日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


ヤハクィザシュニナと同じ異方存在であった沙羅花が、なぜこの世界に来たかが描かれました。

ヤハクィザシュニナにとって都合が悪くなった真道は、ヤハクィザシュニナが作り出したもう1人の真道と置き換えるために抹殺されそうになりました。それを阻止したのは、真の力を解放した沙羅花でした。

もともと沙羅花は、この世界を見守る異方存在の1人でした。この宇宙が他の宇宙とは異なることを知った時、沙羅花は自らこの世界へと飛び込むことを決めました。高次元の存在である沙羅花がこの宇宙に来るためには、自らを構成する情報の多くを捨てる必要がありました。それでも沙羅花は、それを選んでこの宇宙へとやって来たのでした。

そして沙羅花は、普通の人間の女の子として、この世界に生まれました。幼い頃から、沙羅花は好奇心の強い女の子だったようです。あるとき、沙羅花は家の庭を通りかかった猫を追いかけて、勝手に家から出て行ってしまいました。沙羅花がいなくなったことを知った父は、必死で沙羅花を探します。

ようやく見つけた沙羅花を、父は激しく叱りました。しかし、それは沙羅花のことを心から心配したからだという愛情が感じられました。父と一緒に帰りながら、沙羅花は命のはかなさを聞かされました。沙羅花の父は命のはかなさを哀しみながらも、その一方ではかなさ故に今を生きる価値があると考えていました。そんなお父さんの考え方が、沙羅花に大きな影響を与えたのでした。

やがて成長した沙羅花は、アメリカへと進学して自らの世界を広げました。そして沙羅花は、ますますこの世界のことが好きになっていったのでした。そこに突然、ヤハクィザシュニナとカドが現れました。この世界をあるべきままにせず、自らの目的のために変えようとするヤハクィザシュニナの考えは、沙羅花には受け入れられませんでした。

一方、ヤハクィザシュニナはこの世界の人間を、異方へと連れて行こうとしていました。高次元の存在である異方に行くことは、人間の処理能力を超えたことでした。しかしヤハクィザシュニナは、この世界の人間1人でもいいから、異方へ連れ出そうとしました。ヤハクィザシュニナの力を持ってすれば、何度それに失敗してもやり直すことさえできるからです。

そんな強引なやり方は、沙羅花にとって許せるものではありませんでした。沙羅花はヤハクィザシュニナに立ち向かいますが、この世界に来るときに自らの多くを捨てた沙羅花の力では、ヤハクィザシュニナに対抗することができませんでした。

そして沙羅花は、ヤハクィザシュニナに抹殺されそうになりました。それを救ったのは、身を挺して沙羅花をかばった真道でした。そのおかげで沙羅花は助かりましたが、真道は重傷を負ってしまったのでした。そんな真道を連れて、沙羅花はヤハクィザシュニナから隔絶された空間へと移動しました。そこで沙羅花は真道を治療し、危ういところで真道は命を取り留めたのでした。

沙羅花がいなくなった後、ヤハクィザシュニナは自ら作り出した真道と共に、花森たちの前に現れました。そして新たな力としてナノミスハインを人類に与えること、沙羅花が自分たちに敵対する異方存在であったことなどを伝えました。
その後、複製された真道はナノミスハインについて、世界中に知らせます。そんな真道を見守るヤハクィザシュニナの姿は、どこか寂しさを感じさせました。

前回のラストで変身した沙羅花が登場した時は、このお話はどうなってしまうのかと心配になりましたが、今回の沙羅花の過去を丁寧に描いたところは、はかない命へのいとおしさが感じられて意外と良かったです。
でもヤハクィザシュニナの神秘的な魅力が薄れて、自らの考えだけが正解だと主張する悪役になってしまったのは残念です。
覇者の戦塵1939 殲滅 ノモンハン機動戦 上 (C★NOVELS)谷甲州さんの覇者の戦塵シリーズ第7作、「殲滅ノモンハン機動戦(上)」を読み終えました。

