死で菊比古に弁解しますが、菊比古はそれを聞き入れようとはしません。しかし、それは菊比古の一世一代の大芝居でした。

菊比古も本当はみよ吉のことを心憎からず思っていました。しかし、それよりも菊比古は落語が大切だったのです。巡業の間に、菊比古は師匠からみよ吉との関係を清算するようにほのめかされていたのでした。菊比古にもそれに対する反発心はありましたが、落語に対する愛情がそれを上回ったのでした。

菊比古と飲みに行った助六は、自分の身の上を菊比古に語りました。現在助六が名乗っている"助六"という名は、寄席場の落ちぶれた老人が名乗っていた名前でした。その老人が、助六を拾って育ててくれたのです。老人がかっては八雲の門下にいたことを聞いていた助六は、自分が八雲の名前を継いでやろうと考えたのでした。

そんな助六が求めるのは、今の時代に合った落語でした。他の娯楽もたくさんある中、この先も落語が生き延びるには単に伝統を守っているだけではダメだと考えていたのでした。とはいえ、助六も伝統の大切さは理解していました。その上で、この先も落語を守るために自分は新しい落語をやろうと考えていたのでした。

そして伝統を守る方は、菊比古に託されました。そして菊比古と助六は、この先は別々に生活することになりました。
師匠の苦労もあり、ようやく菊比古と助六は真打への昇進を許されました。それによって、菊比古と助六、そしてみよ吉の関係も微妙に変化していくことになりそうです。

今回も味わいのある、いいお話でした。菊比古も助六も、本当に心の底から落語が大好きなんですねえ。そんな2人の側にいる、みよ吉の立場が切ないですね。

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