日々の記録

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神の時空 ―伏見稲荷の轟雷― (講談社ノベルス)高田崇史さんの神の時空シリーズ第6巻、「神の時空 伏見稲荷の轟雷」を読み終えました。

前巻の終わりで予告されていたように、今回は伏見稲荷にまつわる謎に辻曲家の人々が挑みます。物語のもう1つの視点となるのは、伏見稲荷の氏子で狐憑きの家系の樒祈美子(しきみ・きみこ)です。事件の発端となったのは、伏見稲荷の鳥居に4人の遺体が吊されたことです。それ以来、伏見稲荷では異変が続いていたのでした。

そして、これまでの物語で死んだかと思われた磯笛が、再び復活して事件の背後で暗躍しています。鎮女池に落ちた時、磯笛は十種の神宝の1つ道反玉を手にしていました。それに加えて吒枳尼天(だきにてん)の力を借りることで、磯笛は生き延びることができたのでした。しかし、吒枳尼天の力を借りたために、その代償として磯笛は左目の視力を失っていました。

伏見稲荷で起きる異変を少しでも鎮めようと、祈美子は婚約者の光昭と共に神社のお詣りをします。しかし、伏見稲荷の神は鎮まるどころか、ますますあらぶります。そして有名な、千本鳥居までが次々と倒れていきます。さらに空には雷鳴がとどろき、稲荷山のあちこちに落雷しています。

その頃、彩音、巳雨、陽一、グリは、傀儡使いの佐助の力を借りて、この事態を収拾しようとしていました。しかし、伏見稲荷に向かった彩音たちは、その神様から拒絶されてしまいました。自分たちが何か大きな考え違いをしていることに気づいた彩音たちは、地縛霊の火地晋の力を借りることになるのでした。

しかし毎回、火地の知恵が必要になるたびに、東京の喫茶店にいる火地のところまで陽一が向かうんだからたいへんですね。いっそのこと、誰かが常に火地の側にいて、必要な時に協力してもらった方が効率が良さそうな気もします。(^^;
とはいえ、火地はかなり気むずかしい地縛霊なので、うまくご機嫌を取りつつ情報を聞き出すのはたいへんそうです。

火地の情報と、陽一の助けを得て、彩音と途中から彩音に合流した祈美子たちは、何とか伏見稲荷の危機を終息させることができました。そして、ようやく彩音たちは東京へと帰還しようとしています。今回の事件を通して、彩音たちは十種の神宝の1つ、八握剣(やつかのつるぎ)を手にすることができました。さらに、以前の事件で関わった観音崎栞から連絡が入り、辺津鏡(へつかがみ)を手にすることもできそうな雰囲気です。

ここまでで物語内の時間は5日経過しています。死んだ摩季を蘇らせるチャンスは、あと1日か2日しかありません。果たして、彩音たちは摩季を生き返らせることができるのでしょうか。そして、いまだに何がしたいのかよくわからない^^;、高村皇は次は何を企んでくるのでしょうか。

今回も例によって殺人事件が起きますが、超常現象が当たり前の物語なので、いつものごとく・・・というか、今回はいつも以上に殺人事件がおまけでしたね。(^^; こんな世界で刑事としての使命を果たそうとしている瀨口警部補が気の毒に思えてきました。
そして復活した磯笛ですが、詰めの甘さは相変わらずでした。途中で自分の計画の異常に疑問を持ちながらも、それを高村皇に確認しなかったばっかりに・・・。(^^;












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