これまで読んできた覇者の戦塵シリーズは、角川から発売されたものの合本版でした。この本から、中央公論社のC-NOVEVLSシリーズとして書き続けられています。

今回は、モンゴル人民共和国と満州国との国境紛争という形で、モンゴルを後押しするソ連と、満州国の関東軍との戦いが繰り広げられることになりました。その背後には、北満州油田の権益を狙うソ連の思惑があります。一方の関東軍は、戦車戦に対する理解のないまま、無謀ともいえる作戦を連発します。

今回メインの語り手となったのは、第4連隊の試製1号砲戦車を指揮する室尾中尉です。欧州での戦いを経験しているソ連は、戦車を用いた作戦に精通しつつありました。そんなソ連軍に、日本軍は大苦戦することになるのでした。

ソ連の戦車の完成度は、独自に戦車戦を研究していた室尾中尉さえも驚くものでした。日本軍の九七式中戦車では、ソ連のBT戦車の装甲を破ることはできませんでした。それだけでなく、戦車の進行方向にピアノ線を利用したワイヤーを張り巡らせ、それに絡まった戦車が行動不能に陥ったところを攻撃する作戦も、日本の戦車部隊に大きな被害を与えていたのでした。

そんな中、唯一の救いは戦車部隊の後方に、段列と呼ばれる支援部隊が同行していることでした。段列による、傷ついた戦車の修理や防護陣地の急造などの支援があるおかげで、なんとか戦車部隊は崩壊を免れていたのでした。ところが、戦車の価値を認めようとしない関東軍の参謀は、時折前線に現れては無茶な命令を強要します。

その参謀・各務中佐だけでなく関東軍の司令部には、いまだに歩兵こそが重要だとする考えが染みついていました。そして戦車や段列などに無駄な機動力を使うなら、火炎瓶を持って戦車に突撃しろとさえ言い出す有様でした。

しかし戦場の実情を知る室尾中尉や、段列を率いる上川大尉には、それは受け入れられる考えではありませんでした。こうして関東軍は、下士官や兵士の能力は高いのに、司令部がそれを活かすすべを知らないために、苦境に陥ることになるのでした。

苦しい状況の中、室尾中尉と上川大尉は戦場に残された敵のBT戦車の鹵獲を目論みます。その作戦も多くの兵士の犠牲を生みましたが、BT戦車を確保したことで室尾中尉たちは今後の作戦方針を立てることができました。
日本軍よりもはるかに強力な砲塔を装備したBT戦車ですが、戦い方を工夫すればそれに対抗できると室尾中尉は気づきました。また試製1号砲戦車の砲撃なら、BT戦車を撃破できる力があることもわかりました。

補給も滞りがちで、部隊のやり繰りにも苦労する中、司令部は歩兵を主体にした反撃作戦を実行します。しかし、その準備の間にソ連側も部隊が補強されており、戦線は膠着状態に陥りました。

そんな状況を変えたのが、国内から戦いの実情調査に赴いていた秋津少佐と、戦力補強のために派遣された段列部隊を指揮する寺岡大佐と陣内大尉でした。彼らの力で、傷ついた戦車の修理と鹵獲した敵戦車の戦力としての利用。さらに歩兵部隊を支援する砲戦部隊を支援するために行われた渡河作戦では、重機を活用してわずかの時間で渡河ポイントを築き上げました。

そのおかげで、日本軍はソ連軍をハルハ河西岸まで後退させることに成功しました。しかし、ソ連はさらなる戦力の増強を続けていて、これで戦いが終わったわけではありません。にもかかわらず、日本側は相変わらず部隊の増強が進んでいません。こんな状況で、日本軍はソ連軍の侵攻を食い止めることができるのでしょうか。

