日々の記録

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神の時空 ―五色不動の猛火― (講談社ノベルス)高田崇史さんの神の時空シリーズ第7巻、「神の時空 五色不動の猛火」を読み終えました。

ようやく東京の自宅へと帰ってきた彩音たち。しかし、ゆっくりと休息する間もなく、再び事件が起こります。
今回は都内の各所で、放火事件が発生しました。その場所は、いずれも五色不動に関わる場所でした。さらに、放火事件と共に碑文谷女子大付属高校の女子高生が殺害される事件も起きていました。

事件の鍵となるのは、明暦の大火と呼ばれる江戸時代の出来事でした。今回、彩音たちとは別の語り手となったのは、碑文谷女子大で歴史を学ぶ、榊原すみれという女子大生です。彼女の妹の同級生が、今回の事件に巻き込まれていたのです。被害者がいずれも16歳の女子高生だと気づいたすみれは、卒論のテーマとして選んだ明暦の大火から、事件と五色不動とのつながりに気づくのでした。

一方、消えた摩季の遺体を捜査する警視庁の華岡と久野は、辻曲家の不審な行動に目をつけていました。辻曲家の長男・了は、今回の事件以前にも遺体消失事件に関わっていました。同じ人間が2回も遺体の消失に関わる不自然さが、華岡は気になっていたのでした。

そんな華岡たちに尾行されつつ、彩音たちは都内で起きている不穏な事件を解決するため、五色不動に関わりのある場所を巡ります。そして彩音たちは、その過程で吉原の女たちの悲劇、歌舞伎とのつながり、人として扱われなかった者たちの悲しみを知ることになりました。

次々と広がる事件を解決しようとする彩音たちが、警察に目をつけられている緊張感もあって、五色不動にまつわる謎の部分は面白かったです。ただ、今回明らかになったヌリカベの陽一の秘密や摩季の生い立ちには、今頃こんな重要な設定を持ち出しますか〜と^^;、ずるさを感じてしまいました。
また、すみれが巻き込まれた事件の動機と結末も、あまりに雑で説明不足で、かなり物足りなかったです。

そして摩季を救うために残された時間は、あと1日です。辻曲家の人々は、摩季を蘇らせることができるのでしょうか。
また今回は今ひとつ影が薄かった高村皇は、次はどう動くのかも気になります。












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