日々の記録

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戦地の図書館 (海を越えた一億四千万冊)Twitterで話題になっているのを見て、興味がわき「戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊」を読みました。

この本で語られているのは、本を通してみた第二次世界大戦です。ヒトラーによる大量の焚書から始まり、やがて参戦したアメリカの兵士たちは、戦いの合間の娯楽に飢えています。

それを満たすために、兵隊文庫と呼ばれるポケットにおさまるサイズの、どこでも気軽に読める本が作られるようになりました。届けられた本を、兵士たちは競い合うようにして読みふけります。それが結果的に、戦後のアメリカの教育水準を引き上げることにもつながりました。

この本を読んだことで、第二次世界大戦は極度の情報戦でもあったのだと知りました。ヒトラーは敵の意志をくじくために、そしてアメリカは戦地の兵士の士気を下げないために本を利用します。

最初は自由に出版されていた兵隊文庫にも、途中で検閲という規制が加えられます。しかし、それはドイツのやっていることと同じだと反対する人々の意見が政府に届くのが、アメリカの懐の深さだと思いました。

この本を読んだことで、有川浩さんの図書館戦争シリーズを読んだ後で、心に引っかかっていたものが何だったのかにようやく気がつきました。

たとえ言論の自由を守るためだとしても、そのために銃を手にするのは根本的に間違っているということです。銃を手にとる状況になった時点で、既に言論の自由は敗北したと考えるべきです。
銃を手にする世界にならないためにも、日々私たちは本を読み、考え、何が正しいのか一人一人が判断するべきではないでしょうか。

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