とりあえず上巻だけ読み終えましたが、上巻だけでも独立したお話として楽しめるようになっているのがよかったです。
これまでの戦いも激しかったですが、この巻からはより激しい戦いが繰り広げられています。それなのに、相変わらず独断専行を続ける関東軍と、各務中佐に代表される無能な司令部。敵の戦力は脅威ですが、それ以上に味方の無知と傲慢が、戦いをより苦しいものにしているように思えます。
新番組のお試し視聴です。実力至上主義の高校を舞台にしたお話みたいです。

主人公の綾小路清隆は、進学率・就職率共に100%を誇る東京都高度育成高等学校に入学しました。この学校は、政府の主導で他にはない先進的な取り組みを行っているようです。入学したその日から、基本的に生徒たちはすべての時間を学校の施設内で過ごすことになります。そのために学生寮の他に、娯楽施設や飲食店など、ありとあらゆる施設が学内に設置されていたのでした。

Dクラスに配属された清隆は、彼とは別の理由で一人でいることを貫こうとする堀北鈴音と隣同士になります。彼女の兄は、この学校の生徒会長をしているようですが、そのことには鈴音は触れて欲しくないようです。

そして最初のホームルームで、驚くべき事実が知らされました。生徒たちには、学内で利用できる10万円相当のポイントが毎月スマホに振り込まれるのです。それを知った生徒たちは、驚喜して欲しかったものを次々と買いあさります。その上、Dクラスは問題のある生徒が多いようで、授業中の居眠りしたりゲームしたり、マンガを読んだりとやりたい放題です。

そんな中、清隆はこの学校のシステムに疑問を持っていました。生徒1人1人に毎月10万円もの資金を与えるには、巨額の資金が必要になります。それがどうやって調達されているのか、清隆は不審に思ったのです。さらにコンビニの一角にあった、どれでも無料でお取りくださいという謎のコーナーの存在。普通に考えれば、ここでお金に困って無料のものを欲しがることはないはずです。

そして1ヶ月後。驚愕の事実が明らかになりました。確かに学校は、毎月10万という資金を生徒に支給してくれます。しかし、それが全額支給されるのは学業や生活態度などに問題のないクラスだけなのでした。これまでやりたい放題にやってきたDクラスの評価は最低です。ゆえに、今月のDクラスへの支給はゼロと決定したのでした。

そんなこととは知らない生徒たちは、これまで買いたい放題に様々なものを購入していました。このままでは、食費や生活必需品さえ買えない生徒が続出しそうですが、Dクラスはこれからどうなってしまうのでしょうか!?

思い切った設定が、予想外に面白かったです。ということで、しばらく様子見。(^^;
覇者の戦塵1937 黒竜江陸戦隊 (C★NOVELS)谷甲州さんの覇者の戦塵シリーズ第6作、「黒竜江陸戦隊」を読み終えました。

C-NOVELSの合本版で読んだので、先に「黒竜江陸戦隊」の状況を生むことになった短編「断章 蹶起」から読みました。
この世界では、史実で起きた二・二六事件が未遂に終わり、起きなかったことが判明します。それが後の歴史に、史実とは違う影響を与えていくことになります。

学生時代に、日本の近代史に興味が持てなかった・・・というか授業でまともに取り上げられなかった^^;こともあり、二・二六事件周辺で起きた事件について知らないことばかりでした。これでは小説との違いを楽しめないと思い、Wikiの情報でざっと概要を調べました。すると小説では相沢中佐に斬りつけられながらも、一命を取り留めた永田軍務局長は、本来の歴史ではこの時に命を落としていたことも知りました。

話が本の内容からそれましたが、続いては「黒竜江陸戦隊」についてです。
前作は謀略がメインで、技術的な話が少なかったですが、今回はこれまでとは異なる設計思想で作られた、新造艦隊にまつわるお話が描かれていました。

柳井大尉は、黒竜江で測量を行う砲艦に同行して、新造艦の航行に伴う問題点を調査していました。ところが、その船は陸軍の移動に利用されることになり、測量隊は船を奪われ足止めされることになりました。それで柳井大尉は、上陸した周辺の整備が進んでいることに驚かされました。それは満州に設立された建設重機会社・奉天製作所の作り上げた数々の重機のおかげでした。そして大尉は、技師の岡崎と知り合うのでした。

そんな柳井大尉に、至急内地に戻るようにという連絡がありました。断章で描かれた歴史の変化によって、日本国内の政治体制に大きな変動があったのです。その結果、これまで意見が入れられることのなかった佐久田中佐の構想が、実現することになったのです。

佐久田中佐が柳井大尉を呼び戻したのは、海防艦の急速造艦演習が行われることになったからです。徹底した構造の簡略化とブロック構造による共通化。それによって中佐は、なんとわずか3ヶ月で1隻の艦艇を建造する目処を立てていました。
また効率化を図る一方で、先の海戦で得られた戦訓を活かし、簡単には沈まない船を建造しようとしていたのでした。

その頃、黒竜江では海軍陸戦隊の指揮官・小早川少佐と特務機関の陣内大尉と合流していました。彼らは、ソ連の後押しで馬軍は密かに戦闘の拠点を構築していたのでした。さらに陸軍の石原大佐とも会合した小早川少佐は、黒竜江の馬軍根拠地を叩くために海軍陸戦隊を投入して欲しいと要請されました。

何かと反目する海軍と陸軍が、連携して作戦を遂行することは難しいと小早川少佐は考えますが、日本国内の政治体制の変化によって、それが一気に実現することになりました。対中国政策を転換しようとする宇垣大将が、首相に任命されることになったからです。それによって中国との関係を改善すると共に、対ソ連に向けての体制を整えたいと石原大佐は考えていたのでした。

その頃、陣内大尉と趙を中心とした部隊は、馬軍の根拠地を探し出そうとしていました。かって捕虜にしたアメリカ人、シャオ・フーの姿もその中にありました。シャオ・フーはかって仲間であった劉氷烈に見捨てられて、口封じのために殺されかけたところを運良く生き延びて、それ以後は陣内たちの協力者になっていたのでした。

途中、劉に部隊の動きを知られて危機に陥りましたが、それを何とか切り抜けて陣内たちは根拠地の情報を得ました。
さらに陣内は、北安の町で満州軍小校の嘉門寺から、馬軍の情報を得ようとしました。しかし、嘉門寺は簡単には自分の手の内をみせません。その間に、再び南満州で日中両軍が激突していました。

戦線が拡大する中、石原大佐の元に武藤大佐が現れました。黒竜江の馬軍が動いたという知らせが届いたのです。武藤大佐は、増援部隊の派遣を求めますが、石原大佐はそれをそのまま受け入れるつもりはありませんでした。部隊は派遣するが、それは陸軍の部隊ではなく、海軍を派遣するように申し入れろと言うのです。

こうして小早川少佐の率いる、海軍陸戦隊が陣内大尉の部隊と協力して作戦を遂行することになりました。戦いに投入された新造艦・禄剛の支援もあり、彼らは根拠地の破壊に成功しました。ところが、小河子島で作戦行動中の陸軍部隊から、支援要請が入りました。馬軍の攻撃を受けて、出撃した部隊が孤立してしまったというのです。

陸軍との関係を考慮すると、小早川少佐らにこの要請を断るという選択肢はありませんでした。こうして1つの戦いを終えたばかりの小早川少佐たちは、続けて新たな作戦を実行することになりました。戦いはかなり苦しい状況になりそうでしたが、馬軍とそれを支援するソ連との無線連絡をシャオ・フーが傍受したことから、敵部隊の兵員輸送に利用されている汽船を利用して、敵の懐に飛び込みました。こうして小早川少佐らは、孤立した陸軍部隊の救出に成功したのでした。

こうして1つの戦いは終わりましたが、すべての戦いが終わったわけではありません。物語の終了間際、廬溝橋で戦闘が発生したようです。それが次の戦いに、どう影響してくるのでしょうか。
エルが先輩のロボットを奪って、大活躍するお話でした。

校外に実習に出かけたエルたちは、比較的安全とされたその場所で多数の魔獣と遭遇することになりました。エルはその原因として、突然現れた魔獣は何者かに追われていたのではないかと考えたのでした。

それを裏付けるかのように、師団級と呼ばれる巨大な魔獣が現れました。それを知った守備隊のナイトランナーは、少しでも侵攻を食い止めようと捨て身の攻撃で魔獣を迎え撃ちます。しかし、そんなナイトランナーたちの攻撃を魔獣は全く寄せ付けません。

そしてエルたちのとこにも、魔獣が迫ります。後輩たちを守るために、エドガーを中心としたナイトランナーたちが魔獣に立ち向かいます。しかし、まだ学生でしかない彼らに、今回の魔獣は手に余る相手でした。戦いの中、仲間を殺されたのを目撃したディーは、戦場から逃走してしまいました。

ところが、その途中でナイトランナーが転倒して動きを止めてしまいました。それを見たエルは、なんとディーの乗っていたナイトランナーを奪い取って^^;、自らがナイトランナーを操縦して戦おうとします。しかし、通常の状態のナイトランナーでは、今のエルが操縦するには体格的に無理がありました。

そこでエルは、転生前はすぐれたプログラマーだった知識を利用して、あっという間にナイトランナーにかけられた魔法を書き換えて、自分の武器を接続することで操縦できるようにしたのでした!

初めてロボットを自由に操ることができて、エルは興奮しています。そして、そんなエルによって書き換えられたナイトランナーは、それまでの常識では考えられないような動きをみせました。それでも正面からまともにぶつかったのでは、エルに勝ち目はありません。

そこでエルは、魔獣の目に突き立てた剣を利用して、魔獣の体内に電撃を放ち、魔獣の魔法回路を内部から破壊することで、自分の体重を支えきれなくなった魔獣を自滅させたのでした。

こうしてエルの活躍で、多くの命が守られました。そしてそんなエルの活躍は、国王にも興味を持たれたようです。
エルにとっては初のロボット操縦でしたが、その限界を超えた動きのために、わずかな戦いでロボットは金属疲労を起こしていました。それを知ったエルは、ますます自分専用のロボットが欲しいと考えるようになるのでした。

というわけで、第2話してエルきゅん大活躍なお話でした!!!
作中でもエルは、ステファニアやアディにもてもてですが、こんなエルの可愛さがある限り、どこまでもついて行けそうな気がします。(^^; ということで、視聴継続決定です!
「アトム ザ・ビギニング」も、今回で最終回です。

今回は、前回のマルスとの戦いで破壊されたA106の修理中の記憶が断片的につながって変則的な構成でした。
ロボレスの終了後、お茶の水はA106を修理しようとしますが、天馬はそれに反対します。優勝はしたものの、A106の戦いぶりは、天馬にとって納得のいくものではありませんでした。

そんな天馬に、お茶の水は反発します。しかし、天馬がA107の開発をスタートさせると、お茶の水もその計画に夢中になり、A106の修理が放置されることになってしまいました。A106での経験を踏まえて、A107はさらに高性能かつ感情を持ったAIを搭載したロボットになるようです。

いつまでも修理されないA106を気遣う蘭。そして、A106が復活した時に涙した蘭。今回は、そんな蘭の姿が印象的でした。そして復活したA106は、A107の研究成果も取り入れて、よりパワーアップしていました。

そんな中、A106はずっと考え続けています。ロボットとは何なのかを。
天馬にとっては、自分の才能を証明するための手段のようです。お茶の水はそれよりもロボットに感情移入していますが、A107という魅力的なプランが示された時、A106を放置してしまう程度の感情を持っているにすぎません。

原作がまだ継続中らしいせいか、なんだか最終回らしくない終わり方でした。第2期があるのかもしれませんが、もう少しうまく物語を締めくくって欲しかったかも。
バウドリーノ(下) (岩波文庫)ウンベルト・エーコの「バウドリーノ(下)」を読み終えました。

上巻でたびたび言及された、司祭ヨハネの王国。下巻ではついに、バウドリーノがその幻の王国を目指して旅立つことになります。それに先立ち、バウドリーノは実の父の死を見守ることになりました。その父が残した粗末な椀、それをバウドリーノは司祭ヨハネに献上するグラダーレにしたのでした。

そして養父であるフリードリヒと共に、バウドリーノは十字軍に加わり東方を目指して旅立ちました。その度の最中、フリードリヒは不思議な城で命を落とすことになりました。完全な密室だった部屋で、フリードリヒは謎の死を遂げたのです。

その真相もわからぬまま、その意思を受け継いだバウドリーノは12名の仲間と共に司祭ヨハネの王国を目指します。そこへ彼らを案内するはずだったゾシモスは、フリードリヒの死と時を同じくして、どこかに姿をくらましました。それと同時に、ヨハネの元に持参するはずだったグラダーレも消えてしまいました。

バウドリーノたちは、ゾシモスがフリードリヒを殺してグラダーレを持ち去ったと考え、ゾシモスが向かったであろう東方への旅を急ぐのでした。そして、このあたりから物語の雰囲気が一変します。それまでは実在する場所も踏まえた内容だったのが、バウドリーノたちの前に現れる不思議な土地や住人の登場で、一気にファンタジー小説のような不思議な世界が描かれます。

そしてプンダペッツィムに到着したバウドリーノたちは白フン族との戦いに備えたり、一角獣を連れた美しい女性ヒュパティアとバウドリーノとの出会いがありました。バウドリーノとヒュパティアには愛情が芽生え、2人の子供をヒュパティアは身ごもります。しかし、白フン族との戦いが本格的にはじまり、バウドリーノとヒュパティアは別れ別れになってしまうのでした。

そしてバウドリーノは、白フン族との戦いで混乱するプンダペッツィムから、元の世界を目指して帰還することになりました。ところが、その度の途中で彼らは犬頭人の捕虜となり、その地で奴隷として強制労働させられることになってしまいました。

そんな生活が長く続きましたが、バウドリーノたちは監視の隙を突いて、そこから脱出することに成功しました。そしてバウドリーノは、彼の話の聞き手であるニケタスのいるコンスタンティノープルへと到着したのでした。しかし、その時コンスタンティノープルは攻め滅ぼされようとしていました。

偽の聖遺物を作り上げて資金を得たバウドリーノたちは、混乱するコンスタンティノープルからの脱出を計画します。しかし、それが実行される前にバウドリーノの前に消えたグラダーレとフリードリヒの死の真相という問題が現れます。
その結果、バウドリーノはある人物を殺めることになるのでした。そして、そんなバウドリーノがニケタスを救ったのは、その事件が終わった後のことでした。

こうしてバウドリーノの長い物語は、ようやく語り手のニケタスのいる時代へとつながりました。ここで物語は、もう一転するのですが、これ以上はネタバレになるので書かずにおきます。(^^;

というわけで、バウドリーノの物語も完結です。読み始めた当初は、これだけ内容の濃そうな本を最後まで読み通せるか不安もありましたが、読み始めてみたらその内容の面白さに引き込まれました。バウドリーノの語った物語には、ほら話も数多く含まれているのですが、現実と嘘が交錯する不思議な世界が展開しているのも魅力的でした。
新番組のお試し視聴です。ゲーム制作会社で働く女の子たちが主人公のお話みたいです。

涼風青葉がゲーム制作会社に入社して、1年が過ぎていました。今日からは新人と仕事をすることになると、青葉は気合いを入れています。ところが、残念ながら今年は新入社員の採用はありませんでした。それは残念なことですが、青葉の所属するチームは、今年は新作ゲームに取り組もうとしています。

女の子ばかりのチームをまとめているのは、葉月さんです。彼女がリーダーとして、新しい企画の決定やゲームの方向性を決めているようですね。とはいえ、今のところは新しいゲームを作るということだけが決まっていて、具体的にどんな内容のものになるかは、これから考えていくようですが。

そんな中、メンバーの1人・飯島ゆんは、自分の作ったゲームを阿波根うみこに見てもらいました。グラフィックはかなりしょぼいですが、それなりに遊べるところまでは作り上げていました。ゆんがうみこにゲームを見せたのは、プレイ中にゲームがエラーを出して強制終了してしまうからでした。

このゆんのプログラム、MS の Visual C++ で作られているようです。メイドラゴンの時もそうでしたが、プログラムのソースがアニメの中に出てくると、つい一時停止してソースを確認してしまいます。(^^;

気になったのは、この時にゆんが使っていたマシンがMacだったことです。Macでも Visual Studio が使えるようになりましたが、ゲームは普通にWin環境で動かしていたみたいでしたし、仮想環境を使っているのか、それともBoot Campを使って環境を切り替えていたのか、ちょっと気になりました。

そして新作ゲームの開始にあたり、ゲーム中のキャラのデザイン・コンペが行われることになりました。新人の青葉でも、そのコンペでデザインが採用されれば、次のゲームでは青葉がキャラクター・デザインを担当することになります。
コンペに向けて、青葉は気合いを入れるのでした。

というわけで、第1話ということもあり、とりあえず主要キャラの紹介っぽい内容でした。
・・・と思ったら、公式を見たらこの作品、すでに第1期が放映されていて、今回は第2期の放映だったんですね。(^^;
でも、基本的なところは作中でだいたい説明してくれたので、特に違和感なく見ることができました。
神の時空 ―京の天命― (講談社ノベルス)高田崇史さんの神の時空シリーズ第8巻、「神の時空 京の大命」を読み終えました。

長らく続いたこの物語も、ついにこの巻で完結しました!
今回は、今までになく積極的に高村皇が動きました。その結果、日本三景の松島、天橋立、宮島の3カ所で同時に異変が起きました。それと同時に、摩季を蘇らせるための死反術(まかるがえしのじゅつ)を行える期限もあと1日となりました。

各地の異変を知った彩音たちでしたが、広い範囲で同時に事件が起きているために対応しきれません。そこで今回は、これまでの事件を通じて出会った女性たちが、各地で異変を鎮めるために動きます。

天橋立は樒祈美子(しきみ・きみこ)と加藤裕香が、嚴島神社は観音崎栞、熱田神宮は涙川紗也、神田明神は彩音と巳雨、そして鹽竈神社は四宮雛子の知り合いで初登場の象潟京(きさかた・みやこ)と傀儡師の佐助が日本全土に起きようとしている災厄を防ごうとします。

そして事の発端には、辻曲家の彩音たちの両親、ぬりかべである福来陽一の両親、京の父、加藤裕香の兄と祈美子の父などが巻き込まれた、学会では異端視されていた國學院大學の潮田誠教授のバスツアーに参加して、全員がバスの転落事故で命を落としていたのでした。

日本三景と事件の背後に何があるのか、それを知るために陽一は地縛霊の火地の元へと向かいます。いつもなら、火地に仕事の邪魔をするなと怒られる陽一ですが、今回はこんな危機が迫っているのにどうしてもっと早く来ないのかと言われてしまいます。

火地の指摘で、彩音たちはようやく高村皇の真の狙いを知りました。それは日本三景だけでなく、日本列島の上に大きな三角を描くことになる結界がありました。それを破壊されることで、それまで活動を休止していた富士山をはじめとする山々が噴火して、日本列島を大災害が襲うことになります。

それを防ぐために、彩音は磯笛や高村皇と直接戦うことになりました。しかし、各地での女性たちのがんばりによって、高村皇が壊そうとした結界は、ギリギリのところで崩壊を免れました。それを悟った高村皇は、再び現れることを予告して、彩音たちの前から去ったのでした。

そして、ついに摩季の復活の儀式が行われました。各地から多くの神宝が集められましたが、それでも摩季を蘇らせるには数が足りませんでした。そんな中、四宮雛子はたった1つだけ摩季を救う方法があると言います。しかし、それは誰かの命を犠牲にすることでした。

その犠牲者に志願したのは、実は摩季の実の兄であった陽一でした。陽一の力を加えたことで、ようやく摩季はこの世に蘇ったのでした。

というわけで、物語は完結しました。でも今回は、これまでになく内容が詰め込まれていた感じで、毎回恒例となっている(?)殺人事件の犯人は明らかになりませんでしたし、バスツアーに参加した陽一の父が最期に残した「潮田…殺され…」という謎のメッセージの答えも明かされませんでした。(^^;

そのあたりを考えると、著者としてはもっとシリーズを続けたかったけれど、大人の事情でシリーズが打ち切られたのかもと思ってしまいました。

そうそう。最後にこの巻では、これまでずっと気むずかしかった火地が、喫茶店のおばさん幽霊を相手にちょっとだけデレる場面があったのが微笑ましかったです。(^^;
前半は、佐藤先生が高橋先生にアタックするお話。後半は、雪たちが暑さを乗り越えようとするお話でした。

一人で晩酌して酔っ払った佐藤先生は、クマのぬいぐるみを高橋先生に見立てて、なにやら妄想プレイに励んでます。(^^;
そこへ宇垣刑事から電話が入りました。宇垣刑事は、佐藤先生が高橋先生を好きだということに気づいていました。それでわざわざ電話して、サキュバスであることを気にかけるあまり、佐藤先生が恋愛に積極的になれないことを指摘しました。

そんな宇垣刑事に背中を押されて、生物準備室を訪れた佐藤先生は珍しく積極的に高橋先生に迫ります。意外と動揺してないかと思いきや、高橋先生は必死で自分の衝動と戦っていました。そんな高橋先生が、思わず見せてしまった恥じらい顔。それを見られただけで、佐藤先生は十分満足だったのでした。

・・・というか、サキュバスの能力を別にしても、十分佐藤先生はエロいですよね。(^^;

後半は、暑い季節に自分の能力を活かせないかと、雪が高橋先生のところに相談にやって来ました。悲しいことを考えたり、ストレスがたまった時には自然に冷気を発してしまう雪ですが、それを自分の意思でコントロールできないかと考えたのでした。

いろいろと実験した結果、必死で努力すれば足をつけた盥の水に、氷を浮かべるくらいはできるようになりました。とはいえ、雪がものすご〜く頑張らないといけないみたいで、冷房代わりに利用することは無理そうです。

暑いさなか、体育の授業は屋外で行われています。佐竹はそれが不満そうでしたが、体操着姿の女子がいれば幸せみたいです。(^^;

女子の体育は、なぜかこの暑いのに中距離走です。暑さに弱いひかりと雪は、走り終わった後で魂が抜けたような状態になっていました。そこで生物準備室に涼みにいきながら、高橋先生におねだりしてアイスをもらえることになりました。

先生がアイスを取りに行っている間に、ひかりは京子が暑いのに意外と厚着をしていることに気づきました。京子も暑いのは苦手なのですが、厚着しないと汗で服が透けてしまうことを心配していたのでした。それではと、ひかりと雪は京子の体を確認します。・・・2人と違って、京子は立派な体格みたいですね。(^^;

そうそう。雪と佐藤先生は、古いマンガを通してより親しくなったみたいですね。ひそかに本のやり取りをする2人は、危ないものを密輸している売人みたいでした。(^